四半期報告書-第67期第3四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/11/11 13:47
【資料】
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【項目】
36項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
(事業環境)
当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の蔓延による影響で低迷していた経済活動が、緊急事態宣言の解除を契機として、輸出や生産、個人消費などで持ち直しの動きがみられ、少しずつ回復へと向かって動き出してまいりました。しかしながら、感染状況は終息へと向かうにはほど遠く、特に海外との往来などは依然として強い制限があることや、第2波、第3波への警戒感も強く残るなど、先行きが見通しにくい状況のなかで推移致しました。
(受注高、売上高及び受注残高の状況)
このような事業環境のなか、当第3四半期連結累計期間の受注高は、新型コロナウイルス感染症による企業活動の停滞や、先行きが不透明ななかでの発注の先送りなどの影響により、74億8千8百万円(前年同期比32.3%減)となりました。売上高は、受注低迷の影響を受けたものの、期首の受注残高を売上へと結びつけることができたことで、88億7千9百万円(前年同期比2.9%増)となりました。これらの結果、当第3四半期連結累計期間末における受注残高は、42億2千3百万円(前年同期比45.6%減)となりました。
(損益の状況)
損益面は、利益率が高い計測機器セグメントの売上が大きく減少したことによって、売上におけるセグメント構成が大きく変化した結果、売上原価率は58.6%(前年同期は52.9%)となりました。販売費及び一般管理費は、展示会の中止などによる広告宣伝費の減少、海外を含めたコロナ禍による出張の減少やオンライン会議の増加による旅費交通費の減少があった一方で、精力的に研究開発を進めたことにより、前年同期に比べ4千1百万円の増加となりました。これらの結果、営業損失は6億9千6百万円(前年同期は2億5千9百万円の営業損失)、経常損失は6億8千5百万円(前年同期は2億3千7百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は7億3千6百万円(前年同期は1億9千6百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
なお、当社グループでは2019年度からの3ヶ年を第2期(「Challenge StageⅡ」)とする、中期経営計画を推進しております。詳細につきましては、2019年1月29日公表の「中期経営計画の策定に関するお知らせ」をご参照ください。
また、2020年9月10日付けで「事業所用地取得のお知らせ」を公表いたしました。こちらは、当社長期戦略であります「モノ→コト→モノの循環による顧客価値の創出」に則りまして、中期経営計画 Challenge StageⅡでも重点施策として取り組んでおります「エンジニアリング領域の強化による「コト」ビジネスの推進」「社外連携強化による競争力の向上」をより一層推進するため、事業所用地(愛知県豊田市)の取得を行いました。概要等につきましては、当社ホームページをご参照ください。(当社ホームページ https://www.onosokki.co.jp)
セグメント別の業績は、次の通りであります。
<計測機器>「計測機器」は、緊急事態宣言の発令により、多くの企業で実施されました在宅勤務の拡大によりまして、お客様への訪問が停滞するなど、営業活動上の制約を受けました。宣言解除後も移動の自粛や、海外渡航の制限、または大規模展示会の中止などプロモーション活動にも大きな影響が及び、特に主力でありますデータ処理装置を中心とした高額案件では、低調に推移致しました。この結果、受注高は26億7千1百万円(前年同期比24.9%減)、売上高は25億8千9百万円(前年同期比25.7%減)となりました。また、セグメント損益は研究開発費の増加などの影響を受けまして、6億3千万円のセグメント損失(前年同期は8千1百万円のセグメント利益)となりました。
<特注試験装置及びサービス>「特注試験装置及びサービス」は、当セグメントの主要なお客様であります自動車業界におきましても、新型コロナウイルス感染症の影響を受けており、「計測機器」同様に営業活動への制約が大きく出ております。しかしながら、前連結会計年度からの受注残案件を、現地調整などへの影響を受けながらも売上へと結びつけられた結果、受注高は48億8百万円(前年同期比35.8%減)、売上高は、62億8千1百万円(前年同期比22.3%増)、セグメント損失は6千2百万円(前年同期は3億4千1百万円のセグメント損失)となりました。
<その他>「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、損害保険代理業務及び当社が所有する土地・建物の管理業務、その他当社からの委託業務等を行っております。
当区分の売上高は1億1千5百万円(前年同期比3.7%減)、営業利益は8百万円(前年同期比46.8%減)となりました。なお、当区分の外部顧客に対する売上高は8百万円(前年同期比11.2%減)であります。
② 財政状態
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は201億8千7百万円となり、前連結会計年度末に比べ18億5千6百万円減少しました。主な内訳は、現金及び預金の増加、受取手形及び売掛金の減少、仕掛品の減少、土地の取得による増加、投資有価証券の時価評価による減少であります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は62億5千8百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億8千万円減少しました。主な内訳は、買掛金の減少、賞与引当金の増加、未払金の減少、長期未払金の減少であります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は139億2千9百万円となり、前連結会計年度末に比べ11億7千5百万円減少となりました。主な内訳は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上による減少、投資有価証券の時価評価によるその他有価証券評価差額金の減少、配当金の支払による減少であります。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ7億3千万円増加(37.1%)し、26億9千7百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、20億9千7百万円の収入となりました。主な内訳は、税金等調整前四半期純損失6億8千5百万円、売上債権の減少額23億7千万円、たな卸資産の減少額3億5千4百万円、仕入債務の減少額3億7千5百万円であります。
前年同四半期と比較すると、14億1千8百万円の収入の増加(208.8%)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、11億9千1百万円の支出となりました。主な内訳は、有形固定資産の取得による支出11億3千9百万円、無形固定資産の取得による支出3千4百万円であります。
前年同四半期と比較すると、7億5千3百万円の支出の増加(171.7%)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、1億5千3百万円の支出となりました。主な内訳は、短期借入金の減少額1億円、長期借入れによる収入5億円、長期借入金の返済による支出3億8千5百万円、配当金の支払額1億6千6百万円であります。
前年同四半期と比較すると4億2千2百万円の支出の減少(△73.4%)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は11億7千6百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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