有価証券報告書
15.法人所得税
(1)繰延税金資産及び繰延税金負債
① 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生要因別の内訳
前連結会計年度
当連結会計年度
② 連結財政状態計算書上の繰延税金資産及び繰延税金負債
③ 繰延税金資産を認識していない繰越欠損金及び将来減算一時差異
当社グループは、繰延税金資産の認識にあたり、将来減算一時差異・繰越欠損金などの一部又は全部が、将来課税所得に対して利用できる可能性を考慮している。将来課税所得の見積りは、経営者が承認した事業計画に基づいており、これは固定費の削減、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による需要及び生産への影響、並びに主力事業である火力発電システム事業の事業環境の変化に伴う対応等の前提を踏まえて作成されたものである。繰延税金資産の回収可能性の評価においては、過去の課税所得水準、繰延税金資産が認識できる期間における将来課税所得の予測、及び税務上の影響も考慮した経営施策に基づき、税務便益が実現する可能性は高いと判断している。
④ 繰延税金資産を認識していない繰越欠損金の金額及び繰越期限
当該繰越欠損金の金額には、日本の地方税(住民税及び事業税)に係るものが含まれており、税率は10%未満である。
⑤ 繰延税金負債を認識していない投資に関する一時差異
前連結会計年度末及び当連結会計年度末現在の繰延税金負債として認識していない子会社及び関連会社の投資に関連する一時差異の総額は、それぞれ318,017百万円及び430,370百万円である。当社グループが一時差異の解消時期をコントロールでき、かつ予見可能な期間内での一時差異が解消しない可能性が高い場合には、当該一時差異に関連する繰延税金負債を認識していない。
(2)純損益を通じて認識される法人所得税
各連結会計年度において、純損益を通じて認識した法人所得税の内訳は、以下のとおりである。
(3)実効税率の調整
法定実効税率と平均実際負担税率との差異について、原因となった主要な項目の内訳は以下のとおりである。
(1)繰延税金資産及び繰延税金負債
① 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生要因別の内訳
前連結会計年度
| (単位:百万円) | ||||
| 2020年4月1日 | 純損益 を通じて認識 | その他の包括利益 において認識 | 2021年3月31日 | |
| 繰延税金資産 | ||||
| 子会社及び関連会社並びに 共同支配企業に対する投資 | 180,756 | △39,386 | - | 141,369 |
| 引当金 | 50,358 | 6,065 | - | 56,424 |
| 退職給付に係る負債 | 85,008 | △2,466 | △24,386 | 58,155 |
| 繰越欠損金 | 10,234 | 47,126 | - | 57,360 |
| 減価償却超過額 | 21,477 | 5,573 | - | 27,051 |
| 契約負債 | 14,358 | 5,239 | - | 19,598 |
| 未払費用等 | 19,198 | 1,451 | - | 20,650 |
| 有形固定資産評価差額 | 18,354 | 1,249 | - | 19,603 |
| 損失評価引当金 | 5,091 | 3,320 | - | 8,412 |
| 有価証券評価損 | 2,222 | - | 8,748 | 10,970 |
| 使用権資産評価差額 | 15,704 | △2,112 | - | 13,591 |
| 棚卸資産評価損 | 20,331 | △560 | - | 19,770 |
| その他 | 103,081 | △764 | 5,917 | 108,234 |
| 繰延税金資産合計 | 546,177 | 24,736 | △9,720 | 561,193 |
| 繰延税金負債 | ||||
| 有価証券評価差額 | 20,110 | - | 23,125 | 43,235 |
| 固定資産圧縮積立金 | 27,252 | 1,953 | - | 29,206 |
| 退職給付に係る資産 (退職給付信託) | 43,537 | △1,845 | - | 41,692 |
| 子会社及び関連会社並びに 共同支配企業に対する投資 | 17,284 | 25 | 2,435 | 19,745 |
| 減価償却超過額 | 11,574 | △1,547 | - | 10,026 |
| 特定事業再編投資損失準備金 | 10,574 | △2,109 | - | 8,465 |
| 企業結合により識別された 無形資産 | 5,994 | △2,902 | - | 3,091 |
| その他 | 34,438 | △3,216 | 2,766 | 33,988 |
| 繰延税金負債合計 | 170,765 | △9,641 | 28,326 | 189,451 |
当連結会計年度
| (単位:百万円) | ||||
| 2021年4月1日 | 純損益 を通じて認識 | その他の包括利益 において認識 | 2022年3月31日 | |
| 繰延税金資産 | ||||
| 子会社及び関連会社並びに 共同支配企業に対する投資 | 141,369 | 18,857 | - | 160,226 |
| 引当金 | 56,424 | 10,848 | - | 67,272 |
| 退職給付に係る負債 | 58,155 | 4,109 | △22,296 | 39,968 |
| 繰越欠損金 | 57,360 | △27,637 | - | 29,723 |
| 減価償却超過額 | 27,051 | 1,623 | - | 28,674 |
| 契約負債 | 19,598 | 6,341 | - | 25,939 |
| 未払費用等 | 20,650 | △1,256 | - | 19,393 |
| 有形固定資産評価差額 | 19,603 | △367 | - | 19,236 |
| 損失評価引当金 | 8,412 | 4,464 | - | 12,876 |
| 有価証券評価損 | 10,970 | - | △358 | 10,612 |
| 使用権資産評価差額 | 13,591 | △3,361 | - | 10,230 |
| 棚卸資産評価損 | 19,770 | △13,503 | - | 6,266 |
| その他 | 108,234 | △26,168 | 3,772 | 85,838 |
| 繰延税金資産合計 | 561,193 | △26,049 | △18,882 | 516,260 |
| 繰延税金負債 | ||||
| 有価証券評価差額 | 43,235 | - | △1,056 | 42,179 |
| 固定資産圧縮積立金 | 29,206 | 3,289 | - | 32,495 |
| 退職給付に係る資産 (退職給付信託) | 41,692 | △1,750 | △8,499 | 31,442 |
| 子会社及び関連会社並びに 共同支配企業に対する投資 | 19,745 | △5,369 | 3,651 | 18,027 |
| 減価償却超過額 | 10,026 | △430 | - | 9,595 |
| 特定事業再編投資損失準備金 | 8,465 | △2,110 | - | 6,355 |
| 企業結合により識別された 無形資産 | 3,091 | △695 | - | 2,395 |
| その他 | 33,988 | △6,562 | 300 | 27,725 |
| 繰延税金負債合計 | 189,451 | △13,630 | △5,604 | 170,216 |
② 連結財政状態計算書上の繰延税金資産及び繰延税金負債
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
| 繰延税金資産 | 378,338 | 352,261 |
| 繰延税金負債 | 6,597 | 6,217 |
③ 繰延税金資産を認識していない繰越欠損金及び将来減算一時差異
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
| 繰越欠損金 | 547,258 | 595,415 |
| 将来減算一時差異 | 628,428 | 606,095 |
| 合計 | 1,175,687 | 1,201,511 |
当社グループは、繰延税金資産の認識にあたり、将来減算一時差異・繰越欠損金などの一部又は全部が、将来課税所得に対して利用できる可能性を考慮している。将来課税所得の見積りは、経営者が承認した事業計画に基づいており、これは固定費の削減、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による需要及び生産への影響、並びに主力事業である火力発電システム事業の事業環境の変化に伴う対応等の前提を踏まえて作成されたものである。繰延税金資産の回収可能性の評価においては、過去の課税所得水準、繰延税金資産が認識できる期間における将来課税所得の予測、及び税務上の影響も考慮した経営施策に基づき、税務便益が実現する可能性は高いと判断している。
④ 繰延税金資産を認識していない繰越欠損金の金額及び繰越期限
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (2021年3月31日) | 当連結会計年度 (2022年3月31日) | |
| 1年目 | 18,145 | 13,053 |
| 2年目 | 15,198 | 19,635 |
| 3年目 | 25,364 | 31,184 |
| 4年目 | 37,463 | 53,329 |
| 5年目以降 | 451,087 | 478,212 |
| 合計 | 547,258 | 595,415 |
当該繰越欠損金の金額には、日本の地方税(住民税及び事業税)に係るものが含まれており、税率は10%未満である。
⑤ 繰延税金負債を認識していない投資に関する一時差異
前連結会計年度末及び当連結会計年度末現在の繰延税金負債として認識していない子会社及び関連会社の投資に関連する一時差異の総額は、それぞれ318,017百万円及び430,370百万円である。当社グループが一時差異の解消時期をコントロールでき、かつ予見可能な期間内での一時差異が解消しない可能性が高い場合には、当該一時差異に関連する繰延税金負債を認識していない。
(2)純損益を通じて認識される法人所得税
各連結会計年度において、純損益を通じて認識した法人所得税の内訳は、以下のとおりである。
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| 当期法人所得税 | ||
| 当期 | 36,324 | 35,005 |
| 過年度修正 | 4,206 | 605 |
| 当期法人所得税計 | 40,530 | 35,610 |
| 繰延法人所得税 | ||
| 一時差異の発生及び解消 | △35,838 | 11,749 |
| 税率の変更又は新税の賦課 | 1,120 | 717 |
| その他 | 340 | △47 |
| 繰延法人所得税計 | △34,377 | 12,419 |
| 法人所得税合計 | 6,153 | 48,029 |
(3)実効税率の調整
法定実効税率と平均実際負担税率との差異について、原因となった主要な項目の内訳は以下のとおりである。
| 前連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2021年4月1日 至 2022年3月31日) | |
| 国内の法定実効税率 | 30.5% | 30.5% |
| 損金不算入の費用 | 2.8% | 1.4% |
| 益金不算入の収益 | △1.6% | △0.9% |
| 持分法による投資損益 | △9.4% | △3.0% |
| 未認識の繰延税金資産の変動 | △3.0% | △1.7% |
| 試験研究費税額控除 | △2.4% | △2.0% |
| 子会社及び関連会社並びに共同支配企業に対する投資 | △16.1% | 0.8% |
| 税率変更による期末繰延税金資産の修正 | 0.6% | 0.5% |
| その他 | 11.0% | 2.1% |
| 平均実際負担税率 | 12.5% | 27.7% |