四半期報告書-第52期第2四半期(令和2年5月21日-令和2年8月20日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2020年2月21日~2020年8月20日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、社会・経済活動が大きく制限されるなか、企業収益や景況感の悪化、個人消費の減退やインバウンド需要の急減など、極めて厳しい環境で推移いたしました。政府による緊急事態宣言の解除後も、経済活動の回復に向けた動きは鈍く、先行き不透明な状況が継続しております。
小売業界におきましても、新型コロナウイルスの感染拡大による学校休校、在宅勤務、外食控え等からくる巣ごもり消費拡大への対応、感染予防を目的とする新しい生活様式の浸透によるマスクや消毒液などの衛生関連用品の需要急増への対応や店舗における感染拡大防止策の実施等、求められるものはめざましく変化いたしました。
一方、労働需給の逼迫による人件費、物流費の上昇や業種業態を越えた顧客の獲得競争の激化に加え、企業統合、業界再編の動きがみられるなど、経営環境が大きく変化しております。
このような状況下において、当社は年度スローガンを『業務を精査し「やめる・減らす・見直す」働き方改革でお客様満足度・従業員満足度アップを実現しよう』とし、前期よりスタートした「新中期経営計画」において、新たな成長戦略に挑戦し持続的な成長を実現するため『持続的成長発展につながるオークワブランドを確立し、地域社会へ貢献し続けるリージョナルチェーンを目指す』を中期スローガンとして掲げ、3つのR(Reborn:生まれ変わる、Real:現場最優先、Refresh:リフレッシュ)をキーワードに、新たな価値とサービスの創造、オークワブランディング計画の実現に向け本格的に始動し、グループ全体の成長を目指しております。
なお、新型コロナウイルスの感染拡大のなか、地域社会のインフラを担うべく従業員への衛生管理の徹底など安全対策を行い、混雑回避のため過度なタイムサービス等の自粛を行いながら、商品の安定供給などに取り組み営業を継続いたしました。
当期の新規出店につきましては、愛知県下13店舗目となる「豊橋ミラまち店」(愛知県豊橋市)を2月にオープンし、東海エリアのドミナント強化を図りました。3月には「名張西原店」(三重県名張市)を移転新築オープンし、当第2四半期末店舗数は159店舗となりました。
連結子会社については、食品スーパーの㈱ヒラマツは、食料品、日用品の需要拡大とコスト構造の見直しが寄与し増収増益となりました。外食の㈱オークフーズは、新型コロナウイルスの感染症拡大による環境変化が影響し、減収減益となりました。
また、㈱リテールバックオフィスサポートは、当社グループ内を中心に店舗・施設の管理業務を継続して行い、㈱サンライズは、農産物等の加工・配送業務を担うことで、グループ全体の業務効率化に寄与しております。
① 財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産合計は、前連結会計年度末に比べ50億61百万円増加し、1,414億24百万円となりました。流動資産では55億71百万円の増加であり、これは主に現金及び預金が46億33百万円、受取手形及び売掛金が11億96百万円増加したことによるものであります。固定資産では5億9百万円の減少であり、これは主に土地が1億79百万円、投資その他の資産の「その他」に含まれる敷金が3億35百万円減少したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ32億31百万円増加し、644億93百万円となりました。流動負債では37億58百万円の増加であり、これは主に流動負債の支払手形及び買掛金が30億2百万円増加したことによるものであります。固定負債では5億27百万円の減少であり、これは主に長期借入金が4億75百万円減少したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ18億30百万円増加し、769億30百万円となりました。これは主に利益剰余金が18億14百万円増加したことによるものであります。
② 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における当社グループの経営成績につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う内食需要の高まりにより売上高が押し上げられた結果、営業収益(売上高及び営業収入)は1,401億2百万円(前年同期比7.3%増)、営業利益は42億17百万円(前年同期比470.4%増)、経常利益は43億41百万円(前年同期比385.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は23億84百万円(前年同期比871.2%増)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ、46億42百万円増加し、206億58百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、前年同期に比べ36億60百万円増加し、103億77百万円となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益が36億59百万円、非資金損益項目の減価償却費が30億60百万円、仕入債務の増加額が30億2百万円であったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は、前年同期に比べ3億83百万円減少し、26億3百万円となりました。これは主に、固定資産の取得による支出が30億円であったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は、前年同期に比べ14億67百万円増加し、31億31百万円となりました。これは主に、短期借入金の純減少額が9億10百万円、長期借入金の返済による支出が29億15百万円、リース債務の返済による支出が6億82百万円、配当金の支払額が5億69百万円であった一方、長期借入れによる収入が20億円であったことによるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2020年2月21日~2020年8月20日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、社会・経済活動が大きく制限されるなか、企業収益や景況感の悪化、個人消費の減退やインバウンド需要の急減など、極めて厳しい環境で推移いたしました。政府による緊急事態宣言の解除後も、経済活動の回復に向けた動きは鈍く、先行き不透明な状況が継続しております。
小売業界におきましても、新型コロナウイルスの感染拡大による学校休校、在宅勤務、外食控え等からくる巣ごもり消費拡大への対応、感染予防を目的とする新しい生活様式の浸透によるマスクや消毒液などの衛生関連用品の需要急増への対応や店舗における感染拡大防止策の実施等、求められるものはめざましく変化いたしました。
一方、労働需給の逼迫による人件費、物流費の上昇や業種業態を越えた顧客の獲得競争の激化に加え、企業統合、業界再編の動きがみられるなど、経営環境が大きく変化しております。
このような状況下において、当社は年度スローガンを『業務を精査し「やめる・減らす・見直す」働き方改革でお客様満足度・従業員満足度アップを実現しよう』とし、前期よりスタートした「新中期経営計画」において、新たな成長戦略に挑戦し持続的な成長を実現するため『持続的成長発展につながるオークワブランドを確立し、地域社会へ貢献し続けるリージョナルチェーンを目指す』を中期スローガンとして掲げ、3つのR(Reborn:生まれ変わる、Real:現場最優先、Refresh:リフレッシュ)をキーワードに、新たな価値とサービスの創造、オークワブランディング計画の実現に向け本格的に始動し、グループ全体の成長を目指しております。
なお、新型コロナウイルスの感染拡大のなか、地域社会のインフラを担うべく従業員への衛生管理の徹底など安全対策を行い、混雑回避のため過度なタイムサービス等の自粛を行いながら、商品の安定供給などに取り組み営業を継続いたしました。
当期の新規出店につきましては、愛知県下13店舗目となる「豊橋ミラまち店」(愛知県豊橋市)を2月にオープンし、東海エリアのドミナント強化を図りました。3月には「名張西原店」(三重県名張市)を移転新築オープンし、当第2四半期末店舗数は159店舗となりました。
連結子会社については、食品スーパーの㈱ヒラマツは、食料品、日用品の需要拡大とコスト構造の見直しが寄与し増収増益となりました。外食の㈱オークフーズは、新型コロナウイルスの感染症拡大による環境変化が影響し、減収減益となりました。
また、㈱リテールバックオフィスサポートは、当社グループ内を中心に店舗・施設の管理業務を継続して行い、㈱サンライズは、農産物等の加工・配送業務を担うことで、グループ全体の業務効率化に寄与しております。
① 財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産合計は、前連結会計年度末に比べ50億61百万円増加し、1,414億24百万円となりました。流動資産では55億71百万円の増加であり、これは主に現金及び預金が46億33百万円、受取手形及び売掛金が11億96百万円増加したことによるものであります。固定資産では5億9百万円の減少であり、これは主に土地が1億79百万円、投資その他の資産の「その他」に含まれる敷金が3億35百万円減少したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ32億31百万円増加し、644億93百万円となりました。流動負債では37億58百万円の増加であり、これは主に流動負債の支払手形及び買掛金が30億2百万円増加したことによるものであります。固定負債では5億27百万円の減少であり、これは主に長期借入金が4億75百万円減少したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ18億30百万円増加し、769億30百万円となりました。これは主に利益剰余金が18億14百万円増加したことによるものであります。
② 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における当社グループの経営成績につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う内食需要の高まりにより売上高が押し上げられた結果、営業収益(売上高及び営業収入)は1,401億2百万円(前年同期比7.3%増)、営業利益は42億17百万円(前年同期比470.4%増)、経常利益は43億41百万円(前年同期比385.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は23億84百万円(前年同期比871.2%増)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ、46億42百万円増加し、206億58百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、前年同期に比べ36億60百万円増加し、103億77百万円となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益が36億59百万円、非資金損益項目の減価償却費が30億60百万円、仕入債務の増加額が30億2百万円であったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は、前年同期に比べ3億83百万円減少し、26億3百万円となりました。これは主に、固定資産の取得による支出が30億円であったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は、前年同期に比べ14億67百万円増加し、31億31百万円となりました。これは主に、短期借入金の純減少額が9億10百万円、長期借入金の返済による支出が29億15百万円、リース債務の返済による支出が6億82百万円、配当金の支払額が5億69百万円であった一方、長期借入れによる収入が20億円であったことによるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。