四半期報告書-第48期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)

【提出】
2019/11/13 13:39
【資料】
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【項目】
17項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善が続き、個人消費は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、世界経済は、米中の通商摩擦や中東情勢の不安定化並びに英国のEU離脱問題の混迷等、世界的な経済の減退が懸念されるなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況のもと、当社グループの当第2四半期連結累計期間における経営成績は、主にアミューズメント事業における前年同期との製品投入時期の違い等から、減収減益となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,210億8千9百万円(前年同期比0.9%減)、営業利益は209億2千2百万円(前年同期比16.4%減)、税引前四半期利益は204億4百万円(前年同期比18.2%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は152億1百万円(前年同期比11.6%減)となりました。
② 事業別セグメントの業績
(デジタルエンタテインメント事業)
エンタテインメント市場におきましては、モバイル端末や家庭用ゲーム機器などの各種デバイスの高性能化、次世代通信システムの規格化により、ゲームコンテンツの今後の展開が期待されております。また、時代の変化に伴い、個人消費において「豊かな経験や体験による日々の充実」への志向が高まっております。ゲーム業界ではゲームをスポーツ競技として捉えるeスポーツが認知され、ファン層を拡大するなど、コンテンツの新しい楽しみ方が広がっております。
このような状況のもと、当事業のモバイルゲームでは、グローバル市場において、「遊戯王 デュエルリンクス」が牽引いたしました。また、「Frogger」(フロッガー)シリーズ最新作「Frogger in Toy Town」(フロッガー イン トイタウン)をApple Arcadeにて配信開始いたしました。国内市場では、「プロ野球スピリッツA(エース)」が好調を維持しているほか、「実況パワフルプロ野球」等のタイトルも引き続きお客様にお楽しみいただいております。eスポーツの取り組みとしては、モバイルゲーム「ウイニングイレブン 2019」を競技タイトルにした「eJリーグ ウイニングイレブン 2019シーズン」の決勝大会を「公益社団法人 日本プロサッカーリーグ」(Jリーグ)と共同で開催いたしました。
カードゲームでは、「遊☆戯☆王」シリーズの世界No.1を決めるeスポーツ世界選手権「Yu-Gi-Oh! World Championship 2019」の決勝大会をドイツで開催し、活況を呈しました。
家庭用ゲームでは、対戦型カードゲーム「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ レガシー・オブ・ザ・デュエリスト:リンク・エボリューション」を欧米・アジア地域向けに発売いたしました。野球タイトルについては、シリーズ15周年を迎えた「プロ野球スピリッツ」シリーズの最新作「プロ野球スピリッツ2019」を発売いたしました。また、9月に発売したウイニングイレブンシリーズの最新作「eFootball ウイニングイレブン 2020」(海外名「eFootball PES 2020」)では、ご好評をいただいている「myClub」モードに加え、参加したお客様が2つの勢力に分かれて対戦を行う新しいオンラインイベント「Matchday」を毎週開催し、新たな楽しみ方に触れていただいております。加えて、「魂斗羅(コントラ)」シリーズの最新作「CONTRA ROGUE CORPS」(魂斗羅 ローグ コープス)を発売いたしました。eスポーツの取り組みとしては、「eBASEBALL プロリーグ」では、プロテストを通過した候補者の中から各球団が選手を選択するeドラフト会議が行われ、各球団の代表選手が決定いたしました。昨年大会で活躍した選手に加え、今大会が初参加となる選手も多数おり、開幕に向けてますます注目を集めております。
なお、当第2四半期連結累計期間におきましては、家庭用ゲームの製品投入時期が異なることにより減益となりましたが、第3四半期以降に利益貢献いたします。
以上の結果、当事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は669億8千2百万円(前年同期比0.2%増)となり、セグメント利益は187億3千2百万円(前年同期比8.3%減)となりました。
(アミューズメント事業)
アミューズメント市場におきましては、業界全体の様々な取り組みにより、家族連れによるショッピングセンター内のゲームコーナーの利用やシニア世代によるメダルゲームの利用など、幅広いユーザー層が受け入れられる場所としてアミューズメント施設の認知が進み、上昇基調にあると見ております。また、近年のeスポーツの普及・発展に伴い、国内のみならず世界各地で多くの大会が開催されるなど、遊び方の幅も広がっております。
このような状況のもと、当事業のビデオゲームでは、オンライン対戦麻雀ゲーム「麻雀格闘倶楽部」シリーズの最新作「麻雀格闘倶楽部 GRAND MASTER」や、家庭用ゲーム「ボンバーマン」のゲーム性をベースに、チームバトルの要素を加えた「ボンバーガール」が好調な稼働で推移しているほか、「DanceDanceRevolution」誕生20周年を記念したアニバーサリーモデルが順次稼働しております。メダルゲームにおいては、「FEATURE PREMIUM」(フィーチャープレミアム)シリーズの最新作『GⅠ優駿倶楽部』(ジーワンダービークラブ)や、剣と魔法の世界を舞台にしたダンジョンメダルRPG「エルドラクラウン」シリーズの最新作「エルドラクラウン 紅蓮の覇者」の稼働を開始いたしました。プライズゲームにおいては、ベルトコンベアを使用した遊びが新しい「トレジャーロード」の稼働を開始いたしました。また、「麻雀格闘倶楽部」シリーズの最新機種「麻雀格闘倶楽部参」を発売いたしました。
なお、回復基調にあるものの当第2四半期連結累計期間におきましては、製品の投入時期の違いから減収減益となりました。
以上の結果、当事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は90億9百万円(前年同期比20.6%減)となり、セグメント利益は15億6千万円(前年同期比49.3%減)となりました。
(ゲーミング&システム事業)
ゲーミング市場では、世界各地で新規カジノ施設やカジノを含むIR(統合型リゾート)施設の開業や開発が進み、オンラインゲーミングも欧州を中心に成長を続けているほか、若者をターゲットにしたゲーミングビジネスの活性化に向けた取り組みが進んでおります。
このような状況のもと、当事業のスロットマシンでは、新規のアップライト筐体「KX 43TM(ケイ エックス フォーティースリー)」の販売が堅調に推移いたしました。また、「ConcertoTM(コンチェルト)」シリーズでは「Concerto OpusTM(コンチェルト オーパス)」をはじめ、「Concerto CrescentTM(コンチェルト クレセント)」、「Concerto StackTM(コンチェルト スタック)」を北米市場を中心に販売したほか、オセアニア・中南米・欧州市場へ展開いたしました。特にオセアニア市場においては、昨年度に市場投入した「All Aboard(オール アボード)」や「Money Trails(マネー トレイルズ)」などのゲームが高稼働を維持したことにより、好調に推移いたしました。
パーティシペーションでは、「Concerto OpusTM」を主力商品に、各種ベースゲームに付け加えられるミステリートリガーリンクドプログレッシブの「Treasure BallTM(トレジャーボール)」や、「Triple Sparkle(トリプルスパークル)」など、ゲームのラインアップを拡充させることで収益が安定いたしました。カジノマネジメントシステムでは、世界各地を就航する大型クルーズ船内のカジノ施設をはじめ、大手オペレーターへの「SYNKROSⓇ(シンクロス)」導入が引き続き順調に推移いたしました。
以上の結果、当事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は148億6千5百万円(前年同期比16.2%増)となり、セグメント利益は16億5千2百万円(前年同期比4.1%増)となりました。
(スポーツ事業)
スポーツ市場におきましては、政府が第2期「スポーツ基本計画」を策定し、スポーツ参画人口を拡大するための「1億総スポーツ社会」の実現に向けた取り組みが行われており、社会全体のスポーツに対する関心が高まっております。また、世界最大のスポーツイベント開催を契機にスポーツ市場のさらなる活性化と成長が期待されています。
このような状況のもと、フィットネスでは、新しく利用を開始されるお客様向けにトレーニングのサポート、カウンセリング、効果測定を通して、お客様へ最適な利用方法を提案する「スタート応援会員」をはじめ、お客様に長く続けていただくための各種サポート、サービスを強化いたしました。また、インストラクターがマンツーマンで指導しトレーニングを行うパーソナルプログラムを刷新するなど、充実したフィットネスライフを提供するためのサービス向上に取り組みました。
スクールでは、よりきめ細やかな指導により、スイミングの上達を目指したいというお子様向けのニーズにお応えし、元競泳日本代表の当社社員がコーチとして直接指導する「少人数制スイミングスクール」を都内2施設で開講いたしました。
また、内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部が推進する認証制度「beyond2020マイベストプログラム」の認証を、「コナミスポーツクラブ・マイベストチャレンジ応援プログラム」に加え、協業先との共同プログラム「コナミスポーツクラブ×FiNCマイベスト宣言応援プロジェクト」にて追加取得し、“マイベスト”を目指す一人ひとりの方の取り組みを、長年のスポーツクラブ運営で培ったノウハウと豊富な知識を持つインストラクターによる指導を通じて支援してまいります。
受託事業では、新規に町田市立総合体育館(東京都町田市)、大分県立武道スポーツセンター(大分県大分市)、くさつシティアリーナ(滋賀県草津市)の業務受託運営を開始いたしました。
スポーツ関連商品では、コナミスポーツクラブブランドで展開する「コナミスポーツクラブ オリジナル」商品のほか、「コナミスポーツクラブ セレクション」として展開するコナミスポーツクラブ選りすぐりのブランド商品のラインアップ拡充に努めました。
なお、直営施設の退店や自然災害の影響などにより当第2四半期連結累計期間は減収減益となりました。
以上の結果、当事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は310億6千1百万円(前年同期比3.0%減)となり、セグメント利益は14億7千4百万円(前年同期比21.0%減)となりました。
③ 財政状態
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比較して260億4千7百万円増加し、4,040億8千4百万円となりました。これは主として、現金及び現金同等物が減少した一方で、IFRS第16号「リース」(以下、「IFRS第16号」)適用に伴う使用権資産の計上により有形固定資産が増加したこと等によるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比較して264億2千2百万円増加し、1,280億5千5百万円となりました。これは主として、IFRS第16号適用に伴うリース負債の計上によりその他の金融負債が増加したこと等によるものであります。
(資本)
当第2四半期連結会計期間末における資本合計は、前連結会計年度末に比較して3億7千5百万円減少し、2,760億2千9百万円となりました。これは主として、親会社の所有者に帰属する四半期利益の計上により利益剰余金が増加した一方で、在外営業活動体の換算差額を含むその他の資本の構成要素が減少したこと等によるものであります。
なお、親会社所有者帰属持分比率は、IFRS第16号適用により資産及び負債が増加したこと等により前連結会計年度末に比較して4.8ポイント減少し、68.1%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比較して198億5千7百万円減少し、当第2四半期連結会計期間末には1,393億8千5百万円となりました。
また、当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローは、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動により獲得した資金は、166億6千5百万円(前年同期比0.3%減)となりました。これは主として、IFRS第16号適用により減価償却費及び償却費が増加した一方で、営業債務及びその他の債務が減少したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動により使用した資金は、148億4千万円(前年同期比64.5%増)となりました。これは主として、設備投資等の資本的支出が増加したこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動により使用した資金は、206億5千3百万円(前年同期比72.7%増)となりました。これは主として、配当金の支払額が増加したことやIFRS第16号適用によりリース負債の返済による支出が増加したこと等によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費総額は、152億7千7百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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