有価証券報告書-第32期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2019/06/25 12:01
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【項目】
139項目
(1)経営成績等の状況の概要
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、主に自然災害の影響による景気の停滞が懸念されましたが、堅調な企業収益を背景に雇用環境の改善や設備投資の増加などにより景気は底堅く推移しております。しかしながら国内経済においては依然と個人消費が力強さに欠け、海外経済においては緩やかな拡大基調が続くも、貿易摩擦や地政学的問題などの下押し要因が増えたことによる景気の減速リスクが強まっており、国内経済への影響懸念も増しております。
リユース市場におきましては、Eコマース主導による市場の拡大基調が続いている反面、実店舗間やEコマース間の競争のみならず、販売チャネルを超えた競争が激化しております。
ゴルフ用品市場におきましては、Eコマースの存在感がより増してきており、販売チャネルを超えた競争にも拍車がかかっております。また、主に夏から初秋にかけての猛暑、豪雨、台風、地震など自然による影響により、消費需要が低下し市場の低迷が続いたものと推測しており、気候変動による影響が無視できないものになってきております。なお、株式会社矢野経済研究所「YPSゴルフデータ」によりますと、2018年4月~2019年3月の新品クラブの販売は、プロパー品(新製品および現行品)が好調に推移しましたが、数量ベース及び金額ベースともにパター以外は前年実績を下回り、ボールなど用品類も数量べースおよび金額ベースともに前年実績を下回っております。
ゴルフ場及び練習場におきましては、経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」によりますと、冬季(2018年12月~2019年3月)の利用者数が、ゴルフ場で前年同月比12月98.4%、1月116.4%、2月109.8%、3月105.8%、練習場で同12月100.8%、1月104.4%、2月106.0%、3月102.1%となりました。暖冬によりゴルフ場、練習場ともにプレー環境に恵まれ、ゴルファーの「コト消費」の活性化につながったものと推測されます。また、2018年4月~2019年3月の合計は、ゴルフ場が前年比97.1%、練習場が同97.6%と5月から9月の落ち込みが影響しております。(注)経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」は3月のみ速報値を使用しております。
このような経営環境のなか、当連結会計年度は祖業であるゴルフ関連事業に集中するため、当社グループでウェルネス事業を担っておりました子会社を2018年3月31日付で譲渡し、一刻も早い業績回復を図るべく努めております。
直営事業におきましては、過去最高人数となる新卒採用により、かねてから懸案事項である人員不足が改善に向かっております。「ゴルフ・ドゥ!」店舗に関しましては、2018年10月に「成田美郷台店」(千葉県成田市)を出店し、2019年2月に「吹上店」(埼玉県鴻巣市)をのれん分けによりフランチャイズ店へ転換しました。なお、直営店の2019年3月31日現在の店舗数は19店舗で、当連結会計年度の売上高は全店ベースで前年同期比4.3%減、既存店ベースで同2.1%減となりました。
フランチャイズ事業におきましては、「ゴルフ・ドゥ!」チェーンの拡大を図ることを目的に、「ゴルフ・ドゥ!」の新規加盟店を開発すべくフランチャイズ本部の人員を増やし同本部体制の強化に努めております。さらには2019年2月に「西日本営業所」(神戸市北区)を開設し、「ゴルフ・ドゥ!」チェーンが手薄である関西エリアの強化を進めております。「ゴルフ・ドゥ!」店舗に関しましては、2018年4月に「ゴルフレンジアミーゴ福島成川店」(福島県福島市)、「アコーディア・ガーデン東京ベイ店」(東京都大田区)、「座間店」(神奈川県座間市)、5月に「菊陽バイパス店」(熊本県菊池郡)、7月に「いわき店」(福島県いわき市)、11月に「西尾店」(愛知県西尾市)を出店し、10月に「高知店」(高知県高知市)が同一市内に店舗名を変更し移転しております。なお、当連結会計年度のフランチャイズ店の出店などは、新規6店舗、移転1店舗、直営店からの転換1店舗となり、2019年3月31日現在の店舗数は60店舗で、当連結会計年度の売上高は全店ベースで前年同期比2.3%減、既存店ベースで同5.5%減となりました。また、「ゴルフ・ドゥ!」直営店とフランチャイズ店の合計は79店舗で、当連結会計年度の売上高は全店ベースで前年同期比3.1%減、既存店ベースで同4.2%減となりました。
営業販売事業におきましては、主にUS直輸入品にヒット商品が生まれなかったことや、USドル為替レートが円安傾向であったことにより、米国子会社による輸出および国内卸営業は一年を通して厳しい状況が続きました。
この結果、当連結会計年度の経営成績は売上高48億89百万円(前連結会計年度は売上高54億78百万円)、営業損失24百万円(前連結会計年度は営業利益51百万円)、経常損失22百万円(前連結会計年度は経常利益49百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失22百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失1億82百万円)となりました。
当連結会計年度におけるセグメント別の経営成績は、次のとおりであります。なお、ウェルネス事業を担っておりました子会社である株式会社ナインルーツを2018年3月31日付で譲渡しましたため、当連結会計年度におけるウェルネス事業の実績はございません。
(直営事業)
当連結会計年度における直営事業の売上高は32億81百万円(前連結会計年度比4.3%減)、セグメント利益は19百万円(同85.5%減)となりました。
(フランチャイズ事業)
当連結会計年度におけるフランチャイズ事業の売上高は4億74百万円(前連結会計年度比11.1%増)、セグメント利益は1億49百万円(同10.2%減)となりました。
(営業販売事業)
当連結会計年度における営業販売事業の売上高は11億33百万円(前連結会計年度比26.0%減)、セグメント利益は56百万円(同42.3%減)となりました。
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
(資産)
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ1億78百万円の減少となり、25億54百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ1億79百万円の減少となり、19億3百万円となりました。これは主に現金及び預金が55百万円増加、商品が2億42百万円減少したことによるものです。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ0百万円の減少となり、6億49百万円となりました。これは主に長期貸付金が19百万円増加、建設協力金が11百万円減少したことによるものです。
(負債)
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べ1億58百万円の減少となり、22億30百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ72百万円の増加となり、15億81百万円となりました。これは主に買掛金が91百万円減少、短期借入金が1億50百万円増加したことによるものです。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ2億31百万円の減少となり、6億48百万円となりました。これは主に長期借入金が3億18百万円減少したことによるものです。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ19百万円の減少となり、3億24百万円となりました。これは主に利益剰余金が22百万円減少したことによるものです。
この結果、自己資本比率は12.7%(前連結会計年度末は12.6%)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動による収入、投資活動による支出及び財務活動による支出の結果、5億0百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純損失、減価償却費、たな卸資産の減少及び仕入債務の減少等により、1億59百万円の収入となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、貸付金の回収による収入、新店設備費用及びプログラム等の資産の取得による支出等により、10百万円の支出となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出等により、97百万円の支出となりました。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
該当事項はありません。
b.受注実績
該当事項はありません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。
セグメントの名称当連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
前年同期比(%)
直営事業 (千円)3,281,55295.7
フランチャイズ事業 (千円)474,299111.1
営業販売事業 (千円)1,133,25874.0
その他 (千円)--
合計4,889,11189.2

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3.その他の区分は、報告セグメントに含まれない広告代理店事業であります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①当連結会計年度の財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、以下のとおりです。
当社グループの当連結会計年度の財政状態は、総資産25億54百万円(前連結会計年度末比1億78百万円減)、流動資産19億3百万円(前連結会計年度末比1億79百万円減)、固定資産6億49百万円(前連結会計年度末比0百万円減)。負債22億30百万円(前連結会計年度末比1億58百万円減)、流動負債15億81百万円(前連結会計年度末比72百万円増)、固定負債6億48百万円(前連結会計年度末比2億31百万円減)。純資産3億24百万円(前連結会計年度末比19百万円減)。この結果、自己資本比率は12.7%(前連結会計年度末は12.6%)となりました。
当連結会計年度の下期より商品在庫状況の改善を図るべく、滞留品の消化促進を行い、商品が10億32百万円(前連結会計年度末比2億42百万円減)となりました。この影響もあり出店に伴う追加借入を行うことなく、ゴルフ・ドゥ!直営店を1店舗出店、また有利子負債も14億62百万円(前連結会計年度末比95百万円減)となりました。
当社グループの当連結会計年度の経営成績は、売上高48億89百万円(前連結会計年度は売上高54億78百万円)、営業損失24百万円(前連結会計年度は営業利益51百万円)、経常損失22百万円(前連結会計年度は経常利益49百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失22百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失1億82百万円)となりました。当連結会計年度は、祖業であるゴルフ関連事業に集中するため、当社グループでウェルネス事業を担っておりました子会社を2018年3月31日付で譲渡し、一刻も早い業績回復を図るべく努めておりましたが、夏から初秋にかけて、猛暑、豪雨、台風などによる自然の影響により客数が減少し、それに伴って店舗の売上高及び売上総利益も減少いたしました。また、中古クラブの需要が減少したことによる販売不振から、値引き販売が増加し売上総利益率が低下いたしました。さらには2018年4月に過去最高人数となる新卒採用を行いましたが、店舗業績不振から人件費比率が上昇しており、まだ業績には貢献できておりません。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、1億59百万円の収入となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、10百万円の支出となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、97百万円の支出となりました。
税金等調整前当期純損失16百万円となりましたが、滞留品の消化促進を行った結果、商品が10億32百万円(前連結会計年度末比2億42百万円減)となり、有利子負債も14億62百万円(前連結会計年度末比95百万円減)、現金及び預金が5億0百万円(前連結会計年度末比55百万円増)となりました。
当社の運転資金需要のうち主なものは、直営事業セグメントでゴルフクラブの買取費用、営業販売事業でゴルフ用品の卸売り商品の購入費用のほか、販売費及び一般管理費等の費用であります。投資を目的とした資金需要は、「ゴルフ・ドゥ!」直営店の新規出店費用、ゴルフ・ドゥ!オンラインショップの活性化に伴う開発費用等によるものであります。
短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。
③セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、ウェルネス事業を担っておりました子会社である株式会社ナインルーツを2018年3月31日付で譲渡しましたため、当連結会計年度におけるウェルネス事業の実績はございません。
(直営事業)
直営事業におきましては、過去最高人数となる新卒採用により、かねてから懸案事項である人員不足が改善に向かっており、「ゴルフ・ドゥ!」店舗に関しましては、2018年10月に「成田美郷台店」(千葉県成田市)を出店いたしました。この結果、直営事業の売上高は32億81百万円(前連結会計年度は34億27百万円)、セグメント利益は19百万円(前連結会計年度は1億34百万円)となりました。
(フランチャイズ事業)
フランチャイズ事業におきましては、「ゴルフ・ドゥ!」チェーンの拡大を図ることを目的に、新規加盟店を開発すべくフランチャイズ本部の人員を増やし同本部体制の強化に努めております。さらには2019年2月に「西日本営業所」(神戸市北区)を開設し、「ゴルフ・ドゥ!」チェーンが手薄である関西エリアの強化を進めております。「ゴルフ・ドゥ!」店舗に関しましては、2018年4月に「ゴルフレンジアミーゴ福島成川店」(福島県福島市)、「アコーディア・ガーデン東京ベイ店」(東京都大田区)、「座間店」(神奈川県座間市)、5月に「菊陽バイパス店」(熊本県菊池郡)、7月に「いわき店」(福島県いわき市)、11月に「西尾店」(愛知県西尾市)を出店し、10月に「高知店」(高知県高知市)が同一市内に店舗名を変更し移転いたしました。また、直営店でありました「吹上店」がのれん分けにより、フランチャイズ店としてリニューアルオープンいたしました。この結果、フランチャイズ事業の売上高は4億74百万円(前連結会計年度は4億26百万円)、セグメント利益は1億49百万円(前連結会計年度は1億66百万円)となりました。
(営業販売事業)
営業販売事業におきましては、主にUS直輸入品にヒット商品が生まれなかったことや、USドル為替レートが円安傾向であったことにより、米国子会社による輸出および国内卸営業は一年を通して厳しい状況が続きました。この結果、営業販売事業の売上高は11億33百万円(前連結会計年度は15億31百万円)、セグメント利益は56百万円(前連結会計年度は97百万円)となりました。

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