有価証券報告書-第51期(2024/04/01-2025/03/31)

【提出】
2025/06/30 16:39
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133項目
経営成績等の状況の概要
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善等により緩やかな回復基調がみられました。一方では、継続する物価上昇に加え、通商政策などアメリカの政策動向や、金融資本市場の変動による影響など、先行き不透明な状況が続いております。衣料品小売業界におきましては、生活必需品の値上げ等による消費者の節約志向はより一層高まっており、依然として厳しい経営環境のまま推移しました。
このような環境の下、当社グループにおきましては、主力商品の需要が高まる第4四半期連結会計期間において、お客様一人あたりの購買単価が好調に推移したこと等で、当連結会計年度の売上高は前年同期比0.6%の増収となりました。しかしながら、期初の予想通り為替変動・物価高騰の影響により商品原価が高騰し、売上総利益は214億6千9百万円(前年同期比0.1%減)となりました。
営業利益に関しましては、経営ビジョンである「地域に必要とされる店に」なるために、ボディリフレッシュカプセルをはじめとした、様々なサービスとリラックス空間を提供する「ほっとひと息ステーション」を10店舗新たにはるやまの店内に導入したことや、店舗の看板や外観などへの設備投資、システムの刷新などを積極的に行ったことにより、主に減価償却費や修繕費などの販売費及び一般管理費が増加した結果、営業利益は前年同期に比べ3億1百万円減少しました。
店舗数に関しましては、グループ全体で9店舗新規出店及び13店舗閉店(うち7店舗移転)した結果、当連結会計年度末の総店舗数は370店舗となりました。
当連結会計年度末の資産につきましては、主に長期借入金の約定返済により現金及び預金が32億7千5百万円減少したこと、本社売却や減価償却により有形固定資産が5億1千7百万円減少したこと等により、総資産が前連結会計年度末に比べて38億4千1百万円減少し、434億4千9百万円となりました。
負債につきましては、主に約定返済により長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が33億5千6百万円減少したことにより、前連結会計年度末に比べて40億6千3百万円減少し、192億8千3百万円となりました。純資産につきましては、2億5千3百万円の期末配当を実施しましたが、親会社株主に帰属する当期純利益が6億7千万円あったことなどにより、前連結会計年度末に比べ2億2千1百万円増加し、241億6千5百万円となりました。
これらの結果、当連結会計年度におきましては、売上高361億3千5百万円(前年同期比0.6%増)となりました。利益面は、営業利益6億2千5百万円(前年同期比32.5%減)、経常利益9億6千4百万円(前年同期比23.3%減)の結果となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、主に営業店の収益性の低下による減損損失を2億4千5百万円計上したこと、本社移転費用の計上が1千4百万円あった一方で、本社移転等に伴う固定資産売却益の計上が2億5千7百万円あったこと等により、6億7千万円(前年同期比65.2%増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ32億7千5百万円減少し、105億5千1百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は1億3千8百万円(前年同期は12億7千7百万円の獲得)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益を8億4千9百万円計上したこと、減価償却費の計上が6億2千4百万円あったこと、棚卸資産の減少額が1億6百万円あった一方で、退職給付に係る負債の減少額が1億9千2百万円あったこと、支払サイト短縮による仕入債務の減少額が8億6千9百万円あったこと、経費支払手形・未払金の減少額が2億2千8百万円あったことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は11億8千7百万円(前年同期は5億3千7百万円の獲得)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が8億8千1百万円あったこと、無形固定資産の取得による支出が1億8千8百万円あった一方で、差入保証金の回収による収入が3千6百万円あったことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は19億4千9百万円(前年同期は26億4百万円の支出)となりました。これは主に短期借入れによる収入が19億円あった一方で、長期借入金の返済による支出が33億5千2百万円あったことに加え、配当金の支払額が2億5千2百万円あったこと、自己株式の取得による支出が2億1千1百万円あったことなどによるものであります。
③販売及び仕入の実績
a.販売実績
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
前年同期比(%)
重衣料15,815,62199.9
[スーツ・礼服・コート]
中衣料3,311,398101.8
[ジャケット・スラックス]
軽衣料16,095,964100.8
[ワイシャツ・ネクタイ・カジュアル・小物・その他]
補修加工賃収入913,013105.2
衣料品販売事業(千円)36,135,998100.6
合計(千円)36,135,998100.6

(注)セグメント間取引については、相殺消去しております。
b.仕入実績
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
前年同期比(%)
重衣料6,010,056104.3
[スーツ・礼服・コート]
中衣料1,505,009107.4
[ジャケット・スラックス]
軽衣料6,329,124101.0
[ワイシャツ・ネクタイ・カジュアル・小物・その他]
衣料品販売事業(千円)13,844,190103.1
合計(千円)13,844,190103.1

(注)セグメント間取引については、相殺消去しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績は、主力商品の需要が高まる第4四半期連結会計期間において、お客様一人あたりの購買単価が好調に推移したこと等で、売上高361億3千5百万円(前年同期比0.6%増)となりました。しかしながら、期初の予想通り為替変動・物価高騰の影響により商品原価が高騰し、売上総利益は214億6千9百万円(前年同期比0.1%減)となりました。
利益面に関しましては、店舗の看板や外観などへの設備投資、システムの刷新などを積極的に行ったことにより、主に減価償却費や修繕費などの販売費及び一般管理費が増加した結果、営業利益6億2千5百万円(前年同期比32.5%減)、経常利益9億6千4百万円(前年同期比23.3%減)の結果となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、主に営業店の収益性の低下による減損損失を2億4千5百万円計上したこと、本社移転費用の計上が1千4百万円あった一方で、本社移転等に伴う固定資産売却益の計上が2億5千7百万円あったこと等により、6億7千万円(前年同期比65.2%増)となりました。
上記の結果により売上高経常利益率は2.7%であり目標の5%に届いておりませんが、高付加価値商品及びサービスの提供や、適切な価格設定による売上総利益率の改善に加え、広告宣伝や出店の効率化をさらに推進することにより販売費及び一般管理費を抑制し、売上高経常利益率の向上に努めてまいります。
当連結会計年度末の資産につきましては、主に長期借入金の約定返済により現金及び預金が32億7千5百万円減少したこと、本社売却や減価償却により有形固定資産が5億1千7百万円減少したこと等により、総資産が前連結会計年度末に比べて38億4千1百万円減少し、434億4千9百万円となりました。
負債につきましては、主に約定返済により長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が33億5千6百万円減少したことにより、前連結会計年度末に比べて40億6千3百万円減少し、192億8千3百万円となりました。純資産につきましては、2億5千3百万円の期末配当を実施しましたが、親会社株主に帰属する当期純利益が6億7千万円あったことなどにより、利益剰余金が増加し、241億6千5百万円となりました。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
キャッシュ・フローの状況の分析
当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
資本の財源及び資金の流動性
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入れのほか販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。
なお、当連結会計年度末における借入金の残高は87億6千5百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は105億5千1百万円となっております。
③重要な会計方針及び見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されており、採用する会計方針は、第5(経理の状況)の連結財務諸表の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。この連結財務諸表の作成にあたっては、必要な見積りを行っており、それらは資産・負債及び収益・費用の計上金額に影響を与えております。これらの見積りについては、過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

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