半期報告書-第22期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2019/12/20 10:43
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【項目】
95項目
当中間連結会計期間における当連結グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要、及び経営者の視点による分析・検討内容は次のとおりです。
なお、文中における将来に関する事項は、当中間連結会計期間末現在において判断したものです。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当連結グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されています。この連結財務諸表の作成にあたって、必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しています。詳細につきましては、「第5 経理の状況 1. 中間連結財務諸表等 (1)中間連結財務諸表 注記事項(中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4.会計方針に関する事項」に記載のとおりです。
(2) 財政状態及び経営成績の状況及び経営者の視点による分析・検討内容
当中間連結会計期間における我が国の経済は、米中貿易摩擦や英国のEU離脱等もあり輸出や生産の一部に弱さが見られたものの、企業収益は高い水準で底堅く推移し、雇用・所得環境の改善により個人消費の持ち直しが続く等、回復基調が続きました。
中部地方においては、輸出、設備投資及び個人消費がいずれも増加傾向にあるなか、生産も増加基調にあり、労働需給が引き締まっているほか、雇用者所得は改善を続けています。
また、空港事業において重要な訪日外国人需要については、全国的に韓国からの訪日外客数が減少しているものの全体としては増加傾向にあります。
このような情勢のなか、セントレアグループは、「セントレアグループ中期経営戦略」(2015年度~2019年度)の最終年度において「セントレアグループビジョン2027」に基づき、役員及び従業員が一丸となって各戦略の実現に向けて取り組んでまいりました。
特に、今期においては「第2ターミナル」が9月20日にオープンし、LCC各社が順次移転しており、空港島南側地区は、昨年10月にオープンしました「FLIGHT OF DREAMS」及び本年8月にオープンしました愛知県国際展示場「Aichi Sky Expo」とともに新たな賑わいの場となっております。
以上の結果、当中間連結会計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
① 財政状態
当中間連結会計期間末における資産の合計は464,220百万円、負債合計は351,860百万円、純資産合計は112,360百万円となりました。
流動資産は、現金及び預金の減少等により前連結会計年度末に比べ5,748百万円減少の25,633百万円となりました。固定資産は、減価償却による減少を上回る設備投資を行ったこと等により、前連結会計年度末に比べ11,888百万円増加し、438,300百万円となりました。資産合計は、前連結会計年度末に比べ6,108百万円増加し、464,220百万円となりました。
負債は前連結会計年度末に比べて2,237百万円増加し、351,860百万円となりました。借入金の返済等により、有利子負債は前連結会計年度末に比べ169百万円減少しています。
純資産の合計は、親会社株主に帰属する中間純利益の計上で利益剰余金が3,834百万円増加したこと等により3,870百万円増加し、112,360百万円となりました。
② 経営成績
当中間連結会計期間における当連結グループの売上高は前年同期比10.8%増の35,982百万円、営業利益は前年同期比0.3%減の5,967百万円、経常利益は前年同期比6.2%増の5,924百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は前年同期比0.5%増の3,834百万円となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりです。なお、セグメント間の取引については、相殺消去しています。
(空港事業)
空港事業につきましては、天津航空の天津線及び山東航空の青島線・済南線を始めとした新規就航等により中国・東南アジア・台湾方面を中心に航空ネットワークの拡大に努めてまいりました。また、セントレアに拠点を置く航空会社であるエアアジア・ジャパン及びジェットスター・ジャパンともに「第2ターミナル」へ移転し、さらに、エアアジア・ジャパンにおいては仙台線が新たに運航を開始しております。また、北海道の皆様を対象とした「セントレア道民割キャンペーン」、セントレアから国内線が就航している各方面へ向けた利用促進キャンペーン、及び中部地方の観光資源「サムライ・ニンジャ」で空港を演出する一大キャンペーン等の活動を実施いたしました。
運用面につきましては、従来の航空機事故図上シミュレーション訓練及び防災訓練並びに安全教育のほか、初の実施となりますA2‐BCPに基づく大規模自然災害対応訓練等により関係事業者と連携して安全・安心な空港運営に注力するとともに、国際線保安検査場の拡張及びスマートレーン導入等により、拡大する需要に対応いたしました。さらに、Webサイトの全面リニューアルにより、スマートフォンによる情報発信環境の向上に取り組みました。
これにより、当期の国際線旅客数は約352万人(前年同期比115.8%)、国内線旅客数は約346万人(同109.6%)、国際貨物取扱量は約8.7万トン(同88.6%)、航空機の発着回数は国際線が約2.5万回(同126.2%)、国内線が約3.3万回(同106.3%)となりました。
また、2019年9月30日現在の国際線の就航便数は、旅客便が441便/週(同132.4%)、貨物便が29便/週(同145.0%)、国内線旅客便が92便/日(同103.4%)となりました。
以上の結果、空港事業の売上高は15,726百万円(前年同期比108.2%)、営業利益は2,615百万円(同108.3%)となりました。セグメント資産は、減価償却による減少を上回る設備投資を行ったこと等から、前連結会計年度末に比べ8,870百万円増加し、382,817百万円となりました。
当連結会計年度下期の主な取組につきましては、地域や関係者と一体となった取組をさらに強化し、北米西海岸などのいわゆる空白地域の解消や、中長期的に一層の拡大が見込まれるアジア路線の取り込みを推進し、航空ネットワークの拡大に取り組みます。また、日本人アウトバウンドの需要喚起や、地方自治体と連携した「昇龍道プロジェクト」を核とした訪日外国人旅客のさらなる拡大に引き続き積極的に取り組み、需要の拡大を図ってまいります。また、拡大する需要に適切に対応できるよう、空港機能の拡充・整備につきましても、時機を逸することなく着実に進めてまいります。
(商業事業)
商業事業につきましては、国際線旅客数が大きく伸びたことと共に、新規需要の一層の取込みに向けて、「Centrair Duty Free コスメ・ファッション店」を開港後初めてリニューアルしたほか、新たなブランドとしてPLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE/BAO BAO ISSEY MIYAKEをオープンいたしました。これらの結果、免税店においては、当期の構内売上高が14,114百万円(前年同期比112.8%)となり過去最高を記録いたしました。免税店以外につきましても、「デリカキッチン」「炭焼牛たん東山」「帆季珈琲テラス」が新たにオープンいたしました。
これらに加えて、旅客数の増加や「FLIGHT OF DREAMS」「Aichi Sky Expo」の効果もあり、ご来場いただいたお客様の総数は7,863千人(前年同期比125.8%)となっております。
以上の結果、商業事業の売上高は18,743百万円(前年同期比113.0%)、営業利益は3,292百万円(同93.6%)となりました。セグメント資産は、減価償却による減少を上回る設備投資を行ったこと等により、前連結会計年度末に比べ2,521百万円増加し、26,340百万円となりました。
当連結会計年度下期の主な取組につきましては、昨年10月にオープンし、既に多くのお客様にご利用いただいている複合商業施設「FLIGHT OF DREAMS」を、さらなる魅力向上や情報発信を通じて新たな賑わいを創出する施設として育ててまいります。さらに、第1ターミナル国際線制限エリア内においては、日本全国の様々な銘酒を取り揃えた専門店「空乃酒蔵」をオープンさせる予定です。また、4階イベントプラザにおいて、昨年好評であったクリスマスマーケットを引き続き開催する等、利便性の向上だけでなく、楽しんでいただける場としての魅力向上にも努めてまいります。

(交通アクセス施設事業)
駐車場につきましては、「第2ターミナル」供用開始に向け整備してまいりましたP3駐車場が7月20日にオープンしたことにより、駐車場容量が拡大し、航空旅客数の増加等とも相俟って、約838千台(前年同期比112.1%)の利用となりました。
以上の結果、交通アクセス施設事業の売上高は1,512百万円(前年同期比111.0%)、営業利益は20百万円(同223.1%)となりました。セグメント資産は、減価償却による減少を上回る設備投資を行ったこと等により、前連結会計年度末に比べ3,304百万円増加し、37,835百万円となりました。
当連結会計年度下期の主な取組につきましては、第2ターミナル南側に1,000台規模の平面駐車場(P4駐車場)を整備し、駐車容量の確保を進めてまいります。
以上より、当中間連結会計期間における経営成績を総括しますと、LCC向けの「第2ターミナル」など、さらなる成長に向けた新たな基盤の整備を進める一方で、航空ネットワークの拡充及び需要拡大に向けた取組の成果や免税店を中心とした商業系収入の拡大により、8期連続の増収を達成したほか、親会社株主に帰属する中間純利益についても5期連続の増益を達成することができました。
当連結グループの経営成績に重要な影響を与える要因等につきましては、「2. 事業等のリスク」に記載のとおりです。
当連結グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、以下の「(3) キャッシュ・フローの状況」のとおりです。なお、主に空港機能の強化や拡充等に繋がる設備投資を進めるため、社債の発行を通じて資金調達を行う予定です。
(3) キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ、9,530百万円減少し、15,431百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、10,385百万円の収入(前中間連結会計期間は10,453百万円の収入)となりました。これは、主に、税金等調整前中間純利益5,516百万円に加え、減価償却費6,217百万円の計上等があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、19,737百万円の支出(前中間連結会計期間は7,703百万円の支出)となりました。これは、主に、有形固定資産の取得によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、179百万円の支出(前中間連結会計期間は176百万円の支出)となりました。これは、主に、借入金の返済によるものです。
(4) 生産、受注及び販売の実績
① 生産実績
該当事項はありません。
② 受注実績
該当事項はありません。
③ 販売実績
当中間連結会計期間における販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりです。
セグメントの名称当中間連結会計期間
(自 2019年4月1日
至 2019年9月30日)
前年同期比(%)
空港(百万円)15,726108.2
商業(百万円)18,743113.0
交通アクセス施設(百万円)1,512111.0
合計(百万円)35,982110.8

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しています。
2.上記の金額には、消費税等は含まれていません。

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