四半期報告書-第153期第3四半期(平成28年10月1日-平成28年12月31日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、総じて緩やかな成長が続きました。
米国経済は、個人消費は堅調に推移していますが、製造業は力強さを欠いています。欧州経済は、Brexitの影響は軽微に止まり、緩やかな回復が続きました。アジア新興諸国における経済は斑模様ですが、緩やかに回復をしています。
わが国経済は、円高により輸出企業の収益性が悪化するなど、景気は足踏み状態で推移いたしました。
工作機械の需要動向につきましては、昨年まで比較的好調が続いていた北米市場の設備投資に低迷が見られ、欧州市場では、力強さを欠きながらも堅調に推移いたしました。アジア市場におきましては、中国市場の需要が大きく低下し、その他のアジア新興諸国では、回復の兆しが見られました。
国内市場では、中堅・大手企業の設備投資は底堅く推移いたしました。中小企業では、円高の進行および海外経済の減速により設備投資に慎重な姿勢が見られる一方、ものづくり補助金による受注が発現し、需要は一進一退の状況が続きました。
このような経済情勢の下、当グループは、付加価値の高い製品・サービスの提供とIoTを活用したオークマスマートファクトリーの取り組みを積極的にPRし、受注・売上・収益の拡大に努めてまいりました。
販売戦略におきましては、世界各地の展示会でのPR強化や、営業活動を強化するなど、オークマブランドの浸透と新規顧客開拓を図りました。
中国では「第13回 中国国際工作機械・工具展(CIMES2016)」、「上海ダイモールド2016」等の展示会に出展いたしました。北米市場では「IMTS2016(シカゴショー)」に出展し、最新鋭の5軸制御マシニングセンタや複合加工機などの受注拡大に繋げました。
11月に東京で開催されました「第28回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2016)」では、知能化された最新のスマートマシンの展示とともに、会場内の展示機をネットワーク接続して、稼働状況の見える化、それによる生産効率向上を実現するオークマスマートファクトリーを実演し、IoTソリューションを提案いたしました。
技術戦略におきましては、当社の複合加工機「MULTUS U」シリーズと5軸制御立形マシニングセンタ「MU-V」シリーズの追加機種として、従来の切削、研削加工に加えAdditive Manufacturing(積層造形)とレーザー焼入れの加工機能を搭載した超複合加工機「LASER EX」シリーズを開発いたしました。
この「LASER EX」シリーズは多様な加工手段を1マシンで実現し、更なる工程集約に繋がる画期的なマシンとして高い評価を受け、日刊工業新聞社主催の「2016年十大新製品賞・本賞」を受賞いたしました。
また、省スペースでコンパクトな5軸制御立形マシニングセンタ「MU-S600V」を開発し、変種変量の小規模の生産から、機械を連結し量産分野にも対応する新コンセプトマシンとして市場投入をいたしました。
さらに、自社開発の制御装置OSPに世界初のAI(人工知能)を搭載し、故障の前兆を自動検知して、予防保全に繋げる診断技術「OSP-AI」を開発いたしました。
コスト戦略におきましては、オークマスマートファクトリーの第2弾となるDS2(Dream Site2)の部品加工エリアの建設を進めました。現存の工場においては、生産管理システムの高度化を図り、生産効率の向上を図っております。また、海外調達の拡大などによる調達部品のコストダウンにも取り組んでまいりました。
このように当社の事業戦略を確実に実行してまいりました結果、当第3四半期連結累計期間の連結受注高は1,137億56百万円(前年同四半期比16.8%減)、連結売上高は1,187億81百万円(前年同四半期比14.7%減)、営業利益は113億23百万円(前年同四半期比33.3%減)、経常利益は119億4百万円(前年同四半期比30.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は75億92百万円(前年同四半期比29.9%減)となりました。
次に、セグメント別の業績は、次のとおりであります。
① 日本
日本経済は、円高により輸出企業の収益性が悪化するなど、景気は足踏み状態で推移しました。工作機械需要は、中堅・大手企業の設備投資は底堅く推移しました。中小企業では、海外経済の減速等により設備投資に慎重な姿勢が見られる一方、ものづくり補助金による受注が発現し、需要は一進一退の状況が続きました。
業績につきましては、売上高は1,072億19百万円(前年同四半期比11.1%減)となりました。損益面では、生産管理システムの高度化などによる生産効率向上、海外調達拡大によるコストダウンを推進し、営業利益は92億20百万円(前年同四半期比32.8%減)となりました。
② 米州
米国経済は、個人消費が堅調に推移しましたが、製造業は力強さを欠きました。工作機械需要は、比較的高水準が続いた昨年までに比べ低迷しました。
業績につきましては、売上高は301億20百万円(前年同四半期比15.5%減)、営業利益は8億97百万円(前年同四半期比64.3%減)となりました。
③ 欧州
欧州経済は、Brexitの影響は軽微に止まり、緩やかな回復が続きました。工作機械需要は力強さを欠きながらも堅調に推移しました。
業績につきましては、売上高は163億55百万円(前年同四半期比17.0%減)、営業利益は70百万円(前年同四半期比81.5%減)となりました。
④ アジア・パシフィック
中国経済は減速傾向で推移し、その他のアジア新興諸国の経済は斑模様ではありますが緩やかに回復しました。工作機械需要は、中国市場の需要が大きく低下しましたが、その他のアジア新興諸国では、回復の兆しが見られました。
業績につきましては、売上高は131億47百万円(前年同四半期比5.6%減)、営業利益は11億84百万円(前年同四半期比20.0%増)となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当グループの研究開発費の総額は、31億78百万円であります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、総じて緩やかな成長が続きました。
米国経済は、個人消費は堅調に推移していますが、製造業は力強さを欠いています。欧州経済は、Brexitの影響は軽微に止まり、緩やかな回復が続きました。アジア新興諸国における経済は斑模様ですが、緩やかに回復をしています。
わが国経済は、円高により輸出企業の収益性が悪化するなど、景気は足踏み状態で推移いたしました。
工作機械の需要動向につきましては、昨年まで比較的好調が続いていた北米市場の設備投資に低迷が見られ、欧州市場では、力強さを欠きながらも堅調に推移いたしました。アジア市場におきましては、中国市場の需要が大きく低下し、その他のアジア新興諸国では、回復の兆しが見られました。
国内市場では、中堅・大手企業の設備投資は底堅く推移いたしました。中小企業では、円高の進行および海外経済の減速により設備投資に慎重な姿勢が見られる一方、ものづくり補助金による受注が発現し、需要は一進一退の状況が続きました。
このような経済情勢の下、当グループは、付加価値の高い製品・サービスの提供とIoTを活用したオークマスマートファクトリーの取り組みを積極的にPRし、受注・売上・収益の拡大に努めてまいりました。
販売戦略におきましては、世界各地の展示会でのPR強化や、営業活動を強化するなど、オークマブランドの浸透と新規顧客開拓を図りました。
中国では「第13回 中国国際工作機械・工具展(CIMES2016)」、「上海ダイモールド2016」等の展示会に出展いたしました。北米市場では「IMTS2016(シカゴショー)」に出展し、最新鋭の5軸制御マシニングセンタや複合加工機などの受注拡大に繋げました。
11月に東京で開催されました「第28回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2016)」では、知能化された最新のスマートマシンの展示とともに、会場内の展示機をネットワーク接続して、稼働状況の見える化、それによる生産効率向上を実現するオークマスマートファクトリーを実演し、IoTソリューションを提案いたしました。
技術戦略におきましては、当社の複合加工機「MULTUS U」シリーズと5軸制御立形マシニングセンタ「MU-V」シリーズの追加機種として、従来の切削、研削加工に加えAdditive Manufacturing(積層造形)とレーザー焼入れの加工機能を搭載した超複合加工機「LASER EX」シリーズを開発いたしました。
この「LASER EX」シリーズは多様な加工手段を1マシンで実現し、更なる工程集約に繋がる画期的なマシンとして高い評価を受け、日刊工業新聞社主催の「2016年十大新製品賞・本賞」を受賞いたしました。
また、省スペースでコンパクトな5軸制御立形マシニングセンタ「MU-S600V」を開発し、変種変量の小規模の生産から、機械を連結し量産分野にも対応する新コンセプトマシンとして市場投入をいたしました。
さらに、自社開発の制御装置OSPに世界初のAI(人工知能)を搭載し、故障の前兆を自動検知して、予防保全に繋げる診断技術「OSP-AI」を開発いたしました。
コスト戦略におきましては、オークマスマートファクトリーの第2弾となるDS2(Dream Site2)の部品加工エリアの建設を進めました。現存の工場においては、生産管理システムの高度化を図り、生産効率の向上を図っております。また、海外調達の拡大などによる調達部品のコストダウンにも取り組んでまいりました。
このように当社の事業戦略を確実に実行してまいりました結果、当第3四半期連結累計期間の連結受注高は1,137億56百万円(前年同四半期比16.8%減)、連結売上高は1,187億81百万円(前年同四半期比14.7%減)、営業利益は113億23百万円(前年同四半期比33.3%減)、経常利益は119億4百万円(前年同四半期比30.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は75億92百万円(前年同四半期比29.9%減)となりました。
次に、セグメント別の業績は、次のとおりであります。
① 日本
日本経済は、円高により輸出企業の収益性が悪化するなど、景気は足踏み状態で推移しました。工作機械需要は、中堅・大手企業の設備投資は底堅く推移しました。中小企業では、海外経済の減速等により設備投資に慎重な姿勢が見られる一方、ものづくり補助金による受注が発現し、需要は一進一退の状況が続きました。
業績につきましては、売上高は1,072億19百万円(前年同四半期比11.1%減)となりました。損益面では、生産管理システムの高度化などによる生産効率向上、海外調達拡大によるコストダウンを推進し、営業利益は92億20百万円(前年同四半期比32.8%減)となりました。
② 米州
米国経済は、個人消費が堅調に推移しましたが、製造業は力強さを欠きました。工作機械需要は、比較的高水準が続いた昨年までに比べ低迷しました。
業績につきましては、売上高は301億20百万円(前年同四半期比15.5%減)、営業利益は8億97百万円(前年同四半期比64.3%減)となりました。
③ 欧州
欧州経済は、Brexitの影響は軽微に止まり、緩やかな回復が続きました。工作機械需要は力強さを欠きながらも堅調に推移しました。
業績につきましては、売上高は163億55百万円(前年同四半期比17.0%減)、営業利益は70百万円(前年同四半期比81.5%減)となりました。
④ アジア・パシフィック
中国経済は減速傾向で推移し、その他のアジア新興諸国の経済は斑模様ではありますが緩やかに回復しました。工作機械需要は、中国市場の需要が大きく低下しましたが、その他のアジア新興諸国では、回復の兆しが見られました。
業績につきましては、売上高は131億47百万円(前年同四半期比5.6%減)、営業利益は11億84百万円(前年同四半期比20.0%増)となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当グループの研究開発費の総額は、31億78百万円であります。