四半期報告書-第49期第2四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当四半期連結会計期間末における財政状態については、以下のとおりです。
総資産の額は、現金及び預金の減少、持分法適用会社への貸付金の一部返済による減少、持分法適用会社の株式売却、土地売買契約の解約による繰延税金資産の取り崩しによる減少があった一方、建設投資に伴う建設仮勘定の増加、持分法による投資利益の増加による関係会社株式の増加、円安ペソ高の進行に伴う有形固定資産の増加により、前連結会計年度末に比べて7,949百万円増加し576,451百万円となりました。
総負債の額は、長期借入金の返済による減少があったものの、社債の発行分の一部前倒し入金、円安ドル高の進行による社債、短期借入金、長期借入金の増加、円安ペソ高の進行に伴うリース債務による固定負債の増加もあり、前連結会計年度末に比べて16,341百万円増加し227,266百万円となりました。
純資産の額は、利益剰余金が親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により減少した一方、為替換算調整勘定が円安ペソ高もあり増加したことから、前連結会計年度末に比べて8,392百万円減少し349,185百万円となりました。
当四半期連結累計期間における経営成績は以下のとおりです。
遊技機事業においては、前四半期連結累計期間に、『SLOTバジリスク~甲賀忍法帖~絆』を「継承」し、6号機としての新たな要素を加えた『SLOTバジリスク~甲賀忍法帖~絆2』を48,505台、ユーザーやホールから高い評価を得ている沖ドキ!シリーズの最新作『沖ドキ!2-30』を47,059台販売したことなどから、合計で110,591台を販売しました。一方、当四半期連結累計期間においては、現在、市場で稼働しているパチスロ機の主要タイトル約60万台が、当連結会計年度の第4四半期から来期の第1四半期にかけて、入替が予定されていることから、当連結会計年度の当社の製品販売も、その期間に集中して主要製品タイトルを市場に投入する戦略に基づいて行っております。その結果、当四半期連結累計期間の販売台数は、前四半期連結累計期間の110,591台から32,137台となりました。
また、統合型リゾート(IR)事業においては、統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」における新型コロナウイルス感染症の拡大防止を目的として、ゲーミング事業は座席数の30%を上限とし操業中なことから、売上高は減少しました。一方で、従業員の20%以上の人員削減を行い人件費が減少し、操業の制限に伴い販管費も減少しました。また円安ドル高の進行によって為替差益を計上、土地売買契約の解約による繰延税金資産の取り崩しによって法人税等調整額の計上を行っております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は28,618百万円(前年同期比 56.4%減)、営業損失は8,763百万円(前年同期 営業利益12,666百万円)、経常損失は8,761百万円(前年同期 経常利益7,330百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は16,928百万円(前年同期 親会社株主に帰属する四半期純利益3,410百万円)となりました。なお、事業セグメント別の業績は以下のとおりであります。各業績数値はセグメント間売上高又は振替高を調整前の金額で記載しております。
①遊技機事業
当第2四半期連結累計期間における遊技機事業の売上高は13,982百万円(前年同期比 71.4%減)、営業損失は2,318百万円(前年同期 営業利益22,032百万円)となりました。
当第2四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス変異株の感染拡大の影響により、2021年4月25日以降、複数の都道府県に再度緊急事態宣言が発令されました。現在、一部を除き緊急事態宣言は解除されていますが、パチンコホールの集客は低調に推移しました。また、この状況を受け、パチンコ・パチスロ産業21世紀会において決議された旧規則機の撤去期限に対する決議内容について改定が行われ、旧規則機の撤去期限が2021年11月末から2022年1月末に2ヵ月間の延長となりました。現在のコロナ禍による集客・稼働回復の遅れ、旧規則機の撤去期限延長等により、パチンコホールの新台入替に対する慎重な姿勢は続いており、パチスロ・パチンコ機の市場供給は低調に推移しました。
かかる状況下で当社は、パチスロ機においては、株式会社アニプレックスの人気アニメとのタイアップ機『SLOTアルドノア・ゼロ』の導入、またパチンコ機では、パチスロ・パチンコ市場において人気の高いバジリスクシリーズから『Pバジリスク~甲賀忍法帖~2 朧の章』、『Pバジリスク ~桜花忍法帖~』の導入を行いました。
②統合型リゾート(IR)事業
当第2四半期連結累計期間における統合型リゾート(IR)事業の売上高(1)は14,098百万円(前年同期比 12.4%減)、営業損失は2,017百万円(前年同期 営業損失5,265百万円)となりました。また、当第2四半期における調整後EBITDA(2) は875百万円(前年同期 △1,323百万円)となりました。
当社グループが運営する統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」のあるフィリピンでは、2021年3月頃から新型コロナウイルス変異株による感染者の急増により一時経済活動が停止しました。その後、感染症拡大の影響が軽減され、経済活動が再開しました。現在、マニラ首都圏は2021年3月以前と同様のGeneral Community Quarantine(一般的なコミュニティ隔離措置)となっており、「オカダ・マニラ」は規制緩和による政府のガイドラインを遵守し、一部営業を再開しております。
(1)売上高は、総売上高からゲーミング税及びジャックポット費用を控除したものです。
(2)調整後EBITDA = 営業損益 + 減価償却費 + その他の調整項目
③その他
当第2四半期連結累計期間におけるその他の売上高は448百万円(前年同期比 30.9%減)、営業損失は72百万円(前年同期 営業利益221百万円)となりました。
メディアコンテンツ事業においては、月額制サービス「ユニバ王国」のiOS版で『サンダーVライトニング』『アナターのオット!?はーです』の2機種を配信し、全6機種となりました(Andoroid版では38機種)。また、ソーシャルカジノゲーム「スロットストリート」では、株式会社パイオニアのパチスロ機をモチーフにした「プレミアムハナハナ」と、株式会社セガの『セガNET麻雀 MJ』をモチーフにした「MJ~昇龍version~」を配信し、全47機種になりました。いずれのコンテンツも、新機種を定期的に追加することで既存会員の継続意欲の向上に努めております。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の残高は、減価償却費、支払利息・社債利息の計上や、社債の発行による収入等により増加した一方、建設工事に伴う支出(有形固定資産の取得による支出)、社債やリースによる利息の支払により減少したこともあり、前連結会計年度末に比べて11,585百万円減少し、25,547百万円となりました。また、当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況及び主な増減要因は次のとおりであります。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>営業活動によるキャッシュ・フローは、10,593百万円の支出となりました。これは、主に税金等調整前四半期純損失14,192百万円、減価償却費9,000百万円、支払利息・社債利息を5,143百万円、及び利息の支払額2,974百万円によるものです。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>投資活動によるキャッシュ・フローは、3,479百万円の支出となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出3,760百万円、短期貸付金の回収による収入957百万円によるものです。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>財務活動によるキャッシュ・フローは、1,842百万円の収入となりました。これは、主に社債の発行による収入3,918百万円、長期借入金の返済による支出1,094百万円、短期借入金の純増減額577百万円によるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
遊技機事業
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、2020年5月20日に「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則の一部を改正する規則」が施行され、旧規則機撤去についての経過処置期間が1年間延長されました。規則改正の施行に伴い、パチンコホールにおいては新台入替に対する慎重な姿勢が強まっておりますが、業界13団体から構成されるパチンコ・パチスロ産業21世紀会にて、新規則機への計画的な入替が促進されるよう、旧規則機撤去に伴う内規が制定されております。
当初、旧規則機の撤去期限は2020年11月末とされていましたが、新型コロナウイルス感染症再拡大の影響を考慮し、2021年5月に撤去期限の2ヵ月間延長が決定し、旧規則機の撤去期限は2022年1月末となりました。
当社は、新規則機への技術対応と生産体制の活用をもって、引き続きホール経営への貢献度が高い遊技機を提供し、計画的な入替への促進を行ってまいります。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間において、グループ全体の研究開発活動の金額は2,254百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
経営成績に重要な影響を与える要因については、「1 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析
資金需要は統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」の建設費、遊技機事業の材料費、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用、研究開発費等によるものであります。これらの資金需要に対する資金財源は、手持資金、私募債、金融機関からの借入により必要とする資金を調達しております。当四半期連結会計期間末における社債・借入金等(リース債務除く)有利子負債の残高は104,242百万円、現金及び現金同等物の残高は25,547百万円となっております。
(8)経営戦略の現状と見通し
①遊技機事業
遊技機業界では、日本国内において新型コロナウイルスワクチン接種が進み、パチンコホールの集客や稼働が徐々に回復へ向かうことが予測されます。また、旧規則機の撤去期限が近づくにつれてパチンコホールの新台入替に対する購買意欲は高まるものと見込んでおります。
第3四半期の見通しとして、パチスロ機においては、市場において根強いファンの多いハナビシリーズ最新作『新ハナビ』の導入、及び現在もユーザーやホールから高い評価を得ている「魔法少女まどか☆マギカ」の最新作『SLOT劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語』の導入を開始しております。パチンコ機においては、株式会社バンダイナムコエンターテインメントの不朽の名作ゲームをモチーフとした『Pナムココレクション』シリーズの販売を開始しております。なお上記のパチスロ2機種は完売し、かつ第3四半期連結会計期間内のすべてのパチスロ販売予定機種の中で上位の導入台数を予定しており、当社第3四半期以降の販売台数は、当第2四半期連結累計期間の販売台数を大きく上回る台数を見込んでおります。
当社は引き続き、独自性のある魅力的な遊技機創出に努めてまいります。またその魅力ある遊技機を通して、遊技機業界全体の活性化に貢献してまいります。
(ご参考)2021年12月期 パチスロ・パチンコ販売台数
(注)第2四半期までの実績については、「2021年12月期 第2四半期決算補足資料」
( https://www.universal-777.com/corporate/ir/library/result/ )をご参照ください。
②統合型リゾート(IR)事業
新型コロナウイルス感染症の影響は依然終息しておりませんが、一定の制限のもと一部営業を継続しております。ゲーミング事業においては、フィリピンカジノ運営公社PAGCOR(Philippine Amusement and Gaming Corporation)からの規制緩和により座席数の30%を上限とし、ホテルについては、観光省DOT(Department of Tourism) より、客室数100%での営業再開の許可を得ました。また飲食事業は、貿易産業省DTI(Department of Trade and Industry)より、マニラ首都圏の飲食店での店内飲食の営業活動制限が座席数の50%超まで解除されました。「オカダ・マニラ」では引き続き、感染防止の観点から衛生管理を高い水準で維持してまいります。
③その他
メディアコンテンツ事業においては、引き続き高品質なシミュレータアプリや楽曲の配信を行ってまいります。月額制サービスの「ユニバ王国」及び基本プレイ無料のソーシャルカジノゲーム「スロットストリート」では、コンテンツを拡充することで、新規会員の獲得や既存会員の満足度向上に努めてまいります。さらには、各種ゲームプラットフォームへの展開並びにコンテンツのライセンスアウトを積極的に行ってまいります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
| 2021年12月期 第2四半期累計 | 売上高 | 営業損益 | 経常損益 | 親会社株主に帰属する四半期純損益 |
| 個別(百万円) | 14,921 | △6,336 | △5,572 | △6,527 |
| 連結(百万円) | 28,618 | △8,763 | △8,761 | △16,928 |
当四半期連結会計期間末における財政状態については、以下のとおりです。
総資産の額は、現金及び預金の減少、持分法適用会社への貸付金の一部返済による減少、持分法適用会社の株式売却、土地売買契約の解約による繰延税金資産の取り崩しによる減少があった一方、建設投資に伴う建設仮勘定の増加、持分法による投資利益の増加による関係会社株式の増加、円安ペソ高の進行に伴う有形固定資産の増加により、前連結会計年度末に比べて7,949百万円増加し576,451百万円となりました。
総負債の額は、長期借入金の返済による減少があったものの、社債の発行分の一部前倒し入金、円安ドル高の進行による社債、短期借入金、長期借入金の増加、円安ペソ高の進行に伴うリース債務による固定負債の増加もあり、前連結会計年度末に比べて16,341百万円増加し227,266百万円となりました。
純資産の額は、利益剰余金が親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により減少した一方、為替換算調整勘定が円安ペソ高もあり増加したことから、前連結会計年度末に比べて8,392百万円減少し349,185百万円となりました。
当四半期連結累計期間における経営成績は以下のとおりです。
遊技機事業においては、前四半期連結累計期間に、『SLOTバジリスク~甲賀忍法帖~絆』を「継承」し、6号機としての新たな要素を加えた『SLOTバジリスク~甲賀忍法帖~絆2』を48,505台、ユーザーやホールから高い評価を得ている沖ドキ!シリーズの最新作『沖ドキ!2-30』を47,059台販売したことなどから、合計で110,591台を販売しました。一方、当四半期連結累計期間においては、現在、市場で稼働しているパチスロ機の主要タイトル約60万台が、当連結会計年度の第4四半期から来期の第1四半期にかけて、入替が予定されていることから、当連結会計年度の当社の製品販売も、その期間に集中して主要製品タイトルを市場に投入する戦略に基づいて行っております。その結果、当四半期連結累計期間の販売台数は、前四半期連結累計期間の110,591台から32,137台となりました。
また、統合型リゾート(IR)事業においては、統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」における新型コロナウイルス感染症の拡大防止を目的として、ゲーミング事業は座席数の30%を上限とし操業中なことから、売上高は減少しました。一方で、従業員の20%以上の人員削減を行い人件費が減少し、操業の制限に伴い販管費も減少しました。また円安ドル高の進行によって為替差益を計上、土地売買契約の解約による繰延税金資産の取り崩しによって法人税等調整額の計上を行っております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は28,618百万円(前年同期比 56.4%減)、営業損失は8,763百万円(前年同期 営業利益12,666百万円)、経常損失は8,761百万円(前年同期 経常利益7,330百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は16,928百万円(前年同期 親会社株主に帰属する四半期純利益3,410百万円)となりました。なお、事業セグメント別の業績は以下のとおりであります。各業績数値はセグメント間売上高又は振替高を調整前の金額で記載しております。
①遊技機事業
当第2四半期連結累計期間における遊技機事業の売上高は13,982百万円(前年同期比 71.4%減)、営業損失は2,318百万円(前年同期 営業利益22,032百万円)となりました。
当第2四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス変異株の感染拡大の影響により、2021年4月25日以降、複数の都道府県に再度緊急事態宣言が発令されました。現在、一部を除き緊急事態宣言は解除されていますが、パチンコホールの集客は低調に推移しました。また、この状況を受け、パチンコ・パチスロ産業21世紀会において決議された旧規則機の撤去期限に対する決議内容について改定が行われ、旧規則機の撤去期限が2021年11月末から2022年1月末に2ヵ月間の延長となりました。現在のコロナ禍による集客・稼働回復の遅れ、旧規則機の撤去期限延長等により、パチンコホールの新台入替に対する慎重な姿勢は続いており、パチスロ・パチンコ機の市場供給は低調に推移しました。
かかる状況下で当社は、パチスロ機においては、株式会社アニプレックスの人気アニメとのタイアップ機『SLOTアルドノア・ゼロ』の導入、またパチンコ機では、パチスロ・パチンコ市場において人気の高いバジリスクシリーズから『Pバジリスク~甲賀忍法帖~2 朧の章』、『Pバジリスク ~桜花忍法帖~』の導入を行いました。
②統合型リゾート(IR)事業
当第2四半期連結累計期間における統合型リゾート(IR)事業の売上高(1)は14,098百万円(前年同期比 12.4%減)、営業損失は2,017百万円(前年同期 営業損失5,265百万円)となりました。また、当第2四半期における調整後EBITDA(2) は875百万円(前年同期 △1,323百万円)となりました。
当社グループが運営する統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」のあるフィリピンでは、2021年3月頃から新型コロナウイルス変異株による感染者の急増により一時経済活動が停止しました。その後、感染症拡大の影響が軽減され、経済活動が再開しました。現在、マニラ首都圏は2021年3月以前と同様のGeneral Community Quarantine(一般的なコミュニティ隔離措置)となっており、「オカダ・マニラ」は規制緩和による政府のガイドラインを遵守し、一部営業を再開しております。
(1)売上高は、総売上高からゲーミング税及びジャックポット費用を控除したものです。
(2)調整後EBITDA = 営業損益 + 減価償却費 + その他の調整項目
③その他
当第2四半期連結累計期間におけるその他の売上高は448百万円(前年同期比 30.9%減)、営業損失は72百万円(前年同期 営業利益221百万円)となりました。
メディアコンテンツ事業においては、月額制サービス「ユニバ王国」のiOS版で『サンダーVライトニング』『アナターのオット!?はーです』の2機種を配信し、全6機種となりました(Andoroid版では38機種)。また、ソーシャルカジノゲーム「スロットストリート」では、株式会社パイオニアのパチスロ機をモチーフにした「プレミアムハナハナ」と、株式会社セガの『セガNET麻雀 MJ』をモチーフにした「MJ~昇龍version~」を配信し、全47機種になりました。いずれのコンテンツも、新機種を定期的に追加することで既存会員の継続意欲の向上に努めております。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の残高は、減価償却費、支払利息・社債利息の計上や、社債の発行による収入等により増加した一方、建設工事に伴う支出(有形固定資産の取得による支出)、社債やリースによる利息の支払により減少したこともあり、前連結会計年度末に比べて11,585百万円減少し、25,547百万円となりました。また、当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況及び主な増減要因は次のとおりであります。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>営業活動によるキャッシュ・フローは、10,593百万円の支出となりました。これは、主に税金等調整前四半期純損失14,192百万円、減価償却費9,000百万円、支払利息・社債利息を5,143百万円、及び利息の支払額2,974百万円によるものです。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>投資活動によるキャッシュ・フローは、3,479百万円の支出となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出3,760百万円、短期貸付金の回収による収入957百万円によるものです。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>財務活動によるキャッシュ・フローは、1,842百万円の収入となりました。これは、主に社債の発行による収入3,918百万円、長期借入金の返済による支出1,094百万円、短期借入金の純増減額577百万円によるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
遊技機事業
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、2020年5月20日に「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則及び遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則の一部を改正する規則の一部を改正する規則」が施行され、旧規則機撤去についての経過処置期間が1年間延長されました。規則改正の施行に伴い、パチンコホールにおいては新台入替に対する慎重な姿勢が強まっておりますが、業界13団体から構成されるパチンコ・パチスロ産業21世紀会にて、新規則機への計画的な入替が促進されるよう、旧規則機撤去に伴う内規が制定されております。
当初、旧規則機の撤去期限は2020年11月末とされていましたが、新型コロナウイルス感染症再拡大の影響を考慮し、2021年5月に撤去期限の2ヵ月間延長が決定し、旧規則機の撤去期限は2022年1月末となりました。
当社は、新規則機への技術対応と生産体制の活用をもって、引き続きホール経営への貢献度が高い遊技機を提供し、計画的な入替への促進を行ってまいります。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間において、グループ全体の研究開発活動の金額は2,254百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
経営成績に重要な影響を与える要因については、「1 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析
資金需要は統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」の建設費、遊技機事業の材料費、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用、研究開発費等によるものであります。これらの資金需要に対する資金財源は、手持資金、私募債、金融機関からの借入により必要とする資金を調達しております。当四半期連結会計期間末における社債・借入金等(リース債務除く)有利子負債の残高は104,242百万円、現金及び現金同等物の残高は25,547百万円となっております。
(8)経営戦略の現状と見通し
①遊技機事業
遊技機業界では、日本国内において新型コロナウイルスワクチン接種が進み、パチンコホールの集客や稼働が徐々に回復へ向かうことが予測されます。また、旧規則機の撤去期限が近づくにつれてパチンコホールの新台入替に対する購買意欲は高まるものと見込んでおります。
第3四半期の見通しとして、パチスロ機においては、市場において根強いファンの多いハナビシリーズ最新作『新ハナビ』の導入、及び現在もユーザーやホールから高い評価を得ている「魔法少女まどか☆マギカ」の最新作『SLOT劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語』の導入を開始しております。パチンコ機においては、株式会社バンダイナムコエンターテインメントの不朽の名作ゲームをモチーフとした『Pナムココレクション』シリーズの販売を開始しております。なお上記のパチスロ2機種は完売し、かつ第3四半期連結会計期間内のすべてのパチスロ販売予定機種の中で上位の導入台数を予定しており、当社第3四半期以降の販売台数は、当第2四半期連結累計期間の販売台数を大きく上回る台数を見込んでおります。
当社は引き続き、独自性のある魅力的な遊技機創出に努めてまいります。またその魅力ある遊技機を通して、遊技機業界全体の活性化に貢献してまいります。
(ご参考)2021年12月期 パチスロ・パチンコ販売台数
| 第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期(受注済) | 第4四半期 | |
| 販売台数(台) | 12,708 | 19,429 | 49,420 | 未定 |
(注)第2四半期までの実績については、「2021年12月期 第2四半期決算補足資料」
( https://www.universal-777.com/corporate/ir/library/result/ )をご参照ください。
②統合型リゾート(IR)事業
新型コロナウイルス感染症の影響は依然終息しておりませんが、一定の制限のもと一部営業を継続しております。ゲーミング事業においては、フィリピンカジノ運営公社PAGCOR(Philippine Amusement and Gaming Corporation)からの規制緩和により座席数の30%を上限とし、ホテルについては、観光省DOT(Department of Tourism) より、客室数100%での営業再開の許可を得ました。また飲食事業は、貿易産業省DTI(Department of Trade and Industry)より、マニラ首都圏の飲食店での店内飲食の営業活動制限が座席数の50%超まで解除されました。「オカダ・マニラ」では引き続き、感染防止の観点から衛生管理を高い水準で維持してまいります。
③その他
メディアコンテンツ事業においては、引き続き高品質なシミュレータアプリや楽曲の配信を行ってまいります。月額制サービスの「ユニバ王国」及び基本プレイ無料のソーシャルカジノゲーム「スロットストリート」では、コンテンツを拡充することで、新規会員の獲得や既存会員の満足度向上に努めてまいります。さらには、各種ゲームプラットフォームへの展開並びにコンテンツのライセンスアウトを積極的に行ってまいります。