四半期報告書-第50期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)

【提出】
2021/11/11 11:13
【資料】
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【項目】
39項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績
当第2四半期連結累計期間におきましては、新型コロナウイルスの変異株の感染拡大などにより感染者数が急激に増加する厳しい局面もありましたが、ワクチン接種の進展などにより徐々に持ち直しの傾向が見え始めています。まだまだ予断を許さない状況が続いておりますが、社会経済活動の再開に向けた取り組みも見られるようになりました。
このような状況のもと、当社グループの当第2四半期連結累計期間における経営成績は、デジタルエンタテインメント事業が引き続き堅調に推移したことに加えて、新型コロナウイルス感染拡大による影響は残るものの、アミューズメント事業、ゲーミング&システム事業及びスポーツ事業においても復調に向けた取り組みが成果を見せ始めています。これにより売上高は増収、事業利益、営業利益、税引前四半期利益及び親会社の所有者に帰属する四半期利益は、第2四半期連結累計期間における最高益を更新しました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,394億8千6百万円(前年同期比20.2%増)、事業利益は386億3千9百万円(前年同期比50.2%増)、営業利益は391億1千万円(前年同期比83.0%増)、税引前四半期利益は386億7千3百万円(前年同期比91.3%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は275億5千8百万円(前年同期比99.8%増)となりました。
② 事業別セグメントの業績
(デジタルエンタテインメント事業)
エンタテインメント市場におきましては、モバイル端末や家庭用ゲーム機器などの各種デバイスの高性能化、次世代通信システムのサービス開始により、ゲームコンテンツの今後の展開が期待されております。また、時代の変化に伴い、個人消費において「豊かな経験や体験による日々の充実」への志向が高まっております。さらに、ゲームをスポーツ競技として捉えるeスポーツが認知され、ファン層を拡大するなど、コンテンツの新しい楽しみ方が広がっております。
このような状況のもと、当事業のモバイルゲームでは、グローバル市場において、世界累計4.5億ダウンロードを突破した「eFootball ウイニングイレブン 2021」(海外名「eFootball PES 2021」)と「遊戯王 デュエルリンクス」が牽引しました。国内市場では、侍ジャパンの選手たちを獲得できる施策などを実施した「プロ野球スピリッツA(エース)」が引き続き好調に推移したほか、「実況パワフルプロ野球」がお客様にご好評をいただいております。また、「悪魔城ドラキュラ」シリーズの最新作として「悪魔城ドラキュラ - Grimoire of Souls(グリモア オブ ソウルズ)」をApple Arcade(アップルアーケード)にて配信開始いたしました。
カードゲームでは、「遊戯王トレーディングカードゲーム」のグローバル展開を継続し、コロナ禍でも国内外で厚いご支持をいただきました。あわせて「遊戯王ラッシュデュエル」では、手軽に始められるように、アニメに登場するキャラクターが使用する構築済みデッキを手に取りやすい価格で販売するなど、若年層のお客様を中心に訴求してまいりました。
家庭用ゲームでは、アップデートを行い新機能を追加した「桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~」や、世界累計300万ダウンロードを突破した「スーパーボンバーマン R オンライン」が引き続きお客様から注目を集めました。新規タイトルとしては、Nintendo Switch™にて「eBASEBALLプロ野球スピリッツ2021 グランドスラム」及び「遊戯王ラッシュデュエル 最強バトルロイヤル!!」を発売し、さらなるコンテンツの活性化に向けて取り組んでまいりました。また、新たなゲームエンジンを搭載し、基本プレー無料で新ブランドとして展開する「eFootball™ 2022」の配信を開始し、幅広い方々にお楽しみいただいております。
eスポーツでは、「遊戯王 デュエルリンクス」の大規模オンライン世界大会となる「KCグランドトーナメント2021」の本戦決勝ステージを行い優勝者を決定いたしました。また、モバイルゲーム「eFootball ウイニングイレブン 2021」では、公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)と共同開催する「明治安田生命eJリーグ ウイニングイレブン 2021シーズン」の決勝大会を開催し、優勝クラブの座をかけた熱い戦いをお届けしました。さらに「eBASEBALLパワフルプロ野球2020」では一般社団法人日本野球機構(NPB)と共同で「eオールスター2021」を開催し、プロプレーヤーによる最終決戦を行いました。
以上の結果、当事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は986億3千2百万円(前年同期比11.7%増)となり、事業利益は358億4千8百万円(前年同期比15.5%増)となりました。
(アミューズメント事業)
アミューズメント市場におきましては、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大によるアミューズメント施設の臨時休業に伴い機器販売及び、e-amusement participation(レベニューシェア)への影響が続いております。国内のアミューズメント施設においては、昨年の緊急事態宣言及び都道府県の休業要請が解除された後、営業が再開され、来場者は回復傾向にありますが、緊急事態宣言が再発出されたことによる影響がありました。海外においては依然として市場の回復には時間を要する見通しです。
このような状況のもと、当事業のアミューズメント施設向けビデオゲームでは、「BEMANI 2021真夏の歌合戦5番勝負」などのオンラインによるイベントを多数開催し、市場の回復に繋がる取り組みを推進しております。アーケードゲームをPCやスマートフォンでいつでも楽しむことができるサービスの「コナステ(KONAMI AMUSEMENT GAME STATION)」においては、2020年12月に配信を開始した「コナステ メダルコーナー」が堅調に推移しており、「カラコロッタ コナステ」をはじめとした人気タイトルをリリースいたしました。また、「マジカルハロウィン」シリーズの最新機種「マジカルハロウィン~Trick or Treat!~」が業界で最も早く新基準の適合を受けました。好調な受注を獲得し、当第2四半期より稼働を開始いたしました。
以上の結果、当事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は99億5千9百万円(前年同期比51.2%増)となり、事業利益は16億9千4百万円(前年同期比470.6%増)となりました。
(ゲーミング&システム事業)
ゲーミング市場におきましては、北米では新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が進み、カジノ施設への入場制限等の緩和が進んでいます。米国においては全土で経済規制が概ね解除され、活気を取り戻しつつあります。新型コロナウイルス感染症の影響により依然として予断を許さない国や地域もありますが、市場は徐々に回復しています。
このような状況のもと、当事業のスロットマシンでは、「J」カーブディスプレイを特徴とする「DIMENSION 49J™(ディメンション フォーティーナイン ジェー)」をパーティシペーション(レベニューシェア)専用筐体として市場に展開したほか、主力商品のアップライト筐体「DIMENSION 27™(ディメンション トゥウェンティーセブン)」及び「DIMENSION 49™(ディメンション フォーティーナイン)」の各種筐体を販売いたしました。ゲーミングコンテンツでは、北米市場において、「Fortune Mint(フォーチュンミント)」が高稼働を維持し、スロットマシンの販売増加に繋がりました。また、豪州市場で好評を博した、列車をテーマにしたビデオスロットゲーム「All Aboard(オール アボード)」や複数台のマシンにバブルがシームレスに流れる「Ocean Spin(オーシャン スピン)」を展開しました。その他、過去の競馬の結果を基にしたヒストリカルホースレーシングマシンの設置が進んでおります。カジノマネジメントシステムでは、前期の好調を維持し、カジノ施設への「SYNKROSⓇ(シンクロス)」の導入が引き続き進んでおります。当第2四半期においては、ラスベガスに開業した大型IR施設Resorts World Las Vegasへの納入など、複数の案件で収益への貢献がありました。
以上の結果、当事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は122億7千4百万円(前年同期比71.7%増)となり、事業利益は18億2千7百万円(前第2四半期連結累計期間は12億3千6百万円の損失)となりました。
(スポーツ事業)
スポーツ市場におきましては、新型コロナウイルス感染症による外出自粛やテレワークの推進に伴い、健康であることの大切さを多くの方が再認識され、スポーツや運動に対する社会的要請が一層高まりつつある中、新しい生活様式に沿って、安心してスポーツや運動に取り組むことができる新たな健康サービスの提供が求められております。
このような状況のもと、スポーツクラブ運営におきましては、withコロナの健康習慣の新提案として、人々のカラダがもつ本来の機能を高め、健康を維持・増進することを目的とした「カラダ活活(いきいき)プロジェクト」において、「温活フィットネス」及び「腸活フィットネス」の提供を開始いたしました。また、自宅などどこからでも参加できる「コナミスポーツ オンラインフィットネス」のサービス拡充を推進した他、新業態の施設として、天井にミラーを設置した女性限定の少人数ピラティススタジオ「Pilates Mirror(ピラティスミラー)二子玉川」(東京都世田谷区)をオープンいたしました。
資産を持たない形でネットワークを拡大するビジネス形態である受託事業におきましては、これまで培った運営・指導のノウハウや実績を活かして事業を推進しており、新たに大阪府豊中市や東京都中央区などのスポーツ施設の業務受託運営を開始いたしました。
なお、当事業では、新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受けておりますが、不採算店舗の撤退等によるコスト構造の変革に継続して取り組んでおり、当第2四半期連結累計期間には16店舗の営業を終了いたしました。
以上の結果、当事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は199億4千2百万円(前年同期比31.9%増)となり、事業利益は5億5千万円(前第2四半期連結累計期間は29億9千3百万円の損失)となりました。
③ 財政状態
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比較して122億6千8百万円増加し、5,012億7千4百万円となりました。これは主として、現金及び現金同等物やのれん及び無形資産が増加した一方で、未収法人所得税が減少したこと等によるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比較して103億2千1百万円減少し、1,791億4千3百万円となりました。これは主として、営業債務及びその他の債務やその他の流動負債が減少したこと等によるものであります。
(資本)
当第2四半期連結会計期間末における資本合計は、前連結会計年度末に比較して225億8千9百万円増加し、3,221億3千1百万円となりました。これは主として、親会社の所有者に帰属する四半期利益が計上されたことにより利益剰余金が増加したこと等によるものであります。
なお、親会社所有者帰属持分比率は、前連結会計年度末に比較して3.0ポイント増加し、64.1%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比較して199億8千万円増加し、当第2四半期連結会計期間末には2,224億1千万円となりました。
また、当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローは、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動により獲得した資金は、435億3千1百万円(前年同期比88.8%増)となりました。これは主として、契約負債が減少した一方で、法人所得税の還付があったことや四半期利益が増加したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動により使用した資金は、115億7千3百万円(前年同期比27.3%増)となりました。これは主として、設備投資等の資本的支出や資産除去債務の履行による支出が増加したこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動により使用した資金は、121億2千9百万円(前第2四半期連結累計期間は298億9千2百万円の獲得)となりました。これは主として、配当金の支払額が増加したことや前第2四半期連結累計期間に社債の発行による収入があったこと等によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費総額は、197億9百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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