訂正有価証券報告書-第100期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2019/08/09 16:21
【資料】
PDFをみる
【項目】
100項目

当社は利益配分に関する基本方針について、独立の社外役員が出席した取締役会における討議を経て、以下のとおり決定しています:
・企業価値向上・株主価値極大化を図るべく、内部留保を通じて重点分野・成長分野での資金需要に対応する一方で、業績の一部について配当を通じて株主に直接還元していくことを基本方針とする
・上記に加え、資本効率向上等を目的とする自己株式取得につき、引続き取締役会が投資需要の将来動向、フリーキャッシュ・フロー水準、有利子負債及び株主資本利益率等、経営を取り巻く諸環境を勘案し、その金額、時期も含め都度機動的に決定することが企業価値向上に資すると判断する
当社は、「取締役会の決議によって、毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる。」旨を定款に定めております。その結果、株主総会で決議される期末配当と併せて、年2回の剰余金の配当を行うことを原則としています。
2019年3月期の年間配当金額は1株当たり80円としました。なお、期末配当については、中間配当として支払い済みの1株当たり40円を差し引き、1株当たり40円となりました。
中期経営計画では、環境変化にかかわらず一定の配当を担保するべく、安定的に創出可能と判断した基礎営業キャッシュ・フローの水準に基づき、総額1,000億円を年間配当額の下限と設定しました。業績の向上を通じた配当金額の継続的増加を目指すことを軸にしながら、事業展開に要する内部留保を充分に確保できた場合には柔軟な株主還元を図ることも検討します。
2020年3月期の年間配当金額に関しては、連結業績予想における基礎営業キャッシュ・フロー及び当期利益(親会社の所有者に帰属)並びに配当金額の安定性・継続性を総合的に勘案し、1株あたり80円(前期比増減なし)とすることを予定しています。
なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりです。
2018年10月30日取締役会決議による中間配当(配当総額69,522百万円;1株当たり40円)
2019年6月20日定時株主総会決議による期末配当(配当総額69,524百万円;1株当たり40円)