四半期報告書-第147期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)

【提出】
2018/02/13 10:24
【資料】
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【項目】
30項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 業績の状況
当第3四半期連結会計期間末の取付メーター数は、前年同四半期末と比べ1.2%増加し245万5千件となった。当第3四半期連結累計期間のガス販売量は、前年同期と比べ2.5%増加し28億5千6百万m3となった。用途別では、家庭用は同5.6%増加した。業務用は同1.8%増加した。他ガス事業者向け卸供給は同3.4%増加した。LPG販売量は同4.0%増加した。
当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同期比11.0%増加し2,976億3千7百万円となった。売上原価は、原油価格の上昇等を受けて原材料費が増加したことなどにより同23.2%増加し1,898億9千9百万円となった。供給販売費及び一般管理費は、同3.5%減少し939億1千6百万円となった。これらの結果、経常利益は同9.5%減少し162億8千7百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益は、同9.3%減少し116億2千7百万円となった。ガス販売量の増加はあったものの、前年の原料価格の低下に伴う原材料費と売上高の期ズレ差益が、原料価格の上昇により差損に転じたことなどから、当第3四半期連結累計期間は前年同期比で減益となった。
セグメントの業績を示すと、次のとおりである。
①ガス
取付メーター数は、前年同四半期末と比べ1.2%増加し245万5千件となった。ガス販売量は、前年同期比2.5%増の28億5千6百万m3となった。売上高は、前年同期比204億円増の2,046億2千3百万円となった。セグメント利益は、同12億6千4百万円減の113億7千3百万円となった。
②工事及び器具
売上高は、前年同期比8千3百万円増の257億6千8百万円となった。セグメント利益は、同3千1百万円減の2億9百万円となった。
③LPG・その他エネルギー
LPG販売量は、前年同期比4.0%増の32万6千トンとなった。売上高は、前年同期比91億9千万円増の540億1千9百万円となった。セグメント損益は、同15億1千3百万円減の2億8千7百万円の損失となった。
④その他
売上高は、前年同期比11億7千1百万円増の276億9千万円となった。セグメント利益は、同2億2千1百万円増の17億2千5百万円となった。
(2) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は、12億7百万円である。
(3) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、主要な設備に重要な異動はない。
なお、前連結会計年度末において計画中であった四日市工場の発電設備は平成29年10月に完成した。
(注) 本書面に記載の売上高、仕入高等の金額には、消費税等は含まれていない。