四半期報告書-第48期第1四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)

【提出】
2019/08/08 14:09
【資料】
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【項目】
18項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績
当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善が続き、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、世界経済は、米中の通商摩擦や中東情勢の不安定化並びに英国のEU離脱問題の混迷等、世界的な経済の減退が懸念されるなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況のもと、当社グループの当第1四半期連結累計期間における経営成績は、デジタルエンタテインメント事業が引き続き堅調に推移したものの、他事業において製品投入時期の違いなどがあり、減収減益となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は564億5千9百万円(前年同期比3.4%減)、営業利益は100億1千5百万円(前年同期比15.2%減)、税引前四半期利益は97億8百万円(前年同期比18.0%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は72億8千万円(前年同期比12.0%減)となりました。
② 事業別セグメントの業績
(デジタルエンタテインメント事業)
エンタテインメント市場におきましては、モバイル端末や家庭用ゲーム機器などの各種デバイスの高性能化、次世代通信システムの規格化により、ゲームコンテンツの今後の展開が期待されております。また、時代の変化に伴い、個人消費において「豊かな経験や体験による日々の充実」への志向が高まっております。ゲーム業界ではゲームをスポーツ競技として捉えるeスポーツが認知され、ファン層を拡大するなど、コンテンツの新しい楽しみ方が広がっております。
このような状況のもと、当事業のモバイルゲームでは、グローバル市場において、「遊戯王 デュエルリンクス」が牽引したほか、世界累計2億ダウンロードを突破した「ウイニングイレブン 2019」(海外名「PRO EVOLUTION SOCCER 2019」)が堅調に推移いたしました。国内市場では、「プロ野球スピリッツA(エース)」が好調を維持しているほか、 「実況パワフルプロ野球」等のタイトルも引き続きお客様にお楽しみいただいております。また、今期新たに「ダンキラ!!! - Boys, be DANCING! -」及び「Jリーグクラブチャンピオンシップ」の配信を開始いたしました。eスポーツの取り組みとして、公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)と共同で開催するモバイルゲーム「ウイニングイレブン 2019」を競技タイトルにした「eJリーグ ウイニングイレブン 2019シーズン」の予選大会を開催いたしました。
カードゲームでは、「遊☆戯☆王」シリーズの世界No.1を決めるeスポーツ世界選手権「Yu-Gi-Oh! World Championship 2019」のエリア代表決定戦を世界各地で実施し、コンテンツの活性化を推進いたしました。
家庭用ゲームでは、コナミグループ創業50周年を記念して、「アニバーサリーコレクション」シリーズの3作品を発売したほか、対戦型カードゲーム「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ レガシー・オブ・ザ・デュエリスト:リンク・エボリューション」を日本向けに発売し、好調に推移しております。野球タイトルについては、今年シリーズ25周年を迎えた「実況パワフルプロ野球」シリーズの最新作をNintendo Switch™向けに発売し、多くのお客様に遊んでいただいております。既存タイトルにおきましては、「ウイニングイレブン 2019」(海外名「PRO EVOLUTION SOCCER 2019」)のオンラインモード「myClub」を引き続きお楽しみいただいております。さらに、eスポーツの取り組みとして「ウイニングイレブン 2019」(海外名「PRO EVOLUTION SOCCER 2019」)の世界選手権「PES LEAGUE WORLD TOUR 2019」の決勝大会の開催に加え、「eBASEBALL プロリーグ」については、2019シーズンの開催概要を発表し、注目を集めております。
以上の結果、当事業における当第1四半期連結累計期間の売上高は315億4百万円(前年同期比4.8%増)となり、セグメント利益は96億9千6百万円(前年同期比6.6%増)となりました。
(アミューズメント事業)
アミューズメント市場におきましては、業界全体の様々な取り組みにより、家族連れによるショッピングセンター内のゲームコーナーの利用やシニア世代によるメダルゲームの利用など、幅広いユーザー層が受け入れられる場所としてアミューズメント施設の認知が進み、上昇基調にあると見ております。また、近年のeスポーツの普及・発展に伴い、国内のみならず世界各地で多くの大会が開催されるなど、遊び方の幅も広がっております。
このような状況のもと、当事業のビデオゲームでは、オンライン対戦麻雀ゲーム「麻雀格闘倶楽部」シリーズの最新作「麻雀格闘倶楽部 GRAND MASTER」や、家庭用ゲームでご好評をいただいている「ボンバーマン」のゲーム性をベースに、チームバトルの要素を加えたオンライン型陣取り合戦が楽しい「ボンバーガール」が好調な稼働で推移しているほか、「DanceDanceRevolution」誕生20周年を記念したアニバーサリーモデルが順次稼働しております。
なお、当第1四半期連結累計期間におきましては、製品の投入時期の違いから減収減益となりました。
以上の結果、当事業における当第1四半期連結累計期間の売上高は32億6千1百万円(前年同期比50.6%減)となり、セグメント利益は5億3千9百万円(前年同期比71.1%減)となりました。
(ゲーミング&システム事業)
ゲーミング市場では、世界各地で新規カジノ施設やカジノを含むIR(統合型リゾート)施設の開業や開発が進み、オンラインゲーミングも欧州を中心に成長を続けているほか、若者をターゲットにしたゲーミングビジネスの活性化に向けた取り組みが進んでおります。
このような状況のもと、当事業のスロットマシンでは、「Concerto CrescentTM(コンチェルト クレセント)」や「Concerto StackTM(コンチェルト スタック)」をはじめとした「ConcertoTM」シリーズにおいて、65インチの4KウルトラHDディスプレイが特徴の最新筐体「Concerto OpusTM(コンチェルト オーパス)」を北米市場を中心に販売したほか、新たに中南米・欧州市場にも展開いたしました。また、新規のアップライト筐体「KX 43TM(ケイ エックス フォーティースリー)」を市場に投入するなど、商品レンジの拡充を推進いたしました。オセアニア市場においては、昨年度に市場投入した「All Aboard(オール アボード)」が高稼働を維持し、引き続き堅調に推移いたしました。
パーティシペーションでは、「Concerto OpusTM」を主力商品に、各種ベースゲームに付け加えられるミステリートリガーリンクドプログレッシブの「Treasure BallTM(トレジャーボール)」や、「Triple Sparkle(トリプルスパークル)」など、ゲームラインアップの拡充に努めた結果、設置台数が増加基調にあります。カジノマネジメントシステムでは、世界各地を就航する大型クルーズ船内のカジノ施設をはじめ、大手オペレーターへの「SYNKROSⓇ」導入が引き続き順調に推移いたしました。
なお、当第1四半期連結累計期間におきましては、前年同期に納入した利益率の高い大口案件の反動減に加え、パーティシペーションにおけるスロットマシン設置台数の増加に伴いコストが増加いたしました。
以上の結果、当事業における当第1四半期連結累計期間の売上高は68億2千5百万円(前年同期比7.3%増)となり、セグメント利益は1億5千9百万円(前年同期比81.7%減)となりました。
(スポーツ事業)
スポーツ市場におきましては、政府が第2期「スポーツ基本計画」を策定し、スポーツ参画人口を拡大するための「1億総スポーツ社会」の実現に向けた取り組みが行われており、社会全体のスポーツに対する関心が高まっております。また、世界最大のスポーツイベント開催を契機にスポーツ市場のさらなる活性化と成長が期待されています。
このような状況のもと、フィットネスでは、新しく利用を開始されるお客様向けにトレーニングのサポート、カウンセリング、効果測定を通して、お客様への最適な利用方法を提案する「スタート応援会員」が好評を博しており、お客様に長く続けていただくためのサポート強化に取り組むとともに、パーソナルプログラムを気軽に体験できるようにするなど、より充実したフィットネスライフを提供するためのサービス向上に取り組みました。
スクールでは、よりきめ細やかな指導により、スイミングの上達を目指したいというお子様向けのニーズにお応えし、元競泳日本代表の当社社員がコーチとして直接指導する「少人数制スイミングスクール」を都内2施設で開講しました。また、内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部が推進する認証制度「beyond2020マイベストプログラム」 の認証を、「コナミスポーツクラブ・マイベストチャレンジ応援プログラム」にて取得し、スイミング、卓球、ゴルフの3種目で “マイベスト” を目指す一人ひとりの方の取り組みを、長年のスポーツクラブ運営で培ったノウハウと豊富な知識を持つインストラクターによる指導を通じて、支援してまいります。
受託事業では、新規に町田市立総合体育館(東京都町田市)、大分県立武道スポーツセンター(大分県大分市)、くさつシティアリーナ(滋賀県草津市)の業務受託運営を開始いたしました。
スポーツ関連商品では、コナミスポーツクラブブランドで展開する「コナミスポーツクラブ オリジナル」商品のほか、「コナミスポーツクラブ セレクション」として展開するコナミスポーツクラブ選りすぐりのブランド商品のラインアップ拡充に努めました。
なお、当第1四半期連結累計期間におきましては、直営施設の退店等の影響により、減収減益となりました。
以上の結果、当事業における当第1四半期連結累計期間の売上高は152億2千8百万円(前年同期比3.7%減)となり、セグメント利益は5億5千2百万円(前年同期比42.9%減)となりました。
③ 財政状態
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比較して244億3千8百万円増加し、4,024億7千5百万円となりました。これは主として、現金及び現金同等物が減少した一方で、IFRS第16号「リース」(以下、「IFRS第16号」)適用に伴う使用権資産の計上により有形固定資産が増加したこと等によるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比較して325億9百万円増加し、1,341億4千2百万円となりました。これは主として、IFRS第16号適用に伴うリース負債の計上によりその他の金融負債が増加したこと等によるものであります。
(資本)
当第1四半期連結会計期間末における資本合計は、前連結会計年度末に比較して80億7千1百万円減少し、2,683億3千3百万円となりました。これは主として、親会社の所有者に帰属する四半期利益が計上された一方で、配当金の支払により利益剰余金が減少したこと等によるものであります。
なお、親会社所有者帰属持分比率は、IFRS第16号適用により資産及び負債が増加したこと等により前連結会計年度末に比較して6.4ポイント減少し、66.5%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比較して113億8千1百万円減少し、当第1四半期連結会計期間末には1,478億6千1百万円となりました。
また、当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローは、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期連結累計期間において営業活動により獲得した資金は、74億6千3百万円(前年同期比14.1%増)となりました。これは主として、営業債権及びその他の債権が減少したことやIFRS第16号適用により減価償却費及び償却費が増加したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期連結累計期間において投資活動により使用した資金は、55億9千4百万円(前年同期比19.9%減)となりました。これは主として、設備投資等の資本的支出が減少したこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期連結累計期間において財務活動により使用した資金は、124億3千8百万円(前年同期比123.0%増)となりました。これは主として、配当金の支払額が増加したことやIFRS第16号適用によりリース負債の返済による支出が増加したこと等によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費総額は、77億3千5百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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