有価証券報告書-第49期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という)の状況の概要は以下のとおりであります。
当事業年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う2020年4月の緊急事態宣言発出や外出自粛要請等により、急速に悪化いたしました。緊急事態宣言解除後は、段階的な経済活動の再開に伴って徐々に回復傾向にあったものの、2021年1月には再度の緊急事態宣言が発出されるなど、未だ収束の見通しは立っておらず依然として、先行き不透明な状況が続きました。
外食産業におきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた休業、営業時間の短縮要請、及び酒類の提供制限に応じた営業形態での影響と、不要不急の外出自粛や大人数での飲食を控える傾向から、来客数の大幅な落ち込みへとつながり、極めて厳しい事業環境が続きました。デリバリーサービス及びテイクアウト販売の需要は高まりましたが、多くの事業者の参入により競争が激化しております。
このような状況の中、当社はお客様や従業員の安全を考慮し、感染防止対策と店舗の衛生管理を徹底した上で、お客様の満足度向上に努めるべく、食事需要の高い業態「餃子食堂マルケン」の強化に注力し、直営店では新規出店1店舗、既存業態からの業態変更を16店舗、FC加盟店においては新規出店1店舗を開業すると共に、中食需要に向けた取り組みとして、デリバリーサービスの販売強化とテイクアウトメニュー拡充等により業績回復に向け努めてまいりました。しかしながら、足元の状況が非常に厳しいことから、損失を最小限に留められるよう、休業店舗の従業員の一時帰休等による人件費削減、家賃の減免交渉等、経費の削減を推し進めてまいりました。資金面においては、店舗の休業や業績低迷が長期化するリスクに備え、安定的な経営に資するよう、充分な手元流動性を確保すべく銀行からの資金調達を実施いたしました。
このような取組みを行ってまいりましたが、当事業年度における経営成績は、売上高は38億68百万円(前年同期比53.7%減)、営業損失は9億16百万円(前年同期は営業損失1億12百万円)、経常損失は8億73百万円(前年同期は経常損失89百万円)、当期純損失は14億70百万円(前年同期は当期純損失3億61百万円)となりました。
(2)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績
当事業年度における売上高は38億68百万円、営業損失は9億16百万円、当期純損失は14億70百万円となりました。なお、当社は、飲食事業の単一セグメントであるため、事業部門別の売上高の内訳を記載しております。
(売上高)
外食産業におきましては、新型コロナウイルス感染拡大に伴う2020年4月以降の緊急事態宣言発出や、営業時間の短縮要請、外出自粛要請等により、多大な影響を受けております。
そのような状況におきまして、デリバリーサービス及びテイクアウトメニューの拡充に努めましたが、出店計画未達やFC加盟店の店舗数減少等の影響を受けた結果、当事業年度の売上高は、前年同期比53.7%減の38億68百万円となりました。
(営業損失)
営業損失は、原価管理及び経費削減に努めてまいりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、売上高減少の影響額が大きく、9億16百万円の営業損失(前年同期は営業損失1億12百万円)となりました。
(当期純損失)
当期純損失は、特別利益として新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金を含む4億66百万円を計上する一方、特別損失として店舗収益低下等による減損損失を含む10億32百万円を計上したことにより、14億70百万円の当期純損失(前年同期は当期純損失3億61百万円)となりました。
② 生産、受注及び販売の実績
当社は、飲食事業の単一セグメントであるため、生産、受注及び販売の状況につきましては、事業部門区分ごとに記載しております。
当事業年度において、生産、受注及び販売の実績に著しい変動がありました。その内容等につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」をご参照願います。
(イ) 生産実績
当社は、生産を行っていないため、生産実績にかえて料飲部門の収容実績を記載しております。
料飲部門の業態別収容実績
(注) 1 客席数は、各月末現在の各店舗客席数×営業日数として算出しております。
2 店舗数には業態変更等を含む閉店56店舗(酔虎伝11店舗、八剣伝20店舗、居心伝16店舗、その他業態9店舗)が含まれております。
(ロ) 仕入実績
当事業年度の仕入実績は次のとおりであります。
事業部門別の仕入実績
(注) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
その他部門の仕入実績は、協賛金による仕入値引き等によりマイナスとなっております。
(ハ) 受注状況
該当事項はありません。
(ニ) 販売実績
当事業年度の販売実績は次のとおりであります。
事業部門別の販売実績
(注) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
③ 財政状態
(資産の部)
当事業年度末における資産は、主に新型コロナウイルス感染症の影響による不測の事態に備え手元資金を確保するために21億円の資金調達を行ったことによる、現金及び預金7億14百万円の増加、直営店の退店による店舗の減少及び減損損失計上等の影響による有形固定資産4億34百万円の減少により、前事業年度末に比べ3億49百万円増加し、45億63百万円となりました。
(負債の部)
当事業年度末における負債総額は、主に資金調達に伴う短期借入金21億円の増加により、前事業年度末に比べ18億16百万円増加し、35億63百万円となりました。
(純資産の部)
当事業年度末における純資産は、主に当期純損失の計上により14億67百万円減少し、10億円となりました。
④ キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、営業活動によるキャッシュ・フローが12億54百万円の支出、投資活動によるキャッシュ・フローが1億30百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが20億99百万円の収入となったことにより、前事業年度末と比べて7億14百万円増加し、23億37百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、減少した資金は12億54百万円であります。これは主に税引前当期純損失14億39百万円の計上に加え、仕入債務の減少2億30百万円、減損損失の計上6億72百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は1億30百万円であります。これは主に有形固定資産の取得による支出1億30百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、増加した資金は20億99百万円であります。これは主に資金調達に伴う短期借入金21億円によるものであります。
(3)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたりまして、見積りが必要な事項につきましては、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる要因に基づき、見積りや判断を行っております。しかしながら、見積り及び判断は不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があります。
重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等(1)財務諸表(重要な会計方針)」に記載のとおりです。重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定については、「第5 経理の状況 1 財務諸表等(1)財務諸表(重要な会計上の見積り)」に記載しております。
新型コロナウイルス等の影響により、将来の営業活動から生ずる損益及びキャッシュ・フローが悪化し、回収可能価額が低下した場合には減損損失の計上が必要になる可能性があります。
② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の当事業年度末の経営成績は、売上高につきましては、ご来店頂いたお客様にご満足いただける店舗創りを第一としてサービス力の向上等に努めてまいりましたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う影響を受け、既存直営店舗の売上高が前年比46.7%で着地したこと、加えて、当社グループ加盟店が25店舗退店し、それら加盟店からのロイヤリティ等収入が2億64百万円減少、そして、加盟店への食材・酒類等販売売上高が7億86百万円減少したこと等から、38億68百万円となり、前事業年度と比較して53.7%の減収で着地しました。営業利益及び経常利益につきましては、休業店舗の従業員の一時帰休等による人件費削減、家賃の減免交渉等を行った結果、販売費及び一般管理費が前事業年度と比して38.4%減少しましたが、売上高が減収となったことから、営業損失9億16百万円、経常損失8億73百万円となりました。当期純損失につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金等含め特別利益4億66百万円計上した反面、投資回収力の低下に伴う減損損失を含む特別損失10億32百万円を計上したことから、当期純損失14億70百万円となりました。
資産合計につきましては、前事業年度末と比して3億49百万円増加し、45億63百万円となりました。また、負債合計につきましては、前事業年度末と比して18億16百万円増加し、35億63百万円となりました。当社の資産のうち、主なものは、現金及び預金23億37百万円、未収入金8億41百万円、有形固定資産6億31百万円、差入保証金3億53百万円となっております。また、負債のうち、主なものは、買掛金2億15百万円、短期借入金21億円、未払金3億83百万円、長期預り保証金3億11百万円となっております。当事業年度末の資産が増加している主な要因は、現金及び預金、未収入金が増加していることによります。また負債の金額が増加している主な原因は、資金調達に伴う短期借入金21億円が増加していることによります。純資産につきましては、前事業年度末と比して14億67百万円減少し、10億円となりました。この主な要因は、当期純損失14億70百万円を計上したことから利益剰余金が14億70百万円減少したことによります。
キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」に記載のとおりです。
当社の資本の財源及び資金の流動性については、次のとおりです。
当社の資金需要のうち主なものは、原材料等の仕入資金の他、人件費、設備費及び一般管理費等の運転資金及び新規出店等の投資資金であり、自己資金及び短期借入金を財源としております。
加えて、新型コロナウイルスの感染拡大の影響による不測の事態に備えた予備資金として、2021年5月末迄に複数の金融機関から総額21億円の借換を行い、十分な資金の流動性を確保しております。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という)の状況の概要は以下のとおりであります。
当事業年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う2020年4月の緊急事態宣言発出や外出自粛要請等により、急速に悪化いたしました。緊急事態宣言解除後は、段階的な経済活動の再開に伴って徐々に回復傾向にあったものの、2021年1月には再度の緊急事態宣言が発出されるなど、未だ収束の見通しは立っておらず依然として、先行き不透明な状況が続きました。
外食産業におきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた休業、営業時間の短縮要請、及び酒類の提供制限に応じた営業形態での影響と、不要不急の外出自粛や大人数での飲食を控える傾向から、来客数の大幅な落ち込みへとつながり、極めて厳しい事業環境が続きました。デリバリーサービス及びテイクアウト販売の需要は高まりましたが、多くの事業者の参入により競争が激化しております。
このような状況の中、当社はお客様や従業員の安全を考慮し、感染防止対策と店舗の衛生管理を徹底した上で、お客様の満足度向上に努めるべく、食事需要の高い業態「餃子食堂マルケン」の強化に注力し、直営店では新規出店1店舗、既存業態からの業態変更を16店舗、FC加盟店においては新規出店1店舗を開業すると共に、中食需要に向けた取り組みとして、デリバリーサービスの販売強化とテイクアウトメニュー拡充等により業績回復に向け努めてまいりました。しかしながら、足元の状況が非常に厳しいことから、損失を最小限に留められるよう、休業店舗の従業員の一時帰休等による人件費削減、家賃の減免交渉等、経費の削減を推し進めてまいりました。資金面においては、店舗の休業や業績低迷が長期化するリスクに備え、安定的な経営に資するよう、充分な手元流動性を確保すべく銀行からの資金調達を実施いたしました。
このような取組みを行ってまいりましたが、当事業年度における経営成績は、売上高は38億68百万円(前年同期比53.7%減)、営業損失は9億16百万円(前年同期は営業損失1億12百万円)、経常損失は8億73百万円(前年同期は経常損失89百万円)、当期純損失は14億70百万円(前年同期は当期純損失3億61百万円)となりました。
(2)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績
当事業年度における売上高は38億68百万円、営業損失は9億16百万円、当期純損失は14億70百万円となりました。なお、当社は、飲食事業の単一セグメントであるため、事業部門別の売上高の内訳を記載しております。
| 事業部門 | 金額(千円) | 構成比(%) |
| 料飲部門 | ||
| 酔虎伝 | 254,521 | 6.6 |
| 八剣伝 | 1,120,902 | 29.0 |
| 居心伝 | 216,242 | 5.6 |
| その他業態 | 798,944 | 20.7 |
| 料飲部門小計 | 2,390,610 | 61.8 |
| FC部門 | ||
| ロイヤリティ等 | 263,844 | 6.8 |
| FC部門小計 | 263,844 | 6.8 |
| 商品部門 | ||
| 食材等販売 | 849,588 | 22.0 |
| 酒類等販売 | 155,657 | 4.0 |
| 商品部門小計 | 1,005,246 | 26.0 |
| その他部門 | 208,339 | 5.4 |
| 合計 | 3,868,041 | 100.0 |
(売上高)
外食産業におきましては、新型コロナウイルス感染拡大に伴う2020年4月以降の緊急事態宣言発出や、営業時間の短縮要請、外出自粛要請等により、多大な影響を受けております。
そのような状況におきまして、デリバリーサービス及びテイクアウトメニューの拡充に努めましたが、出店計画未達やFC加盟店の店舗数減少等の影響を受けた結果、当事業年度の売上高は、前年同期比53.7%減の38億68百万円となりました。
(営業損失)
営業損失は、原価管理及び経費削減に努めてまいりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、売上高減少の影響額が大きく、9億16百万円の営業損失(前年同期は営業損失1億12百万円)となりました。
(当期純損失)
当期純損失は、特別利益として新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金を含む4億66百万円を計上する一方、特別損失として店舗収益低下等による減損損失を含む10億32百万円を計上したことにより、14億70百万円の当期純損失(前年同期は当期純損失3億61百万円)となりました。
② 生産、受注及び販売の実績
当社は、飲食事業の単一セグメントであるため、生産、受注及び販売の状況につきましては、事業部門区分ごとに記載しております。
当事業年度において、生産、受注及び販売の実績に著しい変動がありました。その内容等につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」をご参照願います。
(イ) 生産実績
当社は、生産を行っていないため、生産実績にかえて料飲部門の収容実績を記載しております。
料飲部門の業態別収容実績
| 業態別 | 店舗数 | 客席数 (千席) | 前年同期比 (%) | 来店客数 (千人) | 前年同期比 (%) |
| 酔虎伝 | 16 | 465 | △33.3 | 103 | △73.3 |
| 八剣伝 | 69 | 1,026 | △22.9 | 458 | △53.6 |
| 居心伝 | 22 | 297 | △46.4 | 95 | △79.8 |
| その他業態 | 50 | 775 | 7.4 | 393 | △29.9 |
| 合計 | 157 | 2,565 | △22.4 | 1,051 | △56.4 |
(注) 1 客席数は、各月末現在の各店舗客席数×営業日数として算出しております。
2 店舗数には業態変更等を含む閉店56店舗(酔虎伝11店舗、八剣伝20店舗、居心伝16店舗、その他業態9店舗)が含まれております。
(ロ) 仕入実績
当事業年度の仕入実績は次のとおりであります。
事業部門別の仕入実績
| 事業部門 | 金額(千円) | 前年同期比(%) |
| 料飲部門 | ||
| 酔虎伝 | 67,736 | △73.5 |
| 八剣伝 | 321,085 | △55.7 |
| 居心伝 | 55,733 | △80.1 |
| その他業態 | 219,979 | △39.6 |
| 料飲部門小計 | 664,535 | △59.1 |
| FC部門 | ||
| ロイヤリティ等 | 19,583 | △60.6 |
| FC部門小計 | 19,583 | △60.6 |
| 商品部門 | ||
| 食材等販売 | 743,205 | △42.1 |
| 酒類等販売 | 123,619 | △51.9 |
| 商品部門小計 | 866,824 | △43.7 |
| その他部門 | △1,369 | ― |
| 合計 | 1,549,573 | △52.0 |
(注) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
その他部門の仕入実績は、協賛金による仕入値引き等によりマイナスとなっております。
(ハ) 受注状況
該当事項はありません。
(ニ) 販売実績
当事業年度の販売実績は次のとおりであります。
事業部門別の販売実績
| 事業部門 | 金額(千円) | 前年同期比(%) |
| 料飲部門 | ||
| 酔虎伝 | 254,521 | △74.4 |
| 八剣伝 | 1,120,902 | △54.6 |
| 居心伝 | 216,242 | △79.6 |
| その他業態 | 798,944 | △38.0 |
| 料飲部門小計 | 2,390,610 | △58.9 |
| FC部門 | ||
| ロイヤリティ等 | 263,844 | △50.1 |
| FC部門小計 | 263,844 | △50.1 |
| 商品部門 | ||
| 食材等販売 | 849,588 | △42.8 |
| 酒類等販売 | 155,657 | △49.1 |
| 商品部門小計 | 1,005,246 | △43.9 |
| その他部門 | 208,339 | △7.5 |
| 合計 | 3,868,041 | △53.7 |
(注) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
③ 財政状態
(資産の部)
当事業年度末における資産は、主に新型コロナウイルス感染症の影響による不測の事態に備え手元資金を確保するために21億円の資金調達を行ったことによる、現金及び預金7億14百万円の増加、直営店の退店による店舗の減少及び減損損失計上等の影響による有形固定資産4億34百万円の減少により、前事業年度末に比べ3億49百万円増加し、45億63百万円となりました。
(負債の部)
当事業年度末における負債総額は、主に資金調達に伴う短期借入金21億円の増加により、前事業年度末に比べ18億16百万円増加し、35億63百万円となりました。
(純資産の部)
当事業年度末における純資産は、主に当期純損失の計上により14億67百万円減少し、10億円となりました。
④ キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、営業活動によるキャッシュ・フローが12億54百万円の支出、投資活動によるキャッシュ・フローが1億30百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが20億99百万円の収入となったことにより、前事業年度末と比べて7億14百万円増加し、23億37百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、減少した資金は12億54百万円であります。これは主に税引前当期純損失14億39百万円の計上に加え、仕入債務の減少2億30百万円、減損損失の計上6億72百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は1億30百万円であります。これは主に有形固定資産の取得による支出1億30百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、増加した資金は20億99百万円であります。これは主に資金調達に伴う短期借入金21億円によるものであります。
(3)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたりまして、見積りが必要な事項につきましては、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる要因に基づき、見積りや判断を行っております。しかしながら、見積り及び判断は不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があります。
重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等(1)財務諸表(重要な会計方針)」に記載のとおりです。重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定については、「第5 経理の状況 1 財務諸表等(1)財務諸表(重要な会計上の見積り)」に記載しております。
新型コロナウイルス等の影響により、将来の営業活動から生ずる損益及びキャッシュ・フローが悪化し、回収可能価額が低下した場合には減損損失の計上が必要になる可能性があります。
② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社の当事業年度末の経営成績は、売上高につきましては、ご来店頂いたお客様にご満足いただける店舗創りを第一としてサービス力の向上等に努めてまいりましたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う影響を受け、既存直営店舗の売上高が前年比46.7%で着地したこと、加えて、当社グループ加盟店が25店舗退店し、それら加盟店からのロイヤリティ等収入が2億64百万円減少、そして、加盟店への食材・酒類等販売売上高が7億86百万円減少したこと等から、38億68百万円となり、前事業年度と比較して53.7%の減収で着地しました。営業利益及び経常利益につきましては、休業店舗の従業員の一時帰休等による人件費削減、家賃の減免交渉等を行った結果、販売費及び一般管理費が前事業年度と比して38.4%減少しましたが、売上高が減収となったことから、営業損失9億16百万円、経常損失8億73百万円となりました。当期純損失につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金等含め特別利益4億66百万円計上した反面、投資回収力の低下に伴う減損損失を含む特別損失10億32百万円を計上したことから、当期純損失14億70百万円となりました。
資産合計につきましては、前事業年度末と比して3億49百万円増加し、45億63百万円となりました。また、負債合計につきましては、前事業年度末と比して18億16百万円増加し、35億63百万円となりました。当社の資産のうち、主なものは、現金及び預金23億37百万円、未収入金8億41百万円、有形固定資産6億31百万円、差入保証金3億53百万円となっております。また、負債のうち、主なものは、買掛金2億15百万円、短期借入金21億円、未払金3億83百万円、長期預り保証金3億11百万円となっております。当事業年度末の資産が増加している主な要因は、現金及び預金、未収入金が増加していることによります。また負債の金額が増加している主な原因は、資金調達に伴う短期借入金21億円が増加していることによります。純資産につきましては、前事業年度末と比して14億67百万円減少し、10億円となりました。この主な要因は、当期純損失14億70百万円を計上したことから利益剰余金が14億70百万円減少したことによります。
キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」に記載のとおりです。
当社の資本の財源及び資金の流動性については、次のとおりです。
当社の資金需要のうち主なものは、原材料等の仕入資金の他、人件費、設備費及び一般管理費等の運転資金及び新規出店等の投資資金であり、自己資金及び短期借入金を財源としております。
加えて、新型コロナウイルスの感染拡大の影響による不測の事態に備えた予備資金として、2021年5月末迄に複数の金融機関から総額21億円の借換を行い、十分な資金の流動性を確保しております。