有価証券報告書-第37期(平成29年3月1日-平成30年2月28日)

【提出】
2018/05/25 14:59
【資料】
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【項目】
64項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 当連結会計年度の経営成績の分析
当連結会計年度の営業収益は、前連結会計年度に行われたユニーグループ・ホールディングス株式会社との経営統合の影響により、前連結会計年度より4,314億8千5百万円増加(前連結会計年度比51.1%増)し1兆2,753億円となりました。売上原価や販売費及び一般管理費も同様に増加したほか、店舗資産やのれんに係る減損損失等の計上により、営業利益は、前連結会計年度より50億2百万円減少(同15.2%減)し279億7千4百万円となりました。
税引前利益は、前連結会計年度より50億5千6百万円減少(同15.0%減)し286億3千9百万円となりました。
税金を控除した当期利益は、連結納税制度の適用に伴う影響等により前連結会計年度より122億5千万円増加(同50.4%増)し365億5千2百万円となりました。
非支配株主利益を控除した親会社の所有者に帰属する当期利益は、前連結会計年度より120億7千1百万円増加(同55.9%増)し336億5千6百万円となりました。
各セグメントの業績の詳細につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1)業績」に記載のとおりであります。
(2) 当連結会計年度の財政状態の分析
資産合計は、前連結会計年度末より654億3千2百万円増加し1兆7,325億6百万円となりました。
流動資産は、その他の金融資産が減少したものの、現金及び現金同等物が増加したこと等により、前連結会計年度末より585億2千5百万円増加しました。
非流動資産は、総合小売事業における土地売却による投資不動産の減少や敷金の減少があったものの、コンビニエンスストア事業における新規出店やブランド転換に伴う有形固定資産の増加やその他の金融資産の増加があったこと等により、前連結会計年度末より69億6百万円増加しました。
負債合計は、前連結会計年度末より94億5千2百万円増加し1兆1,431億2千8百万円となりました。
流動負債は、営業債務及びその他の債務が増加したものの、社債及び借入金が減少したこと等により、前連結会計年度末より567億5千2百万円減少しました。
非流動負債は、社債及び借入金やリース債務が増加したこと等により、前連結会計年度末より662億5百万円増加しました。
資本合計は、前連結会計年度末より559億8千万円増加し5,893億7千7百万円となりました。これは、利益剰余金や非支配持分が増加したこと等によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度のキャッシュ・フローの概況については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。