四半期報告書-第11期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)

【提出】
2018/02/14 15:07
【資料】
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【項目】
25項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成29年4月1日~平成29年12月31日)におけるわが国経済は、好調な企業業績を背景に、設備投資の持ち直しや雇用環境の改善が見られるなど、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。このような情勢は、堅調な海外経済、金融緩和政策や積極的な財政支出に支えられて今後も緩やかに拡大するものと考えられます。
このような状況の中で当社グループは、汎用品を中心とした流通問屋向け販売が堅調に推移しておりますことと、今年度からスタートした中期経営計画の収益改善施策効果等により当第3四半期連結累計期間の連結売上高は3,963百万円(前年同四半期比11.2%増)となりました。売上総利益につきましては、前年同四半期に比べて売上高が増加したことと、仕入れ価格の見直し及び生産性の効率を上げたことにより、売上総利益率が前年同四半期より1.6ポイント増加し20.7%となったことによりまして、前年同四半期比138百万円増加し、819百万円となりました。
この結果、営業利益は190百万円(前年同四半期比72.7%増)、経常利益は142百万円(前年同四半期比94.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は120百万円(前年同四半期比107.2%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ486百万円増加し、5,842百万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が344百万円、たな卸資産が142百万円それぞれ増加したことによるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ354百万円増加し、4,955百万円となりました。これは主に、短期借入金が564百万円、社債が42百万円それぞれ減少しましたが、一年内返済予定の長期借入金が42百万円、長期借入金が979百万円それぞれ増加したことによるものであります。
純資産の部につきましては、前連結会計年度末に比べ131百万円増加し、887百万円となりました。これは主に、当第3四半期連結累計期間において親会社株主に帰属する四半期純利益120百万円を計上したことによるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。