有価証券報告書-第155期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)
経営上の重要な契約等
1.当社の当連結会計年度における経営上の重要な契約等は次のとおりです。
(1) 技術導入等
また、当連結会計年度において終了した経営上の重要な契約は以下のとおりであります。
(2) 技術導出等
(3) 共同開発及び共同販売
(4) 出資契約
当社は、2020年5月25日開催の取締役会において、Tetra社の全株式を取得し、完全子会社化することを決議しております。詳細は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 33.後発事象」に記載しております。
(5) 資本業務提携
当社は2020年3月30日開催の取締役会において、上記基本合意について決議し、同日付で中国平安保険との間で締結致しました。
(6) 買収
当社は、2019年10月30日開催の取締役会において株式会社UMNファーマ(以下「UMNファーマ社」という。)を当社の連結子会社とすることを目的として、UMNファーマ社の普通株式及び新株予約権を公開買付けにより取得することを決議しております。なお、公開買付けは2019年12月12日に終了し、UMNファーマ社は当社の連結子会社となりました。
詳細は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 32.企業結合」に記載しております。
2.連結子会社の当連結会計年度における経営上の重要な契約等は次のとおりです。
(1) 技術導入等
(2) 技術導出等
(3) 共同販売
(1) 技術導入等
相手先 | 国名 | 技術の内容 | 地域 | 対価の支払 | 契約期間 |
MUNDIPHARMA B.V. | オランダ | 硫酸モルヒネ徐放錠に関する技術及び商標使用許諾 | 日本 | 一定料率のロイヤリティー | 1986.7~ |
MUNDIPHARMA B.V. | オランダ | 塩酸オキシコドンに関する技術及び商標使用許諾 | 日本 | 契約金 一定料率のロイヤリティー 一時金 | 1992.12~2025.6 |
SANOFI AVENTIS | フランス | 降圧剤イルベサルタンに関する技術及び商標使用許諾 | 日本 | 契約金 原薬購入 | 1996.3~ 製品の承認取得日から15年又は特許権存続期間のどちらか長い方 以降5年毎の自動更新 |
MARNAC, INC. /KDL, INC. | アメリカ 日本 | 抗線維化剤ピルフェニドンに関する技術 | 日本 韓国 台湾 | 契約金 | 1996.11~ |
バイエル薬品株式会社 | 日本 | 抗アレルギー剤ロラタジンの共同開発・販売権及び商標使用許諾 | 日本 | 製品購入 | 1999.1~ 以降3年毎の自動更新 |
BIOCRYST PHARMACEUTICALS, INC. | アメリカ | 抗インフルエンザウイルス剤ペラミビルに関する技術 | 日本 台湾 | 契約金 一定料率のロイヤリティー | 2007.2~ 製品の発売から10年又は特許権存続期間のどちらか長い方 |
オンコセラピー・サイエンス株式会社 | 日本 | 癌ペプチドワクチンに関する技術 | 全世界 | 契約金 一定料率のロイヤリティー | 2009.2~ 製品の最初の承認取得日から15年 以降2年毎の自動更新 |
STALLERGENES SA | フランス | イエダニによるアレルギー性鼻炎に対する減感作治療剤 | 日本 台湾 | 契約金 マイルストン 製品購入 | 2010.9~ 製品の発売から15年 以降3年毎の自動更新 |
SHIRE AG | スイス | ADHD(注意欠陥・多動性障害)治療剤 | 日本 | 契約金 製品購入 一定料率のロイヤリティー | 2011.11~ 製品の発売から10年又は特許の存続期間のどちらか長い方 |
MUNDIPHARMA B.V. | オランダ | 塩酸オキシコドン乱用防止製剤及び塩酸オキシコドン/ナロキソン配合剤に関する技術及び商標使用許諾 | 日本 | 契約金 マイルストン 一定料率のロイヤリティー | 2013.11~ 各製品の発売から10年 以降5年毎の自動更新 |
ペプチドリーム株式会社 | 日本 | 創薬開発プラットフォームシステムに関するライセンス及び共同研究 | 全世界 | 技術移管費、共同研究費等 マイルストン 一定料率のロイヤリティー | 2017.6~ ロイヤリティー支払義務消滅まで |
Hsiri Therapeutics,Inc. | アメリカ | 抗酸菌症治療薬の開発候補品 | 全世界 | 契約金 マイルストン 一定料率のロイヤリティー | 2018.5~ ロイヤリティー支払義務消滅まで |
Sage Therapeutics,Inc. | アメリカ | 新規抗うつ薬 SAGE-217 | 日本 台湾 韓国 | 契約金 マイルストン 一定料率のロイヤリティー | 2018.6~ ロイヤリティー支払義務消滅まで |
また、当連結会計年度において終了した経営上の重要な契約は以下のとおりであります。
相手先 | 国名 | 技術の内容 | 地域 | 対価の支払 | 契約期間 |
STALLERGENES SA | フランス | スギ花粉によるアレルギー性鼻炎に対する減感作治療剤 | 日本 | 契約金 マイルストン 製品購入 | 2010.9~2019.12 |
(2) 技術導出等
相手先 | 国名 | 技術の内容 | 地域 | 対価の受取 | 契約期間 |
AstraZeneca UK Limited | イギリス | 高コレステロール血症治療薬の開発、製造及び販売権 | 全世界 | 契約金 一定料率のロイヤリティー | 1998.4~ 2023年末まで |
ViiV Healthcare Ltd. | イギリス | HIVインテグレース阻害薬ドルテグラビル及び関連製品の開発、製造及び販売権 | 全世界 | 一定料率のロイヤリティー | 2012.10.26~ |
MedImmune,LLC | アメリカ | 急性冠症候群治療薬の研究、開発、製造及び販売権 | 全世界 | 契約金 マイルストン 一定料率のロイヤリティー | 2014.9.29~ 製品の発売から10年、データ保護期間又は特許権存続期間のどちらか長い方 |
GlaxoSmithKline Research and Development Limited | イギリス | GSK3342830(グラム陰性菌感染症治療薬)の開発、製造及び販売権 | 全世界 | 契約金 マイルストン 一定料率のロイヤリティー | 2015.11~ 最初の上市から12年又は、製品をカバーする最後の物質又は用途特許満了日のどちらか長い方 |
Hoffmann-La Roche Inc./F. Hoffmann-La Roche Ltd | スイス アメリカ | S-033188(インフルエンザ感染症治療薬)の開発、製造及び販売権 | 全世界 (日本及び 台湾を 除く) | 契約金 マイルストン 一定料率のロイヤリティー | 2016.2~ 最初の上市から12年又は、医療用医薬品品質情報集に記載される製品をカバーする最後の特許権存続期間のどちらか長い方 |
(3) 共同開発及び共同販売
相手先 | 国名 | 技術の内容 | 地域 | 契約期間 |
IPR Pharmaceuticals, Inc. | プエルトリコ | 高コレステロール血症治療薬の販売権 | 日本 | 2002.4~ 製品の発売から10年又は特許権存続期間のどちらか長い方 |
大日本住友製薬株式会社 | 日本 | 降圧剤イルベサルタン/アムロジピンベシル酸塩配合錠の共同販売権 | 日本 | 2012.6~ 製品の発売から10年 以降1年毎の自動更新 |
ヴィーブヘルスケア株式会社 | 日本 | HIVインテグラーゼ阻害薬ドルテグラビル及びその合剤を含む抗HIV薬の共同販促権 | 日本 | 2016.4~2020.3 (注)2020年4月1日付で、2020.4~2021.3間の共同販促契約を更新しております。 |
ELI LILLY AND COMPANY /日本イーライリリー株式会社 | アメリカ 日本 | デュロキセチン塩酸塩の共同開発・共同販促権 | 日本 | 2015.4~ 製品が販売されている期間 |
ムンディファーマ株式会社 | 日本 | 殺菌消毒薬イソジンの販売権及び共同販促権 (医療用医薬品) | 日本 | 2015.12~ 製品の発売から5年 以降2年毎の自動更新 |
Eddingpharm | 中国 | ルストロンボパグの販売権 | 中国 | 2019.3.29~ 製品の発売から15年 以降3年毎の自動更新(合計24年を超えない) |
(4) 出資契約
相手先 | 国名 | 内容 | 備考 |
Tetra Discovery Partners Inc. | アメリカ | 優先株の取得 | 既所有株式と合計で対象会社の総議決権の50%保有 一定条件達成時に、対象会社の全株式の取得 |
当社は、2020年5月25日開催の取締役会において、Tetra社の全株式を取得し、完全子会社化することを決議しております。詳細は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 33.後発事象」に記載しております。
(5) 資本業務提携
相手先 | 国名 | 内容 |
中国平安保険(集団)股份有限公司 中国平安人寿保険股份有限公司 | 中国 | 中国平安保険(集団)股份有限公司との長期戦略的パートナーシップの構築に向けた資本業務提携に関する基本合意 中国平安保険の子会社である中国平安人寿保険股份有限公司を割当予定先とする第三者割当による自己株式の処分 |
当社は2020年3月30日開催の取締役会において、上記基本合意について決議し、同日付で中国平安保険との間で締結致しました。
(6) 買収
当社は、2019年10月30日開催の取締役会において株式会社UMNファーマ(以下「UMNファーマ社」という。)を当社の連結子会社とすることを目的として、UMNファーマ社の普通株式及び新株予約権を公開買付けにより取得することを決議しております。なお、公開買付けは2019年12月12日に終了し、UMNファーマ社は当社の連結子会社となりました。
詳細は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 32.企業結合」に記載しております。
2.連結子会社の当連結会計年度における経営上の重要な契約等は次のとおりです。
(1) 技術導入等
会社名 | 相手先 | 国名 | 技術の内容 | 地域 | 対価の支払 | 契約期間 |
シオノギINC. | Andrx Corporation | アメリカ | 糖尿病治療薬メトホルミンの徐放性製剤に関する技術 | 全世界 | 契約金 | 2005.3~ |
(2) 技術導出等
会社名 | 相手先 | 国名 | 技術の内容 | 地域 | 対価の支払 | 契約期間 |
シオノギINC. | DUCHESNAY INC. | カナダ | 膣萎縮症治療薬オスペミフェンの開発・製造及び販売権 | アメリカ カナダ | 契約金 一定金額及び年間売上に応じた追加支払 | 2017.3.10~ 支払義務満了まで |
(3) 共同販売
会社名 | 相手先 | 国名 | 技術の内容 | 地域 | 契約期間 |
シオノギヘルスケア株式会社 | ムンディファーマ株式会社 | 日本 | 殺菌消毒薬イソジンの販売権及び共同販促権 (OTC) | 日本 | 2015.10~ 製品の発売から5年 以降2年毎の自動更新 |