四半期報告書-第73期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)

【提出】
2020/08/06 12:46
【資料】
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【項目】
32項目
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く環境は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が世界経済に莫大な影響を与えており、また、引き続き不透明な状況にある米中貿易摩擦など、厳しい局面が続くと想定されております。
このような環境の下、企業価値である「Smiles for the Public ――人々が笑顔になれる社会をつくる――」を実現するため、モノ・ヒト両面を通じて「お客さまとのつながり」をより一層強める活動を行っております。国内では、「音の報せる力」を強みとする専門メーカーである当社ならではの視点で、引き続き商品のラインアップの拡充やバージョンアップを実施しております。ソーシャルディスタンスを保ちつつ、クリアで聞き取りやすい音を届ける「ハンズフリー拡声器」の新シリーズを発売いたしました。また、混雑緩和・サービス向上に貢献すべく、防犯カメラシステム「TRIFORAシリーズ」のネットワークカメラでご利用いただける、AIを活用した拡張機能「滞在人数カウント」「通過人数カウント」の提供を開始いたしました。このように、新たな社会、生活様式におけるコミュニケーションの役割を担うべく、様々なソリューション提案活動を行っております。また、世界5地域でのマーケティング活動の効率をより高めるためのデジタルツールとして、新たなシステム基盤を導入、稼働いたしました。
しかしながら、グループ全体で新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、当第1四半期連結累計期間における売上高は8,460百万円(前年同四半期比△619百万円、6.8%減)となりました。利益については、販売費及び一般管理費は減少しましたが、営業利益は△286百万円(前年同四半期比△490百万円)、経常利益は△313百万円(前年同四半期比△570百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は△378百万円(前年同四半期比△409百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(日本)
売上高は5,102百万円(前年同四半期比△156百万円、3.0%減)、セグメント利益(営業利益)は709百万円(前年同四半期比△85百万円、10.8%減)となりました。
鉄道車両向けの出荷は増加するものの、経済活動の停滞などにより音響機器の販売が低迷したことなどを受け、売上高、セグメント利益は減少しました。
(アジア・パシフィック)
売上高は1,646百万円(前年同四半期比△34百万円、2.1%減)、セグメント利益(営業利益)は225百万円(前年同四半期比△84百万円、27.2%減)となりました。
インドネシアやベトナムでの販売は堅調に推移しましたが、タイでの大型案件の減少などを受け、セグメント全体での売上高、利益は減少しました。
(欧州・中東・アフリカ)
売上高は975百万円(前年同四半期比△168百万円、14.8%減)、セグメント利益(営業利益)は64百万円(前年同四半期比△63百万円、49.7%減)となりました。
欧州での経済活動停滞の影響や、大型案件の減少により、売上高、セグメント利益は減少しました。
(アメリカ)
売上高は434百万円(前年同四半期比△131百万円、23.2%減)、セグメント利益(営業利益)は17百万円(前年同四半期比△56百万円、76.9%減)となりました。
アメリカでの小売店向けの音響機器の販売が伸び悩み、また大口案件の減少などを受け、売上高、セグメント利益は減少しました。
(中国・東アジア)
売上高は302百万円(前年同四半期比△127百万円、29.7%減)、セグメント利益(営業利益)は2百万円(前年同四半期比△55百万円、95.7%減)となりました。
香港では空港向けなどの大型案件の納入が進み、また台湾での販売も堅調に推移しましたが、中国での販売が伸び悩み、売上高、セグメント利益は減少しました。
当第1四半期連結会計期間末における総資産は56,803百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,850百万円の減少となりました。資産の部における減少の要因は、売上債権や有価証券の減少などによります。負債及び純資産の部における減少の要因は、配当金の支払などによる利益剰余金の減少や自己株式の取得などによります。
(2) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、666百万円であります。
なお、これらの研究開発活動は全報告セグメントを対象とするものであり、その成果として、当第1四半期連結累計期間に発売した主な商品は以下のとおりです。
・IPネットワーク経由でフルHD画質の高精細映像を配信する防犯カメラシステム「TRIFORAシリーズ」のRAID機能を持ったレコーダーを発売しました。
TRIFORAシリーズは、LANなどのネットワークに直接接続し、映像の監視・制御を行う映像ネットワークシステムです。今回、HDD8本構成によるRAID6※、および多局録画に対応したネットワークレコーダーと、HDDユニットセット3種(16TB/32TB/64TB)を発売しました。また、カメラ録画台数を32台分拡張できるライセンスも同時発売しました。ライセンスは2つまで追加でき、最大128台のカメラの映像を録画可能です。
また同シリーズのネットワークカメラでご利用いただける、AIを活用した拡張機能「滞在人数カウント」「通過人数カウント」の無償提供を開始しました。今回拡張した機能では、ディープラーニング技術によりカメラが撮影した画像から人を認識し、滞在者または通過者の人数をカウントします。動き情報を利用する従来のカメラ内蔵型人数カウントでは難しかった「止まった人の検知」が可能であるうえ、設置調整が容易で、かつ高精度であることが特徴です。高機能・高精度の画像センシングソフトは高額な初期費用・維持費がかかり、システム導入までのハードルが高くなりがちですが、当社は、画像センシングの中でもニーズの多い人数カウント機能を、既存カメラの機能拡張として無償で提供することで、より幅広いお客さまの課題解決に貢献するソリューションの提案・提供を目指します。
※RAID6とは、複数のHDDに分散して書き込みを行い2本分の冗長性を持たせることで、HDDが2本まで故障しても録画を継続できるシステムのことです。
・腰に装着して拡声する「ハンズフリー拡声器」の新シリーズを発売しました。
カラーリングを刷新した3機種と、Bluetooth®を内蔵した1機種の、計4機種です。店頭販売や観光案内、保育園・幼稚園をはじめとした教育現場などにおいて、ソーシャルディスタンスを確保し、発声時の飛沫防止に配慮しながら、明瞭な音質で、確実に情報を伝達するのに貢献します。軽量、高音質、簡単装着、簡単操作を追求したハンズフリー型の拡声器で、本体を腰に装着し、耳かけ式のヘッドセットマイクロホンを用いて両手を自由にした状態で拡声可能です。新シリーズでは、身体に違和感なくフィットする形状はそのままに、よりスタイリッシュでシーンやユーザーを選ばないカラーリングに刷新しました。また、Bluetooth機能を内蔵した新たな機種をラインアップし、より多くのシーンで使いやすくなりました。

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