有価証券報告書-第156期(平成29年1月1日-平成29年12月31日)
退職給付関係
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社及び一部の連結子会社は、確定給付型の制度として確定給付型企業年金制度、退職一時金制度、並びに確定拠出型の制度を採用または併用しております。
なお、一部の連結子会社は、退職給付債務の算定に当たり、簡便法を採用しております。
2.確定給付制度
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表((3)に掲げられた簡便法を適用した制度を除く)
(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表((3)に掲げられた簡便法を適用した制度を除く)
(3) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表
(4) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び
退職給付に係る資産の調整表
(注)簡便法を適用した制度を含みます。
(5) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
(注)前連結会計年度において、上記確定給付制度に係る退職給付費用のほかに、当社にて経営合理化策として要員の最適化を実施したこと及び東海炭素(天津)有限公司にて事業体質強化施策として生産設備の1系列閉鎖と要員削減を実施したことに伴い、退職者に対し支給した割増退職金314百万円を特別損失として計上しております。
(6) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(7) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
(8) 年金資産に関する事項
①年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(9) 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
3.確定拠出制度
連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度108百万円、当連結会計年度124百万円であります。
1.採用している退職給付制度の概要
当社及び一部の連結子会社は、確定給付型の制度として確定給付型企業年金制度、退職一時金制度、並びに確定拠出型の制度を採用または併用しております。
なお、一部の連結子会社は、退職給付債務の算定に当たり、簡便法を採用しております。
2.確定給付制度
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表((3)に掲げられた簡便法を適用した制度を除く)
前連結会計年度 (自 2016年1月1日 至 2016年12月31日) | 当連結会計年度 (自 2017年1月1日 至 2017年12月31日) | |
退職給付債務の期首残高 | 7,513百万円 | 7,432百万円 |
勤務費用 | 314 | 351 |
利息費用 | 82 | 132 |
数理計算上の差異の発生額 | 295 | △154 |
退職給付の支払額 | △580 | △251 |
新規連結による増加額 | - | 8,534 |
換算差額 | △193 | 266 |
退職給付債務の期末残高 | 7,432 | 16,311 |
(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表((3)に掲げられた簡便法を適用した制度を除く)
前連結会計年度 (自 2016年1月1日 至 2016年12月31日) | 当連結会計年度 (自 2017年1月1日 至 2017年12月31日) | |
年金資産の期首残高 | 6,610百万円 | 6,470百万円 |
期待運用収益 | - | 147 |
数理計算上の差異の発生額 | 66 | 585 |
事業主からの拠出額 | 301 | 268 |
退職給付の支払額 | △507 | △169 |
新規連結による増加額 | - | 6,396 |
換算差額 | - | △78 |
年金資産の期末残高 | 6,470 | 13,620 |
(3) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度 (自 2016年1月1日 至 2016年12月31日) | 当連結会計年度 (自 2017年1月1日 至 2017年12月31日) | |
退職給付に係る負債の期首残高 | 918百万円 | 956百万円 |
退職給付費用 | 81 | 77 |
退職給付の支払額 | △43 | △66 |
退職給付に係る負債の期末残高 | 956 | 967 |
(4) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び
退職給付に係る資産の調整表
前連結会計年度 (2016年12月31日) | 当連結会計年度 (2017年12月31日) | |
積立型制度の退職給付債務 | 4,552百万円 | 13,224百万円 |
年金資産 | △6,470 | △13,620 |
△1,918 | △395 | |
非積立型制度の退職給付債務 | 3,836 | 4,053 |
連結貸借対照表に計上された負債と 資産の純額 | 1,917 | 3,658 |
退職給付に係る負債 | 3,840 | 6,189 |
退職給付に係る資産 | △1,923 | △2,531 |
連結貸借対照表に計上された負債と 資産の純額 | 1,917 | 3,658 |
(注)簡便法を適用した制度を含みます。
(5) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度 (自 2016年1月1日 至 2016年12月31日) | 当連結会計年度 (自 2017年1月1日 至 2017年12月31日) | |
勤務費用 | 314百万円 | 351百万円 |
利息費用 | 82 | 132 |
期待運用収益 | - | △147 |
数理計算上の差異の費用処理額 | 76 | △53 |
簡便法で計算した退職給付費用 | 81 | 77 |
その他 | 0 | △10 |
確定給付制度に係る退職給付費用 | 555 | 350 |
(注)前連結会計年度において、上記確定給付制度に係る退職給付費用のほかに、当社にて経営合理化策として要員の最適化を実施したこと及び東海炭素(天津)有限公司にて事業体質強化施策として生産設備の1系列閉鎖と要員削減を実施したことに伴い、退職者に対し支給した割増退職金314百万円を特別損失として計上しております。
(6) 退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度 (自 2016年1月1日 至 2016年12月31日) | 当連結会計年度 (自 2017年1月1日 至 2017年12月31日) | |
数理計算上の差異 | △151百万円 | 732百万円 |
合計 | △151 | 732 |
(7) 退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度 (2016年12月31日) | 当連結会計年度 (2017年12月31日) | |
未認識数理計算上の差異 | 1,069百万円 | 1,802百万円 |
合計 | 1,069 | 1,802 |
(8) 年金資産に関する事項
①年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度 (2016年12月31日) | 当連結会計年度 (2017年12月31日) | |
債券 | 31% | 43% |
株式 | 48 | 44 |
一般勘定 | 21 | 11 |
その他 | 0 | 2 |
合計 | 100 | 100 |
②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(9) 数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
前連結会計年度 (2016年12月31日) | 当連結会計年度 (2017年12月31日) | |
割引率 | 0.5~1.8% | 0.5~3.7% |
長期期待運用収益率 | 0.0% | 0.0~3.7% |
3.確定拠出制度
連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度108百万円、当連結会計年度124百万円であります。