有価証券報告書-第82期(2024/04/01-2025/03/31)
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
(注1)評価性引当額の主な増加要因は次のとおりです。米国会計基準を適用している海外連結子会社において、貸付金等に係る予想信用損失引当金の積み増しを行いましたが、これに係る将来減算一時差異の解消見込年度のスケジューリングは行わず、当該将来減算一時差異に係る繰延税金資産を計上しないこととしたことによるものです。
(注2)税務上の繰越欠損金およびその繰延税金資産の繰越期限別の金額
(※)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額です。
(※)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額です。
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
3.法人税及び地方法人税の会計処理またはこれらに関する税効果会計の会計処理
当社および一部の国内連結子会社は、グループ通算制度を適用しており、「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第42号 2021年8月12日)にしたがって、法人税及び地方法人税の会計処理またはこれらに関する税効果会計の会計処理ならびに開示を行っています。
4.法人税等の税率の変更による繰延税金資産および繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」(令和7年法律第13号)が2025年3月31日に成立し、2026年4月1日以後開始する連結会計年度より、「防衛特別法人税」の課税が行われることとなりました。
これに伴い、2026年4月1日以後に開始する連結会計年度に解消が見込まれる一時差異等に係る繰延税金資産および繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は従来の27.9%から28.9%となります。
この税率変更により、繰延税金負債(繰延税金資産を控除した金額)は2,409百万円減少し、その他有価証券評価差額金は14,529百万円減少しています。また、税金等調整前当期純利益は1,858百万円減少し、当期純利益は14,614百万円増加しています。
1.繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (2024年3月31日) | 当連結会計年度 (2025年3月31日) | |
| 繰延税金資産 | ||
| 責任準備金等 | 364,219 | 383,453 |
| 支払備金 | 94,735 | 121,274 |
| その他有価証券評価差額金 | 61,873 | 82,854 |
| 退職給付に係る負債 | 63,233 | 60,998 |
| 有価証券評価損 | 40,023 | 39,325 |
| 価格変動準備金 | 31,852 | 34,813 |
| 税務上の繰越欠損金(注2) | 18,118 | 29,617 |
| その他 | 146,021 | 183,921 |
| 繰延税金資産小計 | 820,077 | 936,259 |
| 税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注2) | △7,702 | △20,080 |
| 将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 | △102,889 | △137,339 |
| 評価性引当額小計(注1) | △110,591 | △157,419 |
| 繰延税金資産合計 | 709,485 | 778,839 |
| 繰延税金負債 | ||
| その他有価証券評価差額金 | △872,759 | △522,913 |
| 連結子会社時価評価差額金 | △112,421 | △114,828 |
| その他 | △141,976 | △196,124 |
| 繰延税金負債合計 | △1,127,157 | △833,865 |
| 繰延税金資産(負債)の純額 | △417,672 | △55,026 |
(注1)評価性引当額の主な増加要因は次のとおりです。米国会計基準を適用している海外連結子会社において、貸付金等に係る予想信用損失引当金の積み増しを行いましたが、これに係る将来減算一時差異の解消見込年度のスケジューリングは行わず、当該将来減算一時差異に係る繰延税金資産を計上しないこととしたことによるものです。
(注2)税務上の繰越欠損金およびその繰延税金資産の繰越期限別の金額
| 前連結会計年度(2024年3月31日) | (単位:百万円) | ||||||
| 1年以内 | 1年超 2年以内 | 2年超 3年以内 | 3年超 4年以内 | 4年超 5年以内 | 5年超 | 合計 | |
| 税務上の繰越欠損金(※) | 174 | 55 | 84 | 111 | 2,413 | 15,279 | 18,118 |
| 評価性引当額 | △105 | △55 | △84 | △111 | △2,413 | △4,932 | △7,702 |
| 繰延税金資産 | 69 | - | - | - | - | 10,346 | 10,415 |
(※)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額です。
| 当連結会計年度(2025年3月31日) | (単位:百万円) | ||||||
| 1年以内 | 1年超 2年以内 | 2年超 3年以内 | 3年超 4年以内 | 4年超 5年以内 | 5年超 | 合計 | |
| 税務上の繰越欠損金(※) | 217 | 163 | 165 | 3,708 | 2,982 | 22,379 | 29,617 |
| 評価性引当額 | △186 | △163 | △165 | △3,708 | △2,982 | △12,873 | △20,080 |
| 繰延税金資産 | 31 | - | - | - | - | 9,505 | 9,537 |
(※)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額です。
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
| (単位:%) | ||
| 前連結会計年度 (2024年3月31日) | 当連結会計年度 (2025年3月31日) | |
| 国内の法定実効税率 | 27.9 | 27.9 |
| (調整) | ||
| 受取配当金等永久に益金に算入されない項目 | △12.7 | △2.9 |
| 交際費等永久に損金に算入されない項目 | 1.3 | 0.8 |
| 連結子会社等に適用される税率の影響 | △3.7 | △3.2 |
| 持分法適用会社損益の影響 | △0.3 | △0.0 |
| のれん及び負ののれんの償却 | 3.1 | 1.8 |
| 評価性引当額の増減 | △0.5 | 3.4 |
| その他 | 2.3 | △0.5 |
| 税効果会計適用後の法人税等の負担率 | 17.2 | 27.2 |
3.法人税及び地方法人税の会計処理またはこれらに関する税効果会計の会計処理
当社および一部の国内連結子会社は、グループ通算制度を適用しており、「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第42号 2021年8月12日)にしたがって、法人税及び地方法人税の会計処理またはこれらに関する税効果会計の会計処理ならびに開示を行っています。
4.法人税等の税率の変更による繰延税金資産および繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」(令和7年法律第13号)が2025年3月31日に成立し、2026年4月1日以後開始する連結会計年度より、「防衛特別法人税」の課税が行われることとなりました。
これに伴い、2026年4月1日以後に開始する連結会計年度に解消が見込まれる一時差異等に係る繰延税金資産および繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は従来の27.9%から28.9%となります。
この税率変更により、繰延税金負債(繰延税金資産を控除した金額)は2,409百万円減少し、その他有価証券評価差額金は14,529百万円減少しています。また、税金等調整前当期純利益は1,858百万円減少し、当期純利益は14,614百万円増加しています。