半期報告書-第64期(令和3年3月1日-令和4年2月28日)
(1) 経営成績等の状況の概要
当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりである。
① 財政状態及び経営成績の状況
当中間会計期間において、新型コロナウィルス感染症の拡大により、県境を越える移動や夜の外出が制限され、外食業界や旅行業界に大きな影響を与えたが、屋外で行われるゴルフは、社会的に安全な場所として認知され、若年層の新しいゴルファーの獲得や行き場を失った高齢者層の来場が増加した結果、来場者数は悪天候で減少した8月を除く、3月から7月の5か月間が前年を大きく上回り、前年比4,031名増加の13,884名を達成した。年会費収入は会員の退会により減少したが、新規入会者の増加による新たな年会費収入の獲得により、前年同期の491千円の減少にとどまり、会員登録収入がゴルフブームの後押しにより、来場者の増加だけに止まらず、会員権市場も活性化され、新規入会者が増加したことにより増加となった。
この結果、当中間会計期間の業績はゴルフ場売上高が前年同期の39,197千円の増加、会員登録収入が前年同期の5,444千円の増加、別荘管理収入が前年同期の3,571千円の増加等により、売上高は181,015千円(前年同期比135.8%)となった。営業利益は17,254千円(前年同期は営業損失15,869千円)となった。経常利益は18,295千円(前年同期は経常損失14,183千円)となった。中間純利益は9,476千円(前年同期は中間純損失29,493千円)となった。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりである。
ゴルフ場事業
当セグメントにおいては、来場者数が4,031名増加の13,884名、年会費収入は前年同期比491千円減少、会員登録収入5,444千円の増加となった。その結果、ゴルフ場売上高は前年同期比39,197千円増加の112,820千円となった。ゴルフ場事業収益は147,453千円(前年同期比142.7%)、セグメント利益は19,236千円(前年同期はセグメント損失8,428千円)となった。
転貸事業
当セグメントにおいては、建物等の修繕に伴う工事分担金447千円の減少、サポートサービスの800千円の減少となったが、仲介による事務手数料の4,477千円の増加などにより、転貸事業収益は33,562千円(前年同期比111.9%)、セグメント利益は8,044千円(前年同期比139.4%)となった。
② キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前事業年度末に比べ15,371千円減少し、108,953千円となった。
また、当中間会計期間における各キャッシュ・フローは次のとおりである。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において営業活動の結果、減少した資金は3,599千円(前年同期は、41,924千円の減少)となった。これは主に税引前中間純利益18,295千円の計上、減価償却費7,698千円の計上、営業未収入金の増加6,867千円、未払金の増加6,930千円、その他の負債の減少29,740千円によるものである。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において投資活動の結果、減少した資金は1,979千円(前年同期は、3,730千円の減少)となった。これは主に有形固定資産の取得による支出2,039千円によるものである。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間会計期間において財務活動の結果、減少した資金は9,791千円(前年同期は、32,363千円の増加)となった。これは自己株式の取得による支出4,009千円、リース債務の返済による支出5,782千円によるものである。
③ 生産、受注及び販売の状況
a.生産実績
当社はゴルフ場事業及び転貸事業を行っており、生産形式の営業活動を行っていないため、該当事項はなし。
b.受注実績
当社はゴルフ場事業及び転貸事業を行っており、受注形式の営業活動を行っていないため、該当事項はなし。
c.利用実績
| 内訳 | 当中間会計期間 (自 2021年3月1日 至 2021年8月31日) | |
| 人数(人) | 前年同期比(%) | |
| メンバー | 5,928 | 126.2 |
| ビジター | 7,956 | 154.4 |
| 合計 | 13,884 | 140.9 |
d.販売実績
ゴルフ場事業
| 内訳 | 当中間会計期間 (自 2021年3月1日 至 2021年8月31日) | |
| 金額(千円) | 前年同期比(%) | |
| プレー収入 | 86,718 | 151.5 |
| 食堂・売店収入 | 26,023 | 159.3 |
| その他の収入 | 78 | 151.6 |
| 年会費及びロッカー収入 | 26,859 | 98.2 |
| 会員登録料収入 | 7,773 | 333.8 |
| 合計 | 147,453 | 142.7 |
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれていない。
転貸事業
| 内訳 | 当中間会計期間 (自 2021年3月1日 至 2021年8月31日) | |
| 金額(千円) | 前年同期比(%) | |
| 地代収入 | 4,803 | 98.9 |
| 管理費収入 | 11,667 | 99.2 |
| 水道料収入 | 4,912 | 105.9 |
| その他の収入 | 12,178 | 139.4 |
| 合計 | 33,562 | 111.9 |
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれていない。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりである。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間会計期間の末日現在において判断したものである。
① 重要な会計方針及び見積り
当社の中間財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されている。この中間財務諸表の作成に当って、当社経営者は、資産・負債の報告金額及び報告期間における収益・費用の報告金額を継続的かつ適正に評価するために、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられるさまざまな方法に基づき十分な検証を行っている。
② 当中間会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.財政状態
(資産の部)
当中間会計期間末における総資産は665,168千円で、前事業年度末(667,635千円)に比較して2,467千円の減少となった。
主な増減内容は現金及び預金の減少15,371千円、営業未収金の増加6,867千円、有形固定資産の増加15,915千円、繰延税金資産の減少8,670千円等によるものである。
(負債の部)
当中間会計期間末における負債は437,208千円で、前事業年度末(445,143千円)に比較して7,935千円の減少となった。
主な増減内容は未払金の増加6,930千円、前受金の減少29,021千円、リース債務の増加17,255千円等によるものである。
(純資産の部)
当中間会計期間末における純資産は227,960千円で、前事業年度末(222,492千円)に比較して5,467千円の増加となった。
これは、繰越利益剰余金の増加9,476千円、自己株式の増加4,009千円によるものである。
b.経営成績
当中間会計期間において、新型コロナウィルス感染症の拡大により、県境を越える移動や夜の外出が制限され、外食業界や旅行業界に大きな影響を与えたが、屋外で行われるゴルフは、社会的に安全な場所として認知され、若年層の新しいゴルファーの獲得や行き場を失った高齢者層の来場が増加した結果、来場者数は悪天候で減少した8月を除く、3月から7月の5か月間が前年を大きく上回り、前年比4,031名増加の13,884名を達成した。年会費収入は会員の退会により減少したが、新規入会者の増加による新たな年会費収入の獲得により、前年同期の491千円の減少にとどまり、会員登録収入がゴルフブームの後押しにより、来場者の増加だけに止まらず、会員権市場も活性化され、新規入会者が増加したことにより増加となった。
c.キャッシュ・フローの分析
「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりである。
d.経営成績に重要な影響を与える要因について
当中間会計期間において、経営成績に重要な影響を与える新たな要因は次の通りである。
今後、徐々に新型コロナウィルス感染拡大が収束に向かう中、現在のゴルフブームが去り、来場者が急激に減少した場合は、当社の経営成績に大きな影響を与える。
e.経営戦略の現状と見通し
当中間会計期間においての経営戦略は、現在のゴルフブームは暫く続くと考えているが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の為の対策は徹底して継続するとともに、コロナ禍において新しくゴルフを始めた人々が生涯に亘って、ゴルフを続けてもらえるよう、ゴルフの楽しさや魅力を発信し、それらを体感にしてもらえるような環境作りに注力する。
f.資本の財源及び資金の流動性
当中間会計期間においての資本の財源はゴルフ場事業においては、ゴルフプレーによるゴルフ場売上、会員による年会費収入及び新規入会による会員登録料収入、転貸事業では別荘地の管理による地代、管理費、水道料、サポートサービス、仲介や契約更新時における各種手数料及び新規物件販売による権利金等、事業の営業活動で得られる収入が主である。
必要な資金は銀行預金等を主にしており、前述の収入は現金やカードによって決済される為、資金の流動性は高いと考えている。