四半期報告書-第90期第2四半期(平成29年7月1日-平成29年9月30日)
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、企業収益の回復や雇用所得環境の改善などから設備投資や個人消費が増加するなど明るさが増す一方で、朝鮮半島情勢への警戒感や米国の保護主義的な政権運営による不確実性の高まりなど、懸念材料も残る展開となりました。
当社の属する電炉小棒業界におきましては、鉄筋コンクリート造建築物の需要低迷や前年度後半に急騰した原材料の鉄スクラップ価格が引続き高値で推移するなど、厳しい経営環境となりました。
このような中で、当社は主力製品であるネジ節棒鋼のネジテツコン、並びにその関連商品の拡販に注力するとともに、鉄スクラップ価格に見合った適正な製品価格の確保に取り組んでまいりました。
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高は出荷数量の増加、並びに製品価格の上昇により、249億2千7百万円と前年同期比35億4千6百万円(16.6%)の増収となりました。
利益につきましては、製品価格と主原料の鉄スクラップ価格の値差の縮小及び電力単価などの上昇によるコスト増加の影響により、営業損益は前年同期比5億6千万円減益の3千8百万円の損失、経常損益は同5億5千7百万円減益の3千1百万円の損失、親会社株主に帰属する四半期純損益は同5億3千9百万円減益の3億5百万円の損失となりました。
なお、セグメントの業績は次の通りであります。
鉄鋼事業・・・売上高は出荷数量の増加、並びに製品価格の上昇により、248億1千8百万円と対前年同期比35億9百万円(16.5%)の増収となりました。また、セグメント損益(営業損益)は製品価格と主原料の鉄スクラップ価格の値差の縮小による影響により、2億3千4百万円の損失と前年同期比5億8千万円の減益となりました。
そ の 他・・・売上高は20億8千8百万円と前年同期比1億9千6百万円(10.4%)の増収、セグメント利益は1億7千8百万円と前年同期比2千7百万円(18.3%)の増益となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、主として現金及び預金の減少により、前期末に比べ、10億4千万円減少し、526億5千2百万円となりました。
負債は、主として設備取得に係る営業外電子記録債務の減少により、前期末に比べ7億3千8百万円減少し、154億1千3百万円となりました。
純資産合計は主として利益剰余金の減少により、前期末に比べ3億1百万円減少し、372億3千8百万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間の営業活動におけるキャッシュ・フローは、8億4千5百万円の収入となり、前年同期比4億6千3百万円、収入が減少しました。これは主に税金等調整前四半期純利益の減少及び棚卸資産の増加による支出が増加したためです。
投資活動によるキャッシュ・フローは、22億1千2百万円の支出となり、前年同期比9億3千5百万円、支出が増加しました。これは主として有形固定資産の取得による支出が増加したためです。
財務活動によるキャッシュ・フローは、4億4千6百万円の支出となり、前年同期比1億3千4百万円、支出が減少しました。これは主として長期借入金の返済による支出が減少したためです。
この結果、当第2四半期連結累計期間末の現金及び現金同等物の残高は、69億7千5百万円と、前連結会計年度末に比べ、18億1千2百万円減少しました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに発生した課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は190百万円であります。
当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、企業収益の回復や雇用所得環境の改善などから設備投資や個人消費が増加するなど明るさが増す一方で、朝鮮半島情勢への警戒感や米国の保護主義的な政権運営による不確実性の高まりなど、懸念材料も残る展開となりました。
当社の属する電炉小棒業界におきましては、鉄筋コンクリート造建築物の需要低迷や前年度後半に急騰した原材料の鉄スクラップ価格が引続き高値で推移するなど、厳しい経営環境となりました。
このような中で、当社は主力製品であるネジ節棒鋼のネジテツコン、並びにその関連商品の拡販に注力するとともに、鉄スクラップ価格に見合った適正な製品価格の確保に取り組んでまいりました。
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高は出荷数量の増加、並びに製品価格の上昇により、249億2千7百万円と前年同期比35億4千6百万円(16.6%)の増収となりました。
利益につきましては、製品価格と主原料の鉄スクラップ価格の値差の縮小及び電力単価などの上昇によるコスト増加の影響により、営業損益は前年同期比5億6千万円減益の3千8百万円の損失、経常損益は同5億5千7百万円減益の3千1百万円の損失、親会社株主に帰属する四半期純損益は同5億3千9百万円減益の3億5百万円の損失となりました。
なお、セグメントの業績は次の通りであります。
鉄鋼事業・・・売上高は出荷数量の増加、並びに製品価格の上昇により、248億1千8百万円と対前年同期比35億9百万円(16.5%)の増収となりました。また、セグメント損益(営業損益)は製品価格と主原料の鉄スクラップ価格の値差の縮小による影響により、2億3千4百万円の損失と前年同期比5億8千万円の減益となりました。
そ の 他・・・売上高は20億8千8百万円と前年同期比1億9千6百万円(10.4%)の増収、セグメント利益は1億7千8百万円と前年同期比2千7百万円(18.3%)の増益となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、主として現金及び預金の減少により、前期末に比べ、10億4千万円減少し、526億5千2百万円となりました。
負債は、主として設備取得に係る営業外電子記録債務の減少により、前期末に比べ7億3千8百万円減少し、154億1千3百万円となりました。
純資産合計は主として利益剰余金の減少により、前期末に比べ3億1百万円減少し、372億3千8百万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間の営業活動におけるキャッシュ・フローは、8億4千5百万円の収入となり、前年同期比4億6千3百万円、収入が減少しました。これは主に税金等調整前四半期純利益の減少及び棚卸資産の増加による支出が増加したためです。
投資活動によるキャッシュ・フローは、22億1千2百万円の支出となり、前年同期比9億3千5百万円、支出が増加しました。これは主として有形固定資産の取得による支出が増加したためです。
財務活動によるキャッシュ・フローは、4億4千6百万円の支出となり、前年同期比1億3千4百万円、支出が減少しました。これは主として長期借入金の返済による支出が減少したためです。
この結果、当第2四半期連結累計期間末の現金及び現金同等物の残高は、69億7千5百万円と、前連結会計年度末に比べ、18億1千2百万円減少しました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに発生した課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は190百万円であります。