四半期報告書-第47期第2四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)

【提出】
2019/08/07 16:32
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【項目】
35項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
2019年12月期
第2四半期累計
売上高営業損失経常損失親会社株主に帰属する四半期純損失
個別(百万円)21,587△2,270△7,971△7,476
連結(百万円)52,541△3,850△9,363△9,039

当四半期連結会計期間末における財政状態については、以下のとおりです。
総資産の額は、現金及び預金が建設投資に伴う支出、配当の支払、自己株式の取得、短期借入金の返済、長期借入金による収入等もあり10,269百万円減少する一方、その他有形固定資産が在外子会社においてリース会計基準を新たに適用したこともあり31,048百万円増加し、前連結会計年度末と比べて27,667百万円増加し538,345百万円になりました。
総負債の額は、その他固定負債が在外子会社においてリース会計基準を新たに計上したこともあり33,018百万円増加し、前連結会計年度末と比べて36,537百万円増加し172,151百万円となりました。
純資産の額は、利益剰余金が四半期純損失の計上、配当金支払もあり11,604百万円減少したことから、前連結会計年度末に比べて8,869百万円減少し366,193百万円となりました。
当四半期連結累計期間における経営成績は以下のとおりです。
売上ならびに営業損失については、統合型リゾート(IR)事業において来場者数・ジャンケット数の増加もあり当第2四半期連結累計期間における売上高は52,541百万円(前年同期比 12.9%増)、営業損失は3,850百万円(前年同期 営業損失6,930百万円)となりました。経常利益(損失)ならびに親会社株主に帰属する四半期純利益(損失)については、前四半期連結累計期間においては、ウィン・リゾーツ社と和解契約を締結し、営業外収益として受取利息を74,471百万円、特別利益として和解による株式償還差益158,796百万円を計上しましたが、当四半期連結累計期間ではそのような多額の営業外収益、特別利益の計上がなかったこともあり、経常損失は9,363百万円(前年同期 経常利益71,050百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は9,039百万円(前年同期 親会社株主に帰属する四半期純利益172,543百万円)となりました。
なお、事業セグメント別の業績は以下のとおりであります。各業績数値はセグメント間売上高又は振替高を調整前の金額で記載しております。
また、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
①遊技機事業
当第2四半期連結累計期間における遊技機事業の売上高は20,203百万円(前年同期比 15.6%減)、営業利益は2,965百万円(前年同期比 191.1%増)となりました。
遊技機業界では、ギャンブル等依存症対策基本法への対応の一環として、2018年2月1日より改正規則が施行されました。各メーカーによる改正規則に対応した遊技機の積極的な開発と投入も始まり、一部のタイトルでは、新たなゲーム性が評価を得るなど市場活性化に向けて期待が高まっております。しかし、型式試験の厳格化により適合率が低水準であることから、改正規則機の市場供給は低調に推移しております。
かかる状況下で当社は、市場活性化に向け、幅広いユーザーに支持される主力タイトルを軸にパチスロ・パチンコ機の販売を行いました。
パチスロ機においては、4月に株式会社バンダイナムコエンターテインメントとのコラボレーション企画「ファミスロ」第3弾となる『SLOTギャラガ』、5月には前作の『ハナビ』の遊びやすさをそのままに、遊び慣れたユーザーも納得の「通」仕様『ハナビ通』の販売を行いました。
パチンコ機においては、パチスロ市場でも高い人気を誇るGODシリーズを用いた『Pアナザーゴッドハーデス ジャッジメント』を6月に市場投入いたしました。GODシリーズの名に恥じぬ新進気鋭のスペックで、納得の出玉感を実現したパチンコ機となっております。
②統合型リゾート(IR)事業
当第2四半期連結累計期間における統合型リゾート(IR)事業の売上高(1) 31,415百万円は(前年同期比 45.2%増)、営業損失は1,821百万円(前年同期 営業損失3,036百万円)となりました。また、当第2四半期における統合型リゾート(IR)事業の調整後EBITDA(2) は5,259百万円となり、前年同期の290百万円から4,969百万円の増加となっております。
統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」では、当第2四半期における来訪者数の増加、VIP、マスマーケットテーブル、マスマーケットのゲーミングマシンを含む全てのセグメントの取扱高増加等の効果により、売上高は大きく増加しました。ローリングチップの勝率は2019年3月31日までの第1四半期の3.76%に対し2019年6月30日までの当四半期は2.68%になりました。
ホテル稼働率は第2四半期を通して高い水準を維持し、平均客室単価は10,000フィリピン・ペソを上回っております。タワーAのホテル客室は2018年第4四半期中に全室オープンしております。
また、当社は複数の不動産事業の収益の計上に関し、当連結会計年度に収益を計上する方針で進めております。
(1)売上高は、総売上高からゲーミング税及びジャックポット費用を控除したものです。
(2)調整後EBITDA = 営業損益 + 減価償却費及び償却費 + その他の調整項目
③その他
当第2四半期連結累計期間におけるその他の売上高は791百万円(前年同期比 10.7%減)、営業利益は120百万円(前年同期比 75.3%減)となりました。
メディアコンテンツ事業においては、『ドンちゃん2(2019)』のシミュレーターアプリをApp Store・Google Playにて配信いたしました。また、ソーシャルカジノゲーム「スロットストリート」では、国内向けにセガ・インタラクティブ社製『セガNET麻雀 MJ』をモチーフにしたビデオスロットを配信、海外向けに『フリッパー』『バベル』『アステカリターンズ』等を配信し、ユーザーの皆様から好評を得ております。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の残高は、長期借入れによる収入、その他の流動負債の増減等により増加したものの、建設工事に伴う支出(有形固定資産の取得による支出)、短期借入金の返済(短期借入金の純増減額)、利息の支払、配当金の支払、自己株式の取得による支出により減少したこともあり、前連結会計年度末に比べて10,273百万円減少し、35,597百万円となりました。また、当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況及び主な増減要因は次のとおりであります。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>営業活動によるキャッシュ・フローは、11,498百万円の収入となりました。これは、主に税金等調整前四半期純損失9,368百万円、減価償却費8,595百万円を計上したことに加え、その他の流動負債の増減額14,053百万円、及び利息の支払額2,332百万円によるものです。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>投資活動によるキャッシュ・フローは、17,826百万円の支出となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出14,288百万円、短期貸付金の実行による支出1,103百万円、非連結子会社株式の取得による支出1,356百万円によるものです。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>財務活動によるキャッシュ・フローは、4,091百万円の支出となりました。これは、主に短期借入金の純増減額6,690百万円、長期借入れによる収入8,183百万円、自己株式の取得による支出2,233百万円、配当金の支払2,950百万円よるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間において、グループ全体の研究開発活動の金額は2,468百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況に関する事項のうち、投資家の判断に影響を及ぼす可能性のある項目は、以下のようなものがあります。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、以下の記載は当社グループの事業に関するリスクをすべて網羅するものではありません。
①遊技機事業
遊技機事業においては、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」に基づき、国家公安委員会規則(遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則)で定められた「技術上の規格」に適合することが必要であり、機械ごとに指定試験機関(一般財団法人保安通信協会)による型式試験及び各都道府県の公安委員会の型式検定を受けております。これらの法律・規格の改廃が行われた場合においても、当社は業界の動向及び他社申請状況の分析に基づき、計画的、戦略的に申請を実行いたしますが、行政当局の指導や業界による自主規制などにより大きな変更を余儀なくされた場合には、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。また、業界における嗜好性等の変化、所得状況を含む国内の景気動向により、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。
②為替リスク
当社グループの連結財務諸表の作成にあたっては、グループ内の海外関係会社について各社の外貨建て損益及び資産・負債を円換算して連結財務諸表に取り込むことから、通貨の為替レートの変動により、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。
③訴訟関係
当社グループでは係争中の案件が複数有り、これら訴訟の判決結果によっては、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。引き続き、訴訟リスクの回避に努力してまいりますが、第三者から新たに提訴された場合、その判決結果によっては、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。
④統合型リゾート(IR)事業について
当社グループでは、フィリピンにおいて統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」を展開しております。フィリピンに限らず世界の経済環境の変動、為替市場における通貨変動といった経済的要因、また、フィリピン政府や“Philippine Amusement and Gaming Corporation (PAGCOR)”の規制改正、税制改正といった事業環境の変動要因により、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。
(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析
資金需要は統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」の建築費、遊技機事業の材料費、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用が主なものであります。投資活動については研究開発費、子会社株式の取得、自己株式取得等によるものであります。これらの資金需要に対する資金財源は、手持資金、私募債、金融機関からの借入により必要とする資金を調達しております。当四半期連結会計期間末における社債・借入金等有利子負債の残高は82,960百万円、現金及び現金同等物の残高は35,597百万円となっております。
(8)経営戦略の現状と見通し
①遊技機事業
第3四半期においては、アニプレックス社のアニメ版権パチンコ機『Pハイスクール・フリート』の販売を行っております。「ハイスクール・フリート」は2016年にテレビ放映され、その後も根強いファンに支えられ劇場版の公開を予定している人気アニメです。
パチスロ機においては、現在もユーザーやホールから高い評価を得ている「魔法少女まどか☆マギカ」の最新作『SLOT劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』の販売を開始しております。両タイトルともに市場の期待と評価が高く、既に計画販売台数を上回る注文を頂いております。
このように当社は、改正規則の施行による市場環境・開発環境の変化に柔軟かつ迅速に対応するべく、新たな取り組みや独自性を追求し環境の変化に対応する「チャレンジ」を行うことで、顧客であるパチンコホールの集客に貢献できる遊技機創出に努めてまいります。

(ご参考)2019年度 パチスロ・パチンコ販売台数
第1四半期第2四半期第3四半期(受注済)合計
販売台数(台)10,97836,07445,54092,592

(注)第2四半期までの実績につきましては、「2019年12月期 第2四半期決算補足資料」
( https://www.universal-777.com/corporate/ir/library/result/ )をご参照ください。
②統合型リゾート(IR)事業
統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」では、引き続き稼働施設の拡張に注力してまいります。
タワーBホテルの客室数が増加する想定であり、2019年7月にはその一部の新しい客室が稼働しました。統合型リゾート(IR)事業が引き続き成長し、団体客のイベントや海外ツアー客のさらなる受け入れも見込まれます。2019年度における調整後EBITDAの利益率は、売上高の拡大に伴う固定費比率の低下によって年間を通して上昇することを想定しています。
VIP向けカジノでは、既存のジャンケット(1) による継続的な収益増加に加え、新たに契約予定のジャンケットによる売上高増加が期待されます。なお、ローリングチップ取扱高(2) に対する勝率は、2.7%~3.0%を想定しています。また、マスマーケット向けカジノにおいても、マーケティング施策の継続・改善と、さらなる施設拡張に伴う成長が見込まれます。ホテル客室数や、ショッピングモール店舗、その他施設の増加によって、リゾート全体への来場者数が増え、マスマーケット向けのカジノ売上高が増加すると予想しております。
加えて、その他売上高(ホテル、飲食、リテール、エンターテインメント等)においても、段階的なリテールスペースのリースやサービス品質の向上だけでなく、継続してMICE(3) 誘致等に関する計画を充実させていくことによって、収益増加に向けた取り組みを強化する予定です。
当社グループは、統合型リゾート(IR)事業の中核会社であるTiger Resort, Leisure and Entertainment, Inc.の成長を加速させるために、フィリピンにおける統合型リゾート(IR)事業の早期の株式公開に向けて準備を進めております。当社は、株式公開準備としてフィリピン証券取引所に上場しているAsiabest Group International Inc.の株式の66.6%を取得したことを、2019年2月4日に発表しました。今後については、詳細等が決まり次第、順次開示してまいります。
(1)ジャンケットとは、VIPプレイヤー個人やVIP団体客をカジノに集客する中間業者のこと。カジノホテ
ルは、VIPカジノルームの一部をジャンケットに対して貸し出します。
(2)ローリングチップ取扱高とは、ローリングチップ(VIP向けチップ)を使って、プレイヤーが賭けて失
った額の合計です。
(3)MICEとは、ミーティング・インセンティヴ・カンファレンス・エキシビションの略で、企業による会
議・セミナー、報奨・研修旅行、国際会議や展示会・見本市といったビジネスイベントの総称です。
③その他
メディアコンテンツ事業においては、引き続きApp Store・Google Playにて高品質なシミュレーターアプリを提供してまいります。国内外で展開している「スロットストリート」における配信済みタイトル数は、国内版31タイトル・海外版56タイトルとなり、今後も新規タイトル及び機能追加を行うことで、ユーザー数の増加及び満足度の向上に努めてまいります。
今後もユーザーの皆様のご期待に応えるサービスを展開してまいります。

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