有価証券報告書-第106期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/24 14:00
【資料】
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【項目】
104項目
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当行の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
・財政状態、経営成績
預金につきましては、前年度末比70億11百万円減少し2,285億43百万円となりました。
貸出金につきましては、前年度末比27億67百万円減少し1,879億99百万円となりました。
経常収益は、貸出金利息、有価証券利息配当金、株式等売却益は増加したものの、国債等債券売却益、国債等債券償還益が減少したこと等により、前年度比1億68百万円減少し60億94百万円となりました。貸出金利息は前年度比81百万円増加の43億31百万円となり、8年連続の増加となりました。また、有価証券利息配当金は、好調な株式市況の影響を受け、61百万円増加し7億72百万円となりました。役務取引等収益は55百万円減少し5億71百万円となりました。
経常費用は、その他の役務費用が増加したものの、国債等債券売却損の減少及び株式等償却が発生しなかったこと等により、前年度比5億61百万円減少し46億30百万円となりました。
この結果、経常利益は前年度比3億93百万円増加し14億64百万円となり、当期純利益は69百万円増加し10億37百万円となりました。
・キャッシュ・フローの状況
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動によるキャッシュ・フローは、100億69百万円のマイナスとなりました。これは、主として預金の減少、借用金の減少等によるもので、前年度比53億62百万円減少しました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動によるキャッシュ・フローは、63億31百万円のプラスとなりました。これは、主として有価証券の売却、有価証券の償還等によるもので、前年度比4億95百万円増加しました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動によるキャッシュ・フローは、1億35百万円のマイナスとなりました。これは、主として配当金の支払等によるもので、前年度比0百万円減少しました。
その結果、現金及び現金同等物の当期末残高は、前年度末比38億73百万円減少して172億7百万円となりました。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当行の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、以下の記載における将来に関する事項は、当事業年度の末日現在において判断したものであります。
・経営成績
経常収益は、貸出金利息、有価証券利息配当金、株式等売却益は増加したものの、国債等債券売却益、国債等債券償還益が減少したこと等により、前年度比1億68百万円減少し60億94百万円となりました。
経常費用は、その他の役務費用が増加したものの、国債等債券売却損の減少及び株式等償却が発生しなかったこと等により、前年度比5億61百万円減少し46億30百万円となりました。
この結果、経常利益は前年度比3億93百万円増加し14億64百万円となり、当期純利益は69百万円増加し10億37百万円となりました。
当行は、2024年4月よりスタートした「第十四次中期経営計画」(2024年4月から2027年3月までの3ヵ年計画)の基本方針に、「お客さまに寄り添いながら積極的な資金供給を行う」「お客さまに満足していただけるサービスの提供を行う」「お客さまのライフステージに応じたきめ細かい対応を行う」を掲げ、「お客さまのために”気づき!考え!行動する!”銀行」を目指す姿とし、最終年度の経営指標として以下の目標に取り組んでいます。今後も厳しい金融環境が続くと思われますが、訪問活動に重点を置いた営業活動をとおして、金融仲介機能と課題解決機能を十分に発揮し、地域経済の活性化に貢献いたします。また、お客さまや地域に信頼され、当行の目指す銀行像である「お客さまのために”気づき!考え!行動する!”銀行」を目指してまいります。
項 目目標とする経営指標
(第十四次中期経営計画)
2024年3月末
実 績
貸出金残高2,330億円1,879億円
預金残高2,848億円2,285億円
コア業務純益25億円14億円
従業員数240人259人
女性管理職割合30%程度14.8%
不良債権比率2.1%3.6%
修正OHR56.3%69.7%

また、2021年4月から2024年3月(3年間)の期間において取り組んだ前中期経営計画最終年度の結果については以下の通りとなりました。
項 目第十三次経営計画
最終目標
2024年3月末
実績
貸出金残高1,819億円1,879億円
預金残高2,530億円2,285億円
貸出金利息40億円43億円
コア業務純益9億円14億円
事業性融資取引先数6,500先6,238先
修正OHR79.1%69.7%
本業利益275百万円653百万円

新型コロナウイルス感染症の拡大という未曽有の危機の中、お客さまに寄り添い、第十三次中期経営計画の目指す姿である「地域に根ざした面倒見の良い銀行」を実践した結果、大部分の項目で目標を達成することができました。
・財政状態
当事業年度末の主要勘定残高につきましては、預金は、前事業年度末比70億11百万円減少し2,285億43百万円となりました。
貸出金につきましては、前事業年度末比27億67百万円減少し1,879億99百万円となりました。
当事業年度末における資産につきましては、有価証券及び現金預け金の減少等により前事業年度末比94億59百万円減少し2,548億39百万円となりました。
負債につきましては、預金及び借用金の減少等により前事業年度末比124億88百万円減少し2,364億75百万円となりました。
純資産につきましては、前事業年度末比30億29百万円増加し183億64百万円となりました。
・キャッシュ・フローの状況
当事業年度において営業活動によるキャッシュ・フローは、100億69百万円のマイナスとなりました。これは、主として預金の減少、借用金の減少等によるもので、前年度比53億62百万円減少しました。
当事業年度において投資活動によるキャッシュ・フローは、63億31百万円のプラスとなりました。これは、主として有価証券の売却、有価証券の償還等によるもので、前年度比4億95百万円増加しました。
当事業年度において財務活動によるキャッシュ・フローは、1億35百万円のマイナスとなりました。これは、主として配当金の支払等によるもので、前年度比0百万円減少しました。
その結果、現金及び現金同等物の当期末残高は、前年度末比38億73百万円減少して172億7百万円となりました。
・重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当行の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 2 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。
(参考)
(1) 国内・国際業務部門別収支
(経営成績の説明)国内業務部門では、資金運用収支は前年同期比1億61百万円増加して50億83百万円となり、役務取引等収支は前年同期比97百万円減少して△2億41百万円、その他業務収支は前年同期比1億10百万円増加して△53百万円となりました。
国際業務部門では、資金運用収支は前年同期比1百万円減少して29百万円となりました。
種類期別国内業務部門国際業務部門合計
金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)
資金運用収支前事業年度4,921304,952
当事業年度5,083295,112
うち資金運用収益前事業年度4,957304,988
当事業年度5,101295,130
うち資金調達費用前事業年度3535
当事業年度1717
役務取引等収支前事業年度△144△144
当事業年度△241△241
うち役務取引等収益前事業年度626626
当事業年度571571
うち役務取引等費用前事業年度770770
当事業年度813813
その他業務収支前事業年度△163△163
当事業年度△53△53
うちその他業務収益前事業年度425425
当事業年度8787
うちその他業務費用前事業年度589589
当事業年度140140

(注) 「国内業務部門」とは円建取引、「国際業務部門」とは外貨建取引であります。
(2) 国内・国際業務部門別資金運用/調達の状況
(経営成績の説明)国内業務部門の資金運用勘定は、平均残高は前年同期比116億16百万円減少し2,479億71百万円、利回りは前年同期比0.15ポイント上昇し2.05%となりました。資金調達勘定は、平均残高は前年同期比148億32百万円減少し2,458億50百万円、利回りは前年同期比0.01ポイント低下し0.00%となりました。
国際業務部門の資金運用勘定は、平均残高は前年同期比1億81百万円減少し29億20百万円、利回りは前年同期比0.00ポイント低下し0.99%となりました。
合計の資金運用勘定は、平均残高は前年同期比117億98百万円減少し2,508億91百万円、利回りは前年同期比0.15ポイント上昇し2.04%となりました。資金調達勘定は、平均残高は前年同期比148億32百万円減少し2,458億50百万円、利回りは前年同期比0.01ポイント低下し0.00%となりました。
① 国内業務部門
種類期別平均残高利息利回り
金額(百万円)金額(百万円)(%)
資金運用勘定前事業年度259,5884,9571.90
当事業年度247,9715,1012.05
うち貸出金前事業年度194,5264,2502.18
当事業年度190,0334,3312.27
うち商品有価証券前事業年度
当事業年度
うち有価証券前事業年度51,4926791.31
当事業年度44,8617431.65
うちコールローン前事業年度
当事業年度
うち預け金前事業年度13,569270.20
当事業年度13,076260.20
資金調達勘定前事業年度260,682350.01
当事業年度245,850170.00
うち預金前事業年度247,927350.01
当事業年度236,748170.00
うち譲渡性預金前事業年度
当事業年度
うちコールマネー前事業年度
当事業年度
うちコマーシャル・
ペーパー
前事業年度
当事業年度
うち借用金前事業年度12,754
当事業年度9,101

(注) 1. 平均残高は、原則として日々の残高に基づいて算出しております。
2. 「国内業務部門」とは円建取引であります。
② 国際業務部門
種類期別平均残高利息利回り
金額(百万円)金額(百万円)(%)
資金運用勘定前事業年度3,101300.99
当事業年度2,920290.99
うち貸出金前事業年度
当事業年度
うち商品有価証券前事業年度
当事業年度
うち有価証券前事業年度3,101300.99
当事業年度2,920290.99
うちコールローン前事業年度
当事業年度
うち預け金前事業年度
当事業年度
資金調達勘定前事業年度
当事業年度
うち預金前事業年度
当事業年度
うち譲渡性預金前事業年度
当事業年度
うちコールマネー前事業年度
当事業年度
うちコマーシャル・
ペーパー
前事業年度
当事業年度
うち借用金前事業年度
当事業年度

(注) 1. 平均残高は、原則として日々の残高に基づいて算出しております。
2. 「国際業務部門」とは外貨建取引であります。
③ 合計
種類期別平均残高利息利回り
金額(百万円)金額(百万円)(%)
資金運用勘定前事業年度262,6894,9881.89
当事業年度250,8915,1302.04
うち貸出金前事業年度194,5264,2502.18
当事業年度190,0334,3312.27
うち商品有価証券前事業年度
当事業年度
うち有価証券前事業年度54,5937101.30
当事業年度47,7817721.61
うちコールローン前事業年度
当事業年度
うち預け金前事業年度13,569270.20
当事業年度13,076260.20
資金調達勘定前事業年度260,682350.01
当事業年度245,850170.00
うち預金前事業年度247,927350.01
当事業年度236,748170.00
うち譲渡性預金前事業年度
当事業年度
うちコールマネー前事業年度
当事業年度
うちコマーシャル・
ペーパー
前事業年度
当事業年度
うち借用金前事業年度12,754
当事業年度9,101


(3) 国内・国際業務部門別役務取引の状況
(経営成績の説明)国内業務部門では、役務取引等収益は保険窓販手数料の減少等により前年同期比55百万円減少し5億71百万円となりました。役務取引等費用は支払保証料等の増加により前年同期比42百万円増加して8億13百万円となりました。
国際業務部門では、該当事項はありません。
種類期別国内業務部門国際業務部門合計
金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)
役務取引等収益前事業年度626626
当事業年度571571
うち預金・貸出業務前事業年度238238
当事業年度197197
うち為替業務前事業年度181181
当事業年度181181
うち証券関連業務前事業年度5757
当事業年度6363
うち代理業務前事業年度133133
当事業年度113113
うち保護預り・
貸金庫業務
前事業年度11
当事業年度11
うち保証業務前事業年度1212
当事業年度1414
役務取引等費用前事業年度770770
当事業年度813813
うち為替業務前事業年度1212
当事業年度1212

(注) 「国内業務部門」とは円建取引であります。「国際業務部門」とは外貨建取引で、該当はありません。
(4) 国内・国際業務部門別預金残高の状況
○ 預金の種類別残高(末残)
種類期別国内業務部門国際業務部門合計
金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)
預金合計前事業年度235,555235,555
当事業年度228,543228,543
うち流動性預金前事業年度133,220133,220
当事業年度136,247136,247
うち定期性預金前事業年度101,989101,989
当事業年度91,86691,866
うちその他前事業年度344344
当事業年度429429
譲渡性預金前事業年度
当事業年度
総合計前事業年度235,555235,555
当事業年度228,543228,543

(注) 1. 「国内業務部門」とは円建取引であります。「国際業務部門」とは外貨建取引で、該当はありません。
2. 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
3. 定期性預金=定期預金+定期積金
(5) 国内・国際業務部門別貸出金残高の状況
① 業種別貸出状況(末残・構成比)
業種別前事業年度当事業年度
金 額 (百万円)構成比(%)金 額 (百万円)構成比(%)
国内業務部門190,766100.00187,999100.00
製造業6,9003.626,0493.22
農業,林業8490.451,0010.53
漁業470.02380.02
鉱業,採石業,砂利採取業860.05420.02
建設業15,5628.1615,3498.17
電気・ガス・熱供給・水道業14,1787.4312,3916.59
情報通信業5380.286680.36
運輸業,郵便業3,8522.023,5881.91
卸売業,小売業12,9206.7711,9086.33
金融業,保険業2,0591.082,3631.26
不動産業,物品賃貸業55,24628.9660,00531.92
各種サービス業31,85116.7030,46416.20
地方公共団体7,9064.145,6092.98
その他38,76420.3238,51820.49
国際業務部門
製造業
農業,林業
漁業
鉱業,採石業,砂利採取業
建設業
電気・ガス・熱供給・水道業
情報通信業
運輸業,郵便業
卸売業,小売業
金融業,保険業
不動産業,物品賃貸業
各種サービス業
地方公共団体
その他
合計190,766187,999

(注) 「国内業務部門」とは円建取引であります。「国際業務部門」とは外貨建取引で、該当はありません。
② 外国政府等向け債権残高(国別)
該当事項はありません。
(6) 国内・国際業務部門別有価証券の状況
○ 有価証券残高(末残)
種類期別国内業務部門国際業務部門合計
金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)
国債前事業年度2,1672,167
当事業年度3,0253,025
地方債前事業年度5,9745,974
当事業年度1,8981,898
社債前事業年度22,27022,270
当事業年度21,01421,014
株式前事業年度7,6897,689
当事業年度9,4459,445
その他の証券前事業年度10,9993,12914,128
当事業年度11,1332,50213,636
合計前事業年度49,1003,12952,229
当事業年度46,5182,50249,020

(注) 1. 「国内業務部門」とは円建取引、「国際業務部門」とは外貨建取引であります。
2. 「その他の証券」には、外国債券を含んでおります。
(自己資本比率の状況)
(参考)
自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(2006年金融庁告示第19号。)に定められた算式に基づき算出しております。
なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用しております。
単体自己資本比率(国内基準)
(単位:億円、%)
2024年3月31日
1.自己資本比率(2/3)9.32
2.単体における自己資本の額159
3.リスク・アセットの額1,711
4.単体総所要自己資本額68


(資産の査定)
(参考)
資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(1998年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(1948年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。
なお、区分対象となる社債のうち、「その他有価証券」目的で保有しているものは、時価(貸借対照表計上額)で区分されております。
1. 破産更生債権及びこれらに準ずる債権
破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。
2. 危険債権
危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。
3. 要管理債権
要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。
4. 正常債権
正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。
資産の査定の額
債権の区分2023年3月31日2024年3月31日
金額(億円)金額(億円)
破産更生債権及びこれらに準ずる債権99
危険債権5253
要管理債権145
正常債権1,8531,840

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