訂正有価証券報告書-第52期(2024/02/01-2025/01/31)
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
a.経営成績の状況
当連結会計年度における我が国経済は、堅調な企業業績を背景にした雇用・所得環境の改善に加え、インバウンド需要の回復が持続したことなどから緩やかな回復が続きました。一方で、中東地域での紛争、ロシアによるウクライナ侵攻など不安定な海外情勢の長期化や、中国経済の停滞、不安定な為替相場、今後のアメリカの政策動向など、先行きについては依然として不透明な状況が続いております。
当社グループにおきましては、プリント基板分野においては、スマートフォンやパソコン等の民生機器向けの半導体需要に減速感が出ており、パッケージ基板の需要が減少しております。液晶関連分野におきましても液晶パネルの大幅な需要回復は見られず、中国においても現地経済の停滞に伴い電子部品実装需要の調整局面が続いております。
このような環境のもと、当連結会計年度の売上高は148億21百万円(前連結会計年度比11.4%減)となり、営業利益は9億7百万円(前連結会計年度比42.6%減)、経常利益は11億9百万円(前連結会計年度比35.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は7億88百万円(前連結会計年度比28.4%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(電子機器部品製造装置)
プリント基板分野では、半導体向けパッケージ基板の需要減少に伴い同分野での設備投資が減少したことなどから前連結会計年度と比較し売上高は減少しました。
液晶関連分野におきましては、液晶パネル需要の大幅な回復は見られないものの、新規参入需要を取り込み、液晶パネル製造装置の販売が増加したことなどから、売上高は前連結会計年度を上回りました。
その結果、売上高は45億77百万円(前連結会計年度比1.5%減)、営業利益は6億47百万円(前連結会計年度比0.2%増)となりました。
(ディスプレイ及び電子部品)
自動車向け印刷製品及び工作機械並びに産業用機械向け操作パネルについては、顧客の生産調整が続き、売上高は前連結会計年度と比較し減少いたしました。
連結子会社におきましても、JPN,INC.は主要顧客の生産調整が続く中、新規顧客開拓を進めたことにより売上高は前連結会計年度並みとなりましたが、利益面では原材料価格上昇等の影響から前連結会計年度を下回りました。上海賽路客電子有限公司においても中国経済の減速が続き電子部品実装需要が減少していることから、前連結会計年度と比較して減収減益となりました。
その結果、売上高は102億33百万円(前連結会計年度比15.2%減)、営業利益は2億60百万円(前連結会計年度比72.1%減)となりました。
b.財政状態の状況
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比べ9億81百万円減少の157億円となりました。
流動資産は、101億32百万円となり前連結会計年度末と比べ9億32百万円減少いたしました。これは現金及び預金が3億92百万円増加したものの、受取手形が7億38百万円、売掛金が3億42百万円、棚卸資産が2億72百万円それぞれ減少したことなどによるものであります。
固定資産は、55億67百万円となり前連結会計年度末と比べ49百万円減少いたしました。これは投資その他の資産合計が73百万円増加したものの、無形固定資産合計が86百万円、有形固定資産合計が36百万円それぞれ減少したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末と比べ20億33百万円減少の59億61百万円となりました。
流動負債は、38億24百万円となり前連結会計年度末と比べ16億26百万円減少いたしました。これは支払手形及び買掛金が2億2百万円、短期借入金が11億56百万円それぞれ減少したことなどによるものであります。
固定負債は、21億36百万円となり前連結会計年度末と比べ4億7百万円減少いたしました。これは長期借入金が4億21百万円減少したことなどによるものであります。
純資産は、97億38百万円となり前連結会計年度末と比べ10億52百万円増加いたしました。これは剰余金の配当を1億22百万円実施したものの、親会社株主に帰属する当期純利益を7億88百万円計上し、利益剰余金が6億66百万円増加したこと、為替換算調整勘定が3億80百万円増加したことなどによるものであります。
この結果、自己資本比率は62.0%になりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1億2百万円増加し、23億29百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と、それらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は22億92百万円(前連結会計年度比308.2%増加)となりました。主な増加要因は税金等調整前当期純利益11億3百万円、減価償却費6億41百万円、売上債権の減少額11億95百万円であり、主な減少要因は法人税等の支払額3億17百万円、仕入債務の減少額2億61百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は6億26百万円(前連結会計年度比55.7%減少)となりました。主な増加要因は定期預金の払戻による収入25億47百万円であり、主な減少要因は定期預金の預入による支出27億16百万円、有形固定資産の取得による支出4億31百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は17億85百万円(前連結会計年度は1億22百万円の獲得)となりました。主な減少要因は短期借入金の純減額11億63百万円、長期借入金の返済による支出4億21百万円、配当金の支払額1億22百万円であります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。
(注) 金額は製造原価によっております。
b.受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。
(注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
(注) 当連結会計年度のSHANGHAI SUN-WA TECHNOS CO.,LTD.に対する販売実績は、当該販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満であるため記載を省略しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当連結会計年度の売上高は148億21百万円(前連結会計年度比11.4%減)となりました。
当社では液晶関連分野において液晶パネル需要の大幅な回復は見られないものの、新規参入需要を取り込み、液晶パネル製造装置の販売が増加したことなどから、売上高が増加いたしました。一方でプリント基板分野では半導体向けパッケージ基板の需要減少に伴い同分野での設備投資が減少したこと、工作機械及び産業用機械向け操作パネルにおいても、顧客の生産調整が続きともに売上高が減少いたしました。当社全体ではプリント基板分野、工作機械及び産業用機械向け操作パネルの減収の影響が大きく、売上高は全社ベースで前連結会計年度の実績を下回りました。
連結子会社においてもJPN,INC.では主要顧客の生産調整が続く中、新規顧客開拓を進めたことにより売上高は前連結会計年度並みとなりましたが、上海賽路客電子有限公司では、中国経済の減速が続き電子部品実装需要が減少したことから前連結会計年度の実績を下回りました。当社及び上海賽路客電子有限公司が減収となったことを要因としてグループ全体でも売上高は前連結会計年度の実績を下回る結果となりました。
売上高が減少したことが主要因となり、営業利益は9億7百万円(前連結会計年度比42.6%減)、経常利益は11億9百万円(前連結会計年度比35.5%減)となりました。
経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、本業に加え為替変動等、営業外のリスクも考慮した経営管理を行うことを目的に売上高経常利益率を重要な経営指標ととらえ、その向上を目指して経営に取り組んでおります。
当連結会計年度における売上高経常利益率は売上高減少、原材料価格の上昇等を要因として営業利益率が悪化したことなどから7.5%となり、前連結会計年度比2.8ポイント減少いたしました。当社グループは、売上総利益率の改善や販売費及び一般管理費の削減など引き続き当該指標の向上に努めてまいります。
セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
(電子機器部品製造装置)
当セグメントの事業環境は「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 3.経営環境」に記載のとおりであります。
売上高は前連結会計年度比1.5%減の45億77百万円となりました。液晶関連分野で、新規参入需要を取り込み、液晶パネル製造装置の販売が増加したものの、プリント基板分野において半導体向けパッケージ基板の需要減少に伴い同分野での設備投資が減少しプリント基板製造装置の販売が減少したことなどからセグメント全体で売上高は前連結会計年度の実績を下回りました。営業利益は6億47百万円(前連結会計年度比0.2%増)となりました。セグメント全体で販売費及び一般管理費が減少したことなどが要因であります。
(ディスプレイ及び電子部品)
当セグメントの事業環境は「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 3.経営環境」に記載のとおりであります。
売上高は前連結会計年度比15.2%減の102億33百万円となりました。
当社において顧客の生産調整が続き工作機械及び産業用機械向けの操作パネルの販売が減少し、連結子会社の上海賽路客電子有限公司でも、中国経済の減速が続き電子部品実装需要が減少したことから売上高が前連結会計年度の実績を下回ったことなどが要因であります。
営業利益は2億60百万円(前連結会計年度比72.1%減)となりました。セグメント全体で売上高が減少したこと、原材料価格の上昇等から製造原価率が上昇したことなどが要因であります。
財政状態の分析は「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
a.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b.資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの資金需要は主に運転資金需要と設備資金需要があります。
運転資金は、製品製造のための材料及び部品の購入のほか、製造経費、販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであり、設備資金は、生産設備の能力増強、合理化、更新のための必要資金であります。
これらの資金需要については自己資金及び金融機関からの借入金により資金調達しております。このうち、借入金による資金調達は当社において、極度額2,500百万円のコミットメントラインを含む総額4,600百万円のシンジケートローンを組成して調達しております。資金の流動性については現金及び現金同等物に加え、コミットメントラインを締結することで十分な流動性を確保しております。
なお、当連結会計年度末の借入金を含む有利子負債の残高は2,008百万円であります。
また、原材料価格の高騰等により先行きが不透明な中、不測の事態に対しては、コミットメントラインから追加資金を確保できる体制(当連結会計年度末未実行残高2,000百万円)を整えており、当面安定的な経営が可能な状態にあります。事業環境の急激な変化にも対応できるよう、引き続き、適時に必要資金を確保できる体制を維持してまいります。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
a.経営成績の状況
当連結会計年度における我が国経済は、堅調な企業業績を背景にした雇用・所得環境の改善に加え、インバウンド需要の回復が持続したことなどから緩やかな回復が続きました。一方で、中東地域での紛争、ロシアによるウクライナ侵攻など不安定な海外情勢の長期化や、中国経済の停滞、不安定な為替相場、今後のアメリカの政策動向など、先行きについては依然として不透明な状況が続いております。
当社グループにおきましては、プリント基板分野においては、スマートフォンやパソコン等の民生機器向けの半導体需要に減速感が出ており、パッケージ基板の需要が減少しております。液晶関連分野におきましても液晶パネルの大幅な需要回復は見られず、中国においても現地経済の停滞に伴い電子部品実装需要の調整局面が続いております。
このような環境のもと、当連結会計年度の売上高は148億21百万円(前連結会計年度比11.4%減)となり、営業利益は9億7百万円(前連結会計年度比42.6%減)、経常利益は11億9百万円(前連結会計年度比35.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は7億88百万円(前連結会計年度比28.4%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(電子機器部品製造装置)
プリント基板分野では、半導体向けパッケージ基板の需要減少に伴い同分野での設備投資が減少したことなどから前連結会計年度と比較し売上高は減少しました。
液晶関連分野におきましては、液晶パネル需要の大幅な回復は見られないものの、新規参入需要を取り込み、液晶パネル製造装置の販売が増加したことなどから、売上高は前連結会計年度を上回りました。
その結果、売上高は45億77百万円(前連結会計年度比1.5%減)、営業利益は6億47百万円(前連結会計年度比0.2%増)となりました。
(ディスプレイ及び電子部品)
自動車向け印刷製品及び工作機械並びに産業用機械向け操作パネルについては、顧客の生産調整が続き、売上高は前連結会計年度と比較し減少いたしました。
連結子会社におきましても、JPN,INC.は主要顧客の生産調整が続く中、新規顧客開拓を進めたことにより売上高は前連結会計年度並みとなりましたが、利益面では原材料価格上昇等の影響から前連結会計年度を下回りました。上海賽路客電子有限公司においても中国経済の減速が続き電子部品実装需要が減少していることから、前連結会計年度と比較して減収減益となりました。
その結果、売上高は102億33百万円(前連結会計年度比15.2%減)、営業利益は2億60百万円(前連結会計年度比72.1%減)となりました。
b.財政状態の状況
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比べ9億81百万円減少の157億円となりました。
流動資産は、101億32百万円となり前連結会計年度末と比べ9億32百万円減少いたしました。これは現金及び預金が3億92百万円増加したものの、受取手形が7億38百万円、売掛金が3億42百万円、棚卸資産が2億72百万円それぞれ減少したことなどによるものであります。
固定資産は、55億67百万円となり前連結会計年度末と比べ49百万円減少いたしました。これは投資その他の資産合計が73百万円増加したものの、無形固定資産合計が86百万円、有形固定資産合計が36百万円それぞれ減少したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末と比べ20億33百万円減少の59億61百万円となりました。
流動負債は、38億24百万円となり前連結会計年度末と比べ16億26百万円減少いたしました。これは支払手形及び買掛金が2億2百万円、短期借入金が11億56百万円それぞれ減少したことなどによるものであります。
固定負債は、21億36百万円となり前連結会計年度末と比べ4億7百万円減少いたしました。これは長期借入金が4億21百万円減少したことなどによるものであります。
純資産は、97億38百万円となり前連結会計年度末と比べ10億52百万円増加いたしました。これは剰余金の配当を1億22百万円実施したものの、親会社株主に帰属する当期純利益を7億88百万円計上し、利益剰余金が6億66百万円増加したこと、為替換算調整勘定が3億80百万円増加したことなどによるものであります。
この結果、自己資本比率は62.0%になりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1億2百万円増加し、23億29百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と、それらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は22億92百万円(前連結会計年度比308.2%増加)となりました。主な増加要因は税金等調整前当期純利益11億3百万円、減価償却費6億41百万円、売上債権の減少額11億95百万円であり、主な減少要因は法人税等の支払額3億17百万円、仕入債務の減少額2億61百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は6億26百万円(前連結会計年度比55.7%減少)となりました。主な増加要因は定期預金の払戻による収入25億47百万円であり、主な減少要因は定期預金の預入による支出27億16百万円、有形固定資産の取得による支出4億31百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は17億85百万円(前連結会計年度は1億22百万円の獲得)となりました。主な減少要因は短期借入金の純減額11億63百万円、長期借入金の返済による支出4億21百万円、配当金の支払額1億22百万円であります。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 生産高(百万円) | 前年同期比(%) |
| 電子機器部品製造装置 | 2,837 | 87.8 |
| ディスプレイ及び電子部品 | 8,428 | 88.1 |
| その他 | 1 | 78.7 |
| 合計 | 11,267 | 88.0 |
(注) 金額は製造原価によっております。
b.受注実績
当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 受注高(百万円) | 前年同期比(%) | 受注残高(百万円) | 前年同期比(%) |
| 電子機器部品製造装置 | 4,353 | 121.1 | 3,214 | 93.5 |
| ディスプレイ及び電子部品 | 9,779 | 86.4 | 963 | 68.0 |
| その他 | 9 | 86.9 | - | - |
| 合計 | 14,142 | 94.8 | 4,178 | 86.0 |
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 販売高(百万円) | 前年同期比(%) |
| 電子機器部品製造装置 | 4,577 | 98.5 |
| ディスプレイ及び電子部品 | 10,233 | 84.8 |
| その他 | 9 | 86.9 |
| 合計 | 14,821 | 88.6 |
(注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
| 相手先 | 前連結会計年度 (自 2023年2月1日 至 2024年1月31日) | 当連結会計年度 (自 2024年2月1日 至 2025年1月31日) | ||
| 金額(百万円) | 割合(%) | 金額(百万円) | 割合(%) | |
| SHANGHAI SUN-WA TECHNOS CO.,LTD. | 2,286 | 13.7 | - | - |
(注) 当連結会計年度のSHANGHAI SUN-WA TECHNOS CO.,LTD.に対する販売実績は、当該販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満であるため記載を省略しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当連結会計年度の売上高は148億21百万円(前連結会計年度比11.4%減)となりました。
当社では液晶関連分野において液晶パネル需要の大幅な回復は見られないものの、新規参入需要を取り込み、液晶パネル製造装置の販売が増加したことなどから、売上高が増加いたしました。一方でプリント基板分野では半導体向けパッケージ基板の需要減少に伴い同分野での設備投資が減少したこと、工作機械及び産業用機械向け操作パネルにおいても、顧客の生産調整が続きともに売上高が減少いたしました。当社全体ではプリント基板分野、工作機械及び産業用機械向け操作パネルの減収の影響が大きく、売上高は全社ベースで前連結会計年度の実績を下回りました。
連結子会社においてもJPN,INC.では主要顧客の生産調整が続く中、新規顧客開拓を進めたことにより売上高は前連結会計年度並みとなりましたが、上海賽路客電子有限公司では、中国経済の減速が続き電子部品実装需要が減少したことから前連結会計年度の実績を下回りました。当社及び上海賽路客電子有限公司が減収となったことを要因としてグループ全体でも売上高は前連結会計年度の実績を下回る結果となりました。
売上高が減少したことが主要因となり、営業利益は9億7百万円(前連結会計年度比42.6%減)、経常利益は11億9百万円(前連結会計年度比35.5%減)となりました。
経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、本業に加え為替変動等、営業外のリスクも考慮した経営管理を行うことを目的に売上高経常利益率を重要な経営指標ととらえ、その向上を目指して経営に取り組んでおります。
当連結会計年度における売上高経常利益率は売上高減少、原材料価格の上昇等を要因として営業利益率が悪化したことなどから7.5%となり、前連結会計年度比2.8ポイント減少いたしました。当社グループは、売上総利益率の改善や販売費及び一般管理費の削減など引き続き当該指標の向上に努めてまいります。
セグメントごとの経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
(電子機器部品製造装置)
当セグメントの事業環境は「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 3.経営環境」に記載のとおりであります。
売上高は前連結会計年度比1.5%減の45億77百万円となりました。液晶関連分野で、新規参入需要を取り込み、液晶パネル製造装置の販売が増加したものの、プリント基板分野において半導体向けパッケージ基板の需要減少に伴い同分野での設備投資が減少しプリント基板製造装置の販売が減少したことなどからセグメント全体で売上高は前連結会計年度の実績を下回りました。営業利益は6億47百万円(前連結会計年度比0.2%増)となりました。セグメント全体で販売費及び一般管理費が減少したことなどが要因であります。
(ディスプレイ及び電子部品)
当セグメントの事業環境は「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 3.経営環境」に記載のとおりであります。
売上高は前連結会計年度比15.2%減の102億33百万円となりました。
当社において顧客の生産調整が続き工作機械及び産業用機械向けの操作パネルの販売が減少し、連結子会社の上海賽路客電子有限公司でも、中国経済の減速が続き電子部品実装需要が減少したことから売上高が前連結会計年度の実績を下回ったことなどが要因であります。
営業利益は2億60百万円(前連結会計年度比72.1%減)となりました。セグメント全体で売上高が減少したこと、原材料価格の上昇等から製造原価率が上昇したことなどが要因であります。
財政状態の分析は「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
a.キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b.資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの資金需要は主に運転資金需要と設備資金需要があります。
運転資金は、製品製造のための材料及び部品の購入のほか、製造経費、販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであり、設備資金は、生産設備の能力増強、合理化、更新のための必要資金であります。
これらの資金需要については自己資金及び金融機関からの借入金により資金調達しております。このうち、借入金による資金調達は当社において、極度額2,500百万円のコミットメントラインを含む総額4,600百万円のシンジケートローンを組成して調達しております。資金の流動性については現金及び現金同等物に加え、コミットメントラインを締結することで十分な流動性を確保しております。
なお、当連結会計年度末の借入金を含む有利子負債の残高は2,008百万円であります。
また、原材料価格の高騰等により先行きが不透明な中、不測の事態に対しては、コミットメントラインから追加資金を確保できる体制(当連結会計年度末未実行残高2,000百万円)を整えており、当面安定的な経営が可能な状態にあります。事業環境の急激な変化にも対応できるよう、引き続き、適時に必要資金を確保できる体制を維持してまいります。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。