有価証券報告書-第110期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/27 14:03
【資料】
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【項目】
140項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)財政状態
預金・譲渡性預金は、積極的な営業活動を行った結果、前連結会計年度末比426億円増加の2兆2,153億円となりました。また、預り資産残高は前連結会計年度末比22億円増加し1,370億円となりました。
貸出金は、中小企業・個人向け貸出を中心に積極的な貸出に努めました結果、前連結会計年度末比368億円増加し、1兆3,617億円となりました。
有価証券は、市場リスクを抑制しつつ、債券による安定運用に努めました結果、前連結会計年度末比490億円減少し、4,750億円となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末比2,599億99百万円増加し、4,573億39百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得られた資金は、預金の純増により2,043億29百万円となりました。
投資活動によるキャッシュ・フロー
債券等の売却により、投資活動による資金純増額は487億32百万円となりました。
財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動により得られた資金は、新株予約権付社債の発行により69億32百万円となりました。
(3)経営成績
収益面では、資金運用収益が前連結会計年度比1億94百万円増加、役務収益が同比3億96百万円増加し、その他業務収益も11億2百万円増加したことから、経常収益は同比15億92百万円増加して431億88百万円となりました。
一方、費用面においては企業業績の改善を受けて信用コストが減少したことから、経常費用は前連結会計年度比11億68百万円減少し332億49百万円となりました。
これらの結果、経常利益は前連結会計年度比27億59百万円増加して99億38百万円となり、当期純利益は同比7億64百万円増加して45億72百万円を計上いたしました。
(4)次期の業績見通し
第14次中期経営計画の最終年度として、平成27年3月期は経常利益100億円、当期純利益47億円をそれぞれ見込んでおります。