四半期報告書-第20期第3四半期(平成26年10月1日-平成26年12月31日)
有報資料
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成26年4月1日から平成26年12月31日まで。なお、決算日が異なる北米連結子会社5社については、原則として平成26年1月1日から平成26年9月30日までの経営成績が含まれております。)における当社グループの事業環境につき、ご報告いたします。
当社グループが米国ネバダ州に保有する2つの金鉱山における金生産事業は、スタンダード鉱山及びフロリダキャニオン鉱山の合計での金生産量が32,378オンス(前年同期比27.2%減)となりました。
主たる生産を行っておりますスタンダード鉱山におきましては、生産予定区域であるサウスピット南東側の一部において、前連結会計年度に発見されました軟弱な地質箇所の修復作業を終え、鉱石採掘量の回復を急ぎ実施してまいりました。しかしながら、修復作業に想定以上の時間を要したことから、当初計画どおりの採掘量には至らず、対前年同期比における金生産量も減少する結果となりました。
また、当第3四半期連結会計期間からのフロリダキャニオン鉱山でのリーチパッド建設に始まる操業再開を目指し、連邦及び州政府の主管官庁と共に修正施業案に係わる認可申請手続きを実施し、当初の予定からしますと遅れが生じたものの、大幅な停滞は無く進めることが出来ました。
当第3四半期連結会計期間における金価格は、7月を1,300ドル台で迎え、前四半期より引き続きウクライナ情勢の緊迫が続いたことに加え、ヨーロッパ圏内における金融機関の破綻懸念なども加わり、一時は1,330ドル台を超えました。その後は1,290ドル台から1,300ドル台の小幅な値動きが続いたものの、9月を迎えると米国ドル高が進んだことの影響を受け、1,210ドル台まで下落しました。
他方、当第3四半期連結会計期間における米ドル為替レートは、101円台で迎え、9月には105円になるなど円安基調が続き、9月を終える頃には109円台となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における業績は、前年同期と比較して金生産量の減少及び金価格の大幅な下落による影響を受け、売上高は4,365百万円(前年同期比31.5%減)となりました。また、前述しておりますサウスピット南東側の一部箇所における整備作業を行ったこと等に伴う売上原価率の上昇により、営業利益は309百万円(同80.0%減)、経常損失は97百万円(前年同期は787百万円の経常利益)、四半期純損失は117百万円(前年同期は490百万円の四半期純利益)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べ3,297百万円減少し、2,721百万円となりました。これは主にリーチパッド上の鉱石が2,024百万円、その他が758百万円それぞれ減少したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ2,933百万円増加し、9,381百万円となりました。これは主に投資その他の資産が3,056百万円増加し、有形固定資産が126百万円減少したことによるものであります。
この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べ363百万円減少し、12,102百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べ849百万円減少し、3,023百万円となりました。これは主に1年内返済予定の長期借入金が1,389百万円増加し、その他が1,646百万円、短期借入金が319百万円それぞれ減少したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ402百万円増加し、4,710百万円となりました。これは主に資産除去債務が312百万円、長期借入金が130百万円それぞれ増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べ446百万円減少し、7,734百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ82百万円増加し、4,368百万円となりました。これは主に四半期純損失を117百万円計上したものの、為替換算調整勘定が211百万円増加したことによるものであります。
(3) 研究開発活動
特記すべき事項はありません。
(4) 事業等のリスクに記載した重要事象等についての分析・検討内容及び当該重要事象等を解消し、又は改善するための対応策
当社グループは、前年同期と比較して金生産量の減少及び金価格の大幅な下落による影響を受け、当第3四半期連結累計期間の売上高が4,365百万円(前年同期比31.5%減)となりました。このような厳しい事業環境のもと、営業収入を借入返済に優先的に充当する状況が生じた結果、当第3四半期会計期間末において営業債務及び未払債務の一部に滞留が発生しております。
また、当社の連結子会社であるJipangu International Inc. の借入金のうち809,466千円について、当第3四半期連結会計期間末において「EBITDA(利払前・税引前・減価償却前・その他償却前利益)が過去12ヶ月間の借入金等に係る利息支払額に対して1.25倍以下となる場合」とした期限の利益を喪失する財務制限条項に抵触しております。
以上により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しておりますが、以下に記載の対応策を実施することにより、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。
① 当社グループでは、次年度からのフロリダキャニオン鉱山における生産再開に必要となる設備資金並びに営業債務及び未払債務の早期解消を含めた運転資金の確保のため、新たな金融機関からの資金調達に関する具体的な協議を進めております。
② 当社グループの収益向上に向けて、次年度からのフロリダキャニオン鉱山における生産再開を計画に基づき着実に進めてまいります。また、当社においても金関連の新たな事業機会の創出を目的として、インターネット上での金地金の売買取引を実現する「JIPANGU GOLD MARKET」を開設し、すでに受注も頂いております。
③ 借入金に関する財務制限条項への抵触につきましては、当社グループが従来から行っております金販売代金の前受取引において、第2四半期連結会計期間より開始した新たな取引に係る会計処理を従前の前受金処理から借入金処理に変更したことに伴い支払利息が増加したことに起因しております。取引金融機関に対しては本件経緯を説明のうえ、条項の適用免除に関する手続きを進めております。
当第3四半期連結累計期間(平成26年4月1日から平成26年12月31日まで。なお、決算日が異なる北米連結子会社5社については、原則として平成26年1月1日から平成26年9月30日までの経営成績が含まれております。)における当社グループの事業環境につき、ご報告いたします。
当社グループが米国ネバダ州に保有する2つの金鉱山における金生産事業は、スタンダード鉱山及びフロリダキャニオン鉱山の合計での金生産量が32,378オンス(前年同期比27.2%減)となりました。
主たる生産を行っておりますスタンダード鉱山におきましては、生産予定区域であるサウスピット南東側の一部において、前連結会計年度に発見されました軟弱な地質箇所の修復作業を終え、鉱石採掘量の回復を急ぎ実施してまいりました。しかしながら、修復作業に想定以上の時間を要したことから、当初計画どおりの採掘量には至らず、対前年同期比における金生産量も減少する結果となりました。
また、当第3四半期連結会計期間からのフロリダキャニオン鉱山でのリーチパッド建設に始まる操業再開を目指し、連邦及び州政府の主管官庁と共に修正施業案に係わる認可申請手続きを実施し、当初の予定からしますと遅れが生じたものの、大幅な停滞は無く進めることが出来ました。
当第3四半期連結会計期間における金価格は、7月を1,300ドル台で迎え、前四半期より引き続きウクライナ情勢の緊迫が続いたことに加え、ヨーロッパ圏内における金融機関の破綻懸念なども加わり、一時は1,330ドル台を超えました。その後は1,290ドル台から1,300ドル台の小幅な値動きが続いたものの、9月を迎えると米国ドル高が進んだことの影響を受け、1,210ドル台まで下落しました。
他方、当第3四半期連結会計期間における米ドル為替レートは、101円台で迎え、9月には105円になるなど円安基調が続き、9月を終える頃には109円台となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における業績は、前年同期と比較して金生産量の減少及び金価格の大幅な下落による影響を受け、売上高は4,365百万円(前年同期比31.5%減)となりました。また、前述しておりますサウスピット南東側の一部箇所における整備作業を行ったこと等に伴う売上原価率の上昇により、営業利益は309百万円(同80.0%減)、経常損失は97百万円(前年同期は787百万円の経常利益)、四半期純損失は117百万円(前年同期は490百万円の四半期純利益)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べ3,297百万円減少し、2,721百万円となりました。これは主にリーチパッド上の鉱石が2,024百万円、その他が758百万円それぞれ減少したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ2,933百万円増加し、9,381百万円となりました。これは主に投資その他の資産が3,056百万円増加し、有形固定資産が126百万円減少したことによるものであります。
この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べ363百万円減少し、12,102百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べ849百万円減少し、3,023百万円となりました。これは主に1年内返済予定の長期借入金が1,389百万円増加し、その他が1,646百万円、短期借入金が319百万円それぞれ減少したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ402百万円増加し、4,710百万円となりました。これは主に資産除去債務が312百万円、長期借入金が130百万円それぞれ増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べ446百万円減少し、7,734百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ82百万円増加し、4,368百万円となりました。これは主に四半期純損失を117百万円計上したものの、為替換算調整勘定が211百万円増加したことによるものであります。
(3) 研究開発活動
特記すべき事項はありません。
(4) 事業等のリスクに記載した重要事象等についての分析・検討内容及び当該重要事象等を解消し、又は改善するための対応策
当社グループは、前年同期と比較して金生産量の減少及び金価格の大幅な下落による影響を受け、当第3四半期連結累計期間の売上高が4,365百万円(前年同期比31.5%減)となりました。このような厳しい事業環境のもと、営業収入を借入返済に優先的に充当する状況が生じた結果、当第3四半期会計期間末において営業債務及び未払債務の一部に滞留が発生しております。
また、当社の連結子会社であるJipangu International Inc. の借入金のうち809,466千円について、当第3四半期連結会計期間末において「EBITDA(利払前・税引前・減価償却前・その他償却前利益)が過去12ヶ月間の借入金等に係る利息支払額に対して1.25倍以下となる場合」とした期限の利益を喪失する財務制限条項に抵触しております。
以上により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しておりますが、以下に記載の対応策を実施することにより、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。
① 当社グループでは、次年度からのフロリダキャニオン鉱山における生産再開に必要となる設備資金並びに営業債務及び未払債務の早期解消を含めた運転資金の確保のため、新たな金融機関からの資金調達に関する具体的な協議を進めております。
② 当社グループの収益向上に向けて、次年度からのフロリダキャニオン鉱山における生産再開を計画に基づき着実に進めてまいります。また、当社においても金関連の新たな事業機会の創出を目的として、インターネット上での金地金の売買取引を実現する「JIPANGU GOLD MARKET」を開設し、すでに受注も頂いております。
③ 借入金に関する財務制限条項への抵触につきましては、当社グループが従来から行っております金販売代金の前受取引において、第2四半期連結会計期間より開始した新たな取引に係る会計処理を従前の前受金処理から借入金処理に変更したことに伴い支払利息が増加したことに起因しております。取引金融機関に対しては本件経緯を説明のうえ、条項の適用免除に関する手続きを進めております。