四半期報告書-第52期第3四半期(令和2年8月21日-令和2年11月20日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2020年2月21日~2020年11月20日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、社会・経済活動が大きく制限されるなか、企業収益や景況感の悪化、個人消費の減退やインバウンド需要の急減など、極めて厳しい環境で推移いたしました。政府による緊急事態宣言の解除後も、経済活動の回復に向けた動きは鈍く、先行き不透明な状況が継続しております。
小売業界におきましても、新型コロナウイルスの感染拡大による学校休校、在宅勤務、外食控え等からくる巣ごもり消費拡大への対応、感染予防を目的とする新しい生活様式の浸透によるマスクや消毒液などの衛生関連用品の需要急増への対応や店舗における感染拡大防止策の実施等、求められるものはめざましく変化いたしました。
一方、労働需給の逼迫による人件費、物流費の上昇や業種業態を越えた顧客の獲得競争の激化に加え、企業統合、業界再編の動きがみられるなど、経営環境が大きく変化しております。
このような状況下において、当社は年度スローガンを『業務を精査し「やめる・減らす・見直す」働き方改革でお客様満足度・従業員満足度アップを実現しよう』とし、前期よりスタートした「新中期経営計画」において、新たな成長戦略に挑戦し持続的な成長を実現するため『持続的成長発展につながるオークワブランドを確立し、地域社会へ貢献し続けるリージョナルチェーンを目指す』を中期スローガンとして掲げ、3つのR(Reborn:生まれ変わる、Real:現場最優先、Refresh:リフレッシュ)をキーワードに、新たな価値とサービスの創造、オークワブランディング計画の実現に向け本格的に始動し、グループ全体の成長を目指しております。
当期の新規出店につきましては、愛知県下13店舗目となる「豊橋ミラまち店」(愛知県豊橋市)を2月に、静岡県下2店舗目となる「スーパーセンター掛川店」(静岡県掛川市)を9月にオープンし、東海エリアのドミナント強化を図りました。また、3月には「名張西原店」(三重県名張市)を移転新築オープンいたしました。
既存店につきましては、「プライスカット榛原福地店」(奈良県宇陀市)、「スーパーセンター富雄中町店」(奈良県奈良市)、「プライスカット天理北店」(奈良県天理市)、「スーパーセンター上富田店」(和歌山県西牟婁郡上富田町)、「メッサガーデンパーク和歌山店」(和歌山県和歌山市)の改装をそれぞれ行い、お客様のニーズを捉えた売場作りに注力いたしました。一方、経営効率化のために「海南下津店」(和歌山県海南市)、「ミレニアシティ岩出店」(和歌山県岩出市)を閉鎖いたしました。
連結子会社については、食品スーパーの㈱ヒラマツは、食料品、日用品の需要拡大により業績は改善いたしました。外食の㈱オークフーズは、新型コロナウイルスの感染症拡大による環境変化が影響し、減収減益となりました。
また、㈱リテールバックオフィスサポートは、当社グループ内を中心に店舗・施設の管理業務を継続して行い、㈱サンライズは、農産物等の加工・配送業務を担うことで、グループ全体の業務効率化に寄与しております。
① 財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産合計は、前連結会計年度末に比べ23億43百万円増加し、1,387億6百万円となりました。流動資産では22億37百万円の増加であり、これは主に現金及び預金が10億4百万円、受取手形及び売掛金が5億81百万円増加したことによるものであります。固定資産では1億6百万円の増加であり、これは主に土地が3億30百万円、有形固定資産の「その他」に含まれる建設仮勘定が11億81百万円、投資その他の資産の「その他」に含まれる敷金が4億7百万円減少した一方、建物及び構築物(純額)が18億19百万円増加したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ5億99百万円増加し、618億61百万円となりました。流動負債では19億96百万円の増加であり、これは主に流動負債の1年内返済予定の長期借入金が9億7百万円、「その他」に含まれる設備関係電子記録債務が6億87百万円減少した一方、支払手形及び買掛金が14億32百万円、「その他」に含まれる未払費用が10億74百万円、未払金が9億69百万円増加したことによるものであります。固定負債では13億97百万円の減少であり、これは主に長期借入金が15億72百万円減少したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ17億44百万円増加し、768億44百万円となりました。これは主に利益剰余金が16億66百万円増加したことによるものであります。
② 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における当社グループの経営成績につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う内食需要の高まりにより売上高が押し上げられた結果、営業収益(売上高及び営業収入)は2,074億72百万円(前年同期比5.8%増)、営業利益は54億28百万円(前年同期比270.9%増)、経常利益は55億70百万円(前年同期比240.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は28億6百万円(前年同期比288.6%増)となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2020年2月21日~2020年11月20日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、社会・経済活動が大きく制限されるなか、企業収益や景況感の悪化、個人消費の減退やインバウンド需要の急減など、極めて厳しい環境で推移いたしました。政府による緊急事態宣言の解除後も、経済活動の回復に向けた動きは鈍く、先行き不透明な状況が継続しております。
小売業界におきましても、新型コロナウイルスの感染拡大による学校休校、在宅勤務、外食控え等からくる巣ごもり消費拡大への対応、感染予防を目的とする新しい生活様式の浸透によるマスクや消毒液などの衛生関連用品の需要急増への対応や店舗における感染拡大防止策の実施等、求められるものはめざましく変化いたしました。
一方、労働需給の逼迫による人件費、物流費の上昇や業種業態を越えた顧客の獲得競争の激化に加え、企業統合、業界再編の動きがみられるなど、経営環境が大きく変化しております。
このような状況下において、当社は年度スローガンを『業務を精査し「やめる・減らす・見直す」働き方改革でお客様満足度・従業員満足度アップを実現しよう』とし、前期よりスタートした「新中期経営計画」において、新たな成長戦略に挑戦し持続的な成長を実現するため『持続的成長発展につながるオークワブランドを確立し、地域社会へ貢献し続けるリージョナルチェーンを目指す』を中期スローガンとして掲げ、3つのR(Reborn:生まれ変わる、Real:現場最優先、Refresh:リフレッシュ)をキーワードに、新たな価値とサービスの創造、オークワブランディング計画の実現に向け本格的に始動し、グループ全体の成長を目指しております。
当期の新規出店につきましては、愛知県下13店舗目となる「豊橋ミラまち店」(愛知県豊橋市)を2月に、静岡県下2店舗目となる「スーパーセンター掛川店」(静岡県掛川市)を9月にオープンし、東海エリアのドミナント強化を図りました。また、3月には「名張西原店」(三重県名張市)を移転新築オープンいたしました。
既存店につきましては、「プライスカット榛原福地店」(奈良県宇陀市)、「スーパーセンター富雄中町店」(奈良県奈良市)、「プライスカット天理北店」(奈良県天理市)、「スーパーセンター上富田店」(和歌山県西牟婁郡上富田町)、「メッサガーデンパーク和歌山店」(和歌山県和歌山市)の改装をそれぞれ行い、お客様のニーズを捉えた売場作りに注力いたしました。一方、経営効率化のために「海南下津店」(和歌山県海南市)、「ミレニアシティ岩出店」(和歌山県岩出市)を閉鎖いたしました。
連結子会社については、食品スーパーの㈱ヒラマツは、食料品、日用品の需要拡大により業績は改善いたしました。外食の㈱オークフーズは、新型コロナウイルスの感染症拡大による環境変化が影響し、減収減益となりました。
また、㈱リテールバックオフィスサポートは、当社グループ内を中心に店舗・施設の管理業務を継続して行い、㈱サンライズは、農産物等の加工・配送業務を担うことで、グループ全体の業務効率化に寄与しております。
① 財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産合計は、前連結会計年度末に比べ23億43百万円増加し、1,387億6百万円となりました。流動資産では22億37百万円の増加であり、これは主に現金及び預金が10億4百万円、受取手形及び売掛金が5億81百万円増加したことによるものであります。固定資産では1億6百万円の増加であり、これは主に土地が3億30百万円、有形固定資産の「その他」に含まれる建設仮勘定が11億81百万円、投資その他の資産の「その他」に含まれる敷金が4億7百万円減少した一方、建物及び構築物(純額)が18億19百万円増加したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ5億99百万円増加し、618億61百万円となりました。流動負債では19億96百万円の増加であり、これは主に流動負債の1年内返済予定の長期借入金が9億7百万円、「その他」に含まれる設備関係電子記録債務が6億87百万円減少した一方、支払手形及び買掛金が14億32百万円、「その他」に含まれる未払費用が10億74百万円、未払金が9億69百万円増加したことによるものであります。固定負債では13億97百万円の減少であり、これは主に長期借入金が15億72百万円減少したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ17億44百万円増加し、768億44百万円となりました。これは主に利益剰余金が16億66百万円増加したことによるものであります。
② 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における当社グループの経営成績につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う内食需要の高まりにより売上高が押し上げられた結果、営業収益(売上高及び営業収入)は2,074億72百万円(前年同期比5.8%増)、営業利益は54億28百万円(前年同期比270.9%増)、経常利益は55億70百万円(前年同期比240.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は28億6百万円(前年同期比288.6%増)となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。