有価証券報告書-第66期(平成30年10月1日-令和1年9月30日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
(経営成績)
当連結会計年度における我が国経済は、雇用情勢や所得環境に引き続き改善がみられるなか、総じて堅調に推移しました。一方で米中貿易摩擦の長期化に伴い、中国経済の減速傾向が強まったことにより、我が国を含めた世界経済への悪影響が一段と懸念されるなど、先行きには不透明感が増しました。
当社グループの業績に大きく影響する建設投資の動向としては、住宅市場は政府による各種住宅取得支援策や住宅ローンの低金利、消費増税前の駆込み需要の影響もあり、力強さには欠けたものの概ね前年並みで推移しました。民間非住宅投資は前年比若干のマイナスで推移し、公共投資は前年比若干のプラスで推移しましたが、ともに受注環境は概ね良好な状態が継続しました。
このような環境の下、当社グループは営業-工事部門の連携を強化しつつ、お客様のニーズに沿った幅広い商品の提案と質の高い工事に注力してまいりました。
重点商品としては、戸建住宅において省エネ等に重要な役割を担う窓サッシに注力し、重点顧客への提案活動の強化および組み立て工場の増強に着手しました。次に重点工事としては、サイディング施工棟数の増加に取り組みました。そのため、施工日数の削減を目的として納材前にサイディング材をカットする工場の体制強化を図りました。
また、第1四半期連結会計期間において、大阪府吹田市に本社を置くタイル住宅設備機器の販売・工事会社である株式会社今村の株式を100%取得し、連結子会社としました。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は695億84百万円と前連結会計年度に比べ63億85百万円の増収(10.1%増)となりました。損益面におきましては、全セグメントにおいて売上総利益率が改善したことに加え、販管費の伸びが抑制された結果、営業利益は21億64百万円と前連結会計年度に比べ6億38百万円の増益(41.9%増)、経常利益は24億円と前連結会計年度に比べ6億91百万円の増益(40.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は14億54百万円と前連結会計年度に比べ3億41百万円の増益(30.7%増)となりました。
セグメントの業績は、以下のとおりであります。
(戸建住宅事業)
タイル・建材販売につきましては、売上高は前年を大きく上回りました。これは主に注力商材のサッシ販売が大きく伸びたことによるものであります。また、自社ブランドタイルの販売が好調に推移したことにより、利益率は大きく改善しました。
タイル・建材工事につきましては、売上高は前年比若干のマイナスで推移しました。これは主にタイル工事が前年を若干下回るとともに、サイディング工事についても前年比微増で推移したことによるものであります。ただし、精度の高い積算業務の改善により粗利益の改善が図れました。
住宅設備関連販売につきましては、売上高は前年比プラスで推移しました。これは主に給湯器及び衛生陶器の販売が若干減少したものの、ビルトインコンロなどの厨房関連機器の販売が増加したことによるものであります。
住宅設備関連工事につきましては、売上高は前年比マイナスで推移しました。これは主に重点課題である新規工務店開拓による顧客数の増加に伴い、一般工務店向けユニットバス工事は前年を上回ったものの、特定のビルダー向けの工事が若干減少したことによるものであります。
以上の結果、売上高は608億43百万円(前期比7.5%増)、セグメント利益は29億13百万円(前期比33.6%増)となりました。
(大型物件事業)
タイル工事につきましては、売上高は前年を大きく上回りました。これは主にマンション向けのタイル需要は低迷したものの、ホテルや駅舎等の商業施設向けのタイル工事が好調に推移したことによるものであります。
住宅設備工事につきましては、売上高は前年を上回りました。新築のユニットバス工事やキッチン工事は前年並みだったものの、リニューアル工事の受注が増加したことによるものであります。
空調衛生設備工事につきましては、売上高は前年を上回りました。これは主に官公庁からの大型物件の受注が引き続き堅調に推移するとともに、手持ち工事も順調に進捗しました。
各工事種目において、工程管理や原価管理の徹底を図ることにより、利益率の改善が図れました。
以上の結果、売上高は87億41百万円(前期比32.4%増)、セグメント利益は5億66百万円(前期比51.9%増)となりました。
(財政状態)
当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ37億23百万円増加し、363億27百万円となりました。負債合計は、前連結会計年度末に比べ26億34百万円増加し、161億85百万円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度に比べ12億35百万円増加し、109億29百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは26億91百万円増加(前連結会計年度は5億75百万円増加)となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益23億90百万円の計上及び仕入債務の増加額12億8百万円、売上債権の増加額8億10百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは1億16百万円減少(前連結会計年度は1億5百万円減少)となりました。これは主として、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入3億26百万円、投資有価証券の取得による支出3億1百万円、有形固定資産の取得による支出1億11百万円、無形固定資産の取得による支出1億5百万円によるものであります
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは13億39百万円減少(前連結会計年度は4億16百万円減少)となりました。これは主として、長期借入金の返済による支出9億66百万円、配当金の支払額3億57百万円によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
(戸建住宅事業)
(イ)商品仕入実績
当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1.金額は、仕入価格によっております。
2.上記金額には消費税等は含まれておりません。
3.建材及び関連商品、住宅設備機器の商品仕入高の金額には、それぞれ完成工事原価又は未成工事支出金への振替高6,656,240千円、10,224,279千円が含まれております。
(ロ)受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1.上記金額には消費税等は含まれておりません。
2.セグメント間取引については、相殺消去しております。
(ハ)売上実績
当連結会計年度における売上実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.セグメント間の取引については、相殺消去しております
(大型物件事業)
(イ)受注実績
当連結会計年度における受注実績を事業部門別に示すと、次のとおりであります。
(注) 1.上記金額には消費税等は含まれておりません。
2.セグメント間取引については、相殺消去しております。
(ロ)完成工事実績
当連結会計年度における完成工事実績を事業部門別に示すと、次のとおりであります。
(注) 1.上記金額には消費税等は含まれておりません。
2.セグメント間取引については、相殺消去しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2019年12月20日)において当社グループが判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たっては、貸倒引当金、完成工事補償引当金、退職給付に係る負債、工事損失引当金、有形・無形固定資産及び繰延税金資産の計上に関しましては重要な見積り及び判断を行っております。従いまして、実際の結果はこれらの見積り及び判断と異なる場合があり、業績に影響を与える可能性があります。
②経営成績等の状況に関する分析
(イ)財政状態
(資産)
当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ37億23百万円増加し、363億27百万円となりました。これは主として、新規連結子会社が加わった事等により、現金及び預金が12億35百万円、受取手形・完成工事未収入金等が9億59百万円、未成工事支出金が2億35百万円、投資有価証券が3億50百万円、敷金保証金(投資その他の資産、その他)が2億52百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ26億34百万円増加し、161億85百万円となりました。これは主として、新規連結子会社が加わった事等により、支払手形・工事未払金等が14億57百万円、ファクタリング未払金が2億31百万円、未払法人税等が7億5百万円増加した一方で、未成工事受入金が2億90百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ10億89百万円増加し、201億41百万円となりました。これは主として、利益剰余金が10億96百万円増加したことによるものであります。
(ロ)経営成績
(売上高)
売上高は、前連結会計年度の631億99百万円から63億85百万円増加して695億84百万円となりました。増加した主な要因としては、タイル・建材販売で主に注力商材のサッシ販売が大きく伸びたことによるものと大型物件事業のタイル工事についてホテルや駅舎等の商業施設向けのタイル工事が好調に推移したことによるものであります。また、株式会社今村の株式を100%取得し、連結子会社としたことが売上増に寄与しております。
(売上原価)
売上原価は、前連結会計年度の546億5百万円から51億59百万円増加して597億65百万円となりました。売上増に連動して原価増となります。
(売上総利益)
売上総利益は、前連結会計年度の85億93百万円から12億25百万円増加して98億19百万円となりました。売上原価率の改善もあり、売上高に対する売上総利益の比率は前連結会計年度に比べ0.5ポイント増加して14.1%となりました。
(販売費及び一般管理費)
販売費及び一般管理費は、前連結会計年度の70億67百万円から5億86百万円増加して76億54百万円となりました。
増加の主な要因として株式会社今村の連結子会社化による販管費増や人件費等増加に伴うものであります。ただし、他諸経費の適正管理を徹底したことが効を奏し、売上高に対する販売費及び一般管理費の比率は前連結会計年度に比べ0.2ポイント減少して11.0%となりました。
(営業利益)
営業利益は、前連結会計年度の15億25百万円から6億38百万円増加して21億64百万円となり、売上高に対する営業利益の比率は前連結会計年度に比べ0.7ポイント増加して3.1%となりました。売上総利益率の改善や販管費の適正管理を徹底することにより改善されました。
(営業外収益(費用))
営業外収益(費用)は、前連結会計年度の1億84百万円の収益(純額)から52百万円増加して2億36百万円の収益(純額)となりました。主な要因として、受取利息等の営業外収益が65百万円増加したことによるものであります。
(経常利益)
経常利益は前連結会計年度の17億9百万円から6億91百万円増加して24億円となり、売上高に対する経常利益の比率は前連結会計年度に比べ0.7ポイント増加して3.4%となりました。売上高に対する売上総利益率、営業利益率の改善に連動して改善されております。
(特別利益(損失))
特別利益(損失)は、前連結会計年度は18百万円の利益(純額)でありましたが、当連結会計年度は10百万円の損失(純額)となりました。有価証券評価損、売却損等によるものであります。
(税金等調整前当期純利益)
税金等調整前当期純利益は前連結会計年度の17億27百万円から6億62百万円増加して23億90百万円となりました。
(法人税、住民税及び事業税・法人税等調整額)
法人税、住民税及び事業税・法人税等調整額は前連結会計年度の6億14百万円から3億21百万円増加して9億35百万円となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度の11億13百万円から3億41百万円増加して14億54百万円となりました。
(ハ)資本の財源及び資金の流動性についての分析
資金需要のうち主なものは、商品等の原材料の仕入及び労務費のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。また、投資資金としてM&Aや設備投資のための資金も発生いたします。
それら財源については、グループ内各事業会社の営業活動から発生する営業キャッシュ・フローにおける自己資金を基本に賄っておりますが、一部借入金等の調達もあり、当連結会計年度末においては、有利子負債の残高は4億33百万円となっております。
また、運転資金の機動的な調達を行うため主要取引金融機関と総額50億の特定融資枠(コミットメントライン)契約を締結しております。2019年9月30日現在特定融資枠の借入実行残高は0となっております。
(ニ)経営方針・経営戦略・経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、第2次中期経営計画(2016年10月1日~2019年9月30日)を策定しており、同計画において、連結売上高700億円、連結営業利益19億円を最終年度に達成すべき数値目標として定めており、当連結会計年度は当中期計画の最終年度であり、達成度合は連結売上高695億84百万円(達成率99.4%)、営業利益21億64百万円(達成率113.8%)となりました。
また、2020年9月期を初年度とする第3次中期経営計画を策定しており、詳細につきましては、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)経営指標」に記載のとおりであります。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
(経営成績)
当連結会計年度における我が国経済は、雇用情勢や所得環境に引き続き改善がみられるなか、総じて堅調に推移しました。一方で米中貿易摩擦の長期化に伴い、中国経済の減速傾向が強まったことにより、我が国を含めた世界経済への悪影響が一段と懸念されるなど、先行きには不透明感が増しました。
当社グループの業績に大きく影響する建設投資の動向としては、住宅市場は政府による各種住宅取得支援策や住宅ローンの低金利、消費増税前の駆込み需要の影響もあり、力強さには欠けたものの概ね前年並みで推移しました。民間非住宅投資は前年比若干のマイナスで推移し、公共投資は前年比若干のプラスで推移しましたが、ともに受注環境は概ね良好な状態が継続しました。
このような環境の下、当社グループは営業-工事部門の連携を強化しつつ、お客様のニーズに沿った幅広い商品の提案と質の高い工事に注力してまいりました。
重点商品としては、戸建住宅において省エネ等に重要な役割を担う窓サッシに注力し、重点顧客への提案活動の強化および組み立て工場の増強に着手しました。次に重点工事としては、サイディング施工棟数の増加に取り組みました。そのため、施工日数の削減を目的として納材前にサイディング材をカットする工場の体制強化を図りました。
また、第1四半期連結会計期間において、大阪府吹田市に本社を置くタイル住宅設備機器の販売・工事会社である株式会社今村の株式を100%取得し、連結子会社としました。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は695億84百万円と前連結会計年度に比べ63億85百万円の増収(10.1%増)となりました。損益面におきましては、全セグメントにおいて売上総利益率が改善したことに加え、販管費の伸びが抑制された結果、営業利益は21億64百万円と前連結会計年度に比べ6億38百万円の増益(41.9%増)、経常利益は24億円と前連結会計年度に比べ6億91百万円の増益(40.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は14億54百万円と前連結会計年度に比べ3億41百万円の増益(30.7%増)となりました。
セグメントの業績は、以下のとおりであります。
(戸建住宅事業)
タイル・建材販売につきましては、売上高は前年を大きく上回りました。これは主に注力商材のサッシ販売が大きく伸びたことによるものであります。また、自社ブランドタイルの販売が好調に推移したことにより、利益率は大きく改善しました。
タイル・建材工事につきましては、売上高は前年比若干のマイナスで推移しました。これは主にタイル工事が前年を若干下回るとともに、サイディング工事についても前年比微増で推移したことによるものであります。ただし、精度の高い積算業務の改善により粗利益の改善が図れました。
住宅設備関連販売につきましては、売上高は前年比プラスで推移しました。これは主に給湯器及び衛生陶器の販売が若干減少したものの、ビルトインコンロなどの厨房関連機器の販売が増加したことによるものであります。
住宅設備関連工事につきましては、売上高は前年比マイナスで推移しました。これは主に重点課題である新規工務店開拓による顧客数の増加に伴い、一般工務店向けユニットバス工事は前年を上回ったものの、特定のビルダー向けの工事が若干減少したことによるものであります。
以上の結果、売上高は608億43百万円(前期比7.5%増)、セグメント利益は29億13百万円(前期比33.6%増)となりました。
(大型物件事業)
タイル工事につきましては、売上高は前年を大きく上回りました。これは主にマンション向けのタイル需要は低迷したものの、ホテルや駅舎等の商業施設向けのタイル工事が好調に推移したことによるものであります。
住宅設備工事につきましては、売上高は前年を上回りました。新築のユニットバス工事やキッチン工事は前年並みだったものの、リニューアル工事の受注が増加したことによるものであります。
空調衛生設備工事につきましては、売上高は前年を上回りました。これは主に官公庁からの大型物件の受注が引き続き堅調に推移するとともに、手持ち工事も順調に進捗しました。
各工事種目において、工程管理や原価管理の徹底を図ることにより、利益率の改善が図れました。
以上の結果、売上高は87億41百万円(前期比32.4%増)、セグメント利益は5億66百万円(前期比51.9%増)となりました。
(財政状態)
当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ37億23百万円増加し、363億27百万円となりました。負債合計は、前連結会計年度末に比べ26億34百万円増加し、161億85百万円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度に比べ12億35百万円増加し、109億29百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは26億91百万円増加(前連結会計年度は5億75百万円増加)となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益23億90百万円の計上及び仕入債務の増加額12億8百万円、売上債権の増加額8億10百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは1億16百万円減少(前連結会計年度は1億5百万円減少)となりました。これは主として、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入3億26百万円、投資有価証券の取得による支出3億1百万円、有形固定資産の取得による支出1億11百万円、無形固定資産の取得による支出1億5百万円によるものであります
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは13億39百万円減少(前連結会計年度は4億16百万円減少)となりました。これは主として、長期借入金の返済による支出9億66百万円、配当金の支払額3億57百万円によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
(戸建住宅事業)
(イ)商品仕入実績
当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 商品仕入高(千円) | 前年同期比(%) |
| 建材及び関連商品 | 19,811,111 | +28.6 |
| 住宅設備機器 | 24,213,930 | +9.0 |
| 合計 | 44,025,041 | +17.0 |
(注) 1.金額は、仕入価格によっております。
2.上記金額には消費税等は含まれておりません。
3.建材及び関連商品、住宅設備機器の商品仕入高の金額には、それぞれ完成工事原価又は未成工事支出金への振替高6,656,240千円、10,224,279千円が含まれております。
(ロ)受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) |
| 外壁工事 | 14,828,172 | △2.4 | 3,756,967 | +22.5 |
| 住宅設備工事 | 18,468,384 | +3.5 | 2,914,175 | +11.9 |
| 合計 | 33,296,557 | +0.7 | 6,671,142 | +17.6 |
(注) 1.上記金額には消費税等は含まれておりません。
2.セグメント間取引については、相殺消去しております。
(ハ)売上実績
当連結会計年度における売上実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 売上高(千円) | 前年同期比(%) |
| 販売実績 | ||
| 建材及び関連商品 | 14,558,827 | +25.0 |
| 住宅設備機器 | 13,988,566 | +23.3 |
| 合計 | 28,547,394 | +24.1 |
| 完成工事実績 | ||
| 外壁工事 | 14,137,693 | △3.7 |
| 住宅設備工事 | 18,158,642 | △4.0 |
| 合計 | 32,296,335 | △3.9 |
| 総合計 | 60,843,729 | +7.5 |
(注) 1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.セグメント間の取引については、相殺消去しております
(大型物件事業)
(イ)受注実績
当連結会計年度における受注実績を事業部門別に示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) |
| タイル工事 | 4,364,826 | +49.7 | 2,487,191 | +14.0 |
| 住宅設備工事 | 4,997,079 | +23.8 | 2,349,352 | +15.5 |
| 合計 | 9,361,906 | +34.7 | 4,836,544 | +14.7 |
(注) 1.上記金額には消費税等は含まれておりません。
2.セグメント間取引については、相殺消去しております。
(ロ)完成工事実績
当連結会計年度における完成工事実績を事業部門別に示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 完成工事高(千円) | 前年同期比(%) |
| タイル工事 | 4,059,139 | +62.0 |
| 住宅設備工事 | 4,682,109 | +14.3 |
| 合計 | 8,741,248 | +32.4 |
(注) 1.上記金額には消費税等は含まれておりません。
2.セグメント間取引については、相殺消去しております。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2019年12月20日)において当社グループが判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たっては、貸倒引当金、完成工事補償引当金、退職給付に係る負債、工事損失引当金、有形・無形固定資産及び繰延税金資産の計上に関しましては重要な見積り及び判断を行っております。従いまして、実際の結果はこれらの見積り及び判断と異なる場合があり、業績に影響を与える可能性があります。
②経営成績等の状況に関する分析
(イ)財政状態
(資産)
当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ37億23百万円増加し、363億27百万円となりました。これは主として、新規連結子会社が加わった事等により、現金及び預金が12億35百万円、受取手形・完成工事未収入金等が9億59百万円、未成工事支出金が2億35百万円、投資有価証券が3億50百万円、敷金保証金(投資その他の資産、その他)が2億52百万円増加したことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ26億34百万円増加し、161億85百万円となりました。これは主として、新規連結子会社が加わった事等により、支払手形・工事未払金等が14億57百万円、ファクタリング未払金が2億31百万円、未払法人税等が7億5百万円増加した一方で、未成工事受入金が2億90百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ10億89百万円増加し、201億41百万円となりました。これは主として、利益剰余金が10億96百万円増加したことによるものであります。
(ロ)経営成績
(売上高)
売上高は、前連結会計年度の631億99百万円から63億85百万円増加して695億84百万円となりました。増加した主な要因としては、タイル・建材販売で主に注力商材のサッシ販売が大きく伸びたことによるものと大型物件事業のタイル工事についてホテルや駅舎等の商業施設向けのタイル工事が好調に推移したことによるものであります。また、株式会社今村の株式を100%取得し、連結子会社としたことが売上増に寄与しております。
(売上原価)
売上原価は、前連結会計年度の546億5百万円から51億59百万円増加して597億65百万円となりました。売上増に連動して原価増となります。
(売上総利益)
売上総利益は、前連結会計年度の85億93百万円から12億25百万円増加して98億19百万円となりました。売上原価率の改善もあり、売上高に対する売上総利益の比率は前連結会計年度に比べ0.5ポイント増加して14.1%となりました。
(販売費及び一般管理費)
販売費及び一般管理費は、前連結会計年度の70億67百万円から5億86百万円増加して76億54百万円となりました。
増加の主な要因として株式会社今村の連結子会社化による販管費増や人件費等増加に伴うものであります。ただし、他諸経費の適正管理を徹底したことが効を奏し、売上高に対する販売費及び一般管理費の比率は前連結会計年度に比べ0.2ポイント減少して11.0%となりました。
(営業利益)
営業利益は、前連結会計年度の15億25百万円から6億38百万円増加して21億64百万円となり、売上高に対する営業利益の比率は前連結会計年度に比べ0.7ポイント増加して3.1%となりました。売上総利益率の改善や販管費の適正管理を徹底することにより改善されました。
(営業外収益(費用))
営業外収益(費用)は、前連結会計年度の1億84百万円の収益(純額)から52百万円増加して2億36百万円の収益(純額)となりました。主な要因として、受取利息等の営業外収益が65百万円増加したことによるものであります。
(経常利益)
経常利益は前連結会計年度の17億9百万円から6億91百万円増加して24億円となり、売上高に対する経常利益の比率は前連結会計年度に比べ0.7ポイント増加して3.4%となりました。売上高に対する売上総利益率、営業利益率の改善に連動して改善されております。
(特別利益(損失))
特別利益(損失)は、前連結会計年度は18百万円の利益(純額)でありましたが、当連結会計年度は10百万円の損失(純額)となりました。有価証券評価損、売却損等によるものであります。
(税金等調整前当期純利益)
税金等調整前当期純利益は前連結会計年度の17億27百万円から6億62百万円増加して23億90百万円となりました。
(法人税、住民税及び事業税・法人税等調整額)
法人税、住民税及び事業税・法人税等調整額は前連結会計年度の6億14百万円から3億21百万円増加して9億35百万円となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度の11億13百万円から3億41百万円増加して14億54百万円となりました。
(ハ)資本の財源及び資金の流動性についての分析
資金需要のうち主なものは、商品等の原材料の仕入及び労務費のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。また、投資資金としてM&Aや設備投資のための資金も発生いたします。
それら財源については、グループ内各事業会社の営業活動から発生する営業キャッシュ・フローにおける自己資金を基本に賄っておりますが、一部借入金等の調達もあり、当連結会計年度末においては、有利子負債の残高は4億33百万円となっております。
また、運転資金の機動的な調達を行うため主要取引金融機関と総額50億の特定融資枠(コミットメントライン)契約を締結しております。2019年9月30日現在特定融資枠の借入実行残高は0となっております。
(ニ)経営方針・経営戦略・経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、第2次中期経営計画(2016年10月1日~2019年9月30日)を策定しており、同計画において、連結売上高700億円、連結営業利益19億円を最終年度に達成すべき数値目標として定めており、当連結会計年度は当中期計画の最終年度であり、達成度合は連結売上高695億84百万円(達成率99.4%)、営業利益21億64百万円(達成率113.8%)となりました。
また、2020年9月期を初年度とする第3次中期経営計画を策定しており、詳細につきましては、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)経営指標」に記載のとおりであります。