有価証券報告書-第151期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)
2 偶発債務
(1) 保証債務
残高及び主なものは次のとおりです。
(主な保証先)
(2) その他
2021年6月、当社の長崎製作所が製造する鉄道車両用空調装置等の一部において、購入仕様書の記載とは異なる検査の実施や、検査の不実施、検査成績書への不適切な記載を行っていた事実が判明しました。
当社は、顧客に対し状況を報告し、対応について協議を続けるとともに、2021年7月、全社レベルでの品質不適切行為の有無の点検、事実調査・真因究明、これを踏まえた再発防止策の策定等を目的に、社外弁護士を委員長とする調査委員会を設置しました。
調査委員会による調査は継続中ですが、当事業年度末までに判明している品質不適切行為に係る点検・交換費用等については当事業年度に計上しています。
今後の顧客との協議や調査等の進捗次第では、将来の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性がありますが、現時点ではその影響額を合理的に見積もることが困難なため、当事業年度における財務諸表には反映していません。
(1) 保証債務
残高及び主なものは次のとおりです。
(主な保証先)
第150期 (2021年3月31日) | 第151期 (2022年3月31日) | ||
リコース条項付き売掛債権譲渡残高 | 641百万円 | リコース条項付き売掛債権譲渡残高 | 925百万円 |
社員(住宅資金融資) | 393 | 社員(住宅資金融資) | 242 |
その他 1件 | 8 | その他 | - |
保証債務額 計 | 1,043 | 保証債務額 計 | 1,168 |
(2) その他
2021年6月、当社の長崎製作所が製造する鉄道車両用空調装置等の一部において、購入仕様書の記載とは異なる検査の実施や、検査の不実施、検査成績書への不適切な記載を行っていた事実が判明しました。
当社は、顧客に対し状況を報告し、対応について協議を続けるとともに、2021年7月、全社レベルでの品質不適切行為の有無の点検、事実調査・真因究明、これを踏まえた再発防止策の策定等を目的に、社外弁護士を委員長とする調査委員会を設置しました。
調査委員会による調査は継続中ですが、当事業年度末までに判明している品質不適切行為に係る点検・交換費用等については当事業年度に計上しています。
今後の顧客との協議や調査等の進捗次第では、将来の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性がありますが、現時点ではその影響額を合理的に見積もることが困難なため、当事業年度における財務諸表には反映していません。