半期報告書-第65期(令和4年3月1日-令和5年2月28日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりである。
① 財政状態及び経営成績の状況
当中間会計期間において、新型コロナウィルス感染症の減少と拡大の波により、制限の緩和や引き締めが繰り返される中、屋外で行われるゴルフは、社会的に安全な場所として認知され、若年層の新しいゴルファーの獲得や行き場を失った高齢者層の来場数の増加を促した前期の状況が当期も継続しており、来場者数は前期比2,068名増加の15,952名となった。
この結果、当中間会計期間の業績はゴルフ場売上高は前年同期の19,673千円増加の132,494千円であった。年会費収入は会員の退会により前年同期の739千円減少の26,119千円となった。会員登録料収入は、前年同期の3,121千円減少の4,652千円となったが、現在のゴルフブームの後押しにより、会員権市場は引き続き賑わっており、継続した新規入会者の獲得が期待できる状況である。別荘管理収入は、新規契約に伴う権利金、建物等の修繕に伴う工事分担金の増加により、前期同期の1,781千円増加の35,344千円となった。売上高は198,609千円(前年同期比109.7%)となった。営業利益は29,667千円(前年同期比171.9%)となった。経常利益は30,636千円(前年同期比167.5%)となった。中間純損失は8,197千円(前年同期は中間純利益9,476千円)となった。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりである。
ゴルフ場事業
当セグメントにおいては、来場者数が前年同期比2,068名増加の15,952名、ゴルフ場売上高は前年同期比19,673千円増加の132,494千円で、年会費収入は前年同期比739千円減少の26,119千円、会員登録料収入は前年同期比3,121千円減少の4,652千円となった。ゴルフ場事業収益は163,265千円(前年同期比110.7%)、セグメント利益は29,839千円(前年同期比155.1%)となった。
転貸事業
当セグメントにおいては、新規契約に伴う権利金、建物等の修繕に伴う工事分担金の増加により、転貸事業売上高は前年同期比1,781千円増加の35,344千円となった。
セグメント利益は9,971千円(前年同期比124.0%)となった。
② キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前事業年度末に比べ31,649千円減少し、102,444千円となった。
また、当中間会計期間における各キャッシュ・フローは次のとおりである。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において営業活動の結果、減少した資金は24,682千円(前年同期は、3,599千円の減少)となった。これは主に減価償却費7,163千円の計上、営業未収入金の増加7,334千円、未払消費税等の減少10,133千円、未払金の増加48,143千円、その他の資産の増加33,837千円、その他の負債の減少28,513千円によるものである。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において投資活動の結果、減少した資金は1,618千円(前年同期は、1,979千円の減少)となった。これは主に有形固定資産の取得による支出1,678千円によるものである。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において財務活動の結果、減少した資金は5,348千円(前年同期は、9,791千円の減少)となった。これは主に、リース債務の返済による支出5,048千円によるものである。
③ 生産、受注及び販売の状況
a.生産実績
当社はゴルフ場事業及び転貸事業を行っており、生産形式の営業活動を行っていないため、該当事項はなし。
b.受注実績
当社はゴルフ場事業及び転貸事業を行っており、受注形式の営業活動を行っていないため、該当事項はなし。
c.利用実績
| 内訳 | 当中間会計期間 (自 2022年3月1日 至 2022年8月31日) | |
| 人数(人) | 前年同期比(%) | |
| メンバー | 6,288 | 106.1 |
| ビジター | 9,664 | 121.5 |
| 合計 | 15,952 | 114.9 |
d.販売実績
ゴルフ場事業
| 内訳 | 当中間会計期間 (自 2022年3月1日 至 2022年8月31日) | |
| 金額(千円) | 前年同期比(%) | |
| プレー収入 | 100,981 | 116.4 |
| 食堂・売店収入 | 31,425 | 120.8 |
| その他の収入 | 87 | 111.5 |
| 年会費及びロッカー収入 | 26,119 | 97.2 |
| 会員登録料収入 | 4,652 | 59.9 |
| 合計 | 163,265 | 110.7 |
転貸事業
| 内訳 | 当中間会計期間 (自 2022年3月1日 至 2022年8月31日) | |
| 金額(千円) | 前年同期比(%) | |
| 地代収入 | 4,780 | 99.5 |
| 管理費収入 | 11,636 | 99.7 |
| 水道料収入 | 4,890 | 99.5 |
| その他の収入 | 14,036 | 115.3 |
| 合計 | 35,344 | 105.3 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりである。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において判断したものである。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の中間財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されている。この中間財務諸表の作成に当って、当社経営者は、資産・負債の報告金額及び報告期間における収益・費用の報告金額を継続的かつ適正に評価するために、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられるさまざまな方法に基づき十分な検証を行っている。
② 当中間会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態
(資産の部)
当中間会計期間末における総資産は672,497千円で、前事業年度末(669,950千円)に比較して2,547千円の増加となった。
主な増減内容は現金及び預金の減少31,649千円、未収入金の増加34,027千円等によるものである。
(負債の部)
当中間会計期間末における負債は449,344千円で、前事業年度末(438,300千円)に比較して11,044千円の増加となった。
主な増減内容は未払金の増加48,143千円、未払消費税等の減少10,133千円、前受金の減少28,391千円等によるものである。
(純資産の部)
当中間会計期間末における純資産は223,152千円で、前事業年度末(231,649千円)に比較して8,497千円の減少となった。
これは、繰越利益剰余金の減少8,197千円、自己株式の増加300千円によるものである。
b.経営成績
当中間会計期間において、新型コロナウィルス感染症の減少と拡大の波により、制限の緩和や引き締めが繰り返される中、屋外で行われるゴルフは、社会的に安全な場所として認知され、若年層の新しいゴルファーの獲得や行き場を失った高齢者層の来場数の増加を促した前期の状況が当期も継続しており、来場者数は前期比2,068名増加の15,952名となった。年会費収入は会員の退会により減少となった。会員登録料収入は減少となったが、現在のゴルフブームの後押しにより、会員権市場は引き続き賑わっており、継続した新規入会者の獲得が期待できる状況である。別荘管理収入は、新規契約に伴う権利金、建物等の修繕に伴う工事分担金が増加したことにより増加となった。
c.キャッシュ・フローの分析
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりである。
d.経営成績に重要な影響を与える要因について
当中間会計期間において、経営成績に重要な影響を与える新たな要因は次の通りである。
今後、徐々に新型コロナウィルス感染拡大が収束に向かう中、現在のゴルフブームが去り、来場者が急激に減少した場合は、当社の経営成績に大きな影響を与える。
e.経営戦略の現状と見通し
当中間会計期間においての経営戦略は、現在のゴルフブームは暫く続くと考えているが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の為の対策は徹底して継続するとともに、コロナ禍において新しくゴルフを始めた人々が生涯に亘って、ゴルフを続けてもらえるよう、ゴルフの楽しさや魅力を発信し、それらを体感にしてもらえるような環境作りに注力する。
f.資本の財源及び資金の流動性
当中間会計期間においての資本の財源はゴルフ場事業においては、ゴルフプレーによるゴルフ場売上、会員による年会費収入及び新規入会による会員登録料収入、転貸事業では別荘地の管理による地代、管理費、水道料、サポートサービス、仲介や契約更新時における各種手数料及び新規物件販売による権利金等、事業の営業活動で得られる収入が主である。
必要な資金は銀行預金等を主にしており、前述の収入は現金やカードによって決済される為、資金の流動性は高いと考えている。