半期報告書-第158期(令和4年4月1日-令和5年3月31日)

【提出】
2022/12/28 9:29
【資料】
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【項目】
87項目

対処すべき課題

業況は回復傾向にあるものの、コロナ禍前の水準には遠く及ばない状況にあり、感染拡大の第8波、善光寺御開帳の反動減などの懸念を踏まえ、厳しい事業環境は依然続くものと認識しております。一方で、行動制限の緩和やマスク着用基準の見直しなど、ウィズコロナにおける対策や人々の意識も大きく変わってきております。
これらの環境変化に敏感に対応し、当期からの第6次中期経営計画に掲げたグループ長期経営ビジョン「お客さまのため」「地域のため」「従業員のため」のもと、持続的かつ中長期的な成長を果たすための施策を着実に推し進め、コロナ禍を勝ち抜いていくとともに、従業員一人ひとりが自覚を持ってSDGsの達成に向けて取り組んでまいります。
各セグメントの対処すべき課題は次のとおりです。
モビリティでは、全国旅行支援やインバウンド回復に期待した事業展開と更なる経費削減を進め、利益の改善に注力してまいります。
Lifeでは、介護施設「デイトレセンター リヴァール長野」の運営安定化をはじめ、各事業で拡販を推し進め、利益確保に繋げてまいります。
まちづくりでは、分譲販売に向けた新規用地の取得、来期も見据えた建設工事の受注、空きテナントの入居に向けた取り組みを強化してまいります。
観光では、ホテル事業・ハイウェイオアシス事業で感染防止対策のうえ、旅行・インバウンド需要を捉えた集客策を展開して好調を維持していく一方、低迷している旅行業は初期目標との乖離からの改善に注力してまいります。