有価証券報告書-第8期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/28 13:25
【資料】
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【項目】
104項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループに関する財政状態及び経営成績の分析・検討内容は、原則として、連結財務諸表に基づいて分析した内容であります。
また、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績や現状を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。
(2) 当連結会計年度の経営成績の分析
① 経営成績に関する分析
当社は、「人々のココロとカラダの健康を追求し、地域社会に貢献する」という経営理念のもと、ROE(自己資本当期純利益率)10%以上、ROA(総資産経常利益率)10%以上の実現に向けて、中核事業であるドラッグストア・調剤事業において、お客様のニーズに対応する地域密着型のきめ細やかなマーチャンダイジングの構築や訪日外国人向け販売促進策、改装による既存店舗の活性化等を推進するとともに、事業運営における経費の効率化も順調に進めてまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の連結業績は、売上高は373,275百万円(前連結会計年度比6.9%増)、営業利益は11,119百万円(同154.4%増)、経常利益は13,461百万円(同104.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は6,927百万円(同317.7%増)となりました。
詳細につきましては、「1 業績等の概要(1)業績」を参照願います。
② 財政状態に関する分析
当連結会計年度末の資産合計は、142,404百万円となり、前連結会計年度末に比べて6,794百万円増加いたしました。主な要因は、流動資産が8,417百万円増加、有形固定資産が149百万円増加、無形固定資産が445百万円減少、投資その他の資産が1,327百万円減少したことによるものであります。当連結会計年度末の負債合計は、64,449百万円となり、前連結会計年度末に比べて4,074百万円増加いたしました。主な要因は、流動負債が3,444百万円増加、退職給付に係る負債が343百万円増加したこと等によるものであります。当連結会計年度末の純資産合計は、77,955百万円となり、前連結会計年度末に比べて2,719百万円増加いたしました。主な要因は、配当金の支払いによる減少が1,490百万円、自己株式の取得による減少が2,601百万円、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益6,927百万円を計上したこと等によるものであります。
③ キャッシュ・フローの状況の分析
「1 業績等の概要(2)キャッシュ・フローの状況」を参照願います。