四半期報告書-第34期第2四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用環境や企業収益の改善などを背景として緩やかながら景気回復基調で推移し、また世界経済においても同様に緩やかな景気回復を継続しました。
このような状況の中、当社グループはバイオ関連業界において、血液や組織細胞などの検体から遺伝子を抽出するための自動化装置(DNA自動抽出装置)を中心として、遺伝子研究の現場に対し様々な自動化装置を事業展開してまいりました。また、遺伝子の抽出技術に増幅・測定技術を組み合わせた全自動遺伝子診断装置を開発し、これまでの研究開発分野に加えて病院や検査センターなどの臨床診断分野も対象として販売を開始しております。更に、装置の使用に伴い消費される試薬(DNA抽出用の試薬)や反応容器などのプラスチック消耗品の製造販売にも注力いたしました。
これら製品は、世界的な販売網を有するバイオ関連業界の大手企業との契約によるOEM販売(相手先ブランドによる販売)を中心に、国内及び欧米子会社を通じた自社販売も含め、ワールドワイドに事業展開しております。
当第2四半期連結累計期間は、売上高は2,042百万円(前年同期比18.7%増)、売上総利益は710百万円(前年同期比14.6%増)となりました。エリテック社向けOEM製品である全自動遺伝子診断装置の販売や、DNA自動抽出装置の販売については好調に推移しました。全体としては前年同期比で増収増益となりました。
一方、費用面においては、研究開発費は213百万円(前年同期比29.0%減)と減少したほか、その他費用の削減にも努め、販売費及び一般管理費は、715百万円(前年同期比15.8%減)となりました。これらの結果、営業損失は△4百万円(前年同期は営業損失は△229百万円)となり、前年同期比から赤字幅は改善しました。
その他、新株予約権発行費7百万円などの計上により、経常損失は△19百万円(前年同期は経常損失△227百万円)となり、更に特別利益において、取引先との契約に基づく契約解除補償金6百万円を計上、特別損失として契約解除損失7百万円を計上したことなどから、親会社株主に帰属する四半期純損失につきましては、△21百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失△235百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(セグメント別売上高)
① 装置
当第2四半期連結累計期間は、売上高は1,201百万円(前年同期比25.3%増)となりました。営業費用は1,069百万円(前年同期比18.5%増)となり、営業利益は132百万円(前年同期比131.6%増)となりました。詳細は、以下のとおりであります。
(a)ラボ(研究室)自動化装置
従来より事業展開しているDNA自動抽出装置を中心としたラボ向けの各種自動化装置の販売に関する区分であります。当第2四半期連結累計期間は、売上高は735百万円(前年同期比14.7%増)となりました。営業費用は566百万円(前年同期比5.4%増)となり、営業利益は168百万円(前年同期比62.5%増)となりました。増収増益の要因は、ワールドワイドの取引先にOEM供給をしているDNA自動抽出装置の販売が好調に推移していることによるものです。
(b)臨床診断装置
当社の事業領域として、遺伝子を利用した臨床診断分野が拡大しています。従来の研究開発分野に加えて、この分野の拡大に注力していきたいと考えています。
当第2四半期連結累計期間は、売上高は466百万円(前年同期比46.6%増)となりました。一方で、営業費用は502百万円(前年同期比37.8%増)となり、営業損失は△36百万円(前年同期は営業損失△46百万円)となりました。増収増益の要因は、エリテック社向け全自動遺伝子診断装置の販売が好調に推移していることによるものです。
② 試薬・消耗品
当区分は、当社装置の使用に伴い消費される、DNA抽出用の試薬や反応容器などの専用プラスチック消耗品の区分であります。試薬に関しては、自社ブランド装置用のほか、一部OEM先に当社のDNA抽出試薬を供給しております。その他のOEM先は、OEM先が自社で試薬を製造販売しておりますが、プラスチック消耗品は当社から購入する契約となっております。
当第2四半期連結累計期間は、売上高は546百万円(前年同期比20.5%増)となりました。営業費用は499百万円(前年同期比11.1%増)となり、営業利益は46百万円(前年同期比42百万円増)となりました。前年同期比で増収増益となりました。
③ メンテナンス関連
当区分は、装置メンテナンスやスペアパーツ(交換部品)販売などの区分であります。主要なOEM先は、OEM先が自社でメンテナンス対応しておりますが、スペアパーツは当社から購入する契約となっております。
当第2四半期連結累計期間は、売上高121百万円(前年同期比4.7%減)となりました。営業費用は93百万円(前年同期比5.2%減)となり、営業利益28百万円(前年同期比2.8%減)となりました。当該区分は、装置の累積販売台数に応じて売上高は伸長していく傾向にあり、当第2四半期連結累計期間においても順調な販売でありました。
④ 受託製造
当区分は、子会社の製造工場であるエヌピーエス㈱が実施している、当社以外の外部からの受託製造事業の区分であります。
当第2四半期連結累計期間は、売上高は173百万円(前年同期比4.4%減)となりました。営業費用は114百万円(前年同期比26.3%減)となり、営業利益は58百万円(前年同期比126.5%増)となりました。当区分は、エヌピーエス㈱の収益確保のための事業となっています。
財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は5,512百万円となり、前連結会計年度末に比べて383百万円の増加となりました。主な要因としては、受取手形及び売掛金等の流動資産が347百万円増加、工具、器具及び備品等の固定資産が36百万円増加いたしました。
負債合計は1,752百万円となり、前連結会計年度末に比べて85百万円の減少となりました。主な要因としては、支払手形及び買掛金等の流動負債が64百万円増加した一方、長期借入金等の固定負債が150百万円減少いたしました。
純資産合計は3,760百万円となり、前連結会計年度末に比べて468百万円の増加となりました。主な要因としては、第三者割当された新株予約権の権利行使に伴う新株発行により、資本金が244百万円増加、資本剰余金が244百万円増加いたしました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ235百万円増加し2,271百万円となりました。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>売上債権の増加96百万円、たな卸資産の増加55百万円などの資金の減少があり、減価償却費36百万円、その他60百万円などの資金の増加がありましたが、営業活動によるキャッシュ・フローとしては35百万円の減少(前年同期は67百万円の増加)となりました。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>有形固定資産の取得による支出25百万円などの資金の減少があり、投資活動によるキャッシュ・フローとしては26百万円の減少(前年同期は43百万円の減少)となりました。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>長期借入金の返済による支出180百万円などの資金の減少がありましたが、新株予約権の行使による株式の発行による収入484百万円などの資金の増加があり、財務活動によるキャッシュ・フローとしては300百万円の増加(前年同期は50百万円の減少)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
有価証券報告書(2018年9月28日提出)の記載から重要な変更又は新たな発生はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費は213百万円(前年同期比29.0%減)となりました。当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動について、重要な変更はありません。
なお、セグメントにおいては、全社費用として計上しております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用環境や企業収益の改善などを背景として緩やかながら景気回復基調で推移し、また世界経済においても同様に緩やかな景気回復を継続しました。
このような状況の中、当社グループはバイオ関連業界において、血液や組織細胞などの検体から遺伝子を抽出するための自動化装置(DNA自動抽出装置)を中心として、遺伝子研究の現場に対し様々な自動化装置を事業展開してまいりました。また、遺伝子の抽出技術に増幅・測定技術を組み合わせた全自動遺伝子診断装置を開発し、これまでの研究開発分野に加えて病院や検査センターなどの臨床診断分野も対象として販売を開始しております。更に、装置の使用に伴い消費される試薬(DNA抽出用の試薬)や反応容器などのプラスチック消耗品の製造販売にも注力いたしました。
これら製品は、世界的な販売網を有するバイオ関連業界の大手企業との契約によるOEM販売(相手先ブランドによる販売)を中心に、国内及び欧米子会社を通じた自社販売も含め、ワールドワイドに事業展開しております。
当第2四半期連結累計期間は、売上高は2,042百万円(前年同期比18.7%増)、売上総利益は710百万円(前年同期比14.6%増)となりました。エリテック社向けOEM製品である全自動遺伝子診断装置の販売や、DNA自動抽出装置の販売については好調に推移しました。全体としては前年同期比で増収増益となりました。
一方、費用面においては、研究開発費は213百万円(前年同期比29.0%減)と減少したほか、その他費用の削減にも努め、販売費及び一般管理費は、715百万円(前年同期比15.8%減)となりました。これらの結果、営業損失は△4百万円(前年同期は営業損失は△229百万円)となり、前年同期比から赤字幅は改善しました。
その他、新株予約権発行費7百万円などの計上により、経常損失は△19百万円(前年同期は経常損失△227百万円)となり、更に特別利益において、取引先との契約に基づく契約解除補償金6百万円を計上、特別損失として契約解除損失7百万円を計上したことなどから、親会社株主に帰属する四半期純損失につきましては、△21百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失△235百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(セグメント別売上高)
| 前第2四半期 連結累計期間 | 当第2四半期 連結累計期間 | 対前年同期 増減率 | (参考) 前連結会計年度 | |||||
| 金額 | 構成比 | 金額 | 構成比 | 金額 | 構成比 | |||
| 報告セグメント | 百万円 | % | 百万円 | % | % | 百万円 | % | |
| 装置 | 959 | 55.8 | 1,201 | 58.9 | 25.3 | 1,902 | 52.3 | |
| 試薬・消耗品 | 453 | 26.3 | 546 | 26.7 | 20.5 | 964 | 26.5 | |
| メンテナンス関連 | 127 | 7.4 | 121 | 5.9 | △4.7 | 353 | 9.7 | |
| 受託製造 | 181 | 10.5 | 173 | 8.5 | △4.4 | 420 | 11.5 | |
| 合計 | 1,721 | 100.0 | 2,042 | 100.0 | 18.7 | 3,641 | 100.0 | |
① 装置
当第2四半期連結累計期間は、売上高は1,201百万円(前年同期比25.3%増)となりました。営業費用は1,069百万円(前年同期比18.5%増)となり、営業利益は132百万円(前年同期比131.6%増)となりました。詳細は、以下のとおりであります。
(a)ラボ(研究室)自動化装置
従来より事業展開しているDNA自動抽出装置を中心としたラボ向けの各種自動化装置の販売に関する区分であります。当第2四半期連結累計期間は、売上高は735百万円(前年同期比14.7%増)となりました。営業費用は566百万円(前年同期比5.4%増)となり、営業利益は168百万円(前年同期比62.5%増)となりました。増収増益の要因は、ワールドワイドの取引先にOEM供給をしているDNA自動抽出装置の販売が好調に推移していることによるものです。
(b)臨床診断装置
当社の事業領域として、遺伝子を利用した臨床診断分野が拡大しています。従来の研究開発分野に加えて、この分野の拡大に注力していきたいと考えています。
当第2四半期連結累計期間は、売上高は466百万円(前年同期比46.6%増)となりました。一方で、営業費用は502百万円(前年同期比37.8%増)となり、営業損失は△36百万円(前年同期は営業損失△46百万円)となりました。増収増益の要因は、エリテック社向け全自動遺伝子診断装置の販売が好調に推移していることによるものです。
② 試薬・消耗品
当区分は、当社装置の使用に伴い消費される、DNA抽出用の試薬や反応容器などの専用プラスチック消耗品の区分であります。試薬に関しては、自社ブランド装置用のほか、一部OEM先に当社のDNA抽出試薬を供給しております。その他のOEM先は、OEM先が自社で試薬を製造販売しておりますが、プラスチック消耗品は当社から購入する契約となっております。
当第2四半期連結累計期間は、売上高は546百万円(前年同期比20.5%増)となりました。営業費用は499百万円(前年同期比11.1%増)となり、営業利益は46百万円(前年同期比42百万円増)となりました。前年同期比で増収増益となりました。
③ メンテナンス関連
当区分は、装置メンテナンスやスペアパーツ(交換部品)販売などの区分であります。主要なOEM先は、OEM先が自社でメンテナンス対応しておりますが、スペアパーツは当社から購入する契約となっております。
当第2四半期連結累計期間は、売上高121百万円(前年同期比4.7%減)となりました。営業費用は93百万円(前年同期比5.2%減)となり、営業利益28百万円(前年同期比2.8%減)となりました。当該区分は、装置の累積販売台数に応じて売上高は伸長していく傾向にあり、当第2四半期連結累計期間においても順調な販売でありました。
④ 受託製造
当区分は、子会社の製造工場であるエヌピーエス㈱が実施している、当社以外の外部からの受託製造事業の区分であります。
当第2四半期連結累計期間は、売上高は173百万円(前年同期比4.4%減)となりました。営業費用は114百万円(前年同期比26.3%減)となり、営業利益は58百万円(前年同期比126.5%増)となりました。当区分は、エヌピーエス㈱の収益確保のための事業となっています。
財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は5,512百万円となり、前連結会計年度末に比べて383百万円の増加となりました。主な要因としては、受取手形及び売掛金等の流動資産が347百万円増加、工具、器具及び備品等の固定資産が36百万円増加いたしました。
負債合計は1,752百万円となり、前連結会計年度末に比べて85百万円の減少となりました。主な要因としては、支払手形及び買掛金等の流動負債が64百万円増加した一方、長期借入金等の固定負債が150百万円減少いたしました。
純資産合計は3,760百万円となり、前連結会計年度末に比べて468百万円の増加となりました。主な要因としては、第三者割当された新株予約権の権利行使に伴う新株発行により、資本金が244百万円増加、資本剰余金が244百万円増加いたしました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ235百万円増加し2,271百万円となりました。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>売上債権の増加96百万円、たな卸資産の増加55百万円などの資金の減少があり、減価償却費36百万円、その他60百万円などの資金の増加がありましたが、営業活動によるキャッシュ・フローとしては35百万円の減少(前年同期は67百万円の増加)となりました。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>有形固定資産の取得による支出25百万円などの資金の減少があり、投資活動によるキャッシュ・フローとしては26百万円の減少(前年同期は43百万円の減少)となりました。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>長期借入金の返済による支出180百万円などの資金の減少がありましたが、新株予約権の行使による株式の発行による収入484百万円などの資金の増加があり、財務活動によるキャッシュ・フローとしては300百万円の増加(前年同期は50百万円の減少)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
有価証券報告書(2018年9月28日提出)の記載から重要な変更又は新たな発生はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費は213百万円(前年同期比29.0%減)となりました。当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動について、重要な変更はありません。
なお、セグメントにおいては、全社費用として計上しております。