四半期報告書-第27期第3四半期(令和3年3月1日-令和3年5月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の第4波到来と新たな複数の変異株による感染の拡がりにより、4月以降合わせて19都道府県に発出された「緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」が数度に亘り延長され、未だに収束の時期は見通せない状況が継続しました。一方で、ワクチン接種のスピード感がここに来てようやく高まってきたとのポジティブな面も出て来つつあります。国内経済はポストコロナを見据えた好調な設備投資に支えられた企業物価指数と、価格転嫁が進まず上げ足の遅い消費者物価指数との間で、K字と言われる二極化が顕在化しており、消費者のデフレマインドの払拭にはまだ時間がかかりそうな状況です。
このような環境のもと、100円ショップ「Watts(ワッツ)」「Watts with(ワッツ ウィズ)」「meets.(ミーツ)」「silk(シルク)」等を展開する当社グループは、収益源の多角化を図るべく、国内100円ショップ事業だけではなく、ファッション雑貨店やディスカウントショップの運営等の国内その他事業、並びに海外事業にも取り組んでおります。
国内100円ショップ事業につきましては、引き続き100円以外の価格帯(200円~1,000円)の商品導入を進めており、委託販売型店舗での取扱いについても積極的に拡大しております。また、当社100円ショップ内に、「Buona Vita(ブォーナ・ビィータ)」のコーナーを設けた店舗を展開する等、グループ事業間でのシナジー強化に取り組んでおります。
出店状況につきましては、通期計画の144店舗に対して123店舗の出店を行いました。一方で不採算店舗の整理や母店閉鎖等による退店が33店舗(うちFC2店舗)あり、当第3四半期連結会計期間末店舗数は、直営が1,307店舗(92店舗純増)、FCその他が23店舗(2店舗減)の計1,330店舗となりました。また、Wattsブランド店舗である「Watts」「Watts with」については、775店舗(136店舗純増)と全体の58.3%となりました。
国内その他事業につきましては、心地よい生活を提案する雑貨店「Buona Vita」は当社100円ショップへの委託販売型を中心に4店舗出店した一方、不採算店を5店舗退店したことで20店舗(1店舗純減)となりました。店舗の特性に合わせた商品構成の見直しやLINE公式アカウントを活用した販売促進活動等に取り組んでおります。生鮮スーパーとのコラボである「バリュー100」は1店舗(増減なし)、ディスカウントショップ「リアル」は6店舗(増減なし)となっております。また、新業態として、時間をテーマにしたおうち雑貨店「Tokino:ne(ときのね)」の1号店を神戸市にオープンいたしました。
なお、デンマークのライフスタイル雑貨店「Sostrene Grene(ソストレーネ・グレーネ)」は、3月をもって全店舗営業を終了し事業撤退いたしました。
海外事業につきましては、東南アジアを中心とした均一ショップ「KOMONOYA(こものや)」は、タイで45店舗(5店舗減)、マレーシアで2店舗(増減なし)、ベトナムで4店舗(1店舗減)、ペルーで19店舗(1店舗減)となりました。中国での均一ショップ「小物家園(こものかえん)」は、6店舗(増減なし)となっており、自社屋号の「KOMONOYA」「小物家園」の店舗数は76店舗(7店舗減)となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は16,332百万円となり、前連結会計年度末に比べ83百万円減少いたしました。これは、商品及び製品が395百万円増加した一方、現金及び預金が317百万円、受取手形及び売掛金が105百万円、それぞれ減少したことなどによるものであります。
固定資産は5,422百万円となり、前連結会計年度末に比べて294百万円増加いたしました。これは、基幹システム刷新に伴うソフトウェアの増加を主因として、無形固定資産のその他が395百万円増加したことなどによるものであります。
この結果、総資産は、21,755百万円となり、前連結会計年度末に比べ210百万円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は8,934百万円となり、前連結会計年度末に比べ726百万円減少いたしました。これは、支払手形及び買掛金が362百万円、電子記録債務が362百万円、それぞれ減少したことなどによるものであります。
固定負債は1,549百万円となり、前連結会計年度末に比べ148百万円増加いたしました。これは、資産除去債務が213百万円増加した一方、長期借入金が87百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は、10,484百万円となり、前連結会計年度末に比べ578百万円減少いたしました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は11,270百万円となり、前連結会計年度末に比べ789百万円増加いたしました。これは主に、利益剰余金が802百万円増加したことによるものであります。その結果、自己資本比率は51.8%(前連結会計年度末は48.7%)となりました。
b.経営成績
前期に中国現地法人を譲渡したことに加え、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、海外事業及び「Buona Vita」の売上高は減少いたしました。また、国内100円ショップ事業につきましても、前期の衛生用品や巣ごもり消費関連商品の需要増に対する反動を受けたことで、売上高は減少いたしました。その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は38,348百万円(前年同四半期比3.2%減)となりました。
一方で、不採算事業の整理が進んだことに加え、出店・改装に係る費用が抑えられたこと等により、営業利益は1,456百万円(同17.4%増)、経常利益は1,446百万円(同19.7%増)となりました。
また、当社連結子会社である㈱ヒルマー・ジャパンの事業撤退にあたり、共同出資会社からの借入金の免除等を受けたことで債務免除益を計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,004百万円(同107.8%増)となりました。
なお、当社グループの事業は、100円ショップの運営及びその付随業務の単一セグメントであるため、セグメントの記載をしておりません。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の第4波到来と新たな複数の変異株による感染の拡がりにより、4月以降合わせて19都道府県に発出された「緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」が数度に亘り延長され、未だに収束の時期は見通せない状況が継続しました。一方で、ワクチン接種のスピード感がここに来てようやく高まってきたとのポジティブな面も出て来つつあります。国内経済はポストコロナを見据えた好調な設備投資に支えられた企業物価指数と、価格転嫁が進まず上げ足の遅い消費者物価指数との間で、K字と言われる二極化が顕在化しており、消費者のデフレマインドの払拭にはまだ時間がかかりそうな状況です。
このような環境のもと、100円ショップ「Watts(ワッツ)」「Watts with(ワッツ ウィズ)」「meets.(ミーツ)」「silk(シルク)」等を展開する当社グループは、収益源の多角化を図るべく、国内100円ショップ事業だけではなく、ファッション雑貨店やディスカウントショップの運営等の国内その他事業、並びに海外事業にも取り組んでおります。
国内100円ショップ事業につきましては、引き続き100円以外の価格帯(200円~1,000円)の商品導入を進めており、委託販売型店舗での取扱いについても積極的に拡大しております。また、当社100円ショップ内に、「Buona Vita(ブォーナ・ビィータ)」のコーナーを設けた店舗を展開する等、グループ事業間でのシナジー強化に取り組んでおります。
出店状況につきましては、通期計画の144店舗に対して123店舗の出店を行いました。一方で不採算店舗の整理や母店閉鎖等による退店が33店舗(うちFC2店舗)あり、当第3四半期連結会計期間末店舗数は、直営が1,307店舗(92店舗純増)、FCその他が23店舗(2店舗減)の計1,330店舗となりました。また、Wattsブランド店舗である「Watts」「Watts with」については、775店舗(136店舗純増)と全体の58.3%となりました。
国内その他事業につきましては、心地よい生活を提案する雑貨店「Buona Vita」は当社100円ショップへの委託販売型を中心に4店舗出店した一方、不採算店を5店舗退店したことで20店舗(1店舗純減)となりました。店舗の特性に合わせた商品構成の見直しやLINE公式アカウントを活用した販売促進活動等に取り組んでおります。生鮮スーパーとのコラボである「バリュー100」は1店舗(増減なし)、ディスカウントショップ「リアル」は6店舗(増減なし)となっております。また、新業態として、時間をテーマにしたおうち雑貨店「Tokino:ne(ときのね)」の1号店を神戸市にオープンいたしました。
なお、デンマークのライフスタイル雑貨店「Sostrene Grene(ソストレーネ・グレーネ)」は、3月をもって全店舗営業を終了し事業撤退いたしました。
海外事業につきましては、東南アジアを中心とした均一ショップ「KOMONOYA(こものや)」は、タイで45店舗(5店舗減)、マレーシアで2店舗(増減なし)、ベトナムで4店舗(1店舗減)、ペルーで19店舗(1店舗減)となりました。中国での均一ショップ「小物家園(こものかえん)」は、6店舗(増減なし)となっており、自社屋号の「KOMONOYA」「小物家園」の店舗数は76店舗(7店舗減)となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は16,332百万円となり、前連結会計年度末に比べ83百万円減少いたしました。これは、商品及び製品が395百万円増加した一方、現金及び預金が317百万円、受取手形及び売掛金が105百万円、それぞれ減少したことなどによるものであります。
固定資産は5,422百万円となり、前連結会計年度末に比べて294百万円増加いたしました。これは、基幹システム刷新に伴うソフトウェアの増加を主因として、無形固定資産のその他が395百万円増加したことなどによるものであります。
この結果、総資産は、21,755百万円となり、前連結会計年度末に比べ210百万円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は8,934百万円となり、前連結会計年度末に比べ726百万円減少いたしました。これは、支払手形及び買掛金が362百万円、電子記録債務が362百万円、それぞれ減少したことなどによるものであります。
固定負債は1,549百万円となり、前連結会計年度末に比べ148百万円増加いたしました。これは、資産除去債務が213百万円増加した一方、長期借入金が87百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は、10,484百万円となり、前連結会計年度末に比べ578百万円減少いたしました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は11,270百万円となり、前連結会計年度末に比べ789百万円増加いたしました。これは主に、利益剰余金が802百万円増加したことによるものであります。その結果、自己資本比率は51.8%(前連結会計年度末は48.7%)となりました。
b.経営成績
前期に中国現地法人を譲渡したことに加え、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、海外事業及び「Buona Vita」の売上高は減少いたしました。また、国内100円ショップ事業につきましても、前期の衛生用品や巣ごもり消費関連商品の需要増に対する反動を受けたことで、売上高は減少いたしました。その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は38,348百万円(前年同四半期比3.2%減)となりました。
一方で、不採算事業の整理が進んだことに加え、出店・改装に係る費用が抑えられたこと等により、営業利益は1,456百万円(同17.4%増)、経常利益は1,446百万円(同19.7%増)となりました。
また、当社連結子会社である㈱ヒルマー・ジャパンの事業撤退にあたり、共同出資会社からの借入金の免除等を受けたことで債務免除益を計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,004百万円(同107.8%増)となりました。
なお、当社グループの事業は、100円ショップの運営及びその付随業務の単一セグメントであるため、セグメントの記載をしておりません。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。