有価証券報告書-第112期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/26 16:06
【資料】
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【項目】
130項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において当行グループが判断したものであります。
当行は平成26年4月より「第八次中期経営計画(新たな成長への第一歩 ~あなたとともに~)」をスタートさせ、当行グループを挙げて資産の健全化や経営の合理化・効率化に努めた結果、業績は次の通りとなりました。
(1) 財政状態
①資産、負債及び純資産の状況
当連結会計年度末の資産は、貸出金の増加等により前連結会計年度末比903億円増加し2兆7,637億円となりました。負債は、預金の増加等により前連結会計年度末比641億円増加し2兆5,998億円となりました。また純資産は、利益計上に伴う利益剰余金の増加等により前連結会計年度末比262億円増加の1,638億円となりました。
なお、主要勘定の状況は次のとおりとなりました。
○預金
個人預金の増加等により、預金残高は前連結会計年度末比631億円増加し2兆5,284億円となりました。
○貸出金
個人・中小企業向け貸出の増加等により、貸出金残高は前連結会計年度末比809億円増加し1兆7,999億円となりました。
○有価証券
市場動向を注視しつつ運用した結果、有価証券残高は前連結会計年度末比47億円減少し6,338億円となりました。
②連結自己資本比率
連結自己資本比率(国内基準)は、当期純利益の計上による利益剰余金の増加等により自己資本額が増加し、前連結会計年度末比0.61ポイント上昇の12.52%となりました。
(2) 経営成績
経常収益は、有価証券利息配当金の増加等により、前連結会計年度比59億95百万円増加の578億53百万円となりました。
経常費用は、与信関係費用の減少等により、前連結会計年度比12億円減少の369億23百万円となりました。
この結果、経常利益は前連結会計年度比71億96百万円増加の209億29百万円、当期純利益は、前連結会計年度比41億43百万円増加の122億85百万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
連結キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、貸出金の増加等により、△9億19百万円となりました。(前連結会計年度比542億86百万円減少)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却等により、249億62百万円となりました。(前連結会計年度比895億30百万円減少)
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金支払等により、△9億21百万円となりました。(前連結会計年度比1億14百万円減少)
これらの結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末比231億22百万円増加し2,864億23百万円となりました。