四半期報告書-第113期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/11/12 13:11
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、中国では緊急事態宣言の解除に伴う経済活動再開による段階的な需要回復がみられ始めましたが、その他の地域では極めて厳しい状況となりました。
わが国経済においては、緊急事態宣言の解除後に個人消費や生産活動において一定の回復がみられたものの、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う世界経済の停滞による輸出の減少など、先行きが不透明な状況が続いております。
このような市場環境下、当社グループの当第2四半期連結累計期間における業績につきましては、主に自動車産業関連の全世界的な需要の伸び悩みにより、売上高は前年同四半期に比べて28.3%減収の36,349百万円となりました。
利益面につきましては、営業損失は、2,555百万円(前年同四半期は営業利益2,335百万円)となりました。また、経常損失は、2,875百万円(前年同四半期は経常利益2,180百万円)となり、親会社株主に帰属する四半期純損失は、2,549百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益926百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。
なお、セグメント間の内部売上高又は振替高は、セグメントの売上高に含めております。
また、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しており、当第2四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。詳細は、「第4 経理の状況 注記事項 (セグメント情報等)3 報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。
① 自動車用エンジン軸受
日本国内の当第2四半期連結累計期間の新車販売台数は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、前年同四半期に比べ減少しており、海外も同様の影響を受け、中国、タイ、欧州、米国を中心に減少し、当社グループをとり巻く環境は、極めて厳しい状況となりました。
そのような状況下、自動車産業全体の需要減により、当社グループの国内・海外の売上高はともに減少し、当セグメントの売上高は前年同四半期に比べ31.1%減収の20,042百万円、セグメント利益は前年同四半期に比べ89.7%減益の367百万円となりました。
② 自動車用エンジン以外軸受
新型コロナウイルス感染症拡大による影響から、売上高は前年同四半期に比べ23.1%減収の6,647百万円、セグメント利益は前年同四半期に比べ69.2%減益の435百万円となりました。
③ 非自動車用軸受
・船舶分野
2020年9月末の手持ち工事量は、前年同四半期末と比べ減少し、1997年以来の低水準が続いております。当社グループにおいては、LNG船(液化天然ガスを運ぶタンカー)のエンジン軸受で、中国・韓国向けに新規開拓の継続的な受注はあるものの、低速ディーゼルエンジン用軸受の需要落ち込みや、世界の荷動きの停滞による船舶の稼働抑制などの影響を受け、メンテナンスの需要も減少し、売上高も減少となりました。
・建設機械分野
いち早く経済活動を再開した中国では、インフラ需要の増加を受け、堅調に推移したものの、それ以外の主要地域では、経済活動の停滞などを受け、建機需要が大きく落ち込みました。また、アジアの最大市場であるインドネシアにおいても、燃料価格の下落に伴う鉱山機械の需要低迷に加え、アジア諸地域における新型コロナウイルス感染拡大の影響により、需要の低迷が続いており、当社グループの売上高も減少となりました。
・一般産業分野におけるエネルギー分野
エネルギー市場における化石燃料の発電市場全般については、CO2削減の観点から、厳しい環境が続いているものの、高効率型の火力発電向けのガスタービン、蒸気タービンや水力発電機用軸受の受注増があり、売上高は増加となりました。
これらの結果、一般産業分野におけるエネルギー分野の売上増があったものの、当セグメントの売上高は前年同四半期に比べ4.7%減収の5,028百万円、セグメント利益は一般産業分野におけるエネルギー分野の売上増が寄与し、前年同四半期に比べ3.5%増益の849百万円となりました。
④ 自動車用軸受以外部品
・アルミダイカスト製品
タイの自動車産業が低調な上、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、タイの自動車輸出台数が大幅に減少し、売上高は前年同四半期比で減少しております。また、電動自動車用部品の生産を開始しましたタイの新工場(DMキャスティングテクノロジー(タイ)CO., LTD.)においては、需要の減少や新規納入の後ろ倒しにより売上高が当初の見込みに比べ減少しましたが、今後は徐々に売上に寄与してまいります。セグメント利益についても売上低迷の影響により減益となりました。
・曲げパイプ、ノックピン、NC切削品などの部品
新型コロナウイルス感染症拡大の影響による国内外の受注減少により、売上高は減少となりました。セグメント利益についても、売上の低迷により減益となりました。
これらの結果、売上高は前年同四半期に比べ41.1%減収の4,285百万円、セグメント損失は1,165百万円(前年同四半期はセグメント損失275百万円)となりました。
⑤ その他
一部設備用ポンプのスポット受注はあったものの、米中貿易摩擦による減速に加え、新型コロナ感染症拡大の影響により全般的な設備投資の減速が続きました。
これらの結果、電気二重層キャパシタ用電極シート、金属系無潤滑軸受事業及びポンプ関連製品事業に不動産賃貸事業等を加えた当セグメントの売上高は前年同四半期に比べ12.9%減収の1,082百万円、セグメント利益は前年同四半期に比べ34.1%減益の182百万円となりました。
(2) 財政状態
(総資産)
当第2四半期連結会計期間の総資産は、前連結会計年度末に比べ0.2%減少し、159,156百万円となりました。これは、主に現金及び預金が増加した一方、受取手形及び売掛金、有形固定資産が減少したことによります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間の純資産は、前連結会計年度末に比べ7.3%減少し、59,479百万円となりました。これは主に為替換算調整勘定のマイナスが増加したこと及び利益剰余金が減少したことによります。
(自己資本比率)
当第2四半期連結会計期間の自己資本比率は前連結会計年度末に比べ2.5ポイント減少し、32.6%となりました。
(3) キャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、27,398百万円となり前年同四半期末に比べ12,016百万円(78.1%)の増加となりました。
当第2四半期連結累計期間に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動において獲得した資金は、325百万円(前第2四半期連結累計期間は6,355百万円の獲得)となりました。これは主に減価償却費4,215百万円の一方、仕入債務の増減額の減少4,032百万円によります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動において使用した資金は、2,896百万円(前第2四半期連結累計期間は5,349百万円の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出3,293百万円によります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動において獲得した資金は、11,122百万円(前第2四半期連結累計期間は2,709百万円の使用)となりました。これは主に短期借入金の純増減額の増加9,538百万円によります。
(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載のうち、新型コロナウイルス感染拡大における会計上の見積りの仮定について変更を行っております。
詳細は、「第4 経理の状況 注記事項 (追加情報)」をご参照ください。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に関する重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は987百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設について、当第2四半期連結累計期間に重要な変更があったものは、次のとおりであります。
会社名事業所名
(所在地)
セグメントの
名称
設備の内容投資予定額資金調達方法着手年月完了予定年月
総額(百万円)既支払額(百万円)
欧州風力発電用軸受新会社(仮称)欧州候補地選定中非自動車用軸受ジャーナル軸受(風力
発電に係る風車の軸受)
製造設備等
2,903当社からの
投融資資金、自己資金
2018年
10月
未定

(注) 1 金額には、消費税等は含んでおりません。
2 欧州風力発電用軸受新会社(仮称)は、設立前段階のため名称は未定です。

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