有価証券報告書-第12期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、業務執行の意思決定機関である経営会議が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、顧客特性・業務特性に応じてグループ一体となり包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。従って、当社グループは、顧客・業務別のセグメントである、「リテール事業本部」「法人事業本部」「国際事業本部」「受託財産事業本部」「市場事業本部」及び「その他」を報告セグメントとしております。
リテール事業本部 : 国内の個人に対する金融サービスの提供
法人事業本部 : 国内の企業に対する金融、不動産及び証券代行に関するサービスの提供
国際事業本部 : 海外の個人・企業に対する金融サービスの提供
受託財産事業本部 : 企業年金・公的年金・公的資金及び投資信託などの各種資金に関する資金運用・管理
サービスの提供
市場事業本部 : 為替・資金・証券の対顧客・対市場取引及び流動性管理・資金繰り管理
その他 : 上記各事業本部に属さない管理業務 等
(報告セグメントの変更に関する事項)
当社グループは、傘下の主要子会社を軸とするエンティティー(「㈱三菱東京UFJ銀行」「三菱UFJ信託銀行㈱」「三菱UFJ証券ホールディングス㈱」「コンシューマーファイナンス子会社」及び「その他」)と、グループ一体となって金融商品・サービスを提供するグループ融合型の組織体制である事業本部(「リテール事業本部」「法人事業本部」「国際事業本部」「受託財産事業本部」「市場事業本部」及び「その他」)の複数のセグメント区分を有するマトリックス組織となっております。将来のキャッシュ・フロー予測の適切な評価にあたっては、前連結会計年度まで異なる業界・規制環境下にある主要エンティティーを報告セグメントとしておりました。しかし、前連結会計年度より新たにスタートさせた中期経営計画で掲げたグループ一体となった業務推進・経営管理が、前連結会計年度において着実に進捗したことに伴い、当連結会計年度より、サービスを基礎とする構成単位である事業本部に報告セグメントを変更しております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後のセグメントの区分方法に基づいております。
2 報告セグメントごとの粗利益及び営業純益の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結の範囲を除き、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。連結の範囲は主要な子会社を対象としており、計数は原則として内部取引消去等連結調整前の社内管理計数となっております。複数セグメントに跨る収益・費用の計上方法は、原則として市場実勢価格を基とする社内管理会計基準により算定しております。
(報告セグメントの利益又は損失の算定方法の変更)
当連結会計年度より、報告セグメントの変更を行ったことを受け、セグメント間の内部経常収益・複数のセグメントに跨る収益・費用について、第三者間取引価格から市場実勢価格を基とする社内管理会計基準による算定方法に変更しております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の算定方法に基づいております。
3 報告セグメントごとの粗利益及び営業純益の金額に関する情報
前連結会計年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
(単位:百万円)
(注) 1 一般企業の売上高に代えて、粗利益を記載しております。
2 粗利益には、資金運用収支、信託報酬、役務取引等収支、特定取引収支及びその他業務収支を含んでおります。
3 経費には、人件費及び物件費を含んでおります。
4 当社は、内部管理上、資産及び負債をセグメントに配分していないため、報告セグメント別の資産及び負債を記載しておりません。
5 「法人事業本部」「国際事業本部」は、海外の日系取引に係る収益・費用(粗利益178,963百万円、経費152,991百万円、営業純益25,971百万円)をそれぞれ計上しておりますが、「顧客部門小計」で同額を控除しております。
当連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)
(単位:百万円)
(注) 1 一般企業の売上高に代えて、粗利益を記載しております。
2 粗利益には、資金運用収支、信託報酬、役務取引等収支、特定取引収支及びその他業務収支を含んでおります。
3 経費には、人件費及び物件費を含んでおります。
4 当社は、内部管理上、資産及び負債をセグメントに配分していないため、報告セグメント別の資産及び負債を記載しておりません。
5 「法人事業本部」「国際事業本部」は、海外の日系取引に係る収益・費用(粗利益177,748百万円、経費156,717百万円、営業純益21,030百万円)をそれぞれ計上しておりますが、「顧客部門小計」で同額を控除しております。
4 報告セグメントの営業純益の金額の合計額と連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
(注)「その他」には、利息返還損失引当金繰入額が前連結会計年度△87,631百万円、当連結会計年度△154,849百万円
含まれております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
1 サービスごとの情報
報告セグメントに係る情報と類似しているため本情報の記載は省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 経常収益
(単位:百万円)
(注) 1 一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。
2 経常収益は、当社グループ拠点の所在地を基礎として、国又は地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
3 主要な顧客ごとの情報
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)
1 サービスごとの情報
報告セグメントに係る情報と類似しているため本情報の記載は省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 経常収益
(単位:百万円)
(注) 1 一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。
2 経常収益は、当社グループ拠点の所在地を基礎として、国又は地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
3 主要な顧客ごとの情報
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
固定資産の減損損失は、報告セグメントに配分しておりません。
前連結会計年度における減損損失は、13,415百万円であります。
当連結会計年度における減損損失は、10,162百万円であります。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
当連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、業務執行の意思決定機関である経営会議が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、顧客特性・業務特性に応じてグループ一体となり包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。従って、当社グループは、顧客・業務別のセグメントである、「リテール事業本部」「法人事業本部」「国際事業本部」「受託財産事業本部」「市場事業本部」及び「その他」を報告セグメントとしております。
リテール事業本部 : 国内の個人に対する金融サービスの提供
法人事業本部 : 国内の企業に対する金融、不動産及び証券代行に関するサービスの提供
国際事業本部 : 海外の個人・企業に対する金融サービスの提供
受託財産事業本部 : 企業年金・公的年金・公的資金及び投資信託などの各種資金に関する資金運用・管理
サービスの提供
市場事業本部 : 為替・資金・証券の対顧客・対市場取引及び流動性管理・資金繰り管理
その他 : 上記各事業本部に属さない管理業務 等
(報告セグメントの変更に関する事項)
当社グループは、傘下の主要子会社を軸とするエンティティー(「㈱三菱東京UFJ銀行」「三菱UFJ信託銀行㈱」「三菱UFJ証券ホールディングス㈱」「コンシューマーファイナンス子会社」及び「その他」)と、グループ一体となって金融商品・サービスを提供するグループ融合型の組織体制である事業本部(「リテール事業本部」「法人事業本部」「国際事業本部」「受託財産事業本部」「市場事業本部」及び「その他」)の複数のセグメント区分を有するマトリックス組織となっております。将来のキャッシュ・フロー予測の適切な評価にあたっては、前連結会計年度まで異なる業界・規制環境下にある主要エンティティーを報告セグメントとしておりました。しかし、前連結会計年度より新たにスタートさせた中期経営計画で掲げたグループ一体となった業務推進・経営管理が、前連結会計年度において着実に進捗したことに伴い、当連結会計年度より、サービスを基礎とする構成単位である事業本部に報告セグメントを変更しております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後のセグメントの区分方法に基づいております。
2 報告セグメントごとの粗利益及び営業純益の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結の範囲を除き、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。連結の範囲は主要な子会社を対象としており、計数は原則として内部取引消去等連結調整前の社内管理計数となっております。複数セグメントに跨る収益・費用の計上方法は、原則として市場実勢価格を基とする社内管理会計基準により算定しております。
(報告セグメントの利益又は損失の算定方法の変更)
当連結会計年度より、報告セグメントの変更を行ったことを受け、セグメント間の内部経常収益・複数のセグメントに跨る収益・費用について、第三者間取引価格から市場実勢価格を基とする社内管理会計基準による算定方法に変更しております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の算定方法に基づいております。
3 報告セグメントごとの粗利益及び営業純益の金額に関する情報
前連結会計年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
(単位:百万円)
リテール 事業本部 | 法人 事業本部 | 国際 事業本部 | 受託財産 事業本部 | 顧客部門 小計 | 市場 事業本部 | その他 | 合計 | |||
粗利益 | 1,259,240 | 1,090,126 | 1,273,084 | 172,193 | 3,615,682 | 636,061 | △5,556 | 4,246,186 | ||
銀信単体2行合算 | 534,869 | 872,279 | 446,943 | 74,322 | 1,825,490 | 453,574 | 116,921 | 2,395,985 | ||
金利収支 | 355,672 | 366,746 | 207,916 | ― | 884,828 | 248,334 | 193,304 | 1,326,467 | ||
非金利収支 | 179,196 | 505,533 | 239,026 | 74,322 | 940,661 | 205,239 | △76,383 | 1,069,517 | ||
その他 | 724,371 | 217,846 | 826,141 | 97,871 | 1,790,191 | 182,487 | △122,477 | 1,850,201 | ||
経費 | 972,665 | 603,823 | 815,068 | 101,977 | 2,340,542 | 208,541 | 146,136 | 2,695,220 | ||
営業純益 | 286,575 | 486,302 | 458,016 | 70,216 | 1,275,139 | 427,519 | △151,692 | 1,550,966 |
(注) 1 一般企業の売上高に代えて、粗利益を記載しております。
2 粗利益には、資金運用収支、信託報酬、役務取引等収支、特定取引収支及びその他業務収支を含んでおります。
3 経費には、人件費及び物件費を含んでおります。
4 当社は、内部管理上、資産及び負債をセグメントに配分していないため、報告セグメント別の資産及び負債を記載しておりません。
5 「法人事業本部」「国際事業本部」は、海外の日系取引に係る収益・費用(粗利益178,963百万円、経費152,991百万円、営業純益25,971百万円)をそれぞれ計上しておりますが、「顧客部門小計」で同額を控除しております。
当連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)
(単位:百万円)
リテール 事業本部 | 法人 事業本部 | 国際 事業本部 | 受託財産 事業本部 | 顧客部門 小計 | 市場 事業本部 | その他 | 合計 | |||
粗利益 | 1,198,285 | 1,041,648 | 1,303,663 | 173,116 | 3,538,965 | 582,011 | △9,082 | 4,111,895 | ||
銀信単体2行合算 | 485,922 | 834,695 | 444,620 | 73,002 | 1,731,267 | 387,451 | 71,752 | 2,190,471 | ||
金利収支 | 335,260 | 342,972 | 213,285 | ― | 844,004 | 227,996 | 149,758 | 1,221,759 | ||
非金利収支 | 150,661 | 491,723 | 231,335 | 73,002 | 887,262 | 159,455 | △78,006 | 968,711 | ||
その他 | 712,363 | 206,952 | 859,043 | 100,114 | 1,807,698 | 194,560 | △80,834 | 1,921,424 | ||
経費 | 972,999 | 598,434 | 821,205 | 112,204 | 2,348,126 | 212,899 | 155,116 | 2,716,142 | ||
営業純益 | 225,286 | 443,213 | 482,458 | 60,911 | 1,190,839 | 369,112 | △164,198 | 1,395,753 |
(注) 1 一般企業の売上高に代えて、粗利益を記載しております。
2 粗利益には、資金運用収支、信託報酬、役務取引等収支、特定取引収支及びその他業務収支を含んでおります。
3 経費には、人件費及び物件費を含んでおります。
4 当社は、内部管理上、資産及び負債をセグメントに配分していないため、報告セグメント別の資産及び負債を記載しておりません。
5 「法人事業本部」「国際事業本部」は、海外の日系取引に係る収益・費用(粗利益177,748百万円、経費156,717百万円、営業純益21,030百万円)をそれぞれ計上しておりますが、「顧客部門小計」で同額を控除しております。
4 報告セグメントの営業純益の金額の合計額と連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
営業純益 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 |
報告セグメント計 | 1,550,966 | 1,395,753 |
報告セグメント対象外の連結子会社の業務純益 | 56,366 | 43,789 |
一般貸倒引当金繰入額 | 175,712 | △210,257 |
与信関係費用 | △491,503 | △9,606 |
償却債権取立益 | 60,645 | 64,487 |
株式等関係損益 | 88,306 | 124,940 |
持分法による投資損益 | 230,415 | 244,453 |
その他 | △131,422 | △292,791 |
連結損益計算書の経常利益 | 1,539,486 | 1,360,767 |
(注)「その他」には、利息返還損失引当金繰入額が前連結会計年度△87,631百万円、当連結会計年度△154,849百万円
含まれております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
1 サービスごとの情報
報告セグメントに係る情報と類似しているため本情報の記載は省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 経常収益
(単位:百万円)
日本 | 米国 | 欧州・中近東 | アジア・ オセアニア | その他 | 合計 |
3,514,541 | 990,854 | 234,715 | 915,745 | 58,561 | 5,714,419 |
(注) 1 一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。
2 経常収益は、当社グループ拠点の所在地を基礎として、国又は地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
日本 | 米国 | その他 | 合計 |
1,109,064 | 151,756 | 101,223 | 1,362,044 |
3 主要な顧客ごとの情報
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)
1 サービスごとの情報
報告セグメントに係る情報と類似しているため本情報の記載は省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 経常収益
(単位:百万円)
日本 | 米国 | 欧州・中近東 | アジア・ オセアニア | その他 | 合計 |
3,525,065 | 1,087,602 | 313,615 | 937,848 | 115,437 | 5,979,568 |
(注) 1 一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。
2 経常収益は、当社グループ拠点の所在地を基礎として、国又は地域に分類しております。
(2) 有形固定資産
(単位:百万円)
日本 | 米国 | その他 | 合計 |
1,114,069 | 146,095 | 98,740 | 1,358,905 |
3 主要な顧客ごとの情報
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
固定資産の減損損失は、報告セグメントに配分しておりません。
前連結会計年度における減損損失は、13,415百万円であります。
当連結会計年度における減損損失は、10,162百万円であります。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
(単位:百万円) | ||||||||
リテール 事業本部 | 法人 事業本部 | 国際 事業本部 | 受託財産 事業本部 | 顧客部門 小計 | 市場 事業本部 | その他 | 合計 | |
当期償却額 | 175 | 44 | 15,878 | 833 | 16,931 | ― | ― | 16,931 |
当期末残高 | 1,927 | 661 | 258,751 | 17,287 | 278,628 | ― | ― | 278,628 |
当連結会計年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)
(単位:百万円) | ||||||||
リテール 事業本部 | 法人 事業本部 | 国際 事業本部 | 受託財産 事業本部 | 顧客部門 小計 | 市場 事業本部 | その他 | 合計 | |
当期償却額 | 175 | 52 | 15,489 | 1,019 | 16,737 | ― | ― | 16,737 |
当期末残高 | 1,751 | 609 | 244,348 | 20,679 | 267,389 | ― | ― | 267,389 |
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。