有価証券報告書-第139期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益の改善が続き、設備投資の増加、雇用環境や個人消費についても回復基調が見られました。
当社グループでは、当期を初年度とする新中期3ヶ年計画を策定し、積極的な設備投資、営業活動や新製品の開発などに注力しております。その中で、平成29年9月の取締役会において、連結子会社安吉藤倉橡膠有限公司(中国・浙江省)の第三工場を増設することを決議いたしました。
このような状況のもと、当連結会計年度の売上高は339億5千8百万円(前年同期比7.4%増)、営業利益は22億5千9百万円(前年同期比30.1%増)、経常利益は24億3千3百万円(前年同期比35.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は17億3千9百万円(前年同期比37.0%増)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
<産業用資材>売上高は218億1千1百万円(前年同期比9.8%増)、営業利益は14億6千4百万円(前年同期比13.1%増)となりました。
<引布加工品>売上高は50億1千2百万円(前年同期比3.7%減)、営業利益は2億4千7百万円(前年同期比15.7%増)となりました。
<スポーツ用品>売上高は67億6千9百万円(前年同期比9.2%増)、営業利益は9億8千9百万円(前年同期比45.7%増)となりました。
<その他>売上高は3億6千4百万円(前年同期比3.6%増)、営業利益は7千5百万円(前年同期比14.2%増)となりました。
当期の財政状況は、当連結会計年度末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べ32億5千1百万円増加の365億8千8百万円となりました。負債につきましては、前連結会計年度末に比べ16億5千2百万円増加の112億4千1百万円となりました。純資産につきましては、253億4千6百万円となり、これらの結果、自己資本比率は前連結会計年度末の71.2%から69.3%に低下いたしました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における「現金及び現金同等物」(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ15億1千6百万円増加し(前年同期比37.1%増)、56億1百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は27億4千6百万円となりました。これは主に「税金等調整前当期純利益」を22億6千8百万円計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は23億3千2百万円となりました。これは主に「有形固定資産の取得による支出」20億5千8百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は10億6千8百万円となりました。これは主に「長期借入金による収入」を18億円計上したことによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a. 生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(単位 : 千円)
(注) 1 金額は販売価額によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b. 受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(単位 : 千円)
(注) 1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c. 販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(単位 : 千円)
(注) 1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、以下の科目について、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる方法により見積り計算を行っております。
a. 繰延税金資産
b. 繰延税金負債
c. 貸倒引当金
d. 賞与引当金
e. 退職給付に係る負債
f. 環境対策引当金
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績等につきまして、売上高は339億5千8百万円(前年同期比7.4%増)、営業利益は22億5千9百万円(前年同期比30.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は17億3千9百万円(前年同期比37.0%増)となりました。また、当連結会計年度末の資産は、前連結会計年度末に比べ32億5千1百万円増加の365億8千8百万円、純資産は、前連結会計年度末に比べ15億9千8百万円増加の253億4千6百万円となりました。
この結果、当社グループが企業価値の安定的、かつ着実な成長を示す指標(以下、「目標数値」という)と比べると、売上高営業利益率は6.7%(目標数値10%以上)、自己資本比率は69.3%(目標数値60%以上)、ROEは7.1%(目標数値10%以上)となりました。
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、「2 事業等のリスク」に掲げたリスクに対して、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に掲げた取り組みを進めています。当連結会計年度の経営成績は、新中期3ヶ年計画(2017年度スタート)の進捗状況を達成できていて、リスクに対する取り組みが進んでいると評価しています。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきまして、当連結会計年度は、経常的な資金調達が中心となりました。当連結会計年度末における現金及び現金同等物56億1百万円の手許流動性を確保しております。
セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
<産業用資材>工業用品部門は、国内市場が自動車、住宅機器、設備投資関連など総じて好調に推移しました。特に、住宅用LPガス機器の切換え期を迎え増産となったことにより、増収となりました。また、海外においても中国・ASEAN地区で高機能製品や安全、環境に配慮した製品のシェアが拡大しており、当社グループ製品の需要が増加しております。制御機器部門は、液晶・半導体関連部品が好調に推移したこと、さらに医療機器関連や産業機器向けについても好調を維持し、増収となりました。電気材料部門は、公共事業の停滞の影響を受け減収となりました。
この結果、売上高は218億1千1百万円(前年同期比9.8%増)、営業利益は14億6千4百万円(前年同期比13.1%増)となりました。
<引布加工品>引布部門は、自動車用製品及び特殊素材の薄膜シートが好調に推移し、増収となりました。印刷材料部門は、海外市場において新製品の発売が遅れましたが、国内市場においては高機能製品の拡販活動が奏功し増収となりました。加工品部門は、舶用品を中心に拡販活動を継続しておりますが、国内外ともに大型案件が減少したため減収となりました。
この結果、売上高は50億1千2百万円(前年同期比3.7%減)、営業利益は2億4千7百万円(前年同期比15.7%増)となりました。
<スポーツ用品>ゴルフ用カーボンシャフト部門は、昨年9月に発売した「Speeder Evolution Ⅳ」が国内外のプロゴルファーに使用され、さらにゴルフクラブメーカーの主要製品に多数採用されたこともあり、増収となりました。アウトドア用品部門は、全体の需要は停滞気味ですが、キャラバンシューズやJack Wolfskinなどの主力商品が下支えとなり前期並みの売上を維持しました。
この結果、売上高は67億6千9百万円(前年同期比9.2%増)、営業利益は9億8千9百万円(前年同期比45.7%増)となりました。
<その他>物流部門は、荷主の業績好調に後押しされ好調を維持しました。
この結果、売上高は3億6千4百万円(前年同期比3.6%増)、営業利益は7千5百万円(前年同期比14.2%増)となりました。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益の改善が続き、設備投資の増加、雇用環境や個人消費についても回復基調が見られました。
当社グループでは、当期を初年度とする新中期3ヶ年計画を策定し、積極的な設備投資、営業活動や新製品の開発などに注力しております。その中で、平成29年9月の取締役会において、連結子会社安吉藤倉橡膠有限公司(中国・浙江省)の第三工場を増設することを決議いたしました。
このような状況のもと、当連結会計年度の売上高は339億5千8百万円(前年同期比7.4%増)、営業利益は22億5千9百万円(前年同期比30.1%増)、経常利益は24億3千3百万円(前年同期比35.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は17億3千9百万円(前年同期比37.0%増)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
<産業用資材>売上高は218億1千1百万円(前年同期比9.8%増)、営業利益は14億6千4百万円(前年同期比13.1%増)となりました。
<引布加工品>売上高は50億1千2百万円(前年同期比3.7%減)、営業利益は2億4千7百万円(前年同期比15.7%増)となりました。
<スポーツ用品>売上高は67億6千9百万円(前年同期比9.2%増)、営業利益は9億8千9百万円(前年同期比45.7%増)となりました。
<その他>売上高は3億6千4百万円(前年同期比3.6%増)、営業利益は7千5百万円(前年同期比14.2%増)となりました。
当期の財政状況は、当連結会計年度末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べ32億5千1百万円増加の365億8千8百万円となりました。負債につきましては、前連結会計年度末に比べ16億5千2百万円増加の112億4千1百万円となりました。純資産につきましては、253億4千6百万円となり、これらの結果、自己資本比率は前連結会計年度末の71.2%から69.3%に低下いたしました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における「現金及び現金同等物」(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ15億1千6百万円増加し(前年同期比37.1%増)、56億1百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は27億4千6百万円となりました。これは主に「税金等調整前当期純利益」を22億6千8百万円計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は23億3千2百万円となりました。これは主に「有形固定資産の取得による支出」20億5千8百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は10億6千8百万円となりました。これは主に「長期借入金による収入」を18億円計上したことによるものであります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a. 生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(単位 : 千円)
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 産業用資材 | 21,902,684 | 111.5 |
| 引布加工品 | 5,250,354 | 98.8 |
| スポーツ用品 | 3,432,689 | 102.4 |
| 合計 | 30,585,727 | 108.0 |
(注) 1 金額は販売価額によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b. 受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(単位 : 千円)
| セグメントの名称 | 受注高 | 前年同期比(%) | 受注残高 | 前年同期比(%) |
| 産業用資材 | 20,581,305 | 97.8 | 2,030,943 | 62.3 |
| 引布加工品 | 5,197,325 | 102.7 | 708,193 | 135.2 |
| スポーツ用品 | 6,671,408 | 107.4 | 376,367 | 79.4 |
| その他 | 364,536 | 103.6 | ― | ― |
| 合計 | 32,814,574 | 100.4 | 3,115,503 | 73.1 |
(注) 1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c. 販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(単位 : 千円)
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 産業用資材 | 21,811,974 | 109.8 |
| 引布加工品 | 5,012,842 | 96.3 |
| スポーツ用品 | 6,769,334 | 109.2 |
| その他 | 364,536 | 103.6 |
| 合計 | 33,958,689 | 107.4 |
(注) 1 セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、以下の科目について、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる方法により見積り計算を行っております。
a. 繰延税金資産
b. 繰延税金負債
c. 貸倒引当金
d. 賞与引当金
e. 退職給付に係る負債
f. 環境対策引当金
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績等につきまして、売上高は339億5千8百万円(前年同期比7.4%増)、営業利益は22億5千9百万円(前年同期比30.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は17億3千9百万円(前年同期比37.0%増)となりました。また、当連結会計年度末の資産は、前連結会計年度末に比べ32億5千1百万円増加の365億8千8百万円、純資産は、前連結会計年度末に比べ15億9千8百万円増加の253億4千6百万円となりました。
この結果、当社グループが企業価値の安定的、かつ着実な成長を示す指標(以下、「目標数値」という)と比べると、売上高営業利益率は6.7%(目標数値10%以上)、自己資本比率は69.3%(目標数値60%以上)、ROEは7.1%(目標数値10%以上)となりました。
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、「2 事業等のリスク」に掲げたリスクに対して、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に掲げた取り組みを進めています。当連結会計年度の経営成績は、新中期3ヶ年計画(2017年度スタート)の進捗状況を達成できていて、リスクに対する取り組みが進んでいると評価しています。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきまして、当連結会計年度は、経常的な資金調達が中心となりました。当連結会計年度末における現金及び現金同等物56億1百万円の手許流動性を確保しております。
セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
<産業用資材>工業用品部門は、国内市場が自動車、住宅機器、設備投資関連など総じて好調に推移しました。特に、住宅用LPガス機器の切換え期を迎え増産となったことにより、増収となりました。また、海外においても中国・ASEAN地区で高機能製品や安全、環境に配慮した製品のシェアが拡大しており、当社グループ製品の需要が増加しております。制御機器部門は、液晶・半導体関連部品が好調に推移したこと、さらに医療機器関連や産業機器向けについても好調を維持し、増収となりました。電気材料部門は、公共事業の停滞の影響を受け減収となりました。
この結果、売上高は218億1千1百万円(前年同期比9.8%増)、営業利益は14億6千4百万円(前年同期比13.1%増)となりました。
<引布加工品>引布部門は、自動車用製品及び特殊素材の薄膜シートが好調に推移し、増収となりました。印刷材料部門は、海外市場において新製品の発売が遅れましたが、国内市場においては高機能製品の拡販活動が奏功し増収となりました。加工品部門は、舶用品を中心に拡販活動を継続しておりますが、国内外ともに大型案件が減少したため減収となりました。
この結果、売上高は50億1千2百万円(前年同期比3.7%減)、営業利益は2億4千7百万円(前年同期比15.7%増)となりました。
<スポーツ用品>ゴルフ用カーボンシャフト部門は、昨年9月に発売した「Speeder Evolution Ⅳ」が国内外のプロゴルファーに使用され、さらにゴルフクラブメーカーの主要製品に多数採用されたこともあり、増収となりました。アウトドア用品部門は、全体の需要は停滞気味ですが、キャラバンシューズやJack Wolfskinなどの主力商品が下支えとなり前期並みの売上を維持しました。
この結果、売上高は67億6千9百万円(前年同期比9.2%増)、営業利益は9億8千9百万円(前年同期比45.7%増)となりました。
<その他>物流部門は、荷主の業績好調に後押しされ好調を維持しました。
この結果、売上高は3億6千4百万円(前年同期比3.6%増)、営業利益は7千5百万円(前年同期比14.2%増)となりました。