四半期報告書-第63期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/11/12 9:06
【資料】
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【項目】
42項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により経済活動が大きく抑制され、個人消費の減少に加え、雇用情勢や所得環境の変化など、厳しい状況で推移いたしました。また、海外においても、各国間の通商問題や新型コロナウイルス感染症の世界的流行の影響により、景気が悪化するなど、先行きの不透明感が一層強まる状況となりました。
当社が関係しております粘着・接着・香料・電子材料・ラミネート業界におきましては、国内市場における需要の低迷や継続的な原材料高、企業間における価格競争等により、引き続き厳しい経営環境となりました。
このような経済情勢のなかで、当社といたしましては、市場ニーズの変化を把握し、高付加価値製品の開発及び国内外の新規市場開拓に積極的に取り組み、販売の拡大に努めてまいりましたが、限定的ではあるものの新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受けて受注量が減少いたしました。一方で原材料価格の高騰や事業環境の低迷などによる厳しい状況のなかで、原価低減や生産効率の向上、業務の合理化を図り、利益の確保に努めてまいりました。
この結果、当第2四半期累計期間の経営成績は、売上高5,188百万円(前年同四半期比16.0%減)、販売費及び一般管理費の削減等により営業利益98百万円(前年同四半期は営業損失12百万円)、経常利益89百万円(前年同四半期は経常損失14百万円)、四半期純利益68百万円(同10.1%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① テルペン化学製品
粘着・接着用樹脂においては、自動車用品用途のテルペンフェノール樹脂及びテルペン樹脂に加え粘着ラベル用途の変性テルペン樹脂が低調に推移したことにより減収となりました。化成品においては、電子材料用途の溶剤が好調に推移した一方、塗料用途の化学品及び香料分野に加え木工用途のワックスが低調に推移したことにより減収となりました。この結果、当事業全体の売上高は3,764百万円(前年同四半期比20.9%減)、営業利益330百万円(同1.1%増)となりました。
② ホットメルト接着剤
ホットメルト接着剤においては、食品用途の押出グレードが好調に推移した一方、自動車部品用途の接着剤が低調に推移したことにより減収となりました。この結果、当事業全体の売上高は1,279百万円(同1.7%減)、営業利益143百万円(同75.1%増)となりました。
③ ラミネート品
ラミネート品においては、光沢化工紙用ラミネートフィルムが新規顧客の獲得により増収となりました。この結果、当事業全体の売上高は144百万円(同19.7%増)、営業損失6百万円(前年同四半期は営業利益1百万円)となりました。
財政状態に関しましては、次のとおりであります。
(資産、負債及び純資産の状況)
当第2四半期会計期間末の資産につきましては、前事業年度末に比べ394百万円減少し25,441百万円となりました。これは主に、原材料及び貯蔵品に加え仕掛品が増加した一方、その他流動資産及び売掛金に加え現金及び預金の減少によるものであります。
負債につきましては、前事業年度末に比べ450百万円減少し6,866百万円となりました。これは主に、長期借入金の減少によるものであります。
純資産につきましては、前事業年度末に比べ55百万円増加し18,575百万円となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金の増加によるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び同等物(以下「資金」という。)は、2,461百万円となり前事業年度末に比べ417百万円の減少となりました。
当第2四半期累計期間におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、505百万円(前年同四半期は1,220百万円の使用)となりました。これは主に、たな卸資産が増加した一方、売上債権及び前渡金の減少に加え税引前四半期利益及び減価償却費の増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、187百万円(前年同四半期は1,030百万円の使用)となりました。これは主に、定期預金の増加によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、687百万円(前年同四半期は3,513百万円の獲得)となりました。これは主に、長期借入金の返済によるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は、162百万円です。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
当社の経営成績に重要な影響を与える要因として、世界の景気動向に影響を受ける可能性があります。
(8)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の資本の財源及び資金の流動性については、事業運営上必要な資金の流動性の向上と資金の源泉を安定的に確保することを基本としております。
当社の運転資金需要のうち主なものは、原材料の購入費用のほか、製造費用、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。
短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関から固定金利の長期借入を基本としております。
なお、当第2四半期会計期間末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は4,719百万円となっております。

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