半期報告書-第68期(2025/03/01-2026/02/28)
(1) 経営成績等の状況の概要
当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりである。
① 財政状態及び経営成績の状況
当中間会計期間において、財政状態に大きな影響を与えるマイナスの要因はなかった。来場者数は前期比28名増加の14,399名となった。これは6月まで前期比約800名程減少していたが、梅雨明け後の天候が安定し集客できた。
この結果、当中間会計期間の業績はゴルフ場売上高は前年同期の1,341千円減少の119,228千円であった。年会費収入は年会費の値上げにより前年同期の2,303千円増加の26,233千円となった。会員登録料収入は、新規入会が好調を維持し、前年同期の80千円増加の5,850千円となった。別荘管理収入は、建築分担金、事務手数料が増収したものの、新規契約に伴う権利金の減少により、前期同期の1,145千円減少の34,928千円となった。売上高は186,239千円(前年同期比99.9%)となった。営業利益は3,159千円(前年同期比29.1%)となった。経常利益は4,337千円(前年同期比31.5%)となった。中間純利益は9,099千円(前年同期比464.6%)となった。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりである。
ゴルフ場事業
当セグメントにおいては、来場者数が前年同期比28名増加の14,399名、ゴルフ場売上高は前年同期比1,341千円減少の119,228千円で、年会費収入は前年同期比2,303千円増加の26,233千円、会員登録料収入は前年同期比80千円増加の5,850千円となった。ゴルフ場事業収益は151,311千円(前年同期比100.7%)、セグメント利益は8,666千円(前年同期比61.4%)となった。
転貸事業
当セグメントにおいては、転貸事業売上高は前年同期比1,145千円減少の34,928千円となった。
セグメント利益は4,296千円(前年同期比61.3%)となった。
② キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前事業年度末に比べ22,324千円減少し、102,307千円となった。
また、当中間会計期間における各キャッシュ・フローは次のとおりである。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において営業活動の結果、減少した資金は10,162千円(前年同期は、466千円の増加)となった。これは主に税引前中間純利益15,618千円の計上、営業未収入金の増加12,001千円、未払金の増加15,675千円、その他の負債の減少29,622千円によるものである。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において投資活動の結果、減少した資金は2,532千円(前年同期は、1,087千円の減少)となった。これは有形固定資産の取得による支出4,885千円によるものである。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において財務活動の結果、減少した資金は9,629千円(前年同期は、9,967千円の減少)となった。これは主に、長期借入金の返済による支出2,862千円、リース債務の返済による支出6,617千円によるものである。
③ 生産、受注及び販売の状況
a.生産実績
当社はゴルフ場事業及び転貸事業を行っており、生産形式の営業活動を行っていないため、該当事項はなし。
b.受注実績
当社はゴルフ場事業及び転貸事業を行っており、受注形式の営業活動を行っていないため、該当事項はなし。
c.利用実績
| 内訳 | 当中間会計期間 (自 2025年3月1日 至 2025年8月31日) | |
| 人数(人) | 前年同期比(%) | |
| メンバー | 6,266 | 98.8 |
| ビジター | 8,133 | 101.3 |
| 合計 | 14,399 | 100.2 |
d.販売実績
ゴルフ場事業
| 内訳 | 当中間会計期間 (自 2025年3月1日 至 2025年8月31日) | |
| 金額(千円) | 前年同期比(%) | |
| プレー収入 | 89,917 | 97.7 |
| 食堂・売店収入 | 29,260 | 102.8 |
| その他の収入 | 49 | 72.7 |
| 年会費及びロッカー収入 | 26,233 | 109.6 |
| 会員登録料収入 | 5,850 | 101.4 |
| 合計 | 151,311 | 100.7 |
転貸事業
| 内訳 | 当中間会計期間 (自 2025年3月1日 至 2025年8月31日) | |
| 金額(千円) | 前年同期比(%) | |
| 地代収入 | 4,743 | 99.6 |
| 管理費収入 | 11,683 | 99.3 |
| 水道料収入 | 4,943 | 101.5 |
| その他の収入 | 13,577 | 92.5 |
| 合計 | 34,928 | 96.8 |
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりである。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において判断したものである。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の中間財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されている。この中間財務諸表の作成に当って、当社経営者は、資産・負債の報告金額及び報告期間における収益・費用の報告金額を継続的かつ適正に評価するために、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられるさまざまな方法に基づき十分な検証を行っている。
② 当中間会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態
(資産の部)
当中間会計期間末における総資産は641,846千円で、前事業年度末(644,632千円)に比較して2,786千円の減少となった。
主な増減内容は現金及び預金の減少12,324千円によるものである。
(負債の部)
当中間会計期間末における負債は400,523千円で、前事業年度末(412,258千円)に比較して11,735千円の減少となった。
主な増減内容は前受金の減少28,304千円によるものである。
(純資産の部)
当中間会計期間末における純資産は241,323千円で、前事業年度末(232,373千円)に比較して8,949千円の増加となった。
主な増減内容は繰越利益剰余金の増加9,099千円によるものである。
b.経営成績
当中間会計期間において、前期に見られた予約数の減少は落ち着き、若干ではあるが増加の傾向にある。6月までは天候不順の影響を受け来場者数は減少していたが、7~8月は天候に恵まれ結果として、来場者数は前期比28名増加の14,399名となった。
期間中のゴルフ場売上高が前年比1,341千円減少の119,228千円、年会費収入が値上げにより2,303千円増加の26,233千円となり、会員登録料収入も新規の入会者が前期に並みにあったため80千円増加の5,850千円となった。
転貸事業の別荘管理収入は、建築分担金、事務手数料が増収したものの、新規契約に伴う権利金の減少により、前期比1,145千円減少の34,928千円となった。
c.キャッシュ・フローの分析
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりである。
d.経営成績に重要な影響を与える要因について
当中間会計期間において、経営成績に重要な影響を与える新たな要因は次のとおりである。
今後、ゴルフ人気の急激な衰退や、異常気象による天候不良の多発化や長期化により、来場者数が大幅に減少した場合は、当社の経営成績に大きな影響を与える。
e.経営戦略の現状と見通し
当中間会計期間においての経営戦略は、ピークアウトしたゴルフブームの中、来場者数は徐々に減少していくと考えられるが、現在のアクティブゴルファーが生涯に亘って、ゴルフを続けてもらえるよう、従来からの敷居の高さを緩和しつつ、ゴルフの楽しさや魅力を発信し、それらを体感にしてもらえるような環境作りを継続することにより、急激なゴルフ離れに歯止めをかける。
f.資本の財源及び資金の流動性
当中間会計期間においての資本の財源はゴルフ場事業においては、ゴルフプレーによるゴルフ場売上、会員による年会費収入及び新規入会による会員登録料収入、転貸事業では別荘地の管理による地代、管理費、水道料、サポートサービス、仲介や契約更新時における各種手数料及び新規物件販売による権利金等、事業の営業活動で得られる収入が主である。
必要な資金は銀行預金等を主にしており、前述の収入は現金やカードによって決済される為、資金の流動性は高いと考えている。