有価証券報告書-第96期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/21 11:26
【資料】
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【項目】
114項目

対処すべき課題

当グループは中期経営計画「KBK 2016」において、中長期的な時間軸の中で経済環境の激変にも耐え得る経営基盤を築き、株主価値の持続的な向上を図るための重点戦略を策定し、全てのステークホルダーの皆様に満足いただける企業集団を目指して邁進しております。
当グループは、既存事業の基盤を着実に強化するとともに、新規事業開拓を積極的に推し進めており、当連結会計年度には、その一環としての投資において国内外に幅広いネットワークを持つねじ専門商社であるヱトー株式会社を当グループの布陣に加えました。その結果として当グループの事業規模と事業領域は飛躍的に拡大し、新たな中期経営計画「KBK 2016」は、当グループの新次元での成長を推進する経営戦略と位置付けて、着実なる計画達成を目指しております。
また、株主の皆様に対する利益還元も経営の重要課題の一つに位置づけており、今後の更なる増配を実現するために、収益力を高めることによる財務体質の強化を徹底してまいります。経営管理面では、平成27年11月に公表したコーポレートガバナンス・コードに沿った形での経営の意思決定と業務遂行の透明性と公正性の高い企業を目指してまいります。
中期経営計画の数値目標の達成のみならず、戦略目標を実現していくことこそが当グループにおける経営戦略上の最重要課題と認識し、当グループ一丸となって鋭意邁進する所存です。