四半期報告書-第21期第2四半期(平成27年7月1日-平成27年9月30日)
有報資料
文中の将来に関する事項は当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間(平成27年4月1日から平成27年9月30日まで。なお決算日が異なる北米連結子会社5社については原則として平成27年1月1日から平成27年6月30日までの経営成績が含まれております。)における当社グループの事業環境につきご報告いたします。
当社グループが米国ネバダ州に保有する2つの金鉱山における金生産事業はスタンダード鉱山及びフロリダキャニオン鉱山の合計での金生産量が13,453オンス(前年同期比45.4%減)となりました。
主たる生産を行っておりますスタンダード鉱山におきましては生産予定区域であるサウスピットでの採掘をほぼ終えノースエクスパンションと呼ぶ鉱区において採掘を継続いたしました。ここでは一度シアン溶液の散布を停止し表土を乾燥させた後に再リッピング(堆積表面部での再採掘)し散布をするなど溶液の通り道を変え効率的な金の抽出を行う操業をいたしました。フロリダキャニオン鉱山におきましてはリーチパッドへの希シアン溶液の散布の散布場所を変更するなどし、一日当たりの金回収量の増加に努めました。またこの間におきましては原価低減を目指した一部人員の削減や配置転換などを行いましたがスタンダード鉱山にて採掘を行なった区域での金品位が低かったことなどの理由により当初予想を下回ったことから対前年同期比における金生産量が大きく減少する結果となりました。
当第2四半期連結会計期間における1オンス当たりの金価格は4月に1,200米国ドル台を若干下回る水準で迎え概ね1,200ドル台を挟んだ小幅な推移を続けておりました。5月を迎え米国の鉱工業生産、ニューヨーク連銀製造業景気指数、ミシガン大学消費者信頼感指数が軒並み予想を下回ったことなどからドル安が進み再び1,220ドルを越える推移となりましたが6月以降は再び1,200ドル台を割り込んだ価格で推移致しました。
他方、当第2四半期連結会計期間における米ドル為替レートは概ね120円台で推移しております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における業績は前年同期と比較して金生産量の大幅な減少による影響を受け売上高は2,063百万円(前年同期比38.6%減)、営業損失は5,208百万円(前年同期は388百万円の営業利益)、経常損失は5,859百万円(同21百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は5,878百万円(同30百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。なお多額の親会社株主に帰属する四半期純損失を計上した結果、当第2四半期連結会計期間末における純資産は2,520百万円の債務超過となっております。
(2) 財政状態の分析
(資産)
流動資産は前連結会計年度末に比べ778百万円減少し1,594百万円となりました。これは主にリーチパッド上の鉱石が688百万円減少したことによるものであります。
固定資産は前連結会計年度末に比べ3,572百万円減少し5,679百万円となりました。これは主に投資その他の資産におけるリーチパッド上の鉱石が3,959百万円減少したことによるものであります。
この結果、資産合計は前連結会計年度末に比べ4,350百万円減少し7,273百万円となりました。
(負債)
流動負債は前連結会計年度末に比べ1,647百万円減少し2,726百万円となりました。これは主に1年内返済予定の長期借入金が1,277百万円減少したことによるものであります。
固定負債は前連結会計年度末に比べ3,221百万円増加し7,068百万円となりました。これは主にロイヤリティー債務が1,095百万円、長期借入金が1,917百万円それぞれ増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ1,573百万円増加し9,794百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は前連結会計年度末に比べ5,924百万円減少し△2,520百万円となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純損失を5,878百万円計上したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は前連結会計年度末に比べ7百万円増加(前年同期は482百万円増加)し119百万円(同1,167百万円)となりました。
当第2四半期連結累計期間に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の減少は690百万円(前年同期は593百万円の増加)となりました。これはたな卸資産の減少による資金の増加があったものの、税金等調整前四半期純損失により資金が減少したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は58百万円(前年同期は260百万円の増加)となりました。これは主に差入保証金の差入による支出があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の増加は755百万円(前年同期は350百万円の減少)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出があったものの、それを上回る長期借入れによる収入があったことによるものであります。
(4) 研究開発活動
特記すべき事項はありません。
(5) 事業等のリスクに記載した重要事象等についての分析・検討内容及び当該重要事象等を解消し、又は改善するための対応策
当社グループは当第2四半期連結累計期間にたな卸資産(リーチパッド上の鉱石)の評価損39,286千US$(4,726百万円)を計上した結果、当第2四半期連結会計期間末において2,520百万円の債務超過となりました。また前年同期と比較して金生産量の減少による影響を受け当第2四半期連結累計期間における売上高は2,063百万円(前年同期比38.6%減)と著しく減少しております。このような厳しい事業環境のもと営業収入を借入金の返済に優先的に充当する状況が生じた結果、当第2四半期連結会計期間末において営業債務及び未払債務の一部に滞留が発生しております。加えて手元資金残高に比して借入金残高の水準が高く今後約定どおりの返済に支障を来すおそれがあります。
一方当社の連結子会社であるJipangu International Inc. の借入金のうち597百万円について当第2四半期連結会計期間末において「EBITDA(利払前・税引前・減価償却前・その他償却前利益)が過去12ヶ月間の借入金等に係る利息支払額に対して1.25倍以下となる場合」等とした期限の利益を喪失する財務制限条項に抵触しております。
さらに、平成27 年9月4日にImlay Mining Co., Ltd.が新株予約権を行使したため、当社はFlorida Canyon Mining, Inc.、Standard Gold Mining, Inc. 及びJipangu Exploration Inc. (以下「北米会社3社」という)の株式保有比率が100%から10%に減少し、北米会社3社が当社連結子会社から除外されました。
以上により継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
当社グループはこれらの状況を解消するため以下に記載の対応策を実施しております。
① 当社グループでは新たな戦略的成長を見据えた事業資金の確保並びに財務基盤の健全化及び安定化を目的とした資金調達を進めていく一方今後の収益が見込まれる鉱山等の取得を積極的に推進しこれまでの事業ポートフォリオの見直しを行ってまいります。
② 人員配置の適正化、売上原価の低減並びに販売費及び一般管理費の削減を図り支出の抑制に努めてまいります。
③ 借入金に関する財務制限条項への抵触につきましては取引金融機関に対して適用免除に関する協議を進めてまいります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間(平成27年4月1日から平成27年9月30日まで。なお決算日が異なる北米連結子会社5社については原則として平成27年1月1日から平成27年6月30日までの経営成績が含まれております。)における当社グループの事業環境につきご報告いたします。
当社グループが米国ネバダ州に保有する2つの金鉱山における金生産事業はスタンダード鉱山及びフロリダキャニオン鉱山の合計での金生産量が13,453オンス(前年同期比45.4%減)となりました。
主たる生産を行っておりますスタンダード鉱山におきましては生産予定区域であるサウスピットでの採掘をほぼ終えノースエクスパンションと呼ぶ鉱区において採掘を継続いたしました。ここでは一度シアン溶液の散布を停止し表土を乾燥させた後に再リッピング(堆積表面部での再採掘)し散布をするなど溶液の通り道を変え効率的な金の抽出を行う操業をいたしました。フロリダキャニオン鉱山におきましてはリーチパッドへの希シアン溶液の散布の散布場所を変更するなどし、一日当たりの金回収量の増加に努めました。またこの間におきましては原価低減を目指した一部人員の削減や配置転換などを行いましたがスタンダード鉱山にて採掘を行なった区域での金品位が低かったことなどの理由により当初予想を下回ったことから対前年同期比における金生産量が大きく減少する結果となりました。
当第2四半期連結会計期間における1オンス当たりの金価格は4月に1,200米国ドル台を若干下回る水準で迎え概ね1,200ドル台を挟んだ小幅な推移を続けておりました。5月を迎え米国の鉱工業生産、ニューヨーク連銀製造業景気指数、ミシガン大学消費者信頼感指数が軒並み予想を下回ったことなどからドル安が進み再び1,220ドルを越える推移となりましたが6月以降は再び1,200ドル台を割り込んだ価格で推移致しました。
他方、当第2四半期連結会計期間における米ドル為替レートは概ね120円台で推移しております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における業績は前年同期と比較して金生産量の大幅な減少による影響を受け売上高は2,063百万円(前年同期比38.6%減)、営業損失は5,208百万円(前年同期は388百万円の営業利益)、経常損失は5,859百万円(同21百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は5,878百万円(同30百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。なお多額の親会社株主に帰属する四半期純損失を計上した結果、当第2四半期連結会計期間末における純資産は2,520百万円の債務超過となっております。
(2) 財政状態の分析
(資産)
流動資産は前連結会計年度末に比べ778百万円減少し1,594百万円となりました。これは主にリーチパッド上の鉱石が688百万円減少したことによるものであります。
固定資産は前連結会計年度末に比べ3,572百万円減少し5,679百万円となりました。これは主に投資その他の資産におけるリーチパッド上の鉱石が3,959百万円減少したことによるものであります。
この結果、資産合計は前連結会計年度末に比べ4,350百万円減少し7,273百万円となりました。
(負債)
流動負債は前連結会計年度末に比べ1,647百万円減少し2,726百万円となりました。これは主に1年内返済予定の長期借入金が1,277百万円減少したことによるものであります。
固定負債は前連結会計年度末に比べ3,221百万円増加し7,068百万円となりました。これは主にロイヤリティー債務が1,095百万円、長期借入金が1,917百万円それぞれ増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ1,573百万円増加し9,794百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は前連結会計年度末に比べ5,924百万円減少し△2,520百万円となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純損失を5,878百万円計上したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は前連結会計年度末に比べ7百万円増加(前年同期は482百万円増加)し119百万円(同1,167百万円)となりました。
当第2四半期連結累計期間に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の減少は690百万円(前年同期は593百万円の増加)となりました。これはたな卸資産の減少による資金の増加があったものの、税金等調整前四半期純損失により資金が減少したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は58百万円(前年同期は260百万円の増加)となりました。これは主に差入保証金の差入による支出があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の増加は755百万円(前年同期は350百万円の減少)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出があったものの、それを上回る長期借入れによる収入があったことによるものであります。
(4) 研究開発活動
特記すべき事項はありません。
(5) 事業等のリスクに記載した重要事象等についての分析・検討内容及び当該重要事象等を解消し、又は改善するための対応策
当社グループは当第2四半期連結累計期間にたな卸資産(リーチパッド上の鉱石)の評価損39,286千US$(4,726百万円)を計上した結果、当第2四半期連結会計期間末において2,520百万円の債務超過となりました。また前年同期と比較して金生産量の減少による影響を受け当第2四半期連結累計期間における売上高は2,063百万円(前年同期比38.6%減)と著しく減少しております。このような厳しい事業環境のもと営業収入を借入金の返済に優先的に充当する状況が生じた結果、当第2四半期連結会計期間末において営業債務及び未払債務の一部に滞留が発生しております。加えて手元資金残高に比して借入金残高の水準が高く今後約定どおりの返済に支障を来すおそれがあります。
一方当社の連結子会社であるJipangu International Inc. の借入金のうち597百万円について当第2四半期連結会計期間末において「EBITDA(利払前・税引前・減価償却前・その他償却前利益)が過去12ヶ月間の借入金等に係る利息支払額に対して1.25倍以下となる場合」等とした期限の利益を喪失する財務制限条項に抵触しております。
さらに、平成27 年9月4日にImlay Mining Co., Ltd.が新株予約権を行使したため、当社はFlorida Canyon Mining, Inc.、Standard Gold Mining, Inc. 及びJipangu Exploration Inc. (以下「北米会社3社」という)の株式保有比率が100%から10%に減少し、北米会社3社が当社連結子会社から除外されました。
以上により継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
当社グループはこれらの状況を解消するため以下に記載の対応策を実施しております。
① 当社グループでは新たな戦略的成長を見据えた事業資金の確保並びに財務基盤の健全化及び安定化を目的とした資金調達を進めていく一方今後の収益が見込まれる鉱山等の取得を積極的に推進しこれまでの事業ポートフォリオの見直しを行ってまいります。
② 人員配置の適正化、売上原価の低減並びに販売費及び一般管理費の削減を図り支出の抑制に努めてまいります。
③ 借入金に関する財務制限条項への抵触につきましては取引金融機関に対して適用免除に関する協議を進めてまいります。