有価証券報告書-第61期(平成30年3月1日-平成31年2月28日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりである。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度における我が国の経済は、2018年秋に日経平均株価が24,000円になったが、米国と中国との私的所有権等に係る摩擦で暮れから年初にかけて20,000円を割り込む事態も発生するなど不安定であった。一方、企業での人材不足は更に深刻で外国人の採用を本格的に考える時期に来たようである。また、自然災害は昨年よりも更に厳しく、豪雨や地震災害が経済に影響を与えた。
当ゴルフ場では、3月の30cmの積雪及び5月の過去最悪の12日の悪天候、8月の11日の悪天候、9月の今まで経験したことないような18日の悪天候などで、稼ぎ時がことごとく悪天候になってしまった。悪天候の内容では、3月から12月間で濃霧の日が55日で昨年よりも16日、平成24年よりも36日多く過去最悪であった。
設備投資としては、擬木による柵を花壇の後ろに作り安全を確保した。また、GPSゴルフカートナビゲーションを入れたところ、大変好評であった。懸案の3番及び8番のティーインググラウンドに芝草保護シートを導入した。グリーンの改修では、昨年砂入れをした3面は種を蒔き順調に育っている。1グリーン化した2番及び13番のグリーンは本格的に使い始めた。別荘関連では、老朽化した消火栓の取り換え及び新規街路灯の設置を行った。仲介事業及びサービス事業が好調に推移したので、昨年に続き予想を上回る成績が残せた。
以上の結果、営業収益は前年同期比3,759千円(前年同期比1.2%)減少の311,385千円となった。一方、営業費用は4,337千円(前年同期比1.3%)増加の341,969千円となったため、営業損益は前年同期の22,487千円の営業損失から8,096千円悪化し、30,584千円の営業損失となった。営業外収益は前年同期比4,440千円(前年同期比40.1%)減少の6,632千円で、営業外費用が88千円(前年同期比41.2%)減少の126千円だったため、経常損益は前年同期から12,448千円(前年同期比107.0%)悪化の24,078千円の経常損失となった。当期純損益は、8,051千円悪化し17,613千円の当期純損失となった。
セグメントごとの経営成績は次のとおりである。
1.ゴルフ場事業は来場者数が前年同期比859名減少の20,895名、ゴルフ場売上は前年同期比12,963千円の減少の168,982千円で、年会費収入は前年同期比2,523千円減少の60,423千円、会員登録料収入は前年同期比947千円減少の5,383千円となった。その結果、ゴルフ場事業収益は前年同期比16,435千円減少の234,788千円となった。セグメント損益は、前年同期比11,237千円悪化の22,101千円のセグメント損失となった。
2.転貸事業は、別荘管理収入が前年同期比12,676千円増加の76,596千円となり、別荘管理費が10,166千円増加したことにより、セグメント損益は前年同期比2,510千円増加の18,124千円のセグメント利益となった。
なお、上記金額には消費税等は含まれていない。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前年同期比8,403千円減少の63,549千円となった。
また、当事業年度における各キャッシュ・フローは次のとおりである。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果、増加した資金は16,335千円(前年同期は、27,298千円の増加)となった。これは主に税引前当期純損失24,078千円、ゴルフ場資産等の減価償却費25,520千円、その他の資産の減少30,135千円、その他負債の減少9,861千円等によるものである。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果、減少した資金は3,038千円(前年同期は、13,321千円の減少)となった。これは有形固定資産の取得による支出2,689千円等によるものである。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果、減少した資金は21,699千円(前年同期は、22,747千円の減少)となった。主な支出としては長期借入金の返済7,152千円、リース債務の返済14,263千円等によるものである。
③ 生産、受注及び販売の状況
当社はゴルフ場事業及び転貸事業を行っており受注・生産形式の営業活動は行っていない。また販売の状況については、「(1)経営成績等の状況の概要」における各セグメントごとの状況の売上高の記載に示されたとおりである。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりである。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものである。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されている。この財務諸表作成に当って、当社経営者は、資産・負債の報告金額及び報告期間における収益・費用の報告金額を継続的かつ適正に評価するために、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられるさまざまな方法に基づき十分な検証を行っている。
② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a. 経営成績等
(1)財務状態
(流動資産)
流動資産は、現金及び預金、預け金などの減少により、前事業年度末に比べ24,340千円減少し、193,894千円となった。
(固定資産)
固定資産は、減価償却などにより、前事業年度末に比べ11,027千円減少し、743,491千円となった。
以上の結果、当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ35,367千円減少し、937,386千円となった。
(流動負債)
流動負債は、未払金が2,058千円減少、1年内返済予定の長期借入金が2,800千円減少、前受金が2,404千円減少したことなどにより、前事業年度末に比べ4,332千円減少し、86,213千円となった。
(固定負債)
固定負債は、長期借入金が4,352千円減少、会員預り金5,340千円、リース債務が2,022千円減少したことなどにより、前事業年度末に比べ12,714千円減少し、361,665千円となった。
以上の結果、当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ17,047千円減少し、447,879千円となった。
(純資産)
当事業年度末の純資産合計は、当期純損失の計上に伴い、前事業年度末に比べ18,320千円減少し、489,506千円となった。
(2)経営成績
当社の当事業年度の経営成績は、営業収益は311,385千円となり前年同期比で3,759千円減少した。ゴルフ場売上の減収、年会費収入の減収、会員登録料収入の減収により、営業損失は30,584千円、経常損失は24,078千円、となった。その結果、当期純損失は17,613千円となり、前年同期の当期純損失9,562千円に比べ8,051千円悪化した。 主要なゴルフ場事業においては、売上高234,788千円で前年同期比16,435千円の減収となり、セグメント損益は前年同期の10,864千円のセグメント損失から11,237千円悪化して22,101千円のセグメント損失となった。
転貸事業においては、別荘管理収入76,596千円で前年同期比12,676千円の増収となり、別荘管理費が10,166千円増加したことにより、セグメント利益は前年同期比2,510千円増加し、18,124千円となった。
(3)キャッシュ・フローの分析
「(1)経営成績等の状況の概要②キャッシュ・フローの状況」に記載しているとおりである。
b. 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
ゴルフ場事業に関しては、当社の場合、立地条件から天候に左右される要因、すなわち悪天候による営業日数の減少が売上高に多大な影響を及ぼすという予測困難な状況に対して、経費の削減と営業努力によって収益の出る体質へと現在以上に改善を進める。
c. 資本の財源及び資金の流動性
当社の主要な資金需要は、労務費、経費、販売費及び一般管理費等の営業費用並びに設備改修等に係る投資でる。これらの資金需要については、自己資金及び借入金により資金調達を行うことを基本方針としている。なお、ゴルフ場事業に関しては現金売上が大半を占め、その他はカード決済であるため運転資金等に不自由な面はなく、当社の営業キャッシュ・フローは安定している。
③ 戦略的現状と見通し
現状の頭でっかちな組織を見直し、若手中心のスリムな組織に転換する。会員を尊重しつつ新しいビジターを集客するため、楽天GORAやGDOと戦略的な打ち合わせを行う。値引き競争に巻き込まれることなく、我々の利点(景観と箱根に隣接)をインターネットを通じ宣伝していく。
④ 経営者の問題認識と今後の方針について
異常な悪天候、会員の高齢化、建物等の老朽化、預託金の返済等の課題は山積しているが、あと数年でグリーンの整備がかなり進む見込みなので新しい芦の湖カントリークラブに生まれ変わる日も遠からず来るものと期待している。そのために、売上拡大と経費削減に従業員1人1人が真剣に取り組むよう指導していく。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりである。
①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度における我が国の経済は、2018年秋に日経平均株価が24,000円になったが、米国と中国との私的所有権等に係る摩擦で暮れから年初にかけて20,000円を割り込む事態も発生するなど不安定であった。一方、企業での人材不足は更に深刻で外国人の採用を本格的に考える時期に来たようである。また、自然災害は昨年よりも更に厳しく、豪雨や地震災害が経済に影響を与えた。
当ゴルフ場では、3月の30cmの積雪及び5月の過去最悪の12日の悪天候、8月の11日の悪天候、9月の今まで経験したことないような18日の悪天候などで、稼ぎ時がことごとく悪天候になってしまった。悪天候の内容では、3月から12月間で濃霧の日が55日で昨年よりも16日、平成24年よりも36日多く過去最悪であった。
設備投資としては、擬木による柵を花壇の後ろに作り安全を確保した。また、GPSゴルフカートナビゲーションを入れたところ、大変好評であった。懸案の3番及び8番のティーインググラウンドに芝草保護シートを導入した。グリーンの改修では、昨年砂入れをした3面は種を蒔き順調に育っている。1グリーン化した2番及び13番のグリーンは本格的に使い始めた。別荘関連では、老朽化した消火栓の取り換え及び新規街路灯の設置を行った。仲介事業及びサービス事業が好調に推移したので、昨年に続き予想を上回る成績が残せた。
以上の結果、営業収益は前年同期比3,759千円(前年同期比1.2%)減少の311,385千円となった。一方、営業費用は4,337千円(前年同期比1.3%)増加の341,969千円となったため、営業損益は前年同期の22,487千円の営業損失から8,096千円悪化し、30,584千円の営業損失となった。営業外収益は前年同期比4,440千円(前年同期比40.1%)減少の6,632千円で、営業外費用が88千円(前年同期比41.2%)減少の126千円だったため、経常損益は前年同期から12,448千円(前年同期比107.0%)悪化の24,078千円の経常損失となった。当期純損益は、8,051千円悪化し17,613千円の当期純損失となった。
セグメントごとの経営成績は次のとおりである。
1.ゴルフ場事業は来場者数が前年同期比859名減少の20,895名、ゴルフ場売上は前年同期比12,963千円の減少の168,982千円で、年会費収入は前年同期比2,523千円減少の60,423千円、会員登録料収入は前年同期比947千円減少の5,383千円となった。その結果、ゴルフ場事業収益は前年同期比16,435千円減少の234,788千円となった。セグメント損益は、前年同期比11,237千円悪化の22,101千円のセグメント損失となった。
2.転貸事業は、別荘管理収入が前年同期比12,676千円増加の76,596千円となり、別荘管理費が10,166千円増加したことにより、セグメント損益は前年同期比2,510千円増加の18,124千円のセグメント利益となった。
なお、上記金額には消費税等は含まれていない。
② キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前年同期比8,403千円減少の63,549千円となった。
また、当事業年度における各キャッシュ・フローは次のとおりである。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果、増加した資金は16,335千円(前年同期は、27,298千円の増加)となった。これは主に税引前当期純損失24,078千円、ゴルフ場資産等の減価償却費25,520千円、その他の資産の減少30,135千円、その他負債の減少9,861千円等によるものである。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果、減少した資金は3,038千円(前年同期は、13,321千円の減少)となった。これは有形固定資産の取得による支出2,689千円等によるものである。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果、減少した資金は21,699千円(前年同期は、22,747千円の減少)となった。主な支出としては長期借入金の返済7,152千円、リース債務の返済14,263千円等によるものである。
③ 生産、受注及び販売の状況
当社はゴルフ場事業及び転貸事業を行っており受注・生産形式の営業活動は行っていない。また販売の状況については、「(1)経営成績等の状況の概要」における各セグメントごとの状況の売上高の記載に示されたとおりである。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりである。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものである。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されている。この財務諸表作成に当って、当社経営者は、資産・負債の報告金額及び報告期間における収益・費用の報告金額を継続的かつ適正に評価するために、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられるさまざまな方法に基づき十分な検証を行っている。
② 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a. 経営成績等
(1)財務状態
(流動資産)
流動資産は、現金及び預金、預け金などの減少により、前事業年度末に比べ24,340千円減少し、193,894千円となった。
(固定資産)
固定資産は、減価償却などにより、前事業年度末に比べ11,027千円減少し、743,491千円となった。
以上の結果、当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ35,367千円減少し、937,386千円となった。
(流動負債)
流動負債は、未払金が2,058千円減少、1年内返済予定の長期借入金が2,800千円減少、前受金が2,404千円減少したことなどにより、前事業年度末に比べ4,332千円減少し、86,213千円となった。
(固定負債)
固定負債は、長期借入金が4,352千円減少、会員預り金5,340千円、リース債務が2,022千円減少したことなどにより、前事業年度末に比べ12,714千円減少し、361,665千円となった。
以上の結果、当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ17,047千円減少し、447,879千円となった。
(純資産)
当事業年度末の純資産合計は、当期純損失の計上に伴い、前事業年度末に比べ18,320千円減少し、489,506千円となった。
(2)経営成績
当社の当事業年度の経営成績は、営業収益は311,385千円となり前年同期比で3,759千円減少した。ゴルフ場売上の減収、年会費収入の減収、会員登録料収入の減収により、営業損失は30,584千円、経常損失は24,078千円、となった。その結果、当期純損失は17,613千円となり、前年同期の当期純損失9,562千円に比べ8,051千円悪化した。 主要なゴルフ場事業においては、売上高234,788千円で前年同期比16,435千円の減収となり、セグメント損益は前年同期の10,864千円のセグメント損失から11,237千円悪化して22,101千円のセグメント損失となった。
転貸事業においては、別荘管理収入76,596千円で前年同期比12,676千円の増収となり、別荘管理費が10,166千円増加したことにより、セグメント利益は前年同期比2,510千円増加し、18,124千円となった。
(3)キャッシュ・フローの分析
「(1)経営成績等の状況の概要②キャッシュ・フローの状況」に記載しているとおりである。
b. 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
ゴルフ場事業に関しては、当社の場合、立地条件から天候に左右される要因、すなわち悪天候による営業日数の減少が売上高に多大な影響を及ぼすという予測困難な状況に対して、経費の削減と営業努力によって収益の出る体質へと現在以上に改善を進める。
c. 資本の財源及び資金の流動性
当社の主要な資金需要は、労務費、経費、販売費及び一般管理費等の営業費用並びに設備改修等に係る投資でる。これらの資金需要については、自己資金及び借入金により資金調達を行うことを基本方針としている。なお、ゴルフ場事業に関しては現金売上が大半を占め、その他はカード決済であるため運転資金等に不自由な面はなく、当社の営業キャッシュ・フローは安定している。
③ 戦略的現状と見通し
現状の頭でっかちな組織を見直し、若手中心のスリムな組織に転換する。会員を尊重しつつ新しいビジターを集客するため、楽天GORAやGDOと戦略的な打ち合わせを行う。値引き競争に巻き込まれることなく、我々の利点(景観と箱根に隣接)をインターネットを通じ宣伝していく。
④ 経営者の問題認識と今後の方針について
異常な悪天候、会員の高齢化、建物等の老朽化、預託金の返済等の課題は山積しているが、あと数年でグリーンの整備がかなり進む見込みなので新しい芦の湖カントリークラブに生まれ変わる日も遠からず来るものと期待している。そのために、売上拡大と経費削減に従業員1人1人が真剣に取り組むよう指導していく。