四半期報告書-第49期第3四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)

【提出】
2021/11/11 17:10
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
2021年12月期
第3四半期累計
売上高営業損益経常損益親会社株主に帰属する四半期純損益
個別(百万円)36,613△1,964△2,761△3,922
連結(百万円)57,683△4,330△7,735△18,398

当四半期連結会計期間末における財政状態は、以下のとおりです。
総資産の額は、現金及び預金の減少、持分法適用会社への貸付金の一部回収による減少、持分法適用会社の株式売却、土地売買契約の解約による繰延税金資産の取り崩しによる減少があった一方、建設投資に伴う建設仮勘定の増加、持分法による投資利益の増加による関係会社株式の増加により、前連結会計年度末に比べて6,890百万円減少し561,612百万円となりました。
総負債の額は、円安ドル高の進行による社債、長期借入金の増加、土地リースに関する未払費用の増加により、前連結会計年度末に比べて14,014百万円増加し224,939百万円となりました。
純資産の額は、利益剰余金が親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により減少したこともあり、前連結会計年度末に比べて20,904百万円減少し336,673百万円となりました。
当四半期連結累計期間における経営成績は以下のとおりです。
遊技機事業においては、前四半期連結累計期間に、「SLOTバジリスク~甲賀忍法帖~絆」のゲーム性を継承し、6号機としての新たな要素を加えた『SLOTバジリスク~甲賀忍法帖~絆2』を48,526台、ユーザーやホールから高い評価を得ている沖ドキ!シリーズの最新作『沖ドキ!2-30』を47,313台販売したことなどから、合計で125,325台を販売しました。一方、当四半期連結累計期間においては、現在、市場で稼働しているパチスロ機の主要タイトル約60万台が、当連結会計年度の第4四半期から来期の第1四半期にかけて、入替が予定されていることから、当連結会計年度の当社の製品販売も、その期間に集中して主要タイトルを市場に投入する戦略に基づいて行っております。その結果、当四半期連結累計期間の販売台数は、前四半期連結累計期間の125,325台から82,003台となりました。
また、統合型リゾート(IR)事業においては、統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」における新型コロナウイルス
感染症の拡大防止を目的として、ゲーミング事業は座席数の50%を上限とし操業していたことから、売上高は前四半期連結累計期間並みに推移しました。一方で、従業員の20%以上の人員削減を行い人件費が減少し、操業の制限に伴い販管費も減少しました。また円安ドル高の進行によって為替差益を計上、土地売買契約の解約による繰延税金資産の取り崩しによって法人税等調整額の計上を行っております。
この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は57,683百万円(前年同期比 25.2%減)となりました。営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する四半期純損失については、当四半期連結累計期間において、統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」における営業停止した施設の当該期間に係る固定費(減価償却費等)を7,046百万円販売費及び一般管理費から特別損失に振替したことから、営業損失は4,330百万円(前年同期 営業利益7,802百万円)、経常損失は7,735百万円(前年同期 経常損失394百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は18,398百万円(前年同期 親会社株主に帰属する四半期純損失6,813百万円)となりました。
①遊技機事業
当第3四半期連結累計期間における遊技機事業の売上高は35,188百万円(前年同期比 36.7%減)、営業利益は4,946百万円(前年同期比 77.5%減)となりました。
当第3四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルスワクチン接種の進展による、経済活動の段階的な再開に伴う個人消費の増加が期待されていましたが、新型コロナウイルス変異株が拡大し、複数の都道府県に再度緊急事態宣言が発令された影響もあり、期待された増加には至りませんでした。遊技機業界においては、パチンコホールは感染症対策を講じつつ営業を続けているものの、集客並びに稼働の回復には至らず、依然として厳しい経営環境のもとでパチンコホールの新台入替に対する慎重な姿勢が続き、遊技機の市場供給は低調に推移しました。
かかる状況下で当社は、パチスロ機においては、根強いファンの多いハナビシリーズ最新作『新ハナビ』、長期稼働を記録し、ホールやユーザーから高い評価を得ていた「SLOT魔法少女まどか☆マギカ」の正統後継機『SLOT劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語』等の導入を行いました。またパチンコ機では、株式会社バンダイナムコエンターテインメントの不朽の名作ゲームをモチーフとした『Pナムココレクション』の導入を行いました。なお、上記のパチスロ2機種については、第3四半期連結会計期間内のすべてのパチスロ販売機種の中で上位の販売台数となりました。
②統合型リゾート(IR)事業
当第3四半期連結累計期間における統合型リゾート(IR)事業の売上高(1) は21,707百万円(前年同期比 5.6%増)、営業損失は2,541百万円(前年同期 営業損失7,624百万円)となりました。また、当第3四半期における調整後EBITDA(2) は1,903百万円(前年同期 △2,758百万円)となりました。
当社グループが運営する統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」のあるフィリピンでは、当第3四半期に、政府による新型コロナウイルス感染症対策に係る規制により運営が制限されました。
2021年8月5日、フィリピン政府は、翌6日よりマニラ首都圏を最も規制の厳しい「強化されたコミュニティ隔離措置(ECQ)」とし、一時経済活動を停止すると発表しました。また9月14日には、マニラ首都圏において9月16日から実行される新たな新型コロナウイルス感染症対応のための警戒レベル・システムを示しました。これは、警戒レベルを1~5段階に設定したもので、最も規制が強化されるのがレベル5となります。マニラ首都圏は9月末まで警戒レベル4に設定され、内容は次の通りです。①カジノ運営は座席数の50%を上限とする。②レストランの店内飲食は当初10%が上限であったが、20%を上限とし屋外飲食は30%を上限とする(店内飲食については、オカダ・マニラのように衛生管理の認定を受けたレストランは上限30%で運営が可能。ただし新型コロナウイルスワクチン接種を2回完了した方のみ。また屋外飲食については、衛生管理認定を受けたレストランは上限40%で運営が可能、ゲストに対して新型コロナウイルスワクチン接種が2回完了の要件はない)。③ホテルの一般ゲストの宿泊は禁止。以上のような厳しい規制に基づき運営いたしました。
(1)売上高は、総売上高からゲーミング税及びジャックポット費用を控除したもの
(2)調整後EBITDA = 営業損益 + 減価償却費 + その他の調整項目
③その他
当第3四半期連結累計期間におけるその他の売上高は667百万円(前年同期比 28.3%減)、営業損失は79百万円(前年同期 営業利益188百万円)となりました。
メディアコンテンツ事業においては、『新ハナビ』『SLOT劇場版魔法少女まどか☆マギカ前後編』のシミュレータアプリをApp Store・Google Playにて配信いたしました。いずれも有料アプリ・ゲーム・カジノカテゴリーでダウンロードランキング1位を獲得するなど大変好評をいただいております。また、ソーシャルカジノゲーム「スロットストリート」では、弊社パチスロ機をモチーフにした『デュエルドラゴン』を配信し、オリジナリティ溢れる多種多様なビデオスロットが全48機種となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
遊技機事業
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、2020年5月20日に「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則の一部を改正する規則」が施行され、旧規則機撤去についての経過処置期間が1年間延長されました。規則改正の施行に伴い、パチンコホールにおいては新台入替に対する慎重な姿勢が強まっておりますが、業界13団体から構成されるパチンコ・パチスロ産業21世紀会にて、新規則機への計画的な入替が促進されるよう、旧規則機撤去に伴う内規が制定されております。
当初、旧規則機の撤去期限は2020年11月末とされていましたが、新型コロナウイルス感染症再拡大の影響を考慮し、2021年5月に撤去期限の2ヶ月間延長が決定し、旧規則機の撤去期限は2022年1月末となりました。
当社は、新規則機への技術対応と生産体制の活用をもって、引き続きホール経営への貢献度が高い遊技機を提供し、計画的な入替への促進を行ってまいります。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間において、グループ全体の研究開発活動の金額は3,410百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因
経営成績に重要な影響を与える要因については、「1 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析
資金需要は統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」の建設費、遊技機事業の材料費、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用、研究開発費等が主なものであります。これらの資金需要に対する資金財源は、手持資金、私募債、金融機関からの借入により必要とする資金を調達しております。当四半期連結会計期間末における社債・借入金等(リース債務除く)有利子負債の残高は107,252百万円、現金及び現金同等物の残高は26,249百万円となります。
(7)経営戦略の現状と見通し
①遊技機事業
遊技機業界では、2022年1月末の旧規則機の撤去期限が迫り、パチンコホールの新台入替に対する購買意欲は徐々に高まる事が予測されます。パチスロ機においては、規制の緩和に伴い、新たなゲーム性を搭載した新基準6.2号機の開発、導入を開始しており、ユーザーに支持されるヒット機種の登場が期待される状況にあります。
第4四半期の見通しとして、パチスロ機においては、初の遊技機化となるアニメとのタイアップ機『SLOTタブー・タトゥー』、多くのファンに支持される「A PROJECT」最新作『CCエンジェル』の導入を開始しております。また、シンプルなゲーム性とユーザーも納得の出玉感を兼ね備えた『泡盛』、沖ドキ!シリーズの最新作であり、新基準6.2号機『沖ドキ!DUO』の販売を開始しております。パチンコ機においては、株式会社カプコンの人気ゲームをモチーフとした『Pデビルメイクライ4 クレイジーバトル』の販売を開始しております。
当社は引き続き、独自性のある魅力的な遊技機創出に努めてまいります。またその魅力ある遊技機を通して、遊技機業界全体の活性化に貢献してまいります。
(ご参考)2021年12月期 パチスロ・パチンコ販売台数
第1四半期第2四半期第3四半期第4四半期(受注見込)
販売台数(台)12,70819,42949,86644,800

(注)第3四半期までの実績については、「2021年12月期 第3四半期決算補足資料」
( https://www.universal-777.com/corporate/ir/library/result/ )をご参照ください。
②統合型リゾート(IR)事業
フィリピンにおいても新型コロナウイルス感染症の影響は依然収束しておりませんが、オカダ・マニラは一定の制限のもとで一部営業を継続しております。10月16日より警戒レベルが4から3へ、さらに11月5日からはレベル2に緩和されたことにより、①カジノ運営は座席数の90%を上限とする。②レストランの店内飲食は80%を上限とし屋外飲食は100%を上限とする。③ホテルの一般ゲストの宿泊は全面再開。等の規制緩和に基づく運営が始まっております。引き続きフィリピン政府の発表を注視しながら、感染防止の観点から衛生管理を高い水準で維持してまいります。
③その他
メディアコンテンツ事業においては、引き続き高品質なシミュレータアプリや楽曲の配信を行ってまいります。月額制サービスの「ユニバ王国」及び基本プレイ無料のソーシャルカジノゲーム「スロットストリート」では、コンテンツを拡充することで新規会員を獲得し、多彩なイベントの開催と機能改善及び新規施策の追加を行って既存会員の満足度向上に努めてまいります。さらには、各種ゲームプラットフォームへの展開並びにコンテンツのライセンスアウトを積極的に行ってまいります。

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