有価証券報告書-第78期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/26 9:54
【資料】
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【項目】
127項目
(1)業績等の概要
①業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用情勢や所得環境がの改善により、景気は景気は緩やか回復基調を辿りました。一方で海外経済の不確実性や金融資本市場変動等、先行き不透明な状況が続く中、年明け以降は新型コロナウィルスが国内外に広がり厳しい状況となりました。当業界におきましては、規制緩和が進む卸売市場法への対応が進められております。今後は卸会社の新ルールに合わせた柔軟な取組が重要になってまいります。
このような状況のもと当社グループは、大田市場商流のハブ化や直送取引の強化に努めました。期の後半におき
ましては、新型コロナウィルス感染防止を目的とした外食産業の休業による青果物の需要減少がありましたが、その一方で外出自粛による所謂「巣篭もり需要」による量販店向けのが発生したことにより、新型コロナウィル
ス感染症による売上高への影響は限定的でありましたが、野菜の価格が年間を通じて安値で推移したため、売上
高は前連結会計年度を36億33百万円下回る2,325億77百万円となりました。
利益面については、販売費及び一般管理が減少したものの、売上高の減少による売上総利益の減少により、営業
利益は前連結会計年度を2億70百万円下回る14億円となりました。経常利益は新型コロナウィルスによる株式や
債券の下落による有価証券の評価損の発生により、営業外費用が増加したため、前連結会計年度を5億17百万円
下回る20億66百万円となりました。特別損益におきましては、2011年3月発生の東日本大震災に伴う福島第1原
子力発電所事故による当社グループへの損害に対する東京電力株式会社からの受取補償金の計上などにより、35
百万円の利益となりました。これらの結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度を3億93百万
円下回る14億29百万円となりました。
セグメントの業績は、次の通りであります。
「果実事業」
前年並みの単価を維持したものの数量が伸びず、売上高は前年同期比98%の895億42百万円、営業利益は国産みかんや輸入キウイの落ち込みが影響し、前年同期比95%の26億6百万円となりました。
「野菜事業」
レタス、キャベツなどの葉物類は好調だったものの全体的には潤沢な入荷量による単価安で、売上高は前年同期比99%の1,413億78百万円となりました。営業利益についても減収の影響により、前年同期比97%の、46億84百万円となりました。
「その他事業」(青果物の包装資材の販売や青果物のパッケージ事業)
売上高はパッケージ業務の取扱量が増加したため、前年同期比101%の16億56百万円、営業損益は前年の営業損失37百万円から販管費の負担が減ったことにより14百万円の営業利益となりました。
②財政状態の状況
当連結会計年度末の総資産は前連結会計年度末に比べて68百万円減の424億円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べて12億33百万円増の242億7百万円となりました。これは主に現金及び預金や有価証券が増加したことなどによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて13億2百万円減の181億93百万円となりました。これは主に、無形固定資産や投資有価証券、投資その他の資産のその他が減少したことなどによるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べて10億23百万円減の94億92百万円となりました。これは主に支払手形及び買掛金、受託販売未払金や長期借入金が減少したことなどによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べて9億54百万円増加し、329億8百万円となりました。これは主にその他有価証券評価差額金が減少したものの親会社株主に帰属する当期純利益の計上によるものであります。この結果、自己資本は329億8百万円となり、自己資本比率は前連結会計年度末に比べて2.4ポイント増の78%となりました。
③キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ、9億6百万円の増加となり、149億55百万円の残高となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益の計上によるものであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、19億30百万円の増加となりました(前連結会計年度は14億55百万円の増加)。これは主に、仕入債務が減少したものの、税金等調整前当期純利益の計上や売上債権や棚卸資産が減少したことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、6億6百万円の減少となりました(前連結会計年度は7億2百万円の減少)。これは主に、投資有価証券や有形固定資産、無形固定資産の取得によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、4億17百万円の減少となりました(前連結会計年度は21億77百万円の減少)。これは主に、長期借入金の返済並びに配当金の支払いを行ったことなどによるものであります。
④生産、受注及び販売の実績
(仕入実績)
当連結会計年度の仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
前年同期比(%)
果実事業(千円)84,009,33498.6
野菜事業(千円)130,507,87498.5
報告セグメント計(千円)214,517,20898.5
その他事業(千円)1,508,556101.9
合計(千円)216,025,76598.6

(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(販売実績)
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
前年同期比(%)
果実事業(千円)89,542,41998.3
野菜事業(千円)141,378,19998.5
報告セグメント計(千円)230,920,61898.4
その他事業(千円)1,656,759101.2
合計(千円)232,577,37898.5

(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.最近2連結会計年度における売上の相手先について、全売上高の10%以上の相手先はありません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下の通りであります。
なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2020年6月26日)現在において当社グループが判断したものであります。
①経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容については、「第2 事業の状況3.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)業績等の概要」に記載のとおりであります。
②経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 2.事業等のリスク」に記載のとおりであります。
③資本の財源及び資金の流動性に係る情報
(キャッシュ・フローの状況)
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 3.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)業績等の概要」に記載のとおりであります。
④重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されて
おります。その作成には、経営者による会計方針の採用や、資産・負債及び収益・費用の計上及び開示に影響を与
える見積りを必要とします。経営者はこれらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しております
が、実際の結果は見積り項目特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
なお、当社ビジネスの性質上、新型コロナウィルス感染症の影響による外食・業務加工向け取引の落ち込みを
所謂「巣篭もり需要」による量販店での青果物の需要増によってカバーする形となっており、業績への影響は限
定的であることから、新型コロナウイルス感染症による会計上の見積りへの重要な影響はないものとみておりま
す。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結
財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
(重要な資本的支出の予定)
基幹システム入替によるソフトウェア及びその関連する器具・備品等を予定しております。
(資金の調達源泉)
内部留保資金を予定しております。

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