四半期報告書-第112期第3四半期(平成27年10月1日-平成27年12月31日)
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
業績の状況
①経営成績
当第3四半期連結累計期間(平成27年4月1日~平成27年12月31日)の経常収益は、貸出金利回りの低下などにより貸出金利息は減少したものの、有価証券利息配当金が増加したことなどにより、前第3四半期連結累計期間比683百万円増加して19,089百万円となりました。
経常費用は、営業経費や与信関連費用が減少したことなどにより、前第3四半期連結累計期間比183百万円減少して14,491百万円となりました。
この結果、経常利益は前第3四半期連結累計期間比867百万円増加の4,598百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前第3四半期連結累計期間比586百万円増加の2,841百万円となりました。
セグメント毎の損益状況につきましては、「銀行業」の経常収益が有価証券利息配当金の増加を主因に、前第3四半期連結累計期間比526百万円増加して17,024百万円、セグメント利益である経常利益が、経常収益の増加や営業経費の減少などにより、前第3四半期連結累計期間比820百万円増加して4,389百万円となりました。「リース業」の経常収益が、リース料収入が増加したことなどから前第3四半期連結累計期間比169百万円増加して2,096百万円、セグメント利益である経常利益が経常収益の増加に伴い、前第3四半期連結累計期間比34百万円増加して116百万円となりました。「その他」の経常収益は、保証料収入の増加等により前第3四半期連結累計期間比23百万円増加して309百万円、セグメント利益である経常利益が経常収益の増加に伴い前第3四半期連結累計期間比15百万円増加して94百万円となりました。
②財政状態
預金残高は、個人預金及び法人預金が増加したことなどから、前連結会計年度末比320億円増加して1兆4,012億円となりました。
貸出金残高は、リテール貸出金(事業性貸出金、住宅ローン、消費者ローン)は増加したものの、地方公共団体向け貸出及びシンジケートローン等の市場型間接貸出が減少したことなどから、前連結会計年度末比1億円減少して、8,765億円となりました。
有価証券残高については、国債及び社債を中心に安定収益確保に努めるとともに、市場の金利動向に留意しながら慎重な資金運用を図りました結果、前連結会計年度末比175億円増加して4,612億円となりました。
国内・国際業務部門別収支
当第3四半期連結累計期間における資金運用収支は有価証券利息配当金が増加したことなどから前第3四半期連結累計期間比414百万円増加して13,075百万円、役務取引等収支は役務取引等収益が増加したことなどから前第3四半期連結累計期間比64百万円増加して512百万円、その他業務収支は国債等債券売却益の減少やリース関連費用の増加などにより前第3四半期連結累計期間比201百万円減少して287百万円となりました。
国内業務部門の資金運用収支は前第3四半期連結累計期間比504百万円増加して12,844百万円、役務取引等収支は前第3四半期連結累計期間比65百万円増加して508百万円、その他業務収支は前第3四半期連結累計期間比191百万円減少して277百万円となりました。
国際業務部門の資金運用収支は前第3四半期連結累計期間比90百万円減少して230百万円、役務取引等収支は前第3四半期連結累計期間比変わらず4百万円、その他業務収支は前第3四半期連結累計期間比9百万円減少して10百万円となりました。
(注)1 国内業務部門は当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は国際業務部門に含めております。
2 資金運用収益及び資金調達費用の合計欄の上段の計数は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。
3 資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(前第3四半期連結累計期間0百万円、当第3四半期連結累計期間 0百万円)を控除して表示しております。
国内・国際業務部門別役務取引の状況
当第3四半期連結累計期間における役務取引等収益は、預金・貸出業務や保険窓販業務に係る受入手数料が増加したことなどから、前第3四半期連結累計期間比132百万円増加して2,111百万円となりました。また、役務取引等費用はローン保証料等の増加などにより、前第3四半期連結累計期間比67百万円増加して1,598百万円となりました。
国内・国際業務部門別預金残高の状況
○ 預金の種類別残高(末残)
(注) 1 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
2 定期性預金=定期預金+定期積金
国内・国際業務部門別貸出金残高の状況
○ 業種別貸出状況(末残・構成比)
①経営成績
当第3四半期連結累計期間(平成27年4月1日~平成27年12月31日)の経常収益は、貸出金利回りの低下などにより貸出金利息は減少したものの、有価証券利息配当金が増加したことなどにより、前第3四半期連結累計期間比683百万円増加して19,089百万円となりました。
経常費用は、営業経費や与信関連費用が減少したことなどにより、前第3四半期連結累計期間比183百万円減少して14,491百万円となりました。
この結果、経常利益は前第3四半期連結累計期間比867百万円増加の4,598百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前第3四半期連結累計期間比586百万円増加の2,841百万円となりました。
セグメント毎の損益状況につきましては、「銀行業」の経常収益が有価証券利息配当金の増加を主因に、前第3四半期連結累計期間比526百万円増加して17,024百万円、セグメント利益である経常利益が、経常収益の増加や営業経費の減少などにより、前第3四半期連結累計期間比820百万円増加して4,389百万円となりました。「リース業」の経常収益が、リース料収入が増加したことなどから前第3四半期連結累計期間比169百万円増加して2,096百万円、セグメント利益である経常利益が経常収益の増加に伴い、前第3四半期連結累計期間比34百万円増加して116百万円となりました。「その他」の経常収益は、保証料収入の増加等により前第3四半期連結累計期間比23百万円増加して309百万円、セグメント利益である経常利益が経常収益の増加に伴い前第3四半期連結累計期間比15百万円増加して94百万円となりました。
②財政状態
預金残高は、個人預金及び法人預金が増加したことなどから、前連結会計年度末比320億円増加して1兆4,012億円となりました。
貸出金残高は、リテール貸出金(事業性貸出金、住宅ローン、消費者ローン)は増加したものの、地方公共団体向け貸出及びシンジケートローン等の市場型間接貸出が減少したことなどから、前連結会計年度末比1億円減少して、8,765億円となりました。
有価証券残高については、国債及び社債を中心に安定収益確保に努めるとともに、市場の金利動向に留意しながら慎重な資金運用を図りました結果、前連結会計年度末比175億円増加して4,612億円となりました。
国内・国際業務部門別収支
当第3四半期連結累計期間における資金運用収支は有価証券利息配当金が増加したことなどから前第3四半期連結累計期間比414百万円増加して13,075百万円、役務取引等収支は役務取引等収益が増加したことなどから前第3四半期連結累計期間比64百万円増加して512百万円、その他業務収支は国債等債券売却益の減少やリース関連費用の増加などにより前第3四半期連結累計期間比201百万円減少して287百万円となりました。
国内業務部門の資金運用収支は前第3四半期連結累計期間比504百万円増加して12,844百万円、役務取引等収支は前第3四半期連結累計期間比65百万円増加して508百万円、その他業務収支は前第3四半期連結累計期間比191百万円減少して277百万円となりました。
国際業務部門の資金運用収支は前第3四半期連結累計期間比90百万円減少して230百万円、役務取引等収支は前第3四半期連結累計期間比変わらず4百万円、その他業務収支は前第3四半期連結累計期間比9百万円減少して10百万円となりました。
種類 | 期別 | 国内業務部門 | 国際業務部門 | 合計 |
金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
資金運用収支 | 前第3四半期連結累計期間 | 12,340 | 320 | 12,661 |
当第3四半期連結累計期間 | 12,844 | 230 | 13,075 | |
うち資金運用収益 | 前第3四半期連結累計期間 | 12,939 | 346 | 23 13,262 |
当第3四半期連結累計期間 | 13,425 | 255 | 23 13,658 | |
うち資金調達費用 | 前第3四半期連結累計期間 | 598 | 25 | 23 601 |
当第3四半期連結累計期間 | 581 | 24 | 23 582 | |
役務取引等収支 | 前第3四半期連結累計期間 | 443 | 4 | 448 |
当第3四半期連結累計期間 | 508 | 4 | 512 | |
うち役務取引等収益 | 前第3四半期連結累計期間 | 1,972 | 6 | 1,979 |
当第3四半期連結累計期間 | 2,104 | 6 | 2,111 | |
うち役務取引等費用 | 前第3四半期連結累計期間 | 1,528 | 2 | 1,531 |
当第3四半期連結累計期間 | 1,596 | 2 | 1,598 | |
その他業務収支 | 前第3四半期連結累計期間 | 468 | 19 | 488 |
当第3四半期連結累計期間 | 277 | 10 | 287 | |
うちその他業務収益 | 前第3四半期連結累計期間 | 2,183 | 19 | 2,202 |
当第3四半期連結累計期間 | 2,081 | 10 | 2,092 | |
うちその他業務費用 | 前第3四半期連結累計期間 | 1,714 | ― | 1,714 |
当第3四半期連結累計期間 | 1,804 | ― | 1,804 |
(注)1 国内業務部門は当行及び連結子会社の円建取引、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。ただし、円建対非居住者取引は国際業務部門に含めております。
2 資金運用収益及び資金調達費用の合計欄の上段の計数は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の利息であります。
3 資金調達費用は金銭の信託運用見合費用(前第3四半期連結累計期間0百万円、当第3四半期連結累計期間 0百万円)を控除して表示しております。
国内・国際業務部門別役務取引の状況
当第3四半期連結累計期間における役務取引等収益は、預金・貸出業務や保険窓販業務に係る受入手数料が増加したことなどから、前第3四半期連結累計期間比132百万円増加して2,111百万円となりました。また、役務取引等費用はローン保証料等の増加などにより、前第3四半期連結累計期間比67百万円増加して1,598百万円となりました。
種類 | 期別 | 国内業務部門 | 国際業務部門 | 合計 |
金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
役務取引等収益 | 前第3四半期連結累計期間 | 1,972 | 6 | 1,979 |
当第3四半期連結累計期間 | 2,104 | 6 | 2,111 | |
うち預金・貸出業務 | 前第3四半期連結累計期間 | 436 | ― | 436 |
当第3四半期連結累計期間 | 501 | ― | 501 | |
うち為替業務 | 前第3四半期連結累計期間 | 630 | 6 | 637 |
当第3四半期連結累計期間 | 626 | 6 | 633 | |
うち証券関連業務 | 前第3四半期連結累計期間 | 3 | ― | 3 |
当第3四半期連結累計期間 | 0 | ― | 0 | |
うち代理業務 | 前第3四半期連結累計期間 | 64 | ― | 64 |
当第3四半期連結累計期間 | 71 | ― | 71 | |
うち保護預り・貸金庫業務 | 前第3四半期連結累計期間 | 20 | ― | 20 |
当第3四半期連結累計期間 | 21 | ― | 21 | |
うち保証業務 | 前第3四半期連結累計期間 | 10 | ― | 10 |
当第3四半期連結累計期間 | 7 | ― | 7 | |
うち投資信託取扱業務 | 前第3四半期連結累計期間 | 293 | ― | 293 |
当第3四半期連結累計期間 | 315 | ― | 315 | |
うち保険窓販業務 | 前第3四半期連結累計期間 | 209 | ― | 209 |
当第3四半期連結累計期間 | 265 | ― | 265 | |
役務取引等費用 | 前第3四半期連結累計期間 | 1,528 | 2 | 1,531 |
当第3四半期連結累計期間 | 1,596 | 2 | 1,598 | |
うち為替業務 | 前第3四半期連結累計期間 | 113 | 2 | 115 |
当第3四半期連結累計期間 | 112 | 2 | 115 | |
うちローン保証料等 | 前第3四半期連結累計期間 | 1,243 | ― | 1,243 |
当第3四半期連結累計期間 | 1,284 | ― | 1,284 |
国内・国際業務部門別預金残高の状況
○ 預金の種類別残高(末残)
種類 | 期別 | 国内業務部門 | 国際業務部門 | 合計 |
金額(百万円) | 金額(百万円) | 金額(百万円) | ||
預金合計 | 前第3四半期連結会計期間 | 1,393,206 | 1,603 | 1,394,810 |
当第3四半期連結会計期間 | 1,399,605 | 1,603 | 1,401,208 | |
うち流動性預金 | 前第3四半期連結会計期間 | 623,683 | ― | 623,683 |
当第3四半期連結会計期間 | 656,342 | ― | 656,342 | |
うち定期性預金 | 前第3四半期連結会計期間 | 766,662 | ― | 766,662 |
当第3四半期連結会計期間 | 741,259 | ― | 741,259 | |
うちその他 | 前第3四半期連結会計期間 | 2,860 | 1,603 | 4,463 |
当第3四半期連結会計期間 | 2,003 | 1,603 | 3,606 | |
譲渡性預金 | 前第3四半期連結会計期間 | ― | ― | ― |
当第3四半期連結会計期間 | ― | ― | ― | |
総合計 | 前第3四半期連結会計期間 | 1,393,206 | 1,603 | 1,394,810 |
当第3四半期連結会計期間 | 1,399,605 | 1,603 | 1,401,208 |
(注) 1 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
2 定期性預金=定期預金+定期積金
国内・国際業務部門別貸出金残高の状況
○ 業種別貸出状況(末残・構成比)
業種別 | 前第3四半期連結会計期間 | 当第3四半期連結会計期間 | ||
金額(百万円) | 構成比(%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | |
国内 (除く特別国際金融取引勘定分) | 885,854 | 100.00 | 876,518 | 100.00 |
製造業 | 52,056 | 5.88 | 47,560 | 5.43 |
農業、林業 | 1,121 | 0.13 | 839 | 0.09 |
漁業 | 1,098 | 0.12 | 1,071 | 0.12 |
鉱業、採石業、砂利採取業 | 86 | 0.01 | 46 | 0.00 |
建設業 | 29,731 | 3.35 | 30,031 | 3.43 |
電気・ガス・熱供給・水道業 | 13,039 | 1.47 | 15,333 | 1.75 |
情報通信業 | 1,121 | 0.13 | 1,994 | 0.23 |
運輸業、郵便業 | 28,676 | 3.24 | 22,962 | 2.62 |
卸売業、小売業 | 71,007 | 8.01 | 65,812 | 7.51 |
金融業、保険業 | 48,363 | 5.46 | 52,897 | 6.03 |
不動産業、物品賃貸業 | 74,663 | 8.43 | 77,019 | 8.79 |
各種サービス業 | 110,582 | 12.48 | 113,066 | 12.90 |
地方公共団体 | 128,696 | 14.53 | 117,898 | 13.45 |
その他 | 325,608 | 36.76 | 329,984 | 37.65 |
海外及び特別国際金融取引勘定分 | ─ | ─ | ― | ― |
政府等 | ― | ― | ― | ― |
金融機関 | ― | ― | ― | ― |
その他 | ― | ― | ― | ― |
合計 | 885,854 | ― | 876,518 | ― |