四半期報告書-第47期第3四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)

【提出】
2019/11/12 17:01
【資料】
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【項目】
29項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
2019年12月期
第3四半期累計
売上高営業利益経常損失親会社株主に帰属する四半期純損失
個別(百万円)44,7922,619△4,912△4,463
連結(百万円)93,4811,385△6,461△5,736

当四半期連結会計期間末における財政状態は、以下のとおりです。
総資産の額は、現金及び預金が建設投資による支出、配当の支払、自己株式の取得、短期借入金の返済、長期借入金による収入等もあり14,855百万円減少する一方、その他有形固定資産が在外子会社においてリース会計基準を新たに適用したこともあり36,890百万円増加し、前連結会計年度末と比べて35,471百万円増加し546,149百万円になりました。
総負債の額は、長期借入による収入があり長期借入金が8,183百万円、その他固定負債が在外子会社においてリース会計基準を新たに適用したこともあり37,661百万円増加し、前連結会計年度と比べて47,113百万円増加し、182,726百万円となりました。
純資産の額は、利益剰余金が親会社株主に帰属する四半期純損失の計上、配当金支払もあり12,217百万円減少したことから、前連結会計年度末と比べて11,641百万円減少し363,422百万円となりました。
当四半期連結累計期間における経営成績は以下のとおりです。
売上高及び営業利益については、統合型リゾート(IR)事業において来訪者数等の増加もあり、当第3四半期連結累計期間における売上高は93,481百万円(前年同期比 39.5%増)、営業利益は1,385百万円(前年同期 営業損失14,479百万円)、経常利益(損失)ならびに親会社株主に帰属する四半期純利益(損失)については、前四半期連結累計期間はウィン・リゾーツ社と和解契約を締結し、営業外収益として受取利息を74,471百万円、特別利益として和解による株式償還差益158,796百万円を計上しましたが、当四半期連結累計期間ではそのような多額の営業外収益、特別利益の計上がなかったこともあり、経常損失は6,461百万円(前年同期 経常利益67,668百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は5,736百万円(前年同期 親会社株主に帰属する四半期純利益167,968百万円)となりました。
なお、事業セグメント別の業績は以下のとおりであります。各業績数値はセグメント間売上高又は振替高を調整前の金額で記載しております。
また、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
①遊技機事業
当第3四半期連結累計期間における遊技機事業の売上高は42,419百万円(前年同期比 33.8%増)、営業利益は10,204百万円(前年同期 営業損失1,919百万円)となりました。
遊技機業界では、ギャンブル等依存症対策基本法への対応の一環として、2018年2月1日より改正規則が施行されました。各メーカーによる改正規則に対応した遊技機の積極的な開発と投入も始まり、一部のタイトルでは、新たなゲーム性が評価を得るなど市場活性化に向けて期待が高まっております。しかし、一般財団法人保安通信協会におけるパチスロ機の型式試験の適合率が低水準であることから、改正規則機の市場供給は引き続き低調に推移しております。
このような状況のもと当社は、遊技機市場の活性化に向け、幅広いユーザーに支持される主力タイトルを軸にパチスロ・パチンコ機の販売を行いました。パチスロ機においては、現在もユーザーやホールから高い評価を得ている「魔法少女まどか☆マギカ」の最新作『SLOT劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』の市場投入を行い、パチンコ機においては、8月にアニプレックス社のアニメ版権パチンコ機『Pハイスクール・フリート』の販売を行いました。
②統合型リゾート(IR)事業
当第3四半期連結累計期間における統合型リゾート(IR)事業の売上高(1) は49,610百万円(前年同期比 46.7%増)、営業損失は1,835百万円(前年同期 営業損失4,777百万円)となりました。また、当第3四半期における当事業の調整後EBITDA(2) は9,057百万円となり、前年同期の1,372百万円から7,685百万円の増加となっております。
統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」では、当第3四半期における来訪者数は増加し続け、全てのセグメントの取扱高が増加しました。VIP、マスマーケットのテーブルゲーム及びゲーミングマシンが伸び、その結果売上高は大きく増加しました。
ホテル稼働率は四半期を通して高い水準を維持しております。さらに、7月中旬以降よりコーラルウィング(タワーB)でのシミュレーションが順次行われ、現在は営業を開始しております。これによりさらに多くの顧客を誘致することが可能となります。また、当社は複数の不動産事業の収益の計上に関し、当連結会計年度に収益を計上する方針で進めております。
(1)売上高は、総売上高からゲーミング税及びジャックポット費用を控除したものです。
(2)調整後EBITDA = 営業損益 + 減価償却費及び償却費 + その他の調整項目
③その他
当第3四半期連結累計期間におけるその他の売上高は1,148百万円(前年同期比 12.4%減)、営業利益は346百万円(前年同期比 57.2%減)となりました。
メディアコンテンツ事業においては、『SLOT劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』のシミュレーターアプリをApp Store・Google Playにて配信いたしました。人気の有料ゲームランキングで1位を獲得するなど、大変好評をいただいております。また、ソーシャルカジノゲーム「スロットストリート」では、国内向けには『マリーンバトル』『ワードオブライツ』、株式会社オリンピアのパチスロ機『南国育ち』をモチーフにしたビデオスロットを配信、海外向けには『ヴァンパイアナイト』『マリーンバトル』『ワードオブライツ』『ギャンブルコンボ』を配信しました。パチスロで培ったノウハウとの融合により、多彩なゲーム性のビデオスロットが誕生しており、こちらも好評をいただいております。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間において、グループ全体の研究開発活動の金額は3,770百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因
四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況に関する事項のうち、投資家の判断に影響を及ぼす可能性のある項目は、以下のようなものがあります。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、以下の記載は当社グループの事業に関するリスクを全て網羅するものではありません。
①遊技機事業
遊技機事業においては、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」に基づき、国家公安委員会規則(遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則)で定められた「技術上の規格」に適合することが必要であり、機械ごとに指定試験機関(一般財団法人保安通信協会)による型式試験及び各都道府県の公安委員会の型式検定を受けております。これらの法律・規格の改廃が行われた場合においても、当社は業界の動向及び他社申請状況の分析に基づき、計画的、戦略的に申請を実行いたしますが、行政当局の指導や業界による自主規制などにより大きな変更を余儀なくされた場合には、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。また、業界における嗜好性等の変化、所得状況を含む国内の景気動向により、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。
②為替リスク
当社グループの連結財務諸表の作成にあたっては、グループ内の海外関係会社について各社の外貨建て損益及び資産・負債を円換算して連結財務諸表に取り込むことから、為替レートの変動により、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。
③訴訟関係
当社グループでは係争中の案件が複数有り、これら訴訟の判決結果によっては、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。引き続き、訴訟リスクの回避に努力してまいりますが、第三者から新たに提訴された場合、その判決結果によっては、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。
④統合型リゾート(IR)事業について
当社グループでは、フィリピンにおいて統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」を展開しております。フィリピンに限らず世界の経済環境の変動、為替市場における通貨変動といった経済的要因、また、フィリピン政府や“Philippine Amusement and Gaming Corporation (PAGCOR)”の規制改正、税制改正といった事業環境の変動要因により、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。
(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析
資金需要は統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」の建設費、遊技機事業の材料費等の製造費用、販売費及び一般管理費等の営業費用が主なものであります。投資活動については研究開発費、子会社株式の取得、自己株式取得等によるものであります。これらの資金需要に対する資金財源は、手持資金、私募債、金融機関からの借入により必要とする資金を調達しております。当四半期連結会計期間末における社債・借入金等有利子負債の残高は82,851百万円、現金及び現金同等物の残高は31,011百万円となります。
(7)経営戦略の現状と見通し
①遊技機事業
第4四半期においては、『Pデビルメイクライ4 アウトオブリミット』の販売を行っております。『Pデビルメイクライ4 アウトオブリミット』はカプコン社製作のアクションゲームとのタイアップパチンコ機でゲームの「Devil May Cry」はシリーズ累計総販売数1,600万本の人気シリーズで、“遊びやすさ”と“スピード感”を兼ね備えたパチンコ機となっております。またこの度、現在でも圧倒的人気を誇る「バジリスク」シリーズを用いたパチンコ機『Pバジリスク~甲賀忍法帖~2』を発表し、販売を開始いたします。
このように当社は、改正規則の施行による市場環境・開発環境の変化に柔軟かつ迅速に対応するべく、新たな取り組みや独自性を追求し環境の変化に対応する「チャレンジ」を行うことで、顧客であるパチンコホールの集客に貢献できる遊技機創出に努めてまいります。
(注)1. 第4四半期の受注状況につきましては、販売前機種等を考慮し記載しておりません。
2. 第3四半期までの実績につきましては、「2019年12月期 第3四半期決算補足資料」
( https://www.universal-777.com/corporate/ir/library/result/ )をご参照ください。
②統合型リゾート(IR)事業
統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」では、引き続き稼働施設を追加することに注力しております。
コーラルウィング(タワーB)オープンに伴いホテルの稼働客室数も順調に増加しており、統合型リゾート(IR)事業は引き続き成長し、団体客のイベントや海外ツアー客のさらなる増加も見込まれます。
調整後EBITDAは、売上高の増加が経費の伸びを上回ることによって年間を通して利益率の上昇を想定しています。
VIP向けカジノでは、既存のジャンケット(1) による継続的な収益増加に加え、新規のジャンケットによる売上高増加が期待されます。また、マスマーケット向けカジノにおいても、マーケティング施策の継続・改善と、さらなる施設拡張に伴う成長が見込まれます。ホテル客室数や、ショッピングモール店舗、その他施設の追加によって、リゾート全体への来場者数が増え、マスマーケット向けのカジノ売上高が増加すると予想しております。
加えて、その他売上高(ホテル、飲食、リテール、エンターテインメント等)においても、段階的なリテールスペースのリースやサービス品質の向上だけでなく、継続してMICE(2) 誘致等に関する計画を充実させていくことによって、収益増加に向けた取り組みを強化する予定です。
また、上記のカジノビジネスが順調に拡大していることに呼応して、IR事業の一環である不動産開発事業について、当期に入り、ホテル隣接エリア等の土地区画整理が完了しました。完了時期と前後して、そのエリアを中心に複数の合弁事業等を企画し、現在、複数の候補者との協議が進展しております。今後は、この不動産開発事業を含めたIR事業の収益力の強化を図ってまいります。
当社グループは、統合型リゾート(IR)事業の中核会社であるTiger Resort, Leisure and Entertainment, Inc.の成長を早期に加速させるために、フィリピンにおける統合型リゾート(IR)事業の早期の株式公開に向けて準備を進めております。今後については、詳細等が決まり次第、順次開示してまいります。
(1)ジャンケットとは、VIPプレイヤー個人やVIP団体客をカジノに集客する中間業者のことです。カジノホテルは、VIPカジノルームの一部をジャンケットに対して貸し出します。
(2)MICEとは、ミーティング・インセンティヴ・カンファレンス・エキシビションの略で、企業による会議・セミナー、報奨・研修旅行、国際会議や展示会・見本市といったビジネスイベントの総称です。
③その他
メディアコンテンツ事業においては、引き続きApp Store・Google Playにて高品質なシミュレーターアプリを提供してまいります。国内で展開している「スロットストリート」は2019年10月に2周年を迎え、多彩なイベントやキャンペーンで盛り上げてまいります。配信済みタイトル数は、国内版34タイトル・海外版60タイトルとなり、今後も新規タイトル及び機能追加を行うことで、ユーザー数の増加及び満足度の向上に努めてまいります。

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