半期報告書-第102期(2024/04/01-2025/03/31)

【提出】
2024/12/24 15:18
【資料】
PDFをみる
【項目】
91項目
(1)経営成績等の状況の概要
当中間連結会計期間における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による経済社会活動への制約がほぼ解消した中、コロナ禍からの経済正常化の動きが加速し、対面型サービスを中心に回復が見られました。しかしながら、物価上昇による消費マインドの鈍化や人手不足による供給制約、海外経済の減速など、景気の下振れ要因も多く、依然として厳しい状況は続いております。
当社グループにおきましても、コロナ禍からの経済社会活動正常化の動きの中で、需要回復は見られてはいるものの、物価上昇による収益圧迫や人手不足による機会損失などでコロナ禍前の水準にはまだまだ戻っておらず、加えて、現在は金利上昇局面に入ってきており、引き続き厳しい状況が続いております。
このような経営環境の下、当中間連結会計期間の財政状態及び経営成績は次のとおりとなりました。
a.財政状態
当中間連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ8億1千1百万円減少し、203億4千8百万円となりました。
当中間連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ7億5千5百万円減少し、119億4千3百万円となりました。
当中間連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ5千5百万円減少し、84億5百万円となりました。
b.経営成績
当中間連結会計期間の売上高は54億9千8百万円(前年同期比5.8%増)で、前中間連結会計期間に比べ3億1百万円の増収となりました。営業損失は3千6百万円(前中間連結会計期間は営業損失1億7千4百万円)の計上となり、前中間連結会計期間に比べ1億3千7百万円良化しました。営業外収益では路線バス運行補助金や助成金収入等、合計1億7千8百万円を計上し、営業外費用では支払利息等、合計6千7百万円を計上した結果、経常利益は7千4百万円(前年同期比535.4%増)となりました。特別利益では補助金収入等、合計2千万円を計上し、特別損失では固定資産除却損8百万円を計上したため、税金等調整前中間純利益は8千6百万円(前中間連結会計期間は税金等調整前中間純損失4千3百万円)となり、親会社株主に帰属する中間純損失は7千1百万円(前中間連結会計期間は親会社株主に帰属する中間純損失1億4千9百万円)となりました。
事業の種類別セグメントの経営成績は、次のとおりであります。
(一般旅客自動車運送事業)
乗合バス事業では、4月より、昨今の物価高騰に伴い16年ぶりに一般路線バスの運賃改定を行いました。久方ぶりの運賃改定で影響が懸念されましたが、通勤通学利用客を含めた一般路線バス利用者は堅調に推移しております。一方、山形仙台間の高速バスでは、新しい生活様式の普及もあってか、今一つコロナ前の水準に戻り切れていない状況が続いております。貸切バス事業では、イベントや催事などにより需要は回復しており、乗務員不足の中ではありますが、連携を取りながら需要の取り込みを図りました。ハイヤー・タクシー事業においては、乗務員不足の深刻化に加え、夜間需要が回復しておらず、非常に厳しい状況が続きました。売上高は17億1千4百万円となり、前中間連結会計間に比べ1億5千4百万円増加(前年同期比9.8%増)し、営業損失は2億3千万円で、前中間連結会計期間に比べ8千万円良化しました。
(索道事業)
当中間連結会計期間は、通常4月から7月まで営業を行う月山スキー場では、少雪等の影響で雪解けが早く、6月9日でスキー場営業を終了させ、その後7月からの夏山リフトへ向けた架け替え工事に合わせ、かねてから懸案事項であったリフトの索条交換及び減速機更新工事を行うため、18日間の運休期間をとりました。また、蔵王中央ロープウェイでは、7月の大雨や台風、週末の悪天候による影響で、ロープウェイの利用者は減少しました。売上高は1億5千8百万円となり、前中間連結会計期間に比べ7百万円減少(前年同期比4.2%減)し、営業損失は1億2千8百万円となり、前中間連結会計期間に比べ2千万円悪化しました。
(旅館業)
当中間連結会計期間は、蔵王坊平地区にある蔵王ライザワールドでは、7月の大雨や8月の大型台風の影響でキャンセルや宿泊日数の短縮等が発生しました。売上高は7千6百万円となり、前中間連結会計期間に比べ1百万円減少(前年同期比2.4%減)し、営業利益は2百万円となり、前中間連結会計期間に比べ5百万円減少しました。
(不動産業)
当中間連結会計期間は、前期には分譲地販売が2区画ありましたが、当期は販売実績がなく、売上高は5億7百万円となり、前中間連結会計期間に比べ2千万円減少(前年同期比3.8%減)しましたが、営業費削減などによって、営業利益は2億2千6百万円となり、前中間連結会計期間に比べ1千1百万円増加しました。
(旅行業)
当中間連結会計期間は、学校の修学旅行や法人の研修旅行が順調に受注できたことに加え、チラシ折り込み等で参加者を募集する募集型企画旅行が好調に推移しました。売上高は1億1千8百万円となり、前中間連結会計期間に比べ2千6百万円増加(前年同期比29.0%増)し、営業利益は6百万円となり、前中間連結会計期間の営業損失1千万円から1千7百万円良化しました。
(スポーツ施設業)
当中間連結会計期間は、蔵王ゴルフでは、3月の予想外の降雪によりオープン日が大幅に遅れ、3月は3日間のみの営業となりました。その後は入場者数も順調に推移し、ゴルフコンペも回復してきております。売上高は4億8百万円となり、前中間連結会計期間に比べ1千1百万円増加(前年同期比3.0%増)し、営業損失は5百万円で、前中間連結会計期間に比べ9百万円良化しました。
(各種商品小売業)
当中間連結会計期間は、富士フイルムBI山形㈱では、印刷会社向けの大型機械販売など、機械売上及び関連商品売上にて大型商談を多数獲得でき、好調に推移しました。売上高は20億1千万円となり、前中間連結会計期間に比べ5千9百万円増加(前年同期比3.0%増)しましたが、営業利益は4千7百万円で、前中間連結会計期間に比べ3百万円減少しました。
(自動車整備事業)
当中間連結会計期間は、車検等の受注が減少したものの、圧雪車整備の受注が増加したため、売上高は6千1百万円となり、前中間連結会計期間に比べ6百万円増加(前年同期比12.4%増)しましたが、営業損失は1千1百万円となり、前中間連結会計期間に比べ2百万円悪化しました。
(その他の事業)
その他の事業の主要となる遊園地事業では、楽しく魅力ある空間づくりのため、さまざまなイベントを実施し集客を図りました。最繁忙期であるゴールデンウィークや8月の夏休み期間等の来場者数は前年を超過したものの、コロナ前の水準の6~7割と大変厳しい状況となっております。
なお、当期より新たに山形県寒河江市に誕生した屋内型児童遊戯施設「クラッピンサガエ」の受託運営がスタートし、その他の事業として計上しております。
その他の事業全体の売上高は4億4千1百万円となり、前中間連結会計期間に比べ7千1百万円増加(前年同期比19.3%増)し、営業利益は5千3百万円で、前中間連結会計期間に比べ4千4百万円増加しました。
②キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ7億8千7百万円減少し、22億7千8百万円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における営業活動による資金の増加は、2億6千万円(前中間連結会計期間は9千9百万円の増加)となりました。これは主として、税金等調整前中間純利益8千6百万円、減価償却費4億2千6百万円及び棚卸資産の減少額1億3百万円により増加し、前受金の減少等によるその他流動負債の減少額1億9千5百万円及び仕入債務の減少額1億4千9百万円により減少したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における投資活動による資金の減少は、3億4千3百万円(前中間連結会計期間は3億9千6百万円の減少)となりました。これは主として、投資有価証券の償還による収入1億円等があったものの、固定資産の取得による支出2億3千5百万円及び投資有価証券の取得による支出2億円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における財務活動による資金の減少は、7億4百万円(前中間連結会計期間は5億5千7百万円の減少)となりました。これは主として、長期借入れによる収入2億5千万円等があったものの、長期借入金の返済による支出4億4千5百万円、短期借入金の純減額3億5千万円及びファイナンス・リース債務の返済による支出1億3千5百万円等によるものであります。

③生産、受注及び販売の実績
販売実績
当中間連結会計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当中間連結会計期間
(自 2024年4月1日
至 2024年9月30日)
前年同期比(%)
一般旅客自動車運送事業(千円)1,714,690109.8
索道事業(千円)158,59495.7
旅館業(千円)76,07097.5
不動産業(千円)507,52496.1
旅行業(千円)118,786129.0
スポーツ施設業(千円)408,958103.0
各種商品小売業(千円)2,010,147103.0
自動車整備事業(千円)61,791112.4
その他の事業(千円)441,591119.3
合計(千円)5,498,154105.8

(注)金額は販売価格によっており、セグメント間取引については相殺消去しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの中間連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この中間連結財務諸表の作成にあたって、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断していますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの中間連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5経理の状況 1中間連結財務諸表等 (1)中間連結財務諸表 注記事項 中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
②当中間連結会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状況の分析
(流動資産)
当中間連結会計期間末における流動資産は49億9千7百万円(前連結会計年度末57億4千1百万円)となり、7億4千4百万円減少しました。これは主として、有価証券が1億円増加したものの、現金及び預金が7億8千4百万円及び棚卸資産が1億3百万円それぞれ減少したことによるものであります。
(固定資産)
当中間連結会計期間末における固定資産は153億5千1百万円(前連結会計年度末154億1千8百万円)となり、6千7百万円減少しました。これは主として、機械装置及び運搬具が6千6百万円及びリース資産が1億6百万円それぞれ増加したものの、建物及び構築物が1億2千1百万円、投資有価証券が5千8百万円及び繰延税金資産が4千3百万円それぞれ減少したことによるものであります。
(流動負債)
当中間連結会計期間末における流動負債は69億4千2百万円(前連結会計年度末76億6千4百万円)となり、7億2千1百万円減少しました。これは主として、短期借入金が3億8千8百万円、支払手形及び買掛金が1億6千5百万円及び流動負債その他が前受金の減少等により1億6千7百万円それぞれ減少したことによるものであります。
(固定負債)
当中間連結会計期間末における固定負債は50億円(前連結会計年度末50億3千4百万円)となり、3千3百万円減少しました。これは主として、リース債務が1億9百万円増加したものの、長期借入金が1億5千7百万円減少したことによるものであります。
(純資産合計)
当中間連結会計期間末における純資産合計は84億5百万円(前連結会計年度末84億6千1百万円)となり、5千5百万円減少しました。これは主として、非支配株主持分が5千9百万円増加したものの、親会社株主に帰属する中間純損失の計上等により利益剰余金が9千2百万円減少したことによるものであります。
b.経営成績の分析
当社グループの当中間連結会計期間の経営成績は、昨年の5月に新型コロナウイルス感染症が感染症法上の5類に変更されて以降、経済社会活動への制約がほぼ解消され、一般旅客自動車運送事業や観光業等の事業では、需要回復の動きが続いております。しかしながら、ハイヤー・タクシー事業では、乗務員不足に加え、夜間需要が回復しておらず、大変厳しい状況となっております。そのような中、売上高は54億9千8百万円(前年同期比5.8%増)となり、前中間連結会計期間に比べ3億1百万円の増収となりました。営業損失は3千6百万円(前中間連結会計期間は営業損失1億7千4百万円)となり、1億3千7百万円良化しております。
なお、セグメントごとの経営成績については、「第2事業の状況 3経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 b.経営成績」に記載のとおりであります。
営業外収益は、路線バス運行補助金や助成金収入等、合計1億7千8百万円を計上し、支払利息等の営業外費用6千7百万円を差し引いた結果、経常利益は7千4百万円(前年同期比535.4%増)となり、6千2百万円増加しております。
特別利益では、補助金収入等、合計2千万円を計上し、特別損失では固定資産除却損8百万円を計上した結果、税金等調整前中間純利益は8千6百万円(前中間連結会計期間は税金等調整前中間純損失4千3百万円)となり、これより法人税等、非支配株主に帰属する中間純利益を差し引いた結果、親会社株主に帰属する中間純損失は7千1百万円(前中間連結会計期間は親会社株主に帰属する中間純損失1億4千9百万円)となり、7千8百万円良化しました。
c.資本の財源及び資金の流動性についての分析
(キャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2事業の状況 3経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(資本の財源及び資金の流動性)
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品販売における売上原価、人件費及び燃料油脂費などの営業費用並びに法人税等の支払によるものであります。投資資金需要の主なものは、設備投資等によるものであります。
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。
なお、当中間連結会計期間末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は82億4千1百万円となっております。また、当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は22億7千8百万円となっております。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。