四半期報告書-第114期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)

【提出】
2021/11/12 13:08
【資料】
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【項目】
39項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、ワクチンの普及が進む欧米先進国を中心に経済活動の正常化が進み、緩やかに景気回復が進んでおりますが、一方で、東南アジアをはじめとする新型コロナウイルス感染症の再拡大に起因する工業製品の不足、未だ継続している世界的な半導体供給不足による自動車メーカーの減産の影響など、依然として先行きが不透明な状況が継続しております。
わが国経済においては、ワクチンの普及とともに対面型のサービス消費が回復し始め、設備投資も企業収益の改善を受けて持ち直しの傾向がみられるものの、半導体不足や東南アジアに依存している部品供給不足によるサプライチェーンの混乱を受けた自動車減産の影響等により、足踏み状態となっております。
当社グループは、このような不透明な状況下において、需要の変動に柔軟に対応する生産体制の強化、合理化に取り組みました。
このような市場環境下、当社グループの当第2四半期連結累計期間における業績につきましては、自動車産業、建設機械関連における国内外での新型コロナウイルス感染症の影響からの需要の回復により、売上高は前年同四半期比38.4%増収の50,315百万円となりました。
利益面につきましては、営業利益は、2,677百万円(前年同四半期は営業損失2,555百万円)となりました。また、経常利益は、2,602百万円(前年同四半期は経常損失2,875百万円)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、1,188百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失2,549百万円)となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等の適用により、当社グループ全体での売上高は119百万円減少しております。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。
なお、セグメント間の内部売上高又は振替高は、セグメントの売上高に含めております。
① 自動車用エンジン軸受
日本国内の当第2四半期連結累計期間の新車販売台数は、前年同期に比べ、ほぼ横ばいとなっておりますが、海外では、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた前年同期に比べ、米国、欧州、中国、いずれも増加しております。また、第1四半期では未だ回復途上にあったタイにおいても、第2四半期では、前年同四半期に比べ増加しており、総じて回復傾向がみられます。
そのような状況下、自動車産業全体の新型コロナウイルス感染症の影響からの需要の回復により、当社グループの国内、海外の売上高も増加したことから、当セグメントの売上高は、前年同四半期比42.8%増収の28,613百万円、セグメント利益は、前年同四半期比1,066.3%増益の4,281百万円となりました。
② 自動車用エンジン以外軸受
自動車用エンジン軸受と同様に、グローバルで需要が回復し、売上高は、前年同四半期比50.5%増収の10,005百万円、セグメント利益は、前年同四半期比293.7%増益の1,712百万円となりました。なお、収益認識会計基準等の適用により、当セグメントの売上高は、56百万円減少しております。
③ 非自動車用軸受
・船舶分野
2021年9月末の手持ち工事量は、前年同四半期末に比べ増加しており、世界経済の回復に伴う海上荷動きの増加、メンテナンス需要の増加傾向に加え、大型コンテナ船等の需要増により、足元では受注環境の好転が見込まれております。売上高は、継続的な中国向けの新規開拓に伴う受注の増加等もあり、前年同四半期に比べ、微増となりました。
・建設機械分野
新型コロナウイルス感染症の影響からのサービスパーツの需要の増加や在庫積み上げの影響も寄与し、当社グループの売上高も、前年同四半期に比べ、大幅に増加に転じました。
・一般産業分野におけるエネルギー分野
エネルギー市場においては、再生可能エネルギーが注目されている中、水車用・排水ポンプ場向けの軸受ユニットの新規受注等はあったものの、新型コロナウイルス感染症の影響によるプラント・設備関連の工期延期等により、主に火力発電向けのガスタービン、蒸気タービン用軸受の需要が減少し、売上高は、前年同四半期に比べ、減少となりました。
これらの結果、一般産業分野におけるエネルギー分野の売上が減少したものの、船舶分野・建設機械分野等の売上増が寄与し、当セグメントの売上高は、前年同四半期比3.7%増収の5,213百万円、他方、セグメント利益は、エネルギー分野の売上の減少等の影響により、前年同四半期比17.6%減益の700百万円となりました。
④ 自動車用軸受以外部品
・アルミダイカスト製品
タイの自動車産業については回復傾向がみられており、タイの2021年4月~9月の生産や輸出については、前年同期に比べ大幅に増加しております。当社においては、タイの新工場(DMキャスティングテクノロジー(タイ)CO., LTD.)における電動自動車用部品の新規納入も徐々に増え始め、売上高は、前年同四半期に比べ、増加に転じております。セグメント利益については、タイ新工場の設備・建屋の償却等の負担はあるものの、需要回復による増収の影響及び労務費等の削減努力の継続により、前年同四半期に比べ改善しました。
・曲げパイプ、ノックピン、NC切削品などの部品
日本、中国、北米の堅調な需要の回復を受け、前年同四半期に比べ、増収となりました。セグメント利益についても、需要回復による増収の影響及び生産性向上・合理化努力により、前年同四半期に比べ、改善しました。
これらの結果、売上高は、前年同四半期比51.0%増収の6,469百万円、セグメント損失は、642百万円(前年同四半期はセグメント損失1,165百万円)となり、回復の兆しが見え始めております。なお、収益認識会計基準等の適用により、当セグメントの売上高は、63百万円減少しております。
⑤ その他
電気二重層キャパシタ用電極シート、金属系無潤滑軸受事業及びポンプ関連製品事業に不動産賃貸事業等を加えた当セグメントの売上高は、前年同四半期比4.3%減収の1,036百万円、セグメント利益は、前年同四半期比7.1%減益の169百万円となりました。
(2) 財政状態
(総資産)
当第2四半期連結会計期間の総資産は、前連結会計年度末に比べ3.3%増加し、160,281百万円となりました。これは主に現金及び預金、商品及び製品が増加したことによります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間の純資産は、前連結会計年度末に比べ3.0%増加し、66,444百万円となりました。これは主に利益剰余金、為替換算調整勘定が増加したことによります。
(自己資本比率)
当第2四半期連結会計期間の自己資本比率は前連結会計年度末と同様の36.3%となりました。
(3) キャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、19,708百万円となり前年同四半期末に比べ7,689百万円(28.1%)の減少となりました。
当第2四半期連結累計期間に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動において獲得した資金は、9,256百万円(前第2四半期連結累計期間は325百万円の獲得)となりました。これは主に減価償却費4,532百万円、仕入債務の増減額の増加3,607百万円によります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動において使用した資金は、4,150百万円(前第2四半期連結累計期間は2,896百万円の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出3,175百万円によります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動において使用した資金は、4,415百万円(前第2四半期連結累計期間は11,122百万円の獲得)となりました。これは主に短期借入金の純増減額の減少3,314百万円によります。
(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に関する重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は944百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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